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≪次世代市場トレンド≫
量子技術シリーズ(4) ~量子暗号・通信~(3~36ページ)
~従来の技術に比べ量子力学に基づく高度なセキュリティを提供
情報のセキュリティと通信の効率を飛躍的に向上させる~
1.量子暗号・通信とは
1-1.量子暗号
1-2.量子通信
2.量子暗号・通信に関連した技術
2-1.量子鍵配送(QKD)
2-2.量子中継器
2-3.量子テレポーテーション
2-4.量子セキュア通信
(1)盗聴の検知と防止
(2)量子コンピュータ耐性
(3)無条件の安全性
2-5. ポスト量子暗号化
(1)格子ベース暗号
(2)NTRU暗号
(3)符号ベース暗号
(4)多変数公開鍵暗号
(5)ハッシュベース暗号(Hash-based Cryptography)
(6)同型暗号
2-6.量子インターネット
(1)高度に安全な通信
(2)分散型量子コンピューティング
(3)量子計測・センシング
(4)量子クラウドサービス
3.量子暗号・通信に関する市場規模
【図・表1.量子暗号・通信に関する国内およびWW市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
4.量子暗号・通信に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
(1)ムーンショット型研究開発事業「ネットワーク型量子コンピュータによる量子サイバースペース」
【図1.ネットワーク型量子コンピュータの模式図】
【図2.光ピンセットアレイとトラップされた原子】
(2)全光量子中継
【図3.全光量子中継の実証】
【図4.Rb量子メモリと通信波長光子の量子もつれ実証】
(3)非線形光学結晶:導波路型PPLN
【図5.非線形光学結晶:導波路型PPLN】
4-2.学校法人玉川学園 玉川大学
(1)量子雑音マスキング手法を用いたY-00光通信量子暗号の安全性強化
①QDSRによる雑音マスキング効果の実効的増大を検証
【図6.QDSRによるY-00暗号の性能向上の実験構成(左)と雑音マスキングの検証結果(右)】
②QDSRを用いたY-00暗号通信実験
【図7.光増幅中継伝送システムの実験構成(左)と雑音マスキング数(右)】
【図8.無中継伝送システムの伝送システム(上)と安全性向上(下)】
【図9.霧中での光無線通信の実験構成(上)と安全性向上(下)】
(2)超高速の量子乱数発生技術の研究開発~リアルタイム50Gbit/sの良質な乱数生成に成功
【図10.リアルタイム空間多重量子乱数発生器のシステム】
(3)耐量子計算機暗号(PQC)による認証・鍵共有を用いたY-00暗号データ通信システム
【図11.耐量子暗号(PQC)による認証・鍵共有を用いたY-00暗号データ通信システムの概要(左)とビット誤り率特性(右)】
(4)今後の予定
4-3.学校法人中央大学
(1)量子IoT
【図12.量子通信でもデバイスへのサイバー攻撃に対する脆弱性は変わらない】
【図13.デバイスを量子通信でつなぎ、情報をシームレスに量子的に転送する”完全秘匿性”の保証されたアーキテクチャ】
(2)量子遠隔秘匿センサ
【図14.患者側で情報が保存されない遠隔量子センサのプロトコル】
(3)量子匿名センサ
【図15.匿名性が担保される松崎准教授の提案した方式】
4-4.株式会社東芝
(1)量子技術と量子暗号通信
【図16.量子技術のロードマップ】
【図17. 量子インターネットと関連する量子技術】
(2)東芝の量子暗号通信技術
【図18.東芝の量子暗号通信技術の歴史】
【図19.ツインフィールドQKDの概念図】
(3)東芝の量子暗号通信に関する製品
①多重QKDシステム(図20)
【図20.東芝の多重QKDシステム】
②長距離QKDシステム
(4)東芝の量子暗号通信事例
①広域・大規模なネットワークの検証
②秘匿性の高い大規模ゲノム解析データの安全な送信
【図21.開発したゲノム解析データ伝送システム】
③米国での事例:大手金融機関の本社とバックオフィス拠点間の安全な通信
④英国での事例:離れた生産施設間で、機密データを安全に転送
(5)量子暗号通信のグローバル化・標準化
(6)量子暗号通信の長期的な技術課題
5.量子暗号・通信に関する課題と将来展望
5-1.課題
5-2.将来展望
スマートエネルギー(1)~再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合~(37~63ページ)
~再生可能エネルギーを効果的に活用し、
エネルギー供給の安定化と最適化を図る~
1.スマートエネルギーシステムとは
1-1.スマートグリッド
1-2.分散型エネルギーシステム
1-3.エネルギーストレージ技術
1-4.デジタル制御とIoT
1-5.再生可能エネルギーとの連携
1-6.エネルギーマネジメントシステム(EMS)とコスト削減
2.再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合
2-1.変動する発電量への対応
2-2.エネルギーストレージと再生可能エネルギーの補完
2-3.デマンドレスポンス(DR)とピークシフト
2-4.電力融通とエネルギーシェアリング
2-5.電動モビリティとの統合
2-6.スマートインフラとの連携
3.再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合に関する市場規模
【図・表1.再生可能エネルギーの国内およびワールドワイド市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
4.再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.学校法人金沢工業大学
(1)白山麓キャンパス 熱と電気のエネルギー地産地消シェアモデルシステム
【図1.熱と電気のエネルギー地産地消シェアモデル】
(2)扇が丘キャンパス 直流給電システム
【図2.金沢工業大学 扇が丘キャンパスにおける直流給電システムの全体像】
【図3.直流給電システムにおける主要設備】
【図4.直流給電システムのスケジュール】
4-2.学校法人芝浦工業大学
(1)営農型太陽光発電システムの提案
【図5.営農型太陽光発電のイメージ】
(2) LiDAR技術を活用した森林伐採計画の策定
【図6.LiDAR技術を活用した森林調査の実施風景】
(3)電力逼迫状況に対応した快適性を考慮したエアコン自動制御の研究
【図7.電力の需要と供給のバランスをとりながら、快適性を考慮したエアコン自動制御の模式図】
4-3.国立大学法人東京大学
(1)エネルギー総合学連携研究機構の取り組み
【図8.エネルギー総合学連携研究機構のコンセプト】
(2)第6次エネルギー基本計画とGX技術戦略
①第6次エネルギー基本計画
②GX技術戦略
【図9.GPMの概念図 [1]】
【図10.再エネ高度普及のための電力システムイノベーションの事例:燃料電池の連携制御によるメガソーラーのインバランス補償 [2]】
4-4.国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学╱岐阜大学
(1)研究の背景
(2)副生酸素を用いたオキシバイオマスガス化プロセス
【図11.副生酸素を用いたバイオマスガス化システムの模式図】
4-5.学校法人立命館大学
(1)暮らしのスマート・エネルギーイノベーション研究拠点
【図12.暮らしのスマート・エネルギーイノベーション研究の概念図】
(2)ペロブスカイト太陽電池の高効率化および高耐久化
【図13.ペロブスカイト太陽電池の結晶格子】
【図14.ペロブスカイト太陽電池の内部構造】
5.再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合に関する課題と将来展望
5-1.課題
(1)発電量の不安定性と予測の限界
(2)エネルギーストレージのコストと技術的制約
(3)スマートグリッドの整備とインフラ投資
(4)デマンドレスポンスの普及とユーザーの参加意識
(5)再生可能エネルギーの地理的偏在と送電網の負荷
(6)法的・規制上の課題
(7)サイバーセキュリティのリスク
(8)廃棄物管理と環境への影響
5-2.将来展望
(1)高度なエネルギー管理とAIによる最適化
(2)次世代エネルギーストレージ技術の普及
(3)分散型エネルギーリソース(DER)の活用と仮想発電所(VPP)
(4)スマートグリッドの高度化と5G技術の活用
(5)水素エネルギーの拡大とパワー・トゥー・ガス(P2G)技術の利用
(6)超電導送電技術の実用化
(7)エネルギーシェアリングとピア・トゥ・ピア(P2P)電力取引の拡大
(8)カーボンニュートラルの推進と政策支援
《注目市場フォーカス》
コネクテッド・デバイスシステムシリーズ(2)自動車UI/UXデバイス市場②(64~83ページ)
~UI/UXの魅力で売れる中国EV市場~
~自動車の複合型サービス事業化時代に、
世界をリードするのは中国人ユーザーの需要~
1.はじめに“コネクテッド×車載UI(HMI)”市場性探索の狙い
2.“C” “A” “S” “E” において、変わるコネクテッドの立ち位置
2-1.CASEの概念と変化
【図1.CASEの概念】
2-2.CASEの2040年規模予測
【図2.世界自動車のC・A・S・E別数量予測 2025年から2040年】
2-3.新たに誕生する「C×〇」複合型コネクテッドサービス
3.中国BEVは“EIV”と呼ばれる“コネクテッド×UI”の魅力で売れている
4.たとえ撤退しても中国自動車市場を注目すべき理由
5.日本の目指すべき“車載UI・SDVで離されず、最後はBEVで勝つ”
6.自動車で期待されるDeepSeek搭載アプリ
【表1.「DeepSeekのAIを搭載する予定の中国OEM」】
7.中国にみるOEM⇔IT/スマホ関連ベンダの提携関係
【表2.「中国における主なOEM⇔IT/スマホ関連ベンダの提携関係」
8.中国自動車産業と日本自動車産業のリーダーを比較する
9.中国BEVメーカー・シャオミ「SU7」のUI/UX動向
10.中国のモビリティに関する新たな価値観”についての考察
10-1.スマホのようなクルマ
10-2.走行系・パワトレ系における「コネクテッド×UI/UX」
10-3.中国自動車産業の10年ごとの変貌
10-4.中国の新興BEVメーカーと日本からの見方
10-5.中国の自動車UI/UXはエンタメ空間にあり
10-6.日本のエンタメ空間UIを開くソニーホンダモビリティ
10-7.中国の影響を受け、進むべき道を模索する日本の自動車UI/UX
車載ソフトウエアクラウド化の動向(1)(84~93ページ)
~SDV推進にはクラウド化開発が必須となる~
1.クラウドサービスと組込みソフトウエア
2.車載ECUの仮想化
2-1.バーチャルECU (V-ECU)
【図1.V-ECUを用いるメリット】
【表1.V-ECUの忠実度のレベル】
2-2.ハイパーバイザ(Hypervisor)
3.ECU仮想化の拡張
3-1.ゾーンECUの仮想化
4.クラウドによるソフトウエア開発
4-1.Amazon Web Services(AWS)
4-2.Google Cloud
4-3.Microsoft Azure
4-4.クラウド事業者の提供するサービスまとめ
≪タイムリーコンパクトレポート≫
次世代デュアルユース(軍民両用)アイテム/技術市場(94~98ページ)
~過去最高の予算額と改訂された規制で追い風の市場
日本版DARPAも立ち上がり、市場拡大の好機到来~
1.次世代デュアルユースアイテム・技術市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.無人化/自動化分野は底堅い需要で堅調な成長を継続 2040年度に788億円へ
4.注目トピック
4-1.デュアルユース促進に向け、合同推進会には多数のスタートアップが参加
4-2.アカデミア関連の姿勢も柔和に
5.将来展望
【図1.次世代デュアルユース(軍民両用)アイテム・技術市場予測(金額:2023-2040年度予測)】