定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

2023年

Yano E plus 2023年12月号(No.189)

≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューティング技術(1)~AIチップ~ (3~47ページ)
~IoTの時代にふさわしく高速・低消費電力に設計されたAIチップは、
学習用のGPU以外に、推論用としてFPGAやCGRAが注目~

1.エッジAIの時代
2.AIチップ
3.AIチップに関する市場規模
AIチップの国内およびワールドワイド市場規模予測を図・表1に示す。
【図・表1.AIチップの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
4.AIチップに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.ArchiTek株式会社(アーキテック)
(1)エッジコンピューティングに最適なAIプロセッサー「AiOnIc®」
【図1.多様なソリューションに対応可能なエッジAIプロセッサー
「AiOnIc®」のヘテロジニアスな構成】
【図2.ハードウェアでありながら、ソフトウェアのようにフレキシブルに組み替え可能なアーキテクチャ「aIPE」】
(2)「AiOnIc®」のロードマップ
【図3.第一世代チップ「arima」】
【図4.第二世代チップ「beppu」】
【図5.第三世代チップ「chichibu」を搭載したカメラモジュール】
【図6.「beppu」と「chichibu」を搭載したカメラモジュールの比較】
(3) ArchiTekの事業戦略
【図7.ArchiTekの基本的な事業戦略】
【図8.パートナーとの協業によって広がるArchiTekの事業戦略】
(4)アプリケーション
【図9.「録画しないカメラ®」の展開】
4-2.株式会社エイシング
(1)エイシング独自のエッジAI技術
(2)エンドポイントAI技術
【図10.エッジ学習のメリット】
【図11.オンライン学習のメリット】
(3) AI-PID制御
【図12.従来のPID制御のイメージ(上)外乱が制御系に悪影響を及ぼす可能性(下)】
【図13.従来のPID制御にAIをアドオン】
(4)導入事例
①バッテリーセパレーターフィルムの巻取り機の事例(オムロン株式会社)
【図14.バッテリーセパレーターフィルムの巻取り機の事例(オムロン株式会社)】
②その他の事例
(5)パートナーシップ
4-3.有限会社ケイ・ピー・ディ(KPD)
(1) KPDの基本的な業務
(2)疑似量子アニーリングイジングマシンの最適化実装に成功
【図15.東京理科大学が研究開発している疑似量子アニーリングの
144Spin実装に成功したIntel製FPGA「MAX10」】
4-4.国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)/国立大学法人 東京大学
産総研プレスリリース
【図16.AIチップ設計拠点の基本的な機能】
(1) AIチップ設計拠点設立の意義
【図17.産総研・東大の協力体制で運用されるAIDCの設計・検証・評価・計測の開発環境】
【図18.AIDCの基本的な利用方法】
(2) AIDCの特徴と利用方法
①プランとオプションの組み合わせで、計画に合わせた設計環境が構築可能
【図19.設計作業量に合わせたフレキシブルな設計環境構築のイメージ】
②AIチップ向けIPの設計・評価プラットフォームを整備
【図20.AIアクセラレーターのためのSoCプラットフォーム構築 (AI-One)】
③AIDC利用方法と今後の期待
【図21.AIチップ設計拠点の半導体業界における機能】
4-5.学校法人東京理科大学
(1)全結合型半導体アニーリング方式のAIチップを世界で初めて開発(東京理科大学プレスリリース
【図22.全結合型半導体アニーリング方式による
AIチップの電力性能と演算性能】
【図23.全結合半導体アニーリングLSIのワンチップ化】
(2)拡張可能な全結合型アニーリングLSIチップの原理検証に成功(東京理科大学プレスリリース
【図24.スケーラブルな全結合型イジング半導体システムの概要】
【図25.今回開発したアニーリング方式全結合型イジング半導体システムボード】
【図26.図25の実機システムを用いたグラフ彩色問題と最大カット問題の検証結果】
(3)スケーラブル全結合型アニーリングマシンのダブルシステム化
【図27.384スピン全結合型イジングマシンのダブルシステム。
FPGAボードの構成(左)、FPGAボードの実物写真(右)】
【図28.全結合型イジングマシンダブルシステムの動作結果および性能比較】
【図29.今後の展開に関するタイムスケジュールの俯瞰図】
4-6.国立大学法人東北大学
(1)国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES)の意義
【図30.スピントロニクス省電力半導体が必要とされる分野】
(2)スピントロニクス省電力半導体開発拠点
【図31.スピントロニクス省電力半導体開発拠点の概要】
(3)基盤技術としてのスピントロニクス/CMOSハイブリッド技術
【図32.スピントロニクス半導体を基盤技術とする東北大学モデル】
(4) NEDO 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/
研究開発課題発掘のための先導調査研究:「CMOS/スピントロニクス融合技術を用いたコンピューティング技術」
【図33.NEDO先導調査研究の概要】
4-7.国立大学法人北海道大学
(1)エッジ向け深層ニューラルネットワークのインメモリー推論プロセッサーLSIの構築
【図34.Processing-in-Memory (PIM) モジュールの内部構成とNNのマッピング】
【図35.全結合NNで作製したBRein Memory (Binary/Ternary Reconfigurable in-Memory)】
(2)ハードウェア・ソフトウェア協調設計による高効率・高精度な量子化ニューラルネットワーク“Dither NN”の開発
【図36.階調表現を保ちながら量子化を行なうディザー処理】
【図37.ディザーを追加した二値化NNハードウェア構造】
【図38.ディザー無し/有りでのハードウェア規模(Vivado 2017.4, Zynq-7000)とモデル認識精度(VGGモデル・CIFAR10データセット)の違い】
4-8.国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
【図39.マルチコアシステムの模式図】
【図40.GPGPUの場合の模式図】
【図41.リニアアレイ型CGRAの場合の模式図】
【図42.複数のミディアムパイプラインCGRAを、HBM2を通じて連結した構成】
【図43.Design Compilerによる面積見積もり事例】
4-9.株式会社Preferrd Networks(PFN)
【図44.ディープラーニング用プロセッサー「MN-Core™」】
【図45.PFNのディープラーニング用スーパーコンピューター「MN-3」】
5.AIチップの将来展望

2023車載ソフトウエアの動向(5) (48~56ページ)
~2023年の市場規模は1兆4千億円あまり、
市場は右肩上がりで伸びるも、開発手法の変化が激しさを増す~

1.前回までのまとめ
2.各社の車載ソフトウエア開発
2-1.サプライヤー各社(続き)
(1)NTTデータグループ
①株式会社NTTデータMSE
②株式会社NTTデータ オートモビリジェンス研究所
③株式会社NTTデータ・ニューソン
2-2.協力会社各社
【表1.独立系の車載ソフトウエア開発会社一覧】
3.市場規模
【表2.車載ソフトウエア市場規模推移(金額:2021-2030年予測)】
【図1.車載ソフトウエア市場規模推移(金額:2021-2030年予測)】
【図2.制御系/車載IT系車載ソフトウエア市場規模推移(金額:2021-2030年予測)】

≪注目市場フォーカス≫
液浸冷却システム (57~78ページ)
~電子デバイスの発熱増大とサーバーの拡大によって、データセンターの
 発熱問題は待ったなしの状況、切り札の液浸冷却システムに注目~

1.発熱問題が限界を迎えつつあるデータセンター
2.液浸冷却システムとは
3.液浸冷却システムの種類
3-1.1相(単相)式液浸冷却システム
(1)相式液浸冷却システム
4.液浸冷却システムに関する市場規模
【図・表1.液浸冷却システムの国内およびWW市場規模予測(金額:2023-2028年予測)】
5.液浸冷却システムに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.HPCシステムズ株式会社
(1)データセンターの状況と様々な冷却方式
(2)液冷/液浸冷却の効率性
【図1.冷却システムの効率性とHPCシステムズの取り扱い製品】
(3)液冷システム:ラックレベルコールドプレート冷却ソリューション
【図2.コールドプレートを用いた液冷方式の主な構成要素
①Supermicro Cold Plate、②Supermicro CDU、③Supermicro CDM with Leakproof Quick Connector、④Supermicro Liquid Cooling servers】
(4)液浸冷却その1:Single-Phase液浸冷却システム(単相式)
【図3. GIGABYTE Single-Phase Immersion Cooling製品のラインナップ】
(5)液浸冷却その2:Two-Phase液浸冷却システム(2相式)
【図4.液浸冷却システムSingle-PhaseとTwo-Phaseの違いを示した模式図】
【図5.Two-Phase冷却方式のメカニズム】
【図6.LiquidstackのTwo-Phase Immersion Cooling製品ラインナップ】
5-2.株式会社NTTデータ
(1)背景
(2)検証内容と結果
【図7.液浸冷却システムの概要】
【図8.2相式液浸冷却システムの模式図】
(3)検証の成果
(4)今後の取組
5-3.大成建設株式会社
【図9.液浸冷却システム「爽空sola®」の外観】
【図10.「爽空sola®」の構成」
【図11.「爽空sola®のプロセス】
【図12.「爽空sola®を導入するメリット:省スペース】
【図13.「爽空sola®を導入するメリット:省電力】
5-4.日本フォームサービス 株式会社
(1)液浸冷却システムの特長
(2)日本フォームサービスの液浸冷却システム「ICEraQ®
【図14.「ICEraQ®」の外観と使用状況】
(3)「ICEraQ®の液浸冷却メカニズム
【図15.「ICEraQ®の液浸冷却メカニズム】
(4)「ICEraQ®」の特長
①省電力効果
【図16.「ICEraQ®」の省電力効果】
②静音効果
【図17.サーバー液浸化による静音効果】
③設置場所を問わない
④装置安全性と保守
6.液浸冷却システムの将来展望

自動車車室内センシング市場性探索(6)アルコール検知器(ALC)②端末企業編 (79~98ページ)
~白ナンバー義務化で変わるプレイヤー~
~「白ナンバー義務化の流れに乗れ!」

自動車産業とIT産業から相次ぎ新規参入~
1.白ナンバー義務化で変わるアルコール検知器プレイヤー
1-1.他社との連携により、アフター事業者に可能性
1-2.純正ビジネスに組み込まれにくいアルコール検知器
2.アルコール検知器主要プレイヤーの動向
2-1.緑&白ナンバー車両向け、それぞれのアルコール検知器/
【表1.国内 緑/白ナンバー別アルコール検知器の有力企業】
2-2.緑ナンバー車両向けアルコール検知器企業の動向(2023年時点)
2-3.白ナンバー車両向けアルコール検知器企業の動向(2023年時点)
3.現時点におけるアルコール検知器の価格帯別ポジショニング
【図1.2万円以上のアルコール検知器ポジショニングマップ】
【図2.2万円未満のアルコール検知器ポジショニングマップ】
4.アルコール検知器ベンダー各社の戦略
4-1.東海電子株式会社「アルコール検知器とデジタコ・ドラレコとの連携」
(1) アルコール検知器協会認定機器
【図・表1.東海電子の主要アルコール検知器協会認定機器】
(2)事業内容
【表2.東海電子の事業分類別売上比率(2022年)】
(3)人気機種
(4)オールインワン開発
【図3.東海電子の「オールインワン開発」(2023年)】
4-2.株式会社タニタ「22年に大ブレイク!中国メーカーとガチンコ勝負!」
(1)アルコール検知器協会認定機器
(2)アルコール検知器事業動向
4-3.株式会社パイ・アール「白ナンバー義務化でトップグループ入りのスマホアプリベンダ」
(1) アルコール検知器協会認定機器
(2)アルコール検知器事業動向
【図4.パイ・アールの「アルキラー」導入先(2023年)】
4-4.中央自動車工業株式会社「多様な販売チャネル、国内5万社に導入済」
(1) アルコール検知器協会認定機器
(2) アルコール検知器事業動向
4-5.フィガロ技研株式会社「ガスセンサーの強者、白ナンバー車両向けに浸透していく」
(1)アルコール検知器協会認定機器
(2)アルコール検知器事業動向
4-6.サンコーテクノ株式会社「白ナンバー車両向け顧客にもやがて据置型導入の可能性」
(1)アルコール検知器協会認定機器
4-7.鈴与シンワート株式会社「『あさレポ』2年間累計で12万台突破」
5.アルコール・インターロックの概要と世界の動向
5-1.国内アルコール・インターロック対応状況
【図・表2.国内アルコール・インターロック製品の比較】
5-2.世界の地域別アルコール・インターロック対応状況
(1)米国のアルコール・インターロック対応状況
【表3.米国の飲酒運転検知/予防システムの開発状況】
(2)欧州のアルコール・インターロック対応状況
(3)他の地域のアルコール・インターロック対応状況
5-3.自動運転におけるアルコール・インターロック対応
5-4.海外のアルコールインターロック・メーカー
5-5.海外市場の可能性を考えるべき国内メーカー

≪タイムリーコンパクトレポート≫
ポリプロピレン市場 (99~103ページ)
~高機能×環境対応による需要開拓がこれからのPP市場を切り開く~

1.ポリプロピレン市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.射出:自動車
3-2.射出:その他
3-3.フィルム:OPP
3-4.フィルム:CPP
3-5.押出
3-6.繊維
4.注目トピック
4-1.カーボンニュートラルの実現に向けた環境対応ブランドの上市が活発化
5.将来展望
【図1.需要分野別PP市場規模推移・予測(数量:2020-2024年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年11月号(No.188)

≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(6) ~有機ナノマシン~ (3~32ページ)
~有機ナノマシンは有機物を用いているのでビルトアップに適している
 DDSやナノ農業などの展開が期待される~

1.ナノマシン/有機ナノマシンとは
2.有機ナノマシンの応用分野
2-1.ナノドラッグデリバリーシステム(ナノDDS)
2-2.ナノ食品
2-3.ナノ農業
(1)精密農業
(2)高性能デリバリーシステム
3.有機ナノマシンに関する市場規模
【図・表1.有機ナノマシンの国内およびワWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
4.有機ナノマシンに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 大阪大学
(1)構造生命科学のためのクライオ電子顕微鏡の進歩
①クライオ電子顕微鏡とは
【図1.大阪大学のクライオ電子顕微鏡関連設備】
②クライオ電子顕微鏡のメリット
③クライオ電子顕微鏡に関する独特の工夫
【図2.クライオ電子顕微鏡像からノイズをキャンセルして再構成するプロセス】
【図3.ビーム傾斜とイメージシフトによるマルチホール/マルチショット撮影の模式図】
(2)高解像度・高スループットのクライオ電子顕微鏡の画像解析事例~クライオ電子顕微鏡により、細菌べん毛モーターの回転力を伝達する分子メカニズムを解明~
【図4.クライオ電子顕微鏡によって明らかにされた曲がったフックの
立体像と原子モデルの正面(左)および断面(右)】
【図5.細菌から生えたべん毛(左上)と、その根元の模式図(右上)、及びフックの3層構造モデル(左下)と、べん毛モーターにつながったフックの原子モデル(右下)】
4-2.国立大学法人 関西大学
【図6. DNA Origamiで構築されるマルチスケール構造体】
(1)マクロスケール構造体=ヒドロゲル
【図7.体液で瞬時にゲル化するグアニン四重鎖ゲル】
(2)ミクロスケール構造体=分子人工筋肉
【図8.DNA Origami+モータータンパク質=分子人工筋肉】
(3)メゾスケール構造体=タンパク1分子を摘まんで閉じるDNAペンチ
【図9.タンパク1分子を摘まんで閉じるDNAペンチの合成】
(4)ナノスケール構造体=高分子の結び目やネックレス
【図10.モノヌクレオチドでキャップしたCyD-ロタキサン】
4-3.国立大学法人 東京大学
(1)多種多様な構造を有する高分子集合体
【図11.多種多様な構造を有する高分子集合体】
(2) PIC型ベシクル(PICsome)を用いた生体イメージング
【図12.PIC型ベシクル(PICsome)(上)と、それを用いたマウスの腫瘍造影イメージング事例(下)】
(3)脳内送達を可能にする高分子ミセル
①血液脳関門通過型高分子ミセル
【図13.BBB通過型高分子ミセル(左上)、高分子ミセルがBBBを通過する模式図(右上)、高分子ミセルの脳への集積量(左下)、
マウスの脳切片の蛍光免疫染色像(右下)】
②核酸医薬を脳内送達する高分子ミセル
【図14.核酸医薬を入れた高分子ミセル(上)、核酸の脳への集積量(左下)、
脳部位ごとの機能評価(右下)】
③抗体医薬を脳内送達する高分子ミセル
【図15.抗体医薬を入れた高分子ミセル(上)、
抗体医薬を脳内送達する高分子ミセルの効果(下)】
(4)「脳内分子探査」を実現するナノマシンの開発
4-4.公益財団法人 川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)
(1) iCONMの概要
【図16.iCONMの活動と展開】
(2) iCONMで実施されている研究の概要
【図17.iCONMで行なわれている研究の概要】
【図18.ナノDDS】
【図19.高分子ナノミセル(スマートナノマシン®)】
(3) iCONMにおける最近の研究事例
①悪性脳腫瘍の中で特異的に活性化し、副作用なく治療を行なう免疫チェックポイント阻害抗体の開発に成功
【図20.修飾抗体の脳腫瘍治療効果】
②遺伝子治療の効率を安全かつ大幅に高める肝内毛細血管コーティング剤の開発~肝類洞における遺伝子治療薬クリアランスの制御~
【図21.肝類洞壁の表面を選択的かつ一過性に覆う物質を開発し、
遺伝子治療薬のクリアランスを制御】
4-5.株式会社 分子ロボット総合研究所
【図22.チューブリン2量体の仮想分子】
【図23.VR遅延問題の解消】
5.有機ナノマシンの将来展望

2023車載ソフトウエアの動向(4) (33~47ページ)
~ソフトウエア開発各社は、自動車分野の強化を加速~

1.前号・前々号のまとめ
2.各社の車載ソフトウエア開発
2-1.サプライヤー各社(続き)
(1)パナソニックグループ
①パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
②パナソニックITS株式会社
③パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社
(2)三菱電機グループ
①三菱電機ソフトウエア株式会社
(3)日立製作所グループ
①日立Astemo株式会社
②株式会社日立ソリューションズ
(4)ボッシュグループ
①ボッシュエンジニアリング株式会社
②イータス株式会社
(5)コンチネンタルグループ
①コンチネンタル・オートモーティブ株式会社
②エレクトロビット日本株式会社
(6)豊田通商グループ
①株式会社ネクスティ エレクトロニクス
②株式会社アックス
③インテグレーションテクノロジー株式会社
④株式会社ソルクシーズ
⑤株式会社未来技術研究所
⑥東海ソフト株式会社
⑦スマートホールディングス株式会社

≪次世代電池シリーズ≫
次世代電池シリーズ(2)Li-S電池の動向 (48~73ページ)
~「軽量特性」に強み、サイクル寿命の進展で、長期的な市場創出に向け前進~

1.はじめに
2.Li-S電池の概要
2-1.Li-S電池とは
【図1.Li-S電池の原理図】
2-2.硫黄系正極材の容量は現行LiB正極材を凌駕
【表1.硫黄と現行LiBの主要正極材の理論容量・電圧】
【図2.リチウム硫黄電池の重量エネルギー密度のポテンシャル】
2-3.Li-S電池の電極反応と改良課題
【表2.Li-S電池の改良課題】
2-4.国内外のLi-S電池研究開発動向
【図3.VS4(金属多硫化物)正極の8Ah級セル(左)とその充放電曲線】
【図4.ALCA-SPRINGが掲げるリチウム硫黄電池開発コンセプト】
3.Li-S電池の市場見通し
【図・表3.Li-S電池の初期世界市場の見通し(金額:2022-2030年予測)】
4.関連企業・研究機関の取り組み
4-1.株式会社ADEKA
【図5.SPANの合成スキーム】
【図6.(左) SPAN正極と現行正極材の充放電曲線、
(右).SPAN正極とLi金属負極を用いたコインセルでのサイクル特性の比較】
4-2.冨士色素株式会社/GSアライアンス株式会社
【図7.同社が開発したリチウム硫黄電池の充放電曲線】
【図8.ブラックマスより直接作製した正極材を用いたリチウムイオン電池】
4-3.住友ゴム工業株式会社
【図9.住友ゴムが開発した硫黄系正極材のテンダーX線ナノスコープによる
化学結合状態可視化イメージ】
4-4.国立大学法人横浜国立大学大学院工学研究院(獨古・上野研究室)
【図10.溶媒和イオン液体のLi2S8溶解度(右)と
同液体電解質のLi-S電池の充放電特性】
4-5.関西大学 化学生命工学部 電気化学研究室 (石川正司教授 研究室)
4-6.東京都市大学 理工学部応用化学科 高分子・バイオ化学研究室(機能性高分子)
【図11.ポリ硫化炭素の化学構造と加圧成形サンプル】
【図12.導電性硫黄正極の開発:全固体系LiB】

≪注目市場フォーカス≫
核融合技術の動向 (74~121ページ)
~地上に「太陽」を実現するという人類未踏の夢のエネルギー
 エネルギー・環境問題を同時かつ根本的に解決する技術として期待~

1.核融合とは
2.核融合の方式
【図1.核融合の方式】
2-1.磁場閉じ込め/トカマク方式
2-2.磁場閉じ込め/ヘリカル方式
2-3.レーザー方式
3.世界と日本の動向
3-1.ITER(国際熱核融合実験炉)計画
【図2.ITERプロジェクトで計画されている実験炉】
3-2.海外の取組
3-3.日本の取組
4.核融合技術に関する市場規模
【図・表1.エネルギー(電気&ガス)のWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表2.核融合炉プラントのWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
5.核融合技術に関連する公的研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人 大阪大学
(1) ILEのレーザー核融合エネルギー研究プロジェクト
(2)レーザー核融合炉心プラズマ研究の現状
【図3.核融合燃料の点火・燃焼の物理課題:プラズマ性能の達成】
(3)NIFによるレーザー核融合点火燃焼実証の意義
(4)レーザー核融合の新たな時代へ向け世界を先導する日本の技術
【図4.レーザー核融合の工学的課題の達成に向けたタイムスケジュール】
【図5.安定して高繰り返し可能なMW級レーザー核融合の実現】
(5)レーザー核融合によって実現できる日本の基盤技術と革新的技術の統合
【図6.レーザー核融合によってもたらされる日本の基盤技術と革新的技術の統合】
(6)レーザー核融合研究の波及効果
①大規模資源探査と文化財・環境調査
②100-1,000万気圧が生み出す新物質材料
③繰り返しパワーレーザーによる2種類の中性子源が切り拓く学際分野
5-2.大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 核融合科学研究所(NIFS)
(1) NIFSの新たな取り組み:ユニット体制
【図7.学術テーマとして再定義された核融合エネルギー実現へのチャレンジ】
(2)産学連携事例その1:計測器の高性能化による新物理現象の開拓と、その極限技術を用いた社会実装
【図8.トムソン散乱によるプラズマの電子温度、電子密度の計測】
【図9.パルスバーストレーザーによるトムソン散乱計測の高速化。
(a)高繰り返しレーザー装置の動作原理、(b)レーザーロッドの半径方向の温度分布、(c)ロッド内温度の時間変化】
【図10.電子温度分布の時間変化。従来の計測結果(下)、開発した計測結果(上)】
(3)産学連携事例その2:光アイソレーター
【図11.光アイソレーターの原理。光アイソレーターなし(左)、光アイソレーターあり(右)】
5-3.国立大学法人 九州大学
(1)定常プラズマ制御学研究室(花田 和明 教授)
(2)先進プラズマ理工学研究室(出射 浩 教授)
【図12.高周波装置を用いたQUESTにおけるプラズマ立ち上げの模式図】
(3)核融合プラズマ物性制御工学研究室(井戸 毅 教授)
【図13.プラズマ断面における乱流の構造と高温プラズマの内部計測器の例】
5-4.国立大学法人 京都大学
(1)京都大学における核融合研究の概要
(2)「Heliotron J」装置
【図14.「Heliotron J」装置の実物写真(左)と模式図(右)】
(3)最近の研究成果事例(京都大学プレスリリース
【図15.「Heliotron J」装置とその磁場構造(左)、および観測されたペレット周辺の“揺らぎ”構造(右)】
5-5.国立大学法人 筑波大学
(1)「GAMMA 10/PDX」
【図16.軸対称化タンデムミラー装置「GAMMA 10/PDX」の外観】
【図17.「GAMMA 10/PDX」の構成】
【図18.「GAMMA 10/PDX」の模式図】
【図19.「GAMMA 10/PDX」のエンド部に設置されているダイバータ】
(2)「Pilot GAMMA PDX-SC」
【図20.「Pilot GAMMA PDX-SC」の外観】
【図21.「Pilot GAMMA PDX-SC」の構成】
5-6.国立大学法人 東京大学
(1)磁場閉じ込めとトカマク配位
【図22.TST-2球状トカマク装置】
(2)波動を使った加熱・電流駆動
【図23.波動シミュレーション】
【図24.様々なアンテナ】
【図25.波動を用いた電流駆動のプロセス】
5-7.国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構(QST)
(1)JT-60SA計画
【図26. JT-60SA計画の概要】
(2)ITERプロジェクト
【図27.ITER本体の模式図】
【図28.ITER本体の構成】
【図29.日本が製作しているITERの機器類】
(3)原型炉
【図30.発電までのロードマップ】
6.核融合技術に関連する民間企業の取組動向
6-1.株式会社 EX-Fusion
(1)レーザー方式の核融合商用炉の実現を目指すEX-Fusion
(2)半導体励起のハイパワーパルスレーザー(LD)による圧倒的性能
【図31.ハイパワーパルスレーザーの世界と日本の戦略の違い】
(3)ハイパワーレーザーをより遠くで、より精度高く、ターゲットに当てる技術
(4)“レーザー核融合商用炉を目指す”ことは“新たな光産業を創出する”ことにつながる
【図32.レーザー核融合商用炉の実現に向けた技術開発と
光産業創出によるレベニューの両立】
6-2.京都フュージョニアリング 株式会社
(1)京都フュージョニアリングのVISION & MISSION
①VISION
②MISSION
(2)京都フュージョニアリングのテクノロジー
①プラントエンジニアリング技術
②炉心要素技術
【図33. 京都フュージョニアリングの事業領域】
(3)世界初のフュージョンエネルギー発電試験プラントの建設
【図34.フュージョンエネルギー発電試験プラント「UNITY」のイメージ】
6-3.株式会社 Helical Fusion
(1) Helical Fusionの核融合技術
【図35.ヘリカル方式のアドバンテージ】
(2) Helical Fusionの事業計画概要
【図36.核融合炉の開発段階とスケジュール】
7.核融合技術の将来展望

自動車車室内センシング市場性探索 (122~140ページ)
(5)アルコール検知器(ALC)①市場分析編
~白ナンバー義務化で22年市場爆発!~
~ALC義務化需要狙いで、参入70社超え 車室内センシング注目の急成長アプリに~

1.国内アルコール検知器市場の歴史
1-1.2011年、緑ナンバー車両保有事業者のアルコール検知器使用義務化
1-2.アルコール検知器協議会設立と動向
【表1.アルコール検知器協議会の認定機器(2023年8月時点)】
2.緑ナンバートラック事業者の概念
【図1.トラック輸送の形態】
【図2.運送事業(緑ナンバー車両活用)の種類】
3.アルコール検知器のタイプと動向
3-1.半導体式タイプ/電気化学式(燃料電池式)タイプ
【表2.半導体式タイプ/電気化学式タイプの比較】
3-2.設置型/クラウド型
【表3.設置型/クラウド型のタイプ比較】
4.国内アルコール検知器市場の最新状況
4-1.白ナンバー車両保有事業者の法改正と動向
4-2.白ナンバー義務化で爆発したアルコール検知器市場の可能性
【表4.白ナンバー車両の国内事務所数、車両台数、ドライバー数
(数量(概数):2023年)】
【表5.緑/白ナンバー車両向けアルコール検知器(ALC)比較(数量:2022年)】
5.国内アルコール検知器市場規模推移・予測と背景
5-1.国内の緑ナンバー車両向けアルコール検知器市場推移~2023年
【図・表1.国内の緑ナンバー車両向けアルコール検知器市場推移
(数量:2007-2023年)】
5-2.国内の白ナンバー車両向けアルコール検知器市場推移~2023年
【図・表2.国内の白ナンバー車両向けアルコール検知器市場推移
(数量:2007-2023年)】
5-3.国内の緑ナンバー/白ナンバー車両向けアルコール検知器市場推移~2023年
【図・表3.国内の緑ナンバー/白ナンバー車両向けアルコール検知器市場推移
(数量:2007-2023年)】
5-4.国内アルコール検知器市場予測2022~2030年
【図・表4.国内アルコール検知器市場予測(数量:2022-2030年予測)】
6.国内アルコール検知器市場需要先
7.業界識者が考える「義務化による交通・物流改革の必要性」

≪タイムリーコンパクトレポート≫
ワイドバンドギャップ半導体単結晶市場 (141~145ページ)
~高品質化や大口径化だけに注力するフェーズから
 デバイス搭載・応用の課題を潰す開発にシフト~

1.ワイドバンドギャップ半導体単結晶とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.【SiC】今や6インチメイン市場、サンプルとして8インチ展開し量産間近
4.注目トピック
4-1.【ダイヤモンド】ウエハーメーカーのIPO や共同研究他成果が増え、材料・デバイス開発のスピードが早まる
4-2.【ウエハー加工技術】デバイス化が進むにつれて顕在化する課題、先行者利益を獲得できるタイミング
5.将来展望
【図1.ワイドバンドギャップ半導体単結晶世界市場推移・予測(金額:2020-2030年予測)】
【図2.材料別ワイドバンドギャップ半導体単結晶市場推移・予測(金額:2020-2030年予測)】

Yano E plus 2023年10月号(No.187)

≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(5)~有機メモリー素子~ (3~31ページ)
~特徴を活かした無線タグなどを展望し、有機トランジスタと同様の
 プロセスに組み込むことのできる有機不揮発メモリーは必須~

1.有機メモリー素子とは
2.有機メモリー素子の種類
2-1.三端子形有機メモリー素子
2-2.二端子形有機メモリー素子
3.有機メモリー素子に関する市場規模
【図・表1.有機メモリー素子の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
4.有機メモリー素子に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 大阪大学
(1)ナノペーパーと電子材料の融合による環境・生体調和性デバイスの開発
【図1.ナノペーパーと電子材料の複合化技術によるグリーン・ペーパーエレクトロニクスの俯瞰図】
①生分解性半導体メモリー[1]
②生体信号センサー[2]
【図3.ナノペーパー基板(左)とそれを用いた生体信号計測(右)】
(2)ナノペーパーの半導体機能・用途開拓[3]
①ナノペーパーの半導体化
【図4.ナノペーパーの炭化による電気特性制御。
②ナノペーパーの3D構造設計
【図5.ナノ~マイクロ~マクロのトランススケールで制御可能な3D構造】
(3)今後の展望
4-2.国立大学法人 広島大学
(1)単分子誘電体の発現機構
【図6.ポリオキソメタレートの構造(左)
電場の向きによってTb3+イオンのサイトが変わり分極が反転する様子(右)】
(2)単分子誘電体の特性
【図7.単分子誘電体が示す分極ヒステリシス】
【図8.誘電率(左)および分極ヒステリシスによる電場(中)・温度依存性(右)】
(3)単分子誘電体メモリーの優位性
【図9.単分子誘電体を用いて作製したFET型メモリーの模式図】
4-3.国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
(1)有機トランジスタを使った多値論理演算回路の開発に成功
【図10.デバイス構造と有機半導体の分子構造(左)とその等価回路(右)】
【図11.(左)アンチ・アンバイポーラートランジスタ(AAT)の
電流特性(ID_AAT:青線)とn型トランジスタの電流特性(ID_n-type:赤線)
(右)入力(VIN)-出力(VOUT)特性】
(2)光学的に制御可能な有機ロジックインメモリー
【図12.開発したバイナリインバーターの模式図】
【図13.(a)インバーターの光照射によるプログラミング操作の模式図
(b)インバーターのUV光による消去操作の概略図】
4-4.国立大学法人 北海道大学
(1)「世界一長い炭素-炭素結合」の創出に成功
~化学の未踏領域を解明し新たな材料開発への貢献に期待~
【図15.伸縮振動のイメージ図(上挿入図)、
ラマン分光法により得られたスペクトル(上)、理論的に予測されたスペクトル(下)】
(2)光/熱で完全制御が可能な分子スイッチの創出に成功~酸化特性を巧みに制御し新たな刺激応答性材料の開発に期待~
【図16.炭素=炭素二重結合が関与する立体異性体の種類】
【図17.本研究により新たに設計した分子と光/熱異性化による酸化特性制御】
(3)分子の酸化特性を加熱/冷却で制御~温度変化によりラジカル種を発現させ新たな応答性材料の開発に期待~
【図18.本研究により新たに設計した分子】
【図19.加熱/冷却による構造変化と酸化特性スイッチング】
(4)世界最長の炭素-炭素結合は長いだけではなかった
~結合の柔軟性が生み出す新機能により未踏機能材料開発への貢献に期待~
【図20.光・熱・酸化還元による相互変換(左)異性化による劇的な物性変化(右)】
(5)電気化学的な刺激により分子構造を巧みに制御~有機半導体などに利用可能な新規アセン構築法として期待~
【図21.酸化還元による分子構造制御(左)と還元滴定によるスペクトル変化(右)】
(6)世界最長のアントラセンオリゴマーの詳細な調査に成功~新たな設計指針の獲得により次世代型分子スイッチの開発に期待~
【図22.アントラセンユニット数に応じたスイッチング特性】
5.有機メモリー素子の将来展望

2023車載ソフトウエアの動向(3) (32~46ページ)
~車載ITシステムはクルマのソフトウエア開発に新たな風を吹き込む~

1.前号・前々号のまとめ
2.用語の整理
【図1.クルマに搭載するソフトウエアの区分】
3.各社の車載ソフトウエア開発
3-1.国内OEM各社
(1)トヨタ自動車株式会社
①ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
(2)日産自動車株式会社
(3)本田技研工業株式会社
(4)国内中堅OEM各社
3-2.サプライヤー各社
(1)株式会社デンソー
①デンソーテクノ株式会社
②株式会社デンソークリエイト
③株式会社デンソーテン
(2)株式会社アイシン
①アイシン・ソフトウエア株式会社

≪注目市場フォーカス≫
民間宇宙ビジネス(2)~宇宙利用産業~ (47~81ページ)
~小型人工衛星を用いた無重力・真空を利用した様々な新製品開発や、
 人工衛星データ活用など、民間主導で新たな興隆が始まる~

1.宇宙利用産業の概要
2.宇宙利用産業の内容
2-1.宇宙利用サービス産業
2-2.宇宙利用関連民生機器
(1)衛星放送対応テレビ
(2)GPS機能搭載携帯電話
(3)カーナビゲーションシステム
2-3.宇宙利用ユーザー産業
(1)通信・放送分野
(2)測位・測量・運輸分野
(3)リモートセンシング分野
3.宇宙利用産業に関する市場規模
【図・表1.宇宙利用産業の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表2.宇宙利用産業の分野別国内市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表3.宇宙利用産業の分野別WW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
4.宇宙利用産業に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.株式会社 ALE(エール)
(1)宇宙エンターテインメント事業「SKY CANVAS」
【図1.人工衛星ALE-1(左)、ALE-2(中)、ALE-3(右)】
【図2.人工流れ星の原理】
(2)大気データ事業
【図3.大気圏の構造】
【図4.大気データの取得】
【図5.大気データの活用事例:気象予測】
4-2.株式会社 Synspective(シンスペクティブ)
(1)小型SAR衛星の打ち上げ
【図6.SAR衛星「StriX」のイメージ】
(2)データ取得
【図7.SAR衛星がマイクロ波を用いて地表面を観測するイメージ】
【図8.従来の大型衛星と小型SAR衛星コンステレーションの違い】
(3)ソリューション提供
【図9.自社小型SAR衛星コンステレーションを用いた
SynspectiveのSARデータ&ソリューション提供のビジネスモデル】
【図10.Synspectiveのソリューション事例、
土地変位の監視(左)、浸水被害評価(中)、森林資源管理(右)】
【図11.土地変位の監視事例:グアテマラにおける新たな陥没リスクの発見】
【図12.自然災害を把握できる独自のアナリティクスプラットフォームと
準リアルタイムのSARデータにより、
「Learning Worldエコシステム」構築を目指すSynspectiveのロードマップ】
4-3.株式会社 デジタルブラスト
【図13.デジタルブラストのLEO経済圏構築構想】
(1)ビジネスコンサルティング
(2)メディア・イベント事業
(3)新規事業R&D
①CSS構想:民間主導での宇宙ステーション建設
【図14.CSS予想図】
【図15.CSSの基本的機能】
【図16.CSSによるLEO/惑星間経済圏のイメージ】
②プロジェクト「NOAH(ノア)」:月面での生態循環維持システム構築プロジェクト
【図17.プロジェクト「NOAH」の事業概要】
③「ALICE(アリス)」:NFTを用いたデータ流通基盤
【図18.「ALICE」の事業概要】
4-4.株式会社 天地人
(1)天地人が取り組む主な課題
①世界的な気候変動
②少子高齢化
【図19.社会課題の影響への対応】
(2)天地人の技術
①プロジェクトの特徴に応じたデータ収集
②あらゆるデータを取り扱い可能
③ビッグデータ×機械学習
(3)ソリューション
①オンラインGISプラットフォームとしての「天地人コンパス」
【図20.オンラインGISプラットフォームとしての天地人コンパス】
②天地人コンパスの主な機能
【図21.天地人コンパスの主な機能】
(4)事例
①インフラ:漏水リスク評価
【図22.天地人コンパスによる漏水リスク評価】
②農業分野:気候変動に応じて持続可能な農業への転換
【図23.天地人コンパスを活用した土地評価】
③再生可能エネルギー:インフラの建設地探索、設置プロセスの効率化
【図24.天地人コンパスを活用したエネルギーインフラ建設地探し】
4-5.株式会社 ワープスペース
【図25.ワープスペースによる高軌道衛星を用いた
光通信ネットワーク「WarpHub InterSat」のイメージ】
(1)宇宙での光中継衛星ネットワーク「WarpHub InterSat」を構築し、低軌道衛星が抱える通信課題の解決を目指す
【図26.低軌道衛星データの用途拡大に貢献するワープスペースの
光中継衛星ネットワーク「WarpHub InterSat」】
(2)地上のネットワークが地球全体を網羅することを目指す
【図27.地上通信の拡充に貢献するワープスペースの
光中継衛星ネットワーク「WarpHub InterSat」】
(3)宇宙空間全体のネットワーク構築によって深宇宙開発における効率化に貢献
【図28.深宇宙開発の効率化に貢献する光通信ネットワーク
「WarpHub InterSat」】
5.宇宙利用産業の将来展望

自動車車室内センシング市場性探索(4)スマートキー/バーチャルキー (82~99ページ)
~単なる鍵ではなく、多様なアプリ展開が可能に~
~自動車産業は“UWB無線システム”で、IT産業とガチンコ勝負~

1.スマートキーの歴史とキーレスとの違い
【表1.スマートキーとキーレスエントリーの違い】
2.「バーチャルキー」へのシフトで広がるアプリ
3.スマートキーとバーチャルキーは併存する
4.UWB無線システムでIT産業とのガチンコ勝負
【図1.UWBユニット活用バーチャルキーのシステム構造図(東海理化)】
5.スマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー搭載台数推移
5-1.国内スマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー搭載台数推移
【図・表1.国内スマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー
搭載台数推移(数量:2022-2035年予測)】
5-2.世界スマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー搭載台数推移
【図・表2.世界のスマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー
搭載台数推移(数量:2022-2035年予測)】
6.世界のスマートキー(キーレスエントリー含む)参入メーカー
【表2.世界のスマートキー(キーレスエントリー含む)参入メーカー】
7.世界のスマートキー/バーチャルキー参入メーカーの動向
7-1.大日本印刷株式会社(DNP)
「バーチャルキー活用サービス『FREEKEY社用車予約』」
7-2.株式会社東海理化「デジタルキー配信システム」
【図2.東海理化「デジタルキー配信システム」】
【図3.東海理化「次世代ドアエントリー向け画像認識システム」】
7-3.コンチネンタル(Continental AG )「シェアカーのバーチャルキー」
7-4.ボッシュ(Robert Bosch GmbH)「パーフェクトリー・キーレス」
【図4.ボッシュ「パーフェクトリー・キーレス」】
【図5.ボッシュ「Identity Xtended」】
7-5.アルプスアルパイン株式会社「ワイヤレスデジタルキーシステム」
7-6.OPPO(中国)「テスラと提携」
7-7.KDDI株式会社、ヤマト運輸株式会社、プライムライフテクノロジーズ株式会社「トランクへの配達実証実験」
7-8.BMW(Bayerische Motoren Werke AG)「デジタルキー・プラスとBMW IDが連携」

≪タイムリーコンパクトレポート≫
燃料電池システム市場 (100~104ページ)
~進む基盤整備、前提課題は解消の向き
 部材開発の先にある2030年の開花~

1.燃料電池システム及び部材とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.モビリティ用燃料電池システム市場動向
3-2.住宅用燃料電池システム市場動向
3-3.業務・産業用燃料電池システム市場動向
4.注目トピック
4-1.モビリティ用燃料電池の世界市場状況
5.将来展望
【表1.燃料電池システムの世界市場動向】​

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年9月号(No.186)

 ≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(4)~有機光エレクトロニクス素子~ (3~43ページ)
~エレクトロクロミズム、有機半導体レーザー、有機/無機ハイブリダイゼーション等、
​ 有望な有機光エレクトロニクス素子に期待~

1.有機光エレクトロニクス素子とは
2.様々な有機光エレクトロニクス素子
2-1.クロモトロピズム
2-2.有機半導体レーザー
2-3.有機/無機ハイブリダイゼーション
3.有機光エレクトロニクス素子に関する市場規模
【図・表1.有機光エレクトロニクス素子の国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2045年予測)】
4.有機光エレクトロニクス素子に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 岩手大学
(1)ポルフィリンナノベルトの合成と機能開拓
【図1.NBNi3の結晶構造。アーチ型(左)と対象構造を持つベンゼン結合型(右)】
【図2.NBNi3の結晶構造と化学式の関係】
【図3.2つのC60を捕捉したNBNi3の最適化された構造】
(2)曲面を持つケクレン誘導体
【図4.五員環を導入し湾曲したケクレン】
4-2.国立大学法人 九州大学
(1)有機エレクトロニクスの利点
(2)光機能性分子材料の実時間分光分析
【図5.分子のダイナミクスの時間スケール】
【図6.遅延時間を変えることで励起状態の時間変化を観測】
(3)TADF分子に対してTRIRを適用した事例
①発光材料の分子変形
【図7.TRIRスペクトルの時間変化。(a)4CzBN、(b)o-3CzBN】
②超高速レーザー分光を用いた発光材料の分子構造変化
【図8.開発したTRIR分光装置の模式図】
【図9.発光過程と分子の形状変形との関係】
(4)固体ではどうか?
4-3.国立大学法人 千葉大学
(1)光電子分光法(PES)と逆光電子分光法(IPES)
【図10.PES(左)とIPES(右)の原理を示した模式図】
(2)実用的なLEIPSの開発
【図11.新たに開発されたLEIPSの原理】
(3)LEIPSの有機デバイス開発への応用
【図12.電子分光の基礎研究年表(左)、
2012年に吉田教授が発明したLEIPSの成果(右)】
(4)LEIPSのさらなる発展
【図13.世界初の有機半導体(ペンタセン)の
伝導帯(空準位)バンド構造測定結果】
4-4.国立大学法人 東京大学
(1)伸縮性導体インク
【図14.銀フレークとin situ合成された銀ナノ粒子によるプリンタブル伸縮性導体】
(2)伸縮性金配線
【図15.筋電位と歪みの同時測定センサー】
(3)伸縮性透明導電材料
(4)新原理伸縮性温度センサー
(5)ワイヤレス伸縮性センサー
【図16.ワイヤレス伸縮性センサーの優位性】
(6)高周波伸縮性ダイオード
【図17.伸縮性半導体デバイス。リジッドアイランド型(左)、完全ストレッチャブル型(右)】
【図18.伸縮性高周波ショットキーダイオード】
(7)伸縮性半導体材料
【図19.伸縮性半導体: DPP4T-oSi10】
4-5.国立大学法人 東北大学
(1)TADF材料を用いた有機EL発光デバイスの開発
【図20.ドナーユニットとアクセプターユニットの関係(左)。ホウ素ベースのTADF分子をドーパントとして用いたOLEDの開発事例(右)】
【図21.DFTに基づく量子化学計算結果】
【図22.OLED特性】
(2)ヘテロ元素架橋型プラナートリフェニルボランの合成
【図23.2つのタイプのトリフェニルボランの合成】
【図24.O,O,O-ブリッジ型(上)とN,O,O-ブリッジ型(下)の合成プロセス】
4-6.国立大学法人 富山大学
(1)励起錯体アップコンバージョン型有機EL(ExUC-OLED)デバイスの原理
【図25.従来型(上)とTTUによる低電圧メカニズム(下)】
(2)ExUC-OLEDのデバイス構造と特性
【図26.ExUCを利用した低電圧駆動OLED】
4-7.国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)
(1)有機ELの劣化現象
①ダークスポットの発生と増加
【図27.有機EL素子のダークスポット(上)と水分の侵入経路(下)】
②素子全体の輝度の低下
【図28.有機ELの輝度低下現象】
【図29.有機ELの輝度低下をもたらす因子】
(2)有機ELの劣化解析
①極高真空環境の実現
②時間分解発光分光法を用いた劣化因子分析
【図30.劣化したOLEDの発光層のPL効率変化】
【図31.発光層のPL量子収率の低下原因】
③フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析法(FT-ICR-MS)による
劣化生成物の化学構造特定
【図32.FT-ICR MSIによる劣化生成物の検出】
4-8.学校法人 明治大学
(1)有機EL素子の界面物性
【図33.(a)各種有機EL材料のSOP特性、
(b)SOPおよびPDMが有機EL素子特性に及ぼす影響】
(2)双極子ドープ正孔輸送層による界面蓄積電荷特性の制御
【図34.(a)双極子ドープHTLを用いた有機EL素子の構造、
(b)蓄積電荷量のドープ濃度依存性】
5.有機光エレクトロニクス素子の将来展望

2023車載ソフトウエアの動向(2) (44~58ページ)
~モビリティとICTの融合がもたらす開発体制の変化と参入企業~

1.前号のまとめ
2.車載ソフトウエアの開発体制の概要
2-1.2020年頃までの車載ソフトウエアの開発体制
【図1.2020年頃のOEM・サプライヤー・協力会社の開発体制概要】
2-2.2023年頃の車載ソフトウエアの開発体制
【図2.OEM・サプライヤー・協力会社(レガシー+新規ITベンダー)の
開発体制概要(2023年頃)】
3.車載ソフトウエアの開発内容の動き
3-1.2020年頃までの車載ソフトウエアの開発体制毎の動き
【図3.2020年頃のOEM/サプライヤー、
外部のレガシーな協力会社の車載ウエア市場】
3-2.2023年頃の新たな車載ソフトウエアの開発体制毎の動き
【図4.2023年時点のOEM/サプライヤー、
外部のIT関連協力会社の車載ソフトウエア市場】
4.車載ソフトウエアの参入企業(2023年時点)
【図5.2023年時点の車載ソフトウエア関連企業全図】
【図6.OEMの2023年時点の車載ソフトウエア関連企業】
【図7.サプライヤーの2023年時点の車載ソフトウエア関連企業】
【図8.2023年時点のレガシーな車載ソフトウエア関連企業】
【図9.2023年時点のIT関連車載ソフトウエア関連企業】

≪次世代電池シリーズ≫
次世代電池シリーズ(1)金属空気電池の動向 (59~82ページ)
~実商化への道のりは使用金属材料により多種多様
 電池特性向上のLi空気、再注目のFe空気等で新展開~

1.はじめに
2.金属空気電池とは
【図1.一般の電池(左)と金属空気電池(右)の概念図】
【表1.金属空気電池の主な負極金属とその特性】
3.金属空気電池のタイプ別の概況
3-1.空気亜鉛電池
【図2.ボタン型空気亜鉛一次電池の基本構造】
3-2.マグネシウム空気電池
3-3.アルミニウム空気電池
3-4.水素/空気二次電池(HAB)
【図3.水素/空気二次電池の電池反応】
3-5.リチウム空気電池
3-6.鉄空気電池
4.金属空気電池の市場見通し
【図・表1.金属空気電池のWW市場規模推移・予測(金額:2022-2030年予測)】
【図・表2.金属空気電池の二次電池WW市場割合(金額:2022年)】
【図・表3.金属空気電池の二次電池WW市場割合(金額:2030年予測)】
【図・表4.金属空気二次電池WW市場の内訳(金額:2030年予測)】
5.注目企業・研究機関の取り組み
5-1.ファルタ・マイクロバッテリー・ジャパン株式会社 / VARTA AG
【図5.(左)コイン型リチウムイオン電池「CoinPower」 (右)蓄電池(ESS)】
【図6.VARTA製空気亜鉛一次電池「Power One」VARTA AG資料より抜粋】
5-2.藤倉コンポジット株式会社
【図7.空気マグネシウム一次電池「Watt Satt」】
【図8.藤倉コンポジットが開発を進めるバッテリーレス漏液検知システム】
5-3.国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
【図9.NIMSが開発した多孔性カーボン電極】
【図10.充放電後の負極の断面SEM増 左:保護膜なし 右:保護膜あり】
【図11.NIMS独自のハイスループット電池評価システム】

≪注目市場フォーカス≫
民間宇宙ビジネス(1)~ロケット・衛星・地上局~ (83~109ページ)
~多くの民間企業が宇宙ビジネスに参入し、
 衛星打ち上げ市場における競争が激化~

1.民間宇宙ビジネスの現状
2.民間宇宙ビジネスの内容
2-1.ロケット
(1)これまでの国家主導のロケット開発
(2)これからの民間主導のロケット開発
2-2.人工衛星
2-3.宇宙探査機 
2-4.地上局
3.民間宇宙ビジネスに関する市場規模
【図・表1.民間宇宙ビジネスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表2.民間宇宙ビジネスの分野別国内市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表3.民間宇宙ビジネスの分野別WW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
4.民間宇宙ビジネスに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.株式会社 ispace(アイスペース)
(1)地球と月がひとつのエコシステムとなる構想
①ミッション1:月面着陸
【図1.シリーズ1ランダー】
【図2.ミッション1のランダーによる月周回軌道の投入・着陸に向けた一連の軌道マヌーバ】
②ミッション2:月面着陸および月面探査
【図3.月面探査用ローバー】
③ミッション3:月の情報と地球-月輸送サービスプラットフォームの構築
【図4.シリーズ2ランダー】
(2)ペイロードサービス
(3)データサービス
4-2.インターステラテクノロジズ 株式会社(IST)
(1)小型ロケットに特化した取り組み
【図5.「ねじのロケット MOMO7号機」の打ち上げ写真】
(2)自社において一気通貫で開発し、コストダウンを実現した「ZERO」
【図6.「ZERO」のイメージ図】
【図7.「ZERO」のパーツ】
(3)超小型衛星によるコンステレーション&フォーメーションフライト
【図8.新しいコンセプトによる次世代人工衛星とアプリケーション】
【図9.世界初の「フォーメーションフライト」】
【図10.Our Starsがもたらす革新 ”衛星通信3.0 ”】
(4)次世代大型ロケット「DECA」
【図11.「DECA」のイメージ図】
【図12.これまでのロケットの比較】
(5)「ZERO」の先の世界
【図13.「ZERO」の先の世界】
(6)パートナーシップ
4-3.株式会社インフォステラ
(1)クラウドベースの地上局プラットフォーム「StellarStation」
【図14.従来のシステム(左)、「StellarStation」を活用したシステム(右)】
【図15.パートナー企業と構築するインフォステラの地上局ネットワーク(2023年1月時点)】
(2)アンテナホスティングサービス
【図16.北海道大樹町のアンテナ施設。施設敷地概要(左)、Φ3mアンテナ(右)】
(3)その他のサービス
①テクニカルサービス
②規制対応サポート
4-4.株式会社 SPACE WALKER(スペースウォーカー)
【図17.宇宙旅行用サブオービタルスペースプレーン】
(1)有翼式再使用型ロケット(スペースプレーン)の開発
①「ECO ROCKET®」
②産官学オープンイノベーション体制
③スペースプレーン開発のマイルストーン
【図18.サブオービタルスペースプレーンの開発計画】
5.民間宇宙ビジネスの将来展望

自動車車室内センシング市場性探索(3)業務車向けドライブレコーダー (110~125ページ)
~物流業界を救え、業務ドラレコ!~
~ドライバー不足解消策としての業務用ドライブレコーダー、
 車室内安全装置として業務環境を改善~

1.はじめに~ドライバー不足や「2024年問題」対策としての車室内センシング~
1-1.人口減少、高齢化がもたらすドライバー不足
1-2.ドライバー不足の要因
1-3.さらにふりかかる2024年問題
2.ドライバー不足解消の対策としての「車室内センシング」
2-1.「(1)ドライバーの高齢化」への車室内センシング対応策
【図1.業態別運転者年齢層別交通事故件数(令和3年)】
2-2.「(2)女性進出の遅れ」への車室内センシング対応策
2-3.「(3)宅配・フードデリバリーの需要増加」への車室内センシング対応策
2-4.「(4)労働条件」への車室内センシング対応策
3.業務用ドライブレコーダー市場推移と背景
3-1.国内業務用ドライブレコーダー市場推移
【図・表1.国内ドライブレコーダー(業務用/コンシューマー用)
販売台数推移予測(数量:2016-2022年)】
3-2.業務用ドライブレコーダー市場成長の背景と内訳
4.業務車両用ドラレコ製品一覧
【表1.補助金が出る対象機器「ドライブレコーダー」一覧(2022年:インカメラ機能付きのみ)】
5.業務車両用ドラレコ活用サービスの動向
5-1.アマゾン(Amazon.com, Inc.)「宅配車両にAI車室内カメラ搭載の是非」
5-2.株式会社デンソーテン「居眠り・脇見・片手運転を高精度分析」
5-3.パイオニア株式会社「NP1活用車内での幼児置き去り対応システム」
5-4.株式会社TCI「バス車内置き去り防止装置」
5-5.矢崎総業株式会社「デジタコ+ドラレコ融合機」「MaaS車両見守りシステム」
【図2.矢崎総業の「デジタコ+ドラレコ融合機」】
5-6.ボッシュ(Robert Bosch GmbH)
「ライドシェア安全確保の『RideCare Companion』」
【図3.ボッシュの「RideCare Companion」】
5-7.株式会社JVCケンウッド「海外向けドライバー安全確保ソリューション」
【図4.JVCケンウッドの「GRAB向けドライバー安全確保ソリューション」】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
空飛ぶクルマ市場 (126~131ページ)
~「日本独自」は問題あり、海外基準でゴーサインを出し
 空のニュー・ノーマルへ垂直離陸を~

1.空飛ぶクルマとは
1-1.空飛ぶクルマ市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.日本市場
3-2.空飛ぶクルマ2種類の販売価格推移
4.注目トピック
4-1.日本含めた世界中でチームが組まれ、バーティポートの開発が加速する
4-2.新モビリティとして日本各地からも目をつけ自治体での実装検討が進められる
4-3.事業化の一大イベントが迫る中、具体的な運航企業や活発な制度調整が続々と決定
5.将来展望
【図1.空飛ぶクルマ世界市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図2.「マルチコプタータイプ」と「固定翼タイプ」の空飛ぶクルマ販売価格
(販売ベース)予測(金額:2025-2050年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年8月号(No.185)

≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(3)~有機熱電デバイス~ (3~26ページ)
~IoT用センサーの電源を有機熱電デバイスにし、充電・交換・廃棄の
 手間なく室温動作・柔軟性に、ウェラブルデバイスとしても利用可能~

1.無機系として発展してきた熱電デバイス
2.有熱系熱電デバイスの新しい潮流
3.有機熱電素子に関する市場規模
【図・表1.有機熱電素子の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
4.有機熱電素子に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 神戸大学
【図1.有機超塩基の分子構造】
【図2.浸漬によるドーピングのプロセス】
【図3.滴下・含浸によりドーピングを施したCNT膜のゼーベック係数の変化】
【図4.熱電モジュールの試作プロセス】
【図5.試作した熱電モジュールの特性(電圧と電力)】
4-2.国立大学法人 東京工業大学
(1)有機半導体のドーピング
(2)有機熱電素子
【図6.有機熱電変換素子のコンセプト】
【図7.PEDOT:TCBD薄膜の作製プロセス】
【図8.熱電変換素子の性能】
4-3.国立大学法人 東北大学
【図9.ポリマーハニカムの作製プロセス(上)と
作製されたポリマーハニカムのSEM像(下)】
【図10.Mg2Siハニカムの作製方法(左)と
シリカコートPBハニカムおよびMg2SiハニカムのSEM像(右)】
【図11.水に浮くMg2Siハニカムの写真】
4-4.国立大学法人 名古屋工業大学
【図12.ソーダライムガラス上のPEDOT:PSS薄膜のAFM像。(A)PEDOT:PSS、(B)SDSを含むPEDOT:PSS】
【図13.ホウケイ酸ガラス、PETに対するPEDOT:PSS水分散液の接触角】
【表1.SDSを導入したPEDOT:PSSの熱電変換特性】
4-5.国立大学法人 広島大学
(1)電荷密度と熱電特性との相関解析
【図14.(a)電気伝導率と(b)ゼーベック係数の測定結果】
(2)分子構造の精密制御
(3)ドーパントイオンの影響
【図15.PSSをドーパントとして含むPEDOT (PEDOT:PSS) の構造】
【図16.アニオン交換して得られた自立性PEDOT膜】
(4)カーボンナノチューブとの複合化
5.有機熱電素子の将来展望

2023車載ソフトウエアの動向(1) (27~39ページ)
~情報系はプラットフォームに統合されADAS/自動運転を実現~

1.2023年の世界の自動車市場概要
2.過去資料まとめ
2-1.「自動車のソフトウエア開発市場の動向(2020年5~7月号)」より
(1)レガシーなソフトウエア開発・開発ツール
(2)20~25年頃の開発・開発ツール
(3)25年以降の開発・開発ツール
2-2.「ビークルOSの実態と将来展望(2021年1~3月号)」より
3.自動車の開発の概要
3-1.クルマの開発
【図1.自動車の研究/開発の一般的なフロー全体図】
3-2.試作に至る流れ
【図2.クルマの研究/開発の一般的なフロー詳細】
3-3.「電気・電子」におけるソフトウエアの役割
【図3.「電気・電子」を構成するデバイス・システム】
【図4.「電気・電子」を構成するソフトウエア】
3-4.現代の車載ソフトウエアを巡る情報環境
【図5.車載システム模式図】
【図6.車載システム模式図詳細】

≪注目市場フォーカス≫
立体映像技術の動向 (40~68ページ)
~3Dホログラムは、まるで物体が目の前にあるかのように立体的な
 映像を映し出す技術、何もない空間に3D映像を投影することが可能~

1.立体映像とは
2.立体映像技術の種類
2-1.複眼方式
(1)2眼方式
(2)多眼方式
2-2.空間像再生方式
(1)ホログラム/ホログラフィー方式
(2)インテグラル方式
3.立体映像技術に関する市場規模
【図・表1.立体映像技術の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
【図・表2.立体映像技術の需要分野別WW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
4.立体映像技術に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 宇都宮大学
(1)空中ディスプレイの利用拡大と国際標準化の推進
(2)エンターテインメントへの応用
(3) 2つの透明球を共役に組み合わせた再帰反射による空中結像(AIRR)光学系
【図1.一般的なAIRRの原理図(左)と、2つの透明球を用いたAIRRの原理図(右)】
(4)非接触操作次世代HMIと空中表示/入力デバイス「ステルス空中インターフェース」の開発
【図2.「ステルス空中インターフェース」のイメージ】
4-2.学校法人 関西大学
(1)大規模な全方向視差CGHの作製
【図3. コンピューターホログラフィーの概念を示した模式図】
(2)ホログラフィーのサイズや視域角を維持しながらカラーアニメーションを作製
【図4.切り替えアニメーション用3Dモデル】
【図5.切り替えアニメーションの光学再生像】
【図6.サイズや視域角を維持しながらカラーアニメーション化に成功したCGH例】
(3)今後の展開
4-3.学校法人 近畿大学
【図7.円偏光発光方式を用いた3次元立体映像技術イメージ】
【図8.円偏光発光(CPL)の新しい取り出し方。光学活性方式(上)と光学不活性方式(下)】
4-4.国立大学法人 東京農工大学
(1)メタマテリアルの位相遅延原理
【図10.メタマテリアルの位相遅延原理を示す模式図】
(2)メタサーフェスレンズ「メタレンズ」
【図11.メタレンズを用いた波面変換の模式図(上)
従来レンズとメタレンズの違い(下)】
(3)回転型可変焦点レンズ
【図12.回転型可変焦点メタレンズの位相分布】
(4)長波長赤外用偏光分離メタレンズ
【図13.長波長赤外線用偏光分離メタレンズ】
(5)メタサーフェス高画質ホログラフィーの動画化
【図14. メタサーフェスによるホログラフィー動画再生の原理(上)製作したメタサーフェス(下)】
【図15.投影像の抜粋(動画:https://osapublishing.figshare.com/s/a0202997071838b5d6c3)】
4-5.学校法人 日本大学
(1) MITにおける研究成果
(2)ホログラムの原理
【図16.2つの波による干渉縞の形成。実線が波の山で破線が谷を示す】
(3)計算機合成ホログラム
【図17.CGHの模式図】
(4)ホログラムプリンター
【図18.体積型ホログラムプリンターの模式図】
(5)計算の高速化
5.立体映像技術の将来展望

自動車車室内センシング市場性探索(2)乗用車向けドライブレコーダー
~用途広がる車室内カメラアプリ~ (69~89ページ)
~ドライブレコーダー含め車室内カメラも成長し、
 2030年にはクルマ1台当たりカメラ3個以上搭載に~

1.はじめに ~拡がる乗用車向けドライブレコーダーの可能性~
2.CASEにおける車載カメラとドライブレコーダーの位置づけ
3.乗用車向けドライブレコーダー機能の“これまで“ “これから”
【表1.車載カメラの品目分類と定義】
4.自動車と車載カメラの世界市場推移予測
【図・表1.世界の自動車と車載カメラの販売台数推移予測(数量:2019-2030年予測)】
5.世界/国内のドライブレコーダーの市場推移予測
【図・表2.世界/国内のドライブレコーダー販売台数推移予測(数量:2019-2030年予測)】
6.世界/国内のドライブレコーダーの市場推移予測
【表2.国内の純正ドライブレコーダー搭載数推移予測】
7.乗用車向けドライブレコーダー機能の“これまで” “これから”
【表3.乗用車向けドライブレコーダー機能の“これまで”“これから”】
8.乗用車向けドライブレコーダーの映像から個人情報を取り除く
9.世界の車載カメラ/DMS/ドライブレコーダーの主要参入企業
9-1.世界の車載カメラ用撮像素子の主要ベンダー
9-2.世界のビューカメラの主要ベンダー
9-3.世界のセンシングカメラの主要ベンダー
9-4.世界のセンシングカメラ用画像処理チップの主要ベンダー
9-5.世界のDMS(ドライバー・モニタリング・システム)カメラの主要ベンダー
【表4.世界の地域別DMSカメラの主要ベンダー】
9-6.国内のドライブレコーダーの主要ベンダー
10.注目企業の取り組み
10-1.Nauto, Inc.(ナウト)「AI(人工知能)搭載の車室内カメラアプリ」
10-2.パナソニック株式会社「マスコットが高齢者向け運転支援」
10-3.株式会社モルフォ「AI(人工知能)搭載の車室内カメラアプリ」
10-4.株式会社デンソー「あおり運転防止の感情認識AIアプリ」
10-5.Robert Bosch GmbH「AI搭載の車室内カメラ安全ソリューション」
10-6.トヨタ自動車株式会社「ドライバー異常時対応システム」
【表5.トヨタの(車室内センシング)純正ドライブレコーダー2023年時点】
10-7.株式会社JVCケンウッド「通信型ドライブレコーダーSDK」
【図1.JVCKの通信型ドライブレコーダーSDK】
10-8.富士通株式会社「車載カメラ映像解析プラットフォーム」

≪タイムリーコンパクトレポート≫
アルミニウム業界のカーボンニュートラル (90~94ページ)
~資源循環がもたらす、素材産業の「新しい景色」
 規格化/標準化、規制緩和は怒涛の勢い~

1.アルミニウム業界とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.アルミニウムメーカー(圧延メーカー)
3-2.製缶・飲料メーカー、建築・建設
3-3.自動車、新幹線車両
4.注目トピック
4-1.国内アルミニウム業界の資源循環
4-2.海外アルミニウム業界の動向
4-3.アルミニウムユーザーの動向
5.将来展望

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年7月号(No.184)

≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(2)~有機薄膜太陽電池~ (3~38ページ)
~低温の塗布プロセスが適用できるのでフレキシブルなプラスチック基板に作製可能~

1.有機薄膜太陽電池とは
2.有機薄膜太陽電池に関する市場規模
【図・表1.有機薄膜太陽電池の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
3.有機薄膜太陽電池に関連する企業・研究機関の取組動向
3-1.学校法人 関西学院大学
【図1.(a)有機太陽電池にHQを導入したデバイスの構造模式図、
(b)エネルギーの相関関係、(c)J-V曲線、(d)Chl-A層にHQを異なる比率で
加えられた有機太陽電池の外部量子効率(EQE)】
【図2.酸素発生型光合成を模倣したZ-スキーム過程をもつ有機太陽電池におけるChl-AとChl-Dの励起ダイナミクス・電荷移動・再結合】
3-2.国立大学法人 京都大学
(1)π共役系有機材料を用いた高分子太陽電池
(2)高分子太陽電池の発電機構
【図3.高分子太陽電池の発電素過程】
(3)三元系高分子太陽電池
①三元系高分子太陽電池とは
②三元系高分子太陽電池
【図4.(左)近赤外色素を導入した色素増感高分子太陽電池の構造と用いた材料の構造式。黄色:共役高分子(ポリヘキシルチオフェン、P3HT)、赤色:近赤外色素(SiPc)、青色:フラーレン誘導体(PCBM)。
(右)各材料のHOMOおよびLUMO準位】
【図5.PTzBTとPCBMを重量比1:2で用いた二元系OPVと、PTzBT、PCBM、ITICを重量比1:2:0.2(ITICの混合率は重量比6%)で用いた増感型三元系OPVの分光感度特性】
(4)ペロブスカイト系太陽電池
①ペロブスカイト太陽電池の発電損失解析
【図6.開放電圧の解析に用いた再結合モデル】
②ペロブスカイト太陽電池のエージング機構の解明
【図7.空気中での保管前後でのペロブスカイト素子の発電特性の変化】
3-3.学校法人 慶應義塾大学
(1)吸収した光子を2倍の励起子へ変換:金ナノクラスター表面上の有機単分子膜で高効率エネルギー変換に成功(慶應義塾大学/神戸大学 共同プレスリリース
【図8.テトラセンヘテロジスルフィド体(左)、およびテトラセンホモジスルフィド体(右)を用いて分子集積化したテトラセンアルカンチオール修飾金
ナノクラスターの合成の模式図】
(2)光吸収による励起子反応効率200%を実現する材料設計の新概念を実証(慶應義塾大学/神戸大学 共同プレスリリース)
【図9.p-BPh(Tc)2の光照射で得られた励起子ペア(TT)の
時間分解ESRスペクトル(黒)とスペクトルシミュレーション(赤)】
【図10.(A, B)温度-196℃での励起子ペアTTの立体構造変化とポテンシャル曲線の関係。(A)p-BPh(Tc)2、(B)p-(Tc)2で得られた結果。(C, D)連結系ダイマー分子の構造モデル。(C)光を当てる前の基底状態(S0)とT + Tの電子構造。 (D)光励起で生じた一重項励起子(S1)と励起子ペアTT】
3-4.学校法人 東京理科大学
(1)電子と正孔の両方が「波動」性を示す有機半導体p-n接合の実証(東京理科大学/分子科学研究所/高輝度光科学研究センター 共同プレスリリース)
【図11.分子の並び方に乱れの多い従来のバルクヘテロ接合型有機太陽電池(左)と、分子が規則的に配列した結晶性の高い有機半導体p-n接合を利用した
理想的な有機太陽電池(右)の概念図】
【図12.本研究で用いたドナー分子(p型有機半導体)であるペンタセン(左)と、
アクセプター分子(n型有機半導体)であるフッ化ペンタセン(右)の構造】
【図13.ペンタセン単結晶上にフッ化ペンタセンをエピタキシャル成長させた有機半導体p-n接合の断面図(左)。本研究のARUPSによって計測された
フッ化ペンタセンの価電子バンド分散構造(右図赤帯)】
(2)「準ホモエピタキシャル成長」による有機半導体の開発に成功
(東京理科大学プレスリリース)
【図14.RubSC上のfmRub層の「準ホモエピタキシャル」成長に対する高品質な結晶界面の形成】
3-5.大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 分子科学研究所
(1)有機太陽電池の変換効率の推移
【図15.有機太陽電池の変換効率の推移】
(2)バルクヘテロ接合の発明
【図16.バルクヘテロ結合の模式図】
(3)水平多層接合
【図17.高い励起子収集効率とキャリア収集効率(右)を両立する水平多層接合(左)】
(4)開放端電圧の増大
【図18.開放端電圧とCT状態エネルギーとの関係】
(5)アップコンバージョン(UC)
【図19.UCの動作原理。有機太陽電池プロセス(左)とUCプロセス(右)】
(6)高効率キャリア生成
【図20.高効率キャリア生成の実例:ホールが非局在化してワニエ型励起子を
形成し、シリコンに匹敵するドーピング効率が得られる】
3-6.国立大学法人 山形大学
【図21.代表的な反射防止構造の例。(a)の多層干渉膜では、異なる屈折率を有する薄膜を1次元に積層した構造により、干渉を制御することで表面反射を抑制する。(b)のモスアイ構造では、光の波長と同程度の高さ(数100 nm)の円錐を多数並べることで、干渉に加えて回折を引き起こすことができる】
(1)モスアイ形状の最適化による高効率光閉じ込め構造の開発
(2)モスアイと多層干渉膜及び高屈折率ガラスを融合した統合型デバイス構造
4.有機薄膜太陽電池の将来展望

産業用ロボットのリモート・メンテナンス市場動向(2) (39~49ページ)
~市場は30年に向けて拡大、双方向のリモートが実現する可能性~

1.前回のまとめ
2.産業用ロボットのメンテナンス
2-1.産業用ロボットの一般的な導入手順
【図1.産業用ロボットの一般的な導入手順】
2-2.産業用ロボットのメンテナンスサービス手順の事例
【図2.旧来のロボット(システム)の故障時の対応例】
2-3.IoTなどを利用したメンテナンスサービス手順の事例
【図3.IoTなどを利用したメンテナンスサービス手順の事例】
3.メーカー各社のリモート・メンテナンスシステム例
3-1.ロボット各社
(1)株式会社安川電機
(2)株式会社ダイヘン
(3)川崎重工株式会社
(4)ファナック株式会社
3-2.IoT関連会社など
(1)東京エレクトロンデバイス株式会社
(2)NSW株式会社
4.まとめと市場規模推移
【表1.リモート・メンテナンス(産業用ロボット)市場推移と予測(金額:2022-2030年予測)】
【図4.リモート・メンテナンス(産業用ロボット)市場推移と予測(金額:2022-2030年予測)】

≪注目市場フォーカス≫
PUF (50~76ページ)
~IoT機器増加でサイバー攻撃リスクが高まる。そこで注目されるのがPUF。高安全性・低コストでIoT機器の認証技術への適用が期待~


1.IoTにおける暗号技術の安全性
2.PUFとは
3.PUFの種類
3-1.SRAM PUF
3-2.アービター(Arbiter)PUF
4.高信頼IoTセキュリティ実現へ新たな市場を切り開くPUF
5.PUFに関する市場規模
【図・表1.PUFの国内およびWW市場規模予測(金額:2024-2032年予測)】
6.PUFに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)
(1)PUFの基礎と応用
①PUFの特性
②様々なPUF
【図1.PUFの分類】
③PUFの応用
【図2.PUFを用いた鍵生成】
【図3.FPGA bitstreamの保護】
(2)NEDOプロジェクト
①新原理PUFの開発プロジェクト
【図4.NEDOプロジェクト「複製不可能デバイスを活用したIoTハードウェアセキュリティ基盤の研究開発」の概要】
【図5.Organic Flexible PUF】
②PUFの国際標準化
【図6.PUF評価方法を国際標準化する意義】
6-2.国立大学法人 筑波大学
【図7.(A)閉環型DAE(左)および開環型DAE(右)の分子構造。(B)閉環および開環状態のDAEマイクロ球体の蛍光顕微鏡写真。(C)閉環および開環状態のDAEマイクロ球体1粒子からの発光スペクトル】
【図8.(A)基板表面での自己組織化による扁平楕円体の形成の模式図。
(B)扁平楕円体のSEM像。(C)扁平楕円体1粒子からの発光スペクトル】
【図9.(A)基板表面上のマイクロディスクアレイ形成プロセスの模式図。(B)表面自己組織化における溶媒蒸気アニール時間依存性のSEM像。(C-G)開環状態DAEマイクロディスクアレイに、紫外光/可視光を照射した後の蛍光顕微鏡写真。(H-L) 開環状態DAEマイクロディスクアレイに対し、特定のピクセルに紫外光/可視光を照射して書き込み/消去を行なった場合の蛍光顕微鏡写真】
【図10.(A)親水疎水パターンを施した基板表面へのDAEのマイクロ半球体アレイ形成プロセスの模式図。(B)表面自己組織化における水/アセトン混合比の違いに対する形成物の形状を示す電子顕微鏡写真】
【図11.(A)開環型DAEからなるマイクロ半球体アレイに対し、フォトマスクを用いて描画したアレイの蛍光顕微鏡写真。(B)モナリザの頬の部分の拡大画像。(C)それぞれのピクセルの蛍光スペクトル】
6-3.国立大学法人 東北大学
【図12.ハードウェア指紋の生成方式。従来方式(左)と新方式(右)】
【図13.新方式のコスト低減効果】
6-4.学校法人 立命館大学
(1)クラウドAIからエッジAIへ
【図14.エッジAIデバイスとサイバー・フィジカル融合AIシステム。
(A)クラウド学習・推論モデル、(B)エッジAI推論モデル、(C)連合学習モデル】
(2)エッジAIを搭載したIoT機器のセキュリティ問題
【図15.セキュアなエッジAIシステムハードウェアの実現】
(3)CMOSイメージセンサーPUF(CIS-PUF)
【図16.イメージセンサー画素のトランジスタのばらつきをPUF情報に採用】
【図17.CMOSイメージセンサーPUFを用いた画像データの真正性検証】
7.PUFの将来展望

自動車車室内センシング市場性探索(1)総論 (77~97ページ)
~2030年代 クルマの価値を決める車室内センシング(DMS)~
~車室内センシングが推進するクルマのパーソナル化、可能性大きいIT/Techベンダーや3rdパーティ事業者~

1.はじめに ~2030年代、クルマの勝負手は「車室内センシング」~
1-1.車室内センシング(DMS)が作る「これから」のクルマの魅力
【表1.クルマの魅力(価値)の「これまで」「これから」】
1-2.車室内センシング(DMS)が提供する「SDVの競争力」
2.センシングデータ活用によるアウトカー・データ・サービス
【図1.「自動車のパーソナル化」に向けて収集・解析しているデータ】
3.車室内センシングのシステム(DMS)の構成
【図2.車室内センシングシステム(DMS)の構成】
4.2つのモビリティ世界と3rdパーティ事業の可能性
5.車室内センシング(DMS)市場予測
【図・表1.世界のカメラ活用車室内センシング(DMS)搭載車販売台数推移
(金額:2020-2035年予測)】
5-2.国内の車室内センシング(DMS)市場予測
【図・表2.国内の車室内センシング(DMS)搭載車販売台数推移(金額:2020-2035年予測)】
6.欧州の新規則で24年からのDMS搭載義務化
【表3.世界の「新車に搭載義務化する3つのデバイス」】
7.注目企業の取り組み
7-1.ソニー・ホンダモビリティ株式会社「アフィーラの車室内空間アプリ」
7-2.TESLA, Inc.「FSDのβ版に、隠し機能「イーロン・モード」
7-3.BMW(Bayerische Motoren Werke AG)「Dee Concept」
7-4.マツダ株式会社「ドライバー状態異常検知」
【図2.車室内センシングシステム(DMS)の構成】
7-5.NIO(上海蔚来汽車NIO Inc.)「NOMI」
7-6.パナソニック株式会社「未来の車室内空間」
【表4.パナソニックが考える車室内空間の変化】
【表5.パナソニックが考える未来(2035年~)車室内空間の技術】
7-7.Robert Bosch GmbH「車室内モニタリングシステム」
【図3.ボッシュの車室内モニタリングシステムの構成】
【図4.ボッシュの車室内モニタリングシステムの概要】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
非破壊検査市場 (98~104ページ)
~事後保全から予防保全へ 規格化/標準化、規制緩和は怒涛の勢い~

1.非破壊検査市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.国内の原子力、土木・橋梁向け非破壊検査受託業務は全産業における割合増加傾向
4.注目トピック
4-1.RTデータのデジタル化は、「規格化」と「規制緩和」が今後のカギを握る
4-2.中性子を活用した検査の現場利用が2023年度にはじまる、物質過能が高さや軽元素の検知能力が高いことからインフラ以外にも展開見込
5.将来展望
【図1.非破壊検査世界市場規模(装置・機器及び受託業務)推移と予測
(金額:2020-2030年予測)】
【図2.非破壊検査日本市場規模(装置・機器及び受託業務)推移と予測
(金額:2020-2030年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年6月号(No.183)

≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(1)~有機トランジスタ~ (3~30ページ)
~プリンタブルエレクトロニクスの代表格として有機トランジスタが注目
 ウェラブルセンサーやフレキシブルディスプレイとしての適用が期待~

1.有機トランジスタとは
2.有機トランジスタ用材料
3.有機トランジスタの応用分野
3-1.バイオセンサー
3-2.ディスプレイ駆動
3-3.情報タグ
3-4.集積回路
4.有機トランジスタに関する市場規模
【図・表1.有機トランジスタの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
5.有機トランジスタに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人 大阪大学
(1)極薄で超平滑なrGOテンプレート層
【図1.極薄rGOフィルムの作製プロセス】
【図2.極薄で超平滑なrGOフィルムの原子間力顕微鏡像】
(2)rGOテンプレート層による分子配向制御
【図3.rGOテンプレート層によるCuPc分子の配向制御】
(3)rGO電極を用いた縦型有機トランジスタの開発
【図4.rGOを用いた縦型有機トランジスタのデバイス構造と電流変調特性】
5-2.国立大学法人 東京工業大学
(1)有機半導体のドーピング
(2)有機トランジスタ
【図5.TBAIの半導体層へのドーピング効果】
5-3.国立大学法人 東京大学(1)
(1)有機トランジスタ(OFET)型センサーの開発
【図6.OFETセンサーデバイスの基本構造】
【図7.延長ゲート型OFETセンサーデバイスの検出原理】
(2)超高感度・高選択的なオキシトシン検出を指向したOFETセンサー
【図8.延長ゲート型OFETイムノセンサーの結果
 選択性試験の結果(左)、ヒト唾液を用いた添加回収実験の結果(右)】
(3)マイクロ流路一体型OFETによるグルコースのリアルタイムモニタリング
【図9.マイクロ流路一体型OFETセンサーを用いたグルコース添加の連続モニタリング結果】
5-4.国立大学法人 東京大学(2)
(1)塗布型有機トランジスタの開発
【図10.塗布しながら結晶化させるプロセスの確立】
(2)高い移動度と構造安定性を両立する有機半導体分子の創製
【図11.高い移動度と構造安定性を両立する有機半導体分子】
(3)高速応答する有機トランジスタ
【図12.開発したデュアルチャネル有機トランジスタ】
(4)CMOS集積回路
【図13.CMOS DFF集積回路(左)、CMOS DFF集積回路を
印刷したフレキシブルプリント基板(右)】
(5)超高感度歪・振動センサー
【図14.巨大な歪効果を示す超高感度センサー】
(6)フィルム状の超低コスト温度センサー
【図15.超低コストのフィルム状温度センサー】
(7)パイクリスタル事業構想 
【図16.パイクリスタル事業構想の俯瞰】
5-5.国立大学法人 東北大学
(1)CNFによる蓄電体の開発
【図17.本研究で提案された固体物理蓄電体の電子吸着モデル】
【図18.蓄電性発現に寄与するCOONa官能基近傍に生ずる電子状態の第一原理計算結果】
(2)電圧充電性能を有するアモルファスCNFスーパーキャパシタ
【図19.電解コンデンサ、電気二重層キャパシタ、二次電池、燃料電池、
 本研究蓄電体のパワー密度とエネルギー密度の位置関係を示すラゴンプロット】
【図20.CNF分子構造(a)、ACF蓄電体の電気二重層形成による蓄電模型(b)、電気分布定数回路(c)】
(3)CNFで半導体特性を発見
【図21.AKCFの-200~+100Vの範囲における昇降電圧に対するI-V特性
(上下操作速度1.24V/s)】
【図22.0V近辺における4.5桁のスイッチング現象】
【図23.(a)AFM三次元像、(b)TEM像とアモルファスハローパターンを示す
 電子回折像、(c)アモルファス相を示すX線解析パターン】
【図24.直流と交流領域における予想回路】
6.有機トランジスタの将来展望

産業用ロボットのリモート・メンテナンス市場動向(1) (31~42ページ)
~日本がリードする産業用ロボットのリモート・メンテナンスは今後拡大~

1.産業用ロボットのメンテナンス
2.産業用ロボット市場概観
2-1.世界の産業用ロボット市場動向
2-2.日本の産業用ロボット市場動向
【表1.マニピュレータ、ロボット統計 出荷実績 2019-2021年】
【図1.マニピュレータ、ロボット用途別/出荷実績(数量:2019-2021年)】
【図2.マニピュレータ、ロボット国内・輸出別/出荷実績
 (数量:2019-2021年)】
【図3.マニピュレータ、ロボット/国内出荷実績(数量:2019-2021年)】
【図4.マニピュレータ、ロボット/輸出出荷実績(数量:2019-2021年】
2-3.産業用ロボットメーカー
産業用ロボットメーカーは世界に数十社あるとされており、
この中でも市場シェアの大きなロボットメーカーは10社程度がしのぎを削っている。
【図5.2021年の産業用ロボットメーカーシェア】
2-4.ロボット市場の考察
3.産業用ロボットシステムについて
3-1.産業用ロボットシステムの概要
【図6.産業用ロボットのシステム構成例(単独)】
【表2.産業用ロボットのシステムの構成要素(単独)】
【図7.産業用ロボットのシステム構成例(連携運転)】
【表3.産業用ロボットのシステムの構成要素(連携運転)】

≪注目市場フォーカス≫
超短パルスレーザーの動向 (43~79ページ)
~光エネルギーが吸収され熱変換されるのに約10ピコ秒かかる
 超短パルスレーザーでは、熱ダメージの少ないレーザー加工が可能~

1.超短パルスレーザーとは
2.超短パルスレーザーの応用
2-1.加工
2-2.医療
2-3.その他の応用
3.超短パルスレーザーに関する市場規模
【図・表1.超短パルス/短パルスレーザーの国内およびWW市場規模推移と予測
 (金額:2021-2026年予測)】
4.超短パルスレーザーに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)
(1)超短パルスレーザー加工技術
①自動パラメータ可変レーザー加工による高速条件探索
【図1.自動パラメータ可変レーザー加工による高速条件探索】
②NEDO先導プロジェクト「ICTデータ活用型アクティブ制御レーザー加工技術開発」
【図2.NEDO先導PJ「ICTデータ活用型アクティブ制御レーザー加工技術開発」の概要】
③新たな超短パルスレーザー加工のプロセスモニタリング
 “ガラス表面へのナノ周期構造形成を光で検出できる技術を開発
 ~光学部品に新しい機能付加の可能性~”
【図3.今回開発した技術による観察結果(左)と加工後に電子顕微鏡で観察した表面と断面形状(右)、
(上)ガラス表面にナノ周期構造が形成された場合 (下)形成されなかった場合の結果】
(2)超短パルスレーザー加工×機械学習
【図4.深層学習を用いたレーザー加工条件の最適化】
(3)超短パルスレーザー加工技術×生体材料
①LIPSSによる表面修飾と医療用部材への適用
【図5.LIPSSの医療用セラミックス部材等への適用】
②フェムト秒レーザーパルス組み合わせによる多様な表面形状形成と機能付与
【図6.LIPSSによる細胞分化の促進効果[8, 9]】
4-2.学校法人 芝浦工業大学
(1)短パルスレーザーを用いた固体材料の内部微細加工
【図7.フェムト秒レーザーを用いたガラス内部の微細除去加工方法の模式図
(a)液中レーザーアブレーション、(b)レーザー支援エッチング、 (c)多孔質ガラスへのフェムト秒レーザー照射】
【図8.作製したS0.5ミニチュアめねじ。(a)断面の光学顕微鏡写真、 (b)レーザー顕微鏡で計測した断面の立体形状】
(2)短パルスレーザーを用いた固体材料の表面微細加工
4-3.スペクトラ・フィジックス 株式会社
(1)超短パルスレーザーのラインナップ
【図9.MKS|Spectra-Physicsの産業用超短パルスレーザーのラインナップ】
①フェムト秒レーザー
②ピコ秒レーザー
③ナノ秒レーザー
(2)注目製品と加工事例
①フェムト秒UVレーザー「IceFyre FS UV50」
【図10.「IceFyre FS UV50」:プログラマブルなバーストが可能】
②フェムト秒レーザー「Spirit 1030-100」
【図11.「Spirit 1030-100」:PCD(多結晶ダイヤモンド)へのバースト加工】
③ピコ秒レーザー「IceFyre IR50」
【図12.「IceFyre IR50」:Siへのバーストモード加工例】
【図13.「IceFyre IR50」:薄(50 µm厚)ガラス(AF32)シート切断加工例】
④ナノ秒レーザー「Quasar UV」
【図14.「Quasar」TimeShiftテクノロジー】
4-4.国立大学法人 名古屋工業大学
(1)LIPSSとは
(2)パルス積重によるLIPSSの形成過程
【図15.レーザーパルス積重に伴うLIPSSの形状および周期の変化】
(3)LIPSSのパルス幅依存による形状・結晶状態の制御
【図16. LIPSSの結晶状態のレーザーパルス幅依存】
(4)円偏光LIPSS
【図17.円偏光LIPSS】
4-5.国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
(1)バイオ研究の強力なツールになるフェムト秒レーザーを駆使した細胞操作・計測方法
【図18.原子間力顕微鏡によるフェムト秒レーザー誘起衝撃波生成(左)とその検出(右)】
(2)衝撃波発生と作用のメカニズム
【図19.フェムト秒レーザーを集光したときに引き起こされる光吸収から、衝撃波と応力波の発生に至る過程】
【図20.高速カメラで撮影した水にレーザーを集光照射したときの衝撃波、応力波、およびキャビテーションバブルの挙動】
(3)フェムト秒レーザーとマイクロ流体チップによる超高速セルソーターの開発
【図21.フェムト秒レーザーを用いた微粒子分取の代表例】
(4)ミドリムシのメタボ診断法を開発 
【図22.ミドリムシが蓄積するパラミロンの検出例。蛍光ペプチドを含む水中に
【図23.蛍光ペプチド試薬開発の概要。パラミロンに特異的に結合する
蛍光ペプチド試薬の作製方法(A)、得られた蛍光ペプチド試薬の反応性(B)】
【図24.蛍光ペプチド試薬の細胞内導入方法の概要。
 マンニトールによるミドリムシの運動一時停止(A)、メタボ診断の手順(B)】
4-6.国立研究開発法人 理化学研究所
(1)フェムト秒レーザーによる3次元加工
【図25.フェムト秒レーザーを用いた感光性透明ガラスへの3次元加工】
【図26.フェムト秒レーザーを用いた様々な3次元加工事例:
 (左)3次元マイクロ流体構造、(右)マイクロポンプ】
(2)バイオ応用事例:がん細胞マイグレーション観察への応用
【図27.がん細胞が狭窄部を通って移動する様子を観察することができる
 人体内部の微小組織を模して作製したバイオチップ】
(3)高感度3次元マイクロ流体SERSセンサー
【図28.3次元マイクロ流体SERSチップの作製手順】
(4)フェムト秒ベッセルビームによる微細加工
【図29.設計した位相板による整形ベッセルビームのシミュレーション評価結果
  (a)通常のベッセルビーム、(b)整形ベッセルビーム1、(c)整形ベッセルビーム2】
【図30.整形ベッセルビームによるSiの穴あけ加工例】
5.超短パルスレーザーの将来展望

≪タイムリーコンパクトレポート≫
人工光合成市場 (80~83ページ)
~人工光合成のさらなるブレークスルーに向け
 一里塚となる早期の社会実装が望まれる~

1.人工光合成とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.科学研究費助成事業の人工光合成関連研究課題
4.注目トピック
4-1.人工光合成に関する論文数の動向(中国)
4-2.人工光合成に関する論文数の動向(欧米・アジア)
5.将来展望
【図1.ソーラー水素世界市場規模予測(金額:2030、2040、2050年予測)】
【図2.ソーラー水素世界市場規模予測(数量:2030-2050年予測)】

飲料用容器市場 (84~88ページ)
~アフターコロナの正常化した市場での収益確保に向けた
 “選択と集中”で容器事業のリスタートヘ!~

1.飲料用容器市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.PETボトルはユーザー内製のプリフォームが成長
3-2.アルミ缶は行動制限緩和による外飲み復活で微減
3-3.紙カートンはレジャー・イベントの復活、リモートワークから出勤への切り替えで前年並みを維持
4.注目トピック
4-1.「コロナ特需」が終了、2022年の飲料用容器市場は3年ぶりに正常化へ
5.将来展望
【図1.飲料用容器市場規模推移(数量:2019-2022年見込)】
【図2.種類別 飲料用容器市場規模推移(数量:2019-2022年見込)】

≪タイムリーレポート≫
2023年 日韓ビジネスフロンティア交流・商談会 (89~97ページ)
~韓国のビジネスパートナーを探せる商談会、
 11月7日にソウルで開催~

1.開催背景
2.過去の実績
【表1.日韓中小企業商談会の実績】
【写真1.オフライン参加企業(左)とオンライン参加企業(右)が共存する
韓国会場の企業別ブースの様子】
3.体制及び実施方法
【図1.参加希望企業が提出する申込書フォーマット(基本情報)】
【図2.参加希望企業が提出する申込書フォーマット(売込・輸出希望企業向け)】
【図3.参加希望企業が提出する申込書フォーマット(調達・輸入希望企業向け)】
4.開催概要

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年5月号(No.182)

≪次世代市場トレンド≫
調光デバイスの動向 (3~31ページ)

~エレクトロクロミズムや液晶等の原理を応用し
 調光デバイスを窓材として用いて、空調や照明負荷の低減に期待~

1.調光デバイスとは
2.調光デバイスの方式
2-1.エレクトロクロミック(EC)方式
2-2.液晶方式
2-3.SPD方式
2-4.ゲスト/ホスト方式
3.調光デバイスの需要分野
4.調光デバイスに関する市場規模
【図・表1.調光デバイスの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2021-2026年予測)】
【図・表2.調光デバイスのタイプ別WW市場規模推移と予測(金額:2021-2026年予測)】
5.調光デバイスに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人 埼玉工業大学
(1)感熱応答性を利用した調光材料の開発
【図1.低分子液晶を用いる感熱応答型スマートウインドウ】
(2)液晶の非線形光学的配向を利用した平板レンズの開発
【図2.レーザー光による液晶の非線形光学的配向挙動】
【図3.液晶マイクロレンズアレイによる光取り出し効率向上の検討】
5-2.国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)
(1)調光材料とは
(2)プルシアンブルー型錯体ナノ粒子を用いたECガラスの開発
【図4.プルシアンブルーの調光原理と水分散性ナノ粒子の合成】
【図5.塗布プロセス法を用いた調光デバイス作製技術の開発】
【図6.遮熱型調光デバイスの駆動原理】
(3)塗布型調光デバイスのスケールアップ
【図7.スリットコート法の原理】
【図8.WO3及びPBインク】
【図9.ゴーグル形状と□500mmサイズの調光フィルム試作品】
【図10.企業との連携フォーメーション】
5-3.国立大学法人 東京大学
【図11.(a)反強磁性体Bi2CuO4におけるスピン配列。(b)Bi2CuO4結晶における
磁場による三段階調光の様子を偏光顕微鏡で可視化した画像】
【図12.観測された反強磁性に起因する三色性の概念図】
5-4.凸版印刷 株式会社
(1)液晶調光フィルムの基本原理と「LC MAGIC™」
【図13.液晶調光フィルムの基本原理】
【図14.ノーマルモードとリバースモードの違い】
(2)「LC MAGIC™」の他の特長・優位性
(3)利用シーン・採用事例
【図15.「LC MAGIC™」の利用シーン一例】
(4)遮光特性を持つ車載用「黒色」調光フィルムを新開発
【図16.「LC MAGIC™ノーマルブラック」の自動車への搭載イメージCG。
(左)電源ON時(可視光線透過率43%)、(右)電源OFF時(同5%)】
【図17.自由な形状にカットされた「LC MAGIC™ ノーマルブラック」、
電源ON時(左)、電源OFF時(右)】
5-5.国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
(1)電子ペーパーのマルチカラー化に成功
【図18.EC表示デバイスの電圧変化によるマルチカラー変化】
(2)EC材料の安定供給を実現することで、低価格・高性能な調光ガラスの普及に大きく前進
【図19.メタロ超分子ポリマー膜に電位を印加し、
鉄イオンの酸化状態を変えることで色が変化する様子】
(3)省電力性・発色性に優れた新しい調光ガラスの実証実験を開始
【図20.紫色(左)と青色(右)のメタロ超分子ポリマーで作製したECデバイス例】
【図21.(a)青色と(b)紫色のメタロ超分子ポリマーで作製した
ECデバイスにおける色変化の様子】
6.調光デバイスの将来展望

貨・客のラストワンマイル市場(3) (32~42ページ)
~国内も2025年から変革が加速する貨・客のLast Miles市場~

1.先号までのまとめ
2.モビリティを取り巻く環境と貨・客のラストワンマイル
【図1.モビリティを取り巻く環境概観】
2-1.MaaSの要素技術やサービス
【表1.MaaSの要素技術やサービス】
2-2.物流の要素技術やサービス
【表2.物流の要素技術やサービス】
2-3.OEMによる自動車の開発・製造・販売の要素技術やサービス
【表3.OEMによる自動車の開発・製造・販売の要素技術やサービス】
2-4.カーボンニュートラルの要素技術やサービス
【表4.カーボンニュートラルの要素技術やサービス】
3.貨・客のラストワンマイル市場を取り巻く環境など全体のまとめ
4.貨・客のラストワンマイル市場推移
【表5.貨・客のラストワンマイル市場推移(数量:2020-2030年予測)】
【図2.貨・客のラストワンマイル市場推移(数量:2020-2030年予測)】

≪注目市場フォーカス≫
最新脳科学と応用(6) ~脳とストレス・睡眠~ (43~80ページ)

~睡眠は脳のメンテナンスである
 ストレスと睡眠は脳活動と結びついており互いに関連している~

1.脳とストレス
2.脳と睡眠
3.ストレスと睡眠
4.脳とストレス・睡眠に関する市場規模
【図・表1.脳とストレス・睡眠の国内およびWW市場規模予測(金額:2022-2030年予測)】
5.脳とストレス・睡眠に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人 京都産業大学
【図1.脳におけるストレス反応(概要)】
(1)ストレス反応で分泌される糖質コルチコイド
【図2.齧歯類の脳における糖質コルチコイド受容体の分布(概要)
GR:グルコルチコイド受容体、MR:ミネラルコルチコイド受容体。Acc-側坐核;Amg(CeA)-扁桃体(中心核);AON-前嗅核;BNST-分界条床核;Cereb-小脳;Ctx-大脳皮質;Hipp-海馬;inf-下丘;LC-青斑核;Ob-嗅球;PVN-室傍核;RN-縫線核;SN-黒質;SupC-上丘;Thal-視床】
(2)ストレスと脳神経傷害~脳の血液循環・脳内の酸素レベル変化~
【図3.扁桃体(medial amygdaloid posterodorsal part)におけるpimonidazole免疫染色写真。(A)の上は生理食塩水投与(CONT)、(A)の下はLPS投与、それぞの処置によるラット扁桃体の顕微鏡像を示す。(B)はいずれも(A)の□の拡大写真。(A)x100 倍、(B)x400 倍。スケールバーはいずれも100 μmを表わす)】
(3)ストレス反応とミクログリア
【図4.トリメチルチン(TMT;8mg/kg、ip)投与によるラット脳におけるIba-1陽性細胞の形態(例)。コントロールでは分枝型(黒矢印、左図)、TMT投与ではアメーバ型(白矢印、右図下)、それぞれの形態を示すIba-1陽性細胞が認められた。なお、血管近傍にもIba-1陽性細胞(白矢頭)が観察された。スケールバーは100μm】
5-2.高知県公立大学法人 高知工科大学
【図5.ヒト記憶メカニズムの解明に向けた研究手法 (左)実験参加者に睡眠前に記憶課題を課し、課題遂行中の脳活動を高時空間分解能下で計測する。深層ニューラルネットワークによってこの脳活動から記憶関連脳活動の時空間パターンを同定する。(中)睡眠中の脳活動を計測し、closed-loopシステムおよび深層ニューラルネットワークにより記憶関連活動(リプレイ活動)を検出する。検出された際、その活動と同位相または逆位相の電流刺激を脳にフィードバックする。(右)睡眠後に再度記憶課題を課し、同位相条件と逆位相条件で記憶成績に差があるかを検証する】
【図6.開発したclosed-loopシステム。任意の電極から脳波をリアルタイムに取り込み、closed-loop programによって特定の特徴(振幅や周波数)を検出する。検出後、位相をコントロールした電流波形を生成し、脳の特定部位にフィードバックする】
5-3.国立大学法人 筑波大学
(1)神経ペプチドの生理的役割、とりわけ睡眠/覚醒を制御する神経回路の解明
【図7.覚醒時(上)と睡眠時(下)を制御する神経回路の働き】
(2)レム睡眠の開始機構に関するドーパミンと扁桃体の新たな役割の解明
【図8.睡眠・覚醒サイクルに応じた扁桃体基底外側核と側坐核におけるドーパミン量の経時変化】
(3)冬眠を制御するメカニズムの研究~冬眠様状態を誘導する新規神経回路の発見
【図9.QIHマウスの体温セットポイントの低下】
【図10.Q神経の位置と出力系】
【図11.ラットにおけるQIH様状態の誘導】
【図12.QIHの役割をまとめた図】
5-4.学校法人 東邦大学
【図13.増尾研究室の研究プロセス】
(1)不眠ストレスに対するコーヒーアロマの癒し効果
【図14.コーヒー豆の香りによって発現した遺伝子。NGFR(左)とGIR(右)】
(2)ストレス応答に及ぼすラベンダーの影響
【図15.高架式十字迷路】
【図16.ラベンダーの吸入がストレス応答(オープンアーム進入率と滞在時間)に及ぼす影響。平均値±標準誤差(n=5), *P < 0.05 (Tukey-Kramer's HSD Test)】
【図17.ラベンダーの吸入がストレス応答(ArcおよびNGFRのmRNA発現レベル)に及ぼす影響、平均値±標準誤差(n=4), *P < 0.05 (Tukey-Kramer's HSD Test)】
5-5.学校法人 東洋大学
(1)夢想起に関する研究
①夢を覚えている人といない人の個人差に関する研究
【図18.覚醒度による夢想起頻度と夢内容】
②夢の頻出テーマに関する研究(「生涯学の創出-超高齢社会における発達・加齢観の刷新」
(2)悪夢のメカニズムと治療に関する研究
①悪夢の意味
②パンデミックドリームに関する研究(松田英子, イメージ心理学研究, 18, 1-6 (2020).
(3)悪夢と合併する睡眠障害の治療に関する研究
(4)イメージを用いた悪夢治療に関する研究
①悪夢の種類と心理支援
②イメージ・リハーサル・セラピーの効果研究
③明晰夢に関する研究
5-6.国立大学法人 富山大学
(1)ノンレム睡眠時の徐波リズムを利用した記憶増強
(2)大脳皮質のトップダウン回路が睡眠時の記憶の再活性化と定着に重要
【図19.大脳皮質のトップダウン回路とボトムアップ回路】
【図20.10分間のアクティブタッチにより学習する床面認識課題】
(3)睡眠時における興奮性シナプス伝達を担うAMPA受容体の可塑性
6.脳とストレス・睡眠の将来展望

≪特別レポート≫
民生小型リチウムイオン電池市場 (81~86ページ)

~身の回りの様々な機器に使用されている市場規模について、
 アプリケーション別に解説~

1.民生小型リチウムイオン電池市場とは
2.民生小型LiB市場規模推移
【図・表1.民生小型LiB(電池容量)市場規模推移(数量:2015年、2018年、2021年)】
2-1.2015年~2018年推移
2-2.2018年~2021年推移
2-3.2015年、2018年、2021年 民生小型LiB主要メーカーシェア推移
【表1.民生小型LiB(電池容量)主要メーカー推移(2015年、2018年、2021年)】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
車載ディスプレイ部材市場
 (87~91ページ)
~車載ディスプレイの進化・変化を「支える」存在から
 ユーザーと共に市場を「掘り起こす」攻めの姿勢への転換を!~

1.車載ディスプレイ部材とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.車載ディスプレイ前面板市場:日系OEMのガラスシフトとOLEDの平面化でガラス採用率は70%以上に
3-2.車載用タッチパネル市場:インセル化が進む中、アウトセルならではの機能・価値の提案が活発化
4.注目トピック
4-1.スイッチャブルプライバシー技術など統合コックピットの安全性向上に向けた開発が進展
4-2.反射防止フィルム市場:ディスプレイの大型化とシェードレス化で反射防止フィルム需要が急拡大
5.将来展望
【図1.自動車生産台数と車載ディスプレイ部材世界出荷量の成長率推移・予測
(数量:2021年‐2024年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年4月号(No.181)

≪次世代市場トレンド≫
2次元物質 (3~31ページ)
~1原子層グラフェンの物理量を測定することが可能になって以降、
 2次元物質は、新たな原子層科学の地平を切り開く先駆け~

1.2次元物質とは
2.代表的な2次元物質
2-1.グラフェン
2-2.遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)
3.2次元物質のアプリケーション
3-1.電子デバイス
3-2.光デバイス
3-3.触媒
4.2次元物質に関する市場規模
【図・表1.2次元物質の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2020-2040年予測)】
5.2次元物質に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人 青山学院大学
(1)2次元TIにおける1次元ヘリカルエッジスピン流
【図1.2次元TIにおける1次元ヘリカルエッジスピン流と面直ロックスピン位相】
(2)レーザー描画による原子層半導体MoS2上への2次元トポロジカル絶縁体相の創製
【図2.レーザー描画による原子層半導体MoS2上への2次元トポロジカル絶縁体相の創製】
(3)室温ヘリカルエッジスピン流の確認
【図3.室温ヘリカルエッジスピン流の確認】
(4)原子層TI-MoS2素子と電圧駆動MRAM
【図4.原子層TI-MoS2素子と電圧駆動MRAM】
5-2.国立大学法人 東京工業大学
【図5.空間反転対称性の破れた結晶構造】
【図6.スピンポンプによる拡散的スピン流(左)と整流効果によるスピン流(右)】
5-3.学校法人 東京理科大学
(1)配位ナノシートとは
(2)配位ナノシート事例:金属錯体ナノシート
【図7.配位ナノシート事例:ニッケラジチオレン(NiDT)ナノシートの模式図】
【図8.液液界面錯形成法の模式図】
【図9.気液界面反応による単原子層NiDTナノシートの合成。(上)ナノシート形成プロセスの模式図、(左下)ナノシートの原子間力電子顕微鏡(AFM)像、(右下) ナノシートの膜厚の計測結果】
(3)配位ナノシートのアプリケーションはさらに拡大する
【図10.ヘテロ積層シート Fe/Co TPYの作製プロセス(上)と結果(下)】
【図11.CuDI(上)およびNiDI(下)の電池特性】
5-4.国立大学法人 東北大学
【図12.Cr2Ge2Te6薄膜におけるTe原子を中心とした原子間距離の分布(赤線)
およびXRDパターン(青線)。実験(左)および計算・シミュレーション結果(右)】
【図13.Cr2Ge2Te6薄膜の結晶状態の模式図。準安定相(左)および安定相(右)】
5-5.国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学
(1)「IV族元素による新奇二次元物質創生ユニット」が目指す新奇2次元物質
【図14.「IV族元素による新奇二次元物質創生ユニット」が目指す
2次元物質の結晶模型】
(2)水素離脱によるシリセン、ゲルマネンの創成
5-6.学校法人 法政大学
(1)2次元物質の基本的性質
【図15.様々な2次元物質のヘテロ構造】
(2)2次元物質と異種物質との表面/界面相互作用
【図16.2次元物質における表面/界面相互作用】
【図17.2次元物質と異種物質との相互作用が新たな機能発現につながる】
(3)2次元物質TaS2のCDW相転移の層数依存と分子吸着効果
【図18.TaS2におけるCDW相転移の層数依存性】
(4)まとめと新規デバイス・触媒・磁性体の開発への展望
【図19.新規デバイス・触媒・磁性体の開発の可能性】
6.2次元物質の将来展望

貨・客のラストワンマイル市場(2) (32~41ページ)
~人の移動サービスは充実しているが、変革が訪れている~

1.先号までのまとめ
2.人(ヒト)の近距離移動
2-1.近距離の移動の4つのカテゴリー
(1)鉄道とバスによる今までの近距離移動
①鉄道を利用する
【図1.(事例1)旧来の鉄道とバスの運行システム概要】
②バスを利用する
(2)タクシーとリース/レンタルによる今までの近距離移動
①タクシーを利用する
【図2.(事例2)旧来のタクシーとカーリース/レンタカーの運行システム概要】
②カーリース/レンタカーを利用する
2-2.4つの分野の現代のサービス展開
(1)鉄道とバスの現代のサービス展開
①鉄道と路線バスの現代のシステム
【図3.(事例3)現在の鉄道とバスの運行システム概要】
②カーリース/レンタカーの現代のシステム
【図4.(事例4)現在のカーリース/レンタカーの運行システム概要】

≪注目市場フォーカス≫
最新脳科学と応用(5) ~学習・記憶・意思決定~ (42~70ページ)
~脳は神経細胞同士をつなぐシナプスに情報が分散記憶されており、
 シナプス全体を読み解く事が重要~

1.学習・記憶・意思決定とは
2.学習・記憶・意思決定のメカニズム
3.学習・記憶・意思決定に関する市場規模
【図・表1.学習・記憶・意思決定の国内およびWW市場規模予測(金額:2022-2030年予測)】
4.学習・記憶・意思決定に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.学校法人 沖縄科学技術大学院大学学園 沖縄科学技術大学院大学(OIST)
(1)脳が記憶する仕組みを理解するためのアトラクターネットワークモデル
【図1.脳のアトラクターネットワークモデルの概要】
(2)脳の記憶における抑制性回路の役割
4-2.国立大学法人 京都大学
(1)道徳的意思決定の神経基盤~健常被験者を対象とした研究~
【図2.コイントス課題のフロー】
【図3.報酬への反応性と不正直な行為の頻度との正の相関】
【図4.正直な振る舞いに関わる前頭前野の活動:報酬への反応性と
正の相関を示している】
(2)道徳的意思決定の神経基盤~囚人を対象とした研究~
【図5.サイコパス傾向と反応時間及び前部帯状回の活動との負の相関】
【図6.左前部帯状回の活動】
4-3.国立大学法人 東京大学
(1)脳に備わる普遍文法
【図7.人間の脳には普遍文法がはじめから備わっている】
【図8.文の構成と意味の区切り】
(2)外国語習得における脳科学的効用 
【図9.カザフ語の文法習得課題】
【図10.行動データが示す多言語群の特徴 (a)多言語群でリスニングのスコアが示した第2言語と第3言語の相関 (b)これら二言語で合算したリスニングのスコアに対して、単語条件のブロック数が示した負の相関 (c)各条件について、ブロックあたりの応答時間を最初と最後で比較した結果】
【図11.脳活動が示す多言語群と二言語群の違い (a)単語条件での単語提示と比べて、文法条件での文提示で高い活動が見られた脳領域(赤)
(b)文法2・文法3条件で最初のブロックにおける両群の直接比較】
【図12.多言語群で選択的に増加した脳活動】
【図13.時間的な活動パターンが示す群間差 (a)大脳基底核・視床の活動パターン (b)文法関連領域である前頭葉の活動パターン (c)視覚野の活動パターン】
4-4.国立大学法人 東北大学
(1)新しい学習に必要な脳の情報リプレイ
(2)社会性行動を読み取る脳波
【図14.マウスが社交性を示す時に顕著に増減する特徴的な脳波のパターン】
(3)神経回路活動の大規模計測のための3Dプリンティング
【図15.自由行動する動物から脳波を測定するために考案された装置】
【図16.実際に得られたマルチユニット記録のデータ例】
4-5.国立大学法人 北海道大学
(1)記憶の実験による軽度認知障害(MCI)のスクリーニング
【図17.矢印の方向を記憶している時の楔前部の活動】
(2)コミュニケーション中の2人の脳活動を同時計測できる2台のMEGを用いた計測システムの構築
【図18.光ファイバーで連結された2台の脳磁計】
【図19.対話中の脳活動の様子】
5.学習・記憶・意思決定に関する将来展望

≪特別レポート≫
リチウムイオン電池部材の基礎 (71~83ページ)
~車載用途を中心に今後成長が見込まれる
 リチウムイオン電池について、各部材の役割を解説~

1.リチウムイオン電池の仕組み 
2.主要4部材各々の役割とその種類
2-1.正極材
【表1.各種正極材料の電池容量及び作動電圧】
(1)コバルト酸リチウム(LCO)
(2)リン酸鉄リチウム(LFP)
(3)ニッケル・コバルト・マンガン系(NCM)
(4)マンガン酸リチウム(LMO)
(5)ニッケル酸リチウム(NCA)
2-2.負極材
【表2.主な負極材理論容量一覧】
(1)グラファイト(黒鉛)
(2)カーボン系
(3)酸化物系(LTO)
(4)金属・合金系(Si系)
2-3.電解液
2-4.セパレーター
3.主要4部材以外の構成材料及びその役割
3-1.集電体
3-2.タブリード
3-3.導電助材
3-4.分散材
3-5.バインダー
3-6.増粘材
3-7.セル外装材(円筒缶/角缶/ラミネート)
4.市場規模
【図・表1.リチウムイオン電池(LiB)主要四部材 世界市場規模推移と予測
(金額:2017-2025年予測)】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
自動車用フィルム・シート市場 (84~88ページ)
~既存のクルマの枠組みの外に目を向けた開発・提案で
 「E-CASE」の先にある「次世代モビリティ」の共創を目指せ!~

1.自動車用フィルム・シート市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.内装用加飾フィルム
3-2.外装用加飾フィルム
3-3.車載ディスプレイ前面板用樹脂シート
4.注目トピック
4-1.合わせガラス用中間膜
5.将来展望
【図1.自動車用フィルム・シート市場規模推移・予測(数量:2019-2023年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年3月号(No.180)

≪次世代市場トレンド≫
高機能スピーカーの動向 (3~26ページ)
~歌詞が自動にディスプレイされるスピーカー、曲面を利用し音が
 聴こえる特殊デザイン、360°全方位特殊機能を持つスピーカーなど~

1.高機能スピーカーとは
2.様々な高機能スピーカー
2-1.ワイヤレススピーカー
2-2.メタマテリアルスピーカー
2-3.透明スピーカー
2-4.曲面スピーカー
2-5.磁性流体スピーカー
2-6.その他の高機能スピーカー
3.高機能スピーカーに関する市場規模
【図・表1.スピーカー全体の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2021-2026年予測)】
【図・表2.高機能スピーカーの国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2021-2026年予測)】
4.高機能スピーカーに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.株式会社 KEF Japan(ケーイーエフジャパン)
(1)メタマテリアル・アブソープション・テクノロジーの概要
【図1.メタマテリアル・アブソープション・テクノロジー構造(上左)と
MATスピーカーの断面図(上右)および分解図(下)】
(2)従来のスピーカーとMATを搭載したスピーカーの比較
【図2.ブックシェルフ型従来スピーカーLS50(右)と
MAT搭載スピーカーLS50 Meta(左)】
【図3.ワイヤレス型従来スピーカーLS50 Wireless(右)と
MAT搭載スピーカーLS50 Wireless II (左)】
(3)MAT搭載ハイエンドモデル
【図4.最高レベルの原音再生が可能なMAT搭載スピーカー
Reference 5  Meta(左)、BLADE One Meta (中央)、LS60 Wireless(右)】
4-2.株式会社 COTODAMA(コトダマ)
【図5.Lyric Speakerの外観】
【図6.2022年の最新モデル「Lyric Speaker Box」。再生した曲の歌詞を自動的
にモーショングラフィックスで表示する独自技術「Lyric Sync Technology」搭載】
(1)再生した曲の歌詞を自動的にモーショングラフィックスで表示する独自技術「Lyric Sync Technology」を搭載した「Lyric Speaker Box」の仕組み
【図7.Lyric Speakerの仕組み】
4-3.株式会社 サウンドファン
【図8.生活空間に溶け込む「ミライスピーカー・ホーム」】
【図9.「ミライスピーカー・ホーム」の外観(左)と分解図(右)】
【図10.「ミライスピーカー®」から出てくる音波の解析結果】
【図11.「ミライスピーカー®」から出てくる音波のシミュレーション解析結果】
4-4.株式会社 ネイビーズ
(1)ネイビーズの理念
(2)TRANSPARENT ブランド
【図12.TRANSPARENTのフルラインナップ】
【図13.Denisova_STS-B】
【図14.LightSpeaker】
【図15.Peulen_TS-B】
【図16.TS-STS-W】
(3)その他のブランド
4-5.ハーマンインターナショナル 株式会社
(1)新製品「JBL PULSE 5」
【図17.ポータブルBluetoothスピーカー「JBL PULSE 5」の外観】
【図18.JBL PULSE 5」のカラーバリエーションの一例】
5.高機能スピーカーの将来展望

貨・客のラストワンマイル市場(1) (27~35ページ)
~貨物のラストワンマイルをギグ・エコノミーが変える~

1.ラストワンマイル物流
1-1.ラストワンマイル物流の事例
(1)タイプ1(個配の標準的な受注~配送業務)
【図1.ラストワンマイル物流の個配の標準的な受注~配送業務】
(2)タイプ2(ITによるアシストのある受注~配送業務)
【図2.ラストワンマイル物流の個配ITによるアシストのある受注~配送業務】
【図3.(事例1)マクドナルドの受注~配送業務】
【図4.(事例2)Amazonの受注~配送業務】
(3)タイプ3(ギグ・エコノミーによるラストワンマイルの受注~配送業務)
【図5.ギグ・エコノミーによるラストワンマイルの受注~配送業務】

≪注目市場フォーカス≫
最新脳科学と応用(4) ~人間の認知機能~ (36~71ページ)
~脳は意識を持つ知能といえる。将来の人工知能が超並列分散
 プロッサーを使用する場合、それを統合するものが必要になる。~

1.論理的思考
2.直観的思考
3.意識とはなにか
4.人間の認知機能に関する市場規模
【図・表1.人間の認知機能の国内およびWW市場規模予測(金額:2022-2030年予測】
5.人間の認知機能に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人 千葉商科大学
(1)エージェント・ベース・シミュレーション(ABS)
【図1.ABSの典型的な構造】
(2)進化計算
(3)知識システム
(4)サービスサイエンス
(5)学習理論の精緻化と実践
5-2.国立大学法人 東京大学
(1)生命知能のメカニズムを明らかにして人工知能に活かす
【図2.シャーレ上で分散培養した神経回路】
(2)知覚情報を読み出す技術の開発
【図3.時空間的な神経活動パターン計測用微小電極アレイ】
(3)芸術を生み出す脳のメカニズム
5-3.国立大学法人 東北大学
(1)ハイパースキャニングによる共感の定量化の意義
【図4.超小型fNIRS装置「XB-01」】
【図5.fNIRSの計測原理】
(2)ハイパースキャニングによる共感の定量化の実際
【図6.コミュニケーション場面における脳活動計測・脳同調の発見】
【図7.共同作業場面における脳活動計測・脳同調の発見】
【図8.対面コミュニケーションvs遠隔コミュニケーション】
(3)株式会社NeU(ニュー)
【図9.NeUのコンセプト】
5-4.国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学
(1)表象的認知の進化モデル
【図10.表象的認知の進化モデル】
【図11.先天的な「対応」と獲得された「対応」の関係】
(2)仮説:「二次学習の進化が心的表象を生み出す」
【図12.「二次学習の進化が心的表象を生み出す」という仮説の証明。ニューラルネットワーク構造(左)、トールマン迷路問題を解くニューラルネットワーク(右)】
(3)メタ記憶のコンピューター内進化~忘れたことを意識するAI~
【図13.遅延見本合わせ課題を解くニューラルネットワークを想定したタスク】
【図14.進化したニューラルネットワークのイメージ】
【図15.進化したニューラルネットワークのテスト正答率】
5-5.日本電気 株式会社(NEC)/国立大学法人 大阪大学
(1)社会課題の解決には情報科学のパラダイムシフトが不可欠~ヒトの脳に倣う~
【図16.高機能で省エネなヒトの脳】
【図17.ヒト脳の振る舞いに倣う情報処理】
【図18.ヒト脳における4つの処理機能】
(2)ゆらぎ学習
【図19.DCMのコアモデル「ベイジアンアトラクタモデル(BAM)】
【図20.ゆらぎ学習の特徴】
【図21.ゆらぎ学習データ分析基盤システム(YGAP)の概要】
(3)応用事例
①適用赤外線センサーによる人流検知分析への適用
【図22.事例①:適用赤外線センサーによる人流検知分析への適用】
②製鉄プラントの低GHG排出化制御への適用
【図23.事例②:製鉄プラントの低GHG排出化制御への適用】
③その他
5-6.国立研究開発法人 理化学研究所
(1)メタ認知とは
(2)脳の意識統合機構(理化学研究所 プレスリリース 
【図24.マカクサルの確信度判断課題】
【図25.統合的な内省による自信の読み出し障害に対する補償】
【図26.サルの課題遂行中のfMRI法による全活動の測定結果】
(3)未来の行動に先立って成功確率を予測する脳のメカニズム
【図27.「内的」不確実性と「外的」不確実性の比較】
【図28.前外側前頭葉(47野)とその働き】
6.人間の認知機能に関する将来展望~AIが意識を持つことは可能か~

≪タイムリーコンパクトレポート≫
高機能フィルム市場 (72~76ページ)
~次の戦いのフィールドはビヨンド5G、Film to Film
 原反+加工+プロセスの技術融合で一段上の性能・品質の実現目指せ~

1.高機能フィルムとは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.2022年のFoldableカバー用透明PIフィルム市場規模は30万㎡
3-2.5G~ビヨンド5G向けの低誘電フィルムは、ミリ波通信が普及する2024年頃からの本格的な立ち上がりが期待される
3-3.MLCCリリースフィルムの 2022年の市場規模は前年比微増に止まる見込み
4.注目トピック
4-1.使用済製品のFilm to Filmリサイクルが本格始動
5.将来展望
【図1.主要な高機能フィルムの世界出荷数量の対前年増減率推移・予測
(数量:2020-2023年予測)】

プラスチックリサイクル市場 (77~80ページ)
~水平リサイクルの価値をブランディングし
 プラスチックがもたらす利便性、環境・SDGsへの貢献の訴求を!~

1.プラスチックリサイクル市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.マテリアルリサイクル
3-2.ケミカルリサイクル(モノマー化、油化、ガス化)
4.注目トピック
4-1.リサイクル樹脂ユーザー(飲料、化粧品、日用品、自動車)の動向
5.将来展望
【図1.日本・EU・米国におけるプラスチックリサイクル量(市場規模)
(数量:2022年見込、2025年予測、2030年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年2月号(No.179)

≪次世代市場トレンド≫
サイバネティック・アバター(CA) (3~38ページ)
~CAとはロボットや3D映像で示されるアバターや、ヒトの身体的・
 認知・知覚能力などを拡張するICT・ロボット技術を含む概念である~

1.サイバネティックスとは
2.アバターとは
3.サイバネティック・アバター(CA)とは
4.日本政府のCA構想
【図1.人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会の実現に必要な
研究開発の主な分野・領域】
【図2.CA基盤、CA生活に関連する主な分野・技術群の構造】
5.CAに関する市場規模
【図・表1.CAの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
6.CAに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人 大阪大学
(1)石黒研究室のこれまでの歩みと成果
【図3.自律型対話アンドロイド「エリカ」】
【図4.遠隔操作アンドロイド「ジェミノイド」】
(2)アバター共生社会の実現:ムーンショット目標
①2025年までのマイルストーン
②2030年までのマイルストーン
(3)ムーンショット目標「アバター共生社会」プロジェクトのオフィシャルCGアバター開発
【図5.3D-CGアバター「Rubica」】
【図6.2D-CGアバター「ジェネ」】
(4)仮想化実社会
【図7.現在既に存在している実世界(右上)、仮想世界(左下)、実名仮想世界(左上)と、これからCAによって実現する仮想化実世界(右下)】
(5) AVITA 株式会社(https://avita.co.jp/)
6-2.学校法人 慶應義塾大学
(1)ハプティクス(Haptics)
【図8.薄く・軽く・柔らかい触覚デバイス Haptic PLASTeR】
(2)空間の拡張や変容(Spaces)
①「Synesthesia Suit」(共感覚スーツ)
【図9.Synesthesia Suit】
②「Karada Tap」(カラダタップ)
(3)人間の身体そのものの感覚(Bodies)
【図10.身体拡張の事例、Fusion および Arque】
(4)「HUG Project」
【図11.HUG Projectの事例】
(5)超人スポーツ
(6)テレイグジスタンス(Telexistence)
【図12.遠隔体験を実現するテレイグジスタンス・アバターロボットTelesarV】
(7)ムーションット目標
【図13.身体的共創を実現するCA技術のコンセプト】
6-3.国立大学法人 静岡大学
(1)アバターおよびCA
(2)アバター法
(3) CAの利用局面
(4) CAの法的位置付けとそれに伴う困難性
(5) CAの本人確認(存在証明)および認証
6-4.国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
(1)ビデオシースルーHMDを用いた視覚的ノイズの減衰による集中力向上
【図14.参加者に提示される映像】
【図15.提示される視覚的ノイズの様子】
【図16.一問あたりの解答完了時間・瞬目頻度】
【図17. 主観的集中度・主観的疲労度】
(2)早回しビデオ視聴による視聴後の作業効率向上
【図18.情報提示システムがユーザーの作業速度に及ぼす影響の検証実験例】
【図19.時間経過に伴う解答数の変化(正規化)】
(3)水中HMDと流水プールを用いた飛行感覚の提示
【図20.水中HMDと流水プールを用いた実験条件】
【図21.水中VRを用いた陸上と水中の飛行感覚等の比較実験結果】
6-5.U-Stella 株式会社(ユーステラ)
(1)メタバース内で活動するアバター
①ユーレイちゃんプロジェクト
【図22.ユーレイちゃん】
②オリジナル3D/ Live2Dモデルシリーズ「ソルシエル」
【図23.オリジナル3Dモデルシリーズ「ソルシエル」のうち、
「レノン」(左)と「ギブ」(右)】
③アトモスタジオ(AtomoStudio)
【図24.汎用世話型アンドロイド「フィー」】
④メタバース不登校学生居場所支援プログラム
(2)音声合成システム
(3)音声作品
(4)雑誌出版
(5) U-Stella Shop
(6)等身大美少女ロボット開発 by メカニカルガール(https://mechanicalgirl.jp/)
①等身大美少女ロボット「HCI3-P0 足立レイ」
【図25.等身大美少女ロボット「足立レイ」。外観・正面図・側面図、組立中(右)】
②合成音声によるテキスト読み上げソフト「レプリボイス 足立レイ」
7.CAの将来展望

電動化モビリティの市場動向(4) (39~47ページ)
~電動化バイク市場はアジアで活性化、生産・販売ともにアジアに注目~

1.前号までのまとめ
2.電動化バイク(二輪車)市場の動向
2-1.世界のバイク市場の動向
2-2.世界の電動化バイク市場の動向
2-3.電動化バイクメーカーと製品
(1)世界の電動化バイクメーカー
(2)日本の電動化バイクメーカー
3.電動化バイク市場規模
【表1.世界の二輪車市場規模予測、電動二輪車普及予測
(数量:2019-203年予測)】
【図1.世界の二輪車市場規模予測、電動二輪車普及予測
(数量:2019-203年予測)】
4.電動化モビリティの今後の動向
4-1.電動化モビリティの運転免許
4-2.エンジンやモーターなどの動力源の多様性

≪注目市場フォーカス≫
最新脳科学と応用(3) ~脳のビッグデータ解析~ (48~77ページ)
~画像データを中心に研究が進んでいるが、高次脳機能を理解するには、
 行動・認知と脳活動の関連を解析することが必須~

1.ビッグデータとは
2.脳のビッグデータ解析
3.脳のビッグデータ解析に関する市場規模
【図・表1.脳のビッグデータ解析の国内およびWW市場規模予測(金額:2022-2030年予測)】
4.脳のビッグデータ解析に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.株式会社 エム
(1)日本の脳ドックデータは、認知症マネジメントの鍵となる
(2)「MVision」の特長
【図1.脳の505構造の分割イメージ例】
【図2.「MVision」で測定した脳室体積の年代平均と偏差】
【図3.加齢性変化の大きな構造物に着目した事例】
(3)「MVision Health」の導入ステップ
【図4.システム導入後の実務のイメージ】
4-2.国立大学法人 京都工芸繊維大学
(1)マインドワンダリングに関する研究
(2)脳機能データを用いた人工知能アルゴリズムで男女の相性予測に成功
【図5.研究の流れ】
【図6.機能的結合プロファイルによる相性の予測正答率】
【図7.相性予測に貢献した機能的結合プロファイル】
4-3.株式会社 ベスプラ
(1)脳科学的根拠に基づき設計された「脳にいいアプリ」
【図8.「脳にいいアプリ」のサービス概要】
【図9.脳科学研究から導かれる様々な活動における認知症予防の有効性】
(2)「脳にいいアプリ」でBHQを5段階で推定
(3)持続可能なウェルネスプラットフォームの構築
【図10.脳にいいアプリと健康ポイントを活用した持続可能な
ウェルネスプラットフォーム概要】
【図11.健康ポイントの仕組み】
4-4.国立研究開発法人 理化学研究所
(1)脳の特徴
(2)スパコンを用いた神経回路モデルのシミュレーション
(3)パーキンソン病の運動症状の理解を目指す大脳基底核-視床-大脳皮質神経回路モデルの開発
【図12.大脳基底核-視床-皮質-脊髄-筋骨格の統合モデル】
【図13.パーキンソン病のシミュレーション】
【図14.視床のCaバースト発火によって起きる運動皮質のコラムの逆相同期発火】
(4)エクサスケールスパコンに向けた脳シミュレーションの展望
【図15.スパコンの性能と神経回路シミュレーションの規模の変遷】
【図16.スパコン「富岳」によるヒト規模大脳皮質と小脳シミュレーション結果】
4-5.株式会社 リトルソフトウェア
(1)リトルソフトウェアの事業イメージ
【図17.リトルソフトウェアの事業内容イメージ】
(2)「Affective Computing」(感情予測推定)の重要性
【図18.「Affective Computing」の活用モデル】
(3)「Affective Computing」の優位性
【図19.「HuMAN Affective AI」で使用している感情モデル】
【図20.脳波が判定する生体の基本的感情・状態】
(4)事例
【図21. HuMAN Affective Serviceの標準的ビジネスモデル】
①座るだけで感情を可視化する「ピエゾラ® Motionアプリ」(三井化学と共同開発)
【図22.座るだけで感情を可視化する「ピエゾラ® Motionアプリ」(三井化学と共同開発)】
②マルチ生体計測用ソフトウェア「LM Logger2」
【図23.ルチ生体計測用ソフトウェア「LM Logger2」】
5.脳のビッグデータ解析の将来展望

≪タイムリーコンパクトレポート≫
レーザー照明市場 (78~82ページ)
~端面発光青色レーザーは発光効率50%超え
 面発光もゲームチェンジャー狙い、想定活用範囲拡大~

1.レーザー照明とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.業務用途としての採用増と防衛用途でのケタ違い需要の発生により
今後も世界市場をけん引
3-2.システムユースが引き続き世界市場をけん引
光源コスト低減の兆しはまだ先
4.注目トピック
4-1.イルミネーションからコミュニケーションへ 光無線通信
5.将来展望
【図1.レーザー照明の世界市場規模推移・予測(金額:2020-2030年予測)】

定置用蓄電池(ESS)市場 (83~89ページ)
~事業計画見直しのベストタイミング到来
 日系メーカー、今すべきは海外進出“一択”~

1.定置用蓄電池(ESS)とは
1-1.家庭用ESS
1-2.企業・業務用
1-3.電力系統用
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.家庭用ESS市場
3-2.企業・業務用ESS市場
3-3.電力系統用ESS市場
4.注目トピック
4-1.ESS用LiBの正極材はLFPがNCM・NCAを逆転、韓国系電池メーカーも参入を宣言
4-2.次世代電池の開発やTWh級生産キャパ構築で、蓄電池価格は下落の方向へ
4-3.性能や品質以上の価格競争力や取捨選択を明確化する事が求められる
5.将来展望
【図1.定置用蓄電池(ESS)の設置先別世界市場規模推移・予測(数量:2020-2031年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2023年1月号(No.178)

《トップ年頭所感》
2023年、世界の不確実性を乗り越えるために。もう一度原点から (3~6ページ)

株式会社矢野経済研究所 代表取締役社長 水越 孝

≪次世代市場トレンド≫
海水淡水化技術の動向 (7~31ページ)
~人口増加に伴い水需要が増加、水不足の深刻化と淡水資源の
 急速な枯渇が、世界の海水淡水化市場の成長を促進する主な要因~

1.世界の水事情
2.海水淡水化技術の変遷
3.海水淡水化の需要用途別・地域別状況
4.NEOMプロジェクト(https://www.neom.com/en-us)
5.海水淡水化装置に関する市場規模
【図・表1.海水淡水化装置のWW市場規模推移と予測(金額:2021-2026年予測)】
【図・表2.海水淡水化装置の方式別WW市場規模推移と予測(金額:2021-2026年予測)】
【図・表3.海水淡水化装置の地域別WW市場規模推移と予測(金額:2021-2026年予測)】
6.海水淡水化技術に関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人 信州大学
(1) RO膜+CNT
【図1.CNT/PAナノ複合膜の構造モデル(青緑:CNT、茶色:PA分子】
(2)信州大学 アクア・イノベーション拠点(https://www.shinshu-u.ac.jp/coi/)
(3)サウジアラビアで進む巨大スマートシティ「NEOM」計画
6-2.株式会社 電業社機械製作所
【図2.エネルギー回収の仕組み】
【図3.DeROs®のシステム構成】
【図4.DeROs®を用いたエネルギー回収装置の仕組み】
【図5.DeROs®の機器構成】
【図6.DeROs®の形式と適用範囲】
6-3.国立大学法人 東京大学/国立大学法人 東京工業大学/
国立研究開発法人 理化学研究所
(1)水を超高速で通すにもかかわらず塩を通さないフッ素ナノチューブの開発
【図7.超高速水透過と脱塩を両立するフッ素化ナノリングの構造と、その1次元状集合化によるフッ素化ナノチューブの構造(上)既存の水処理膜、アクアポリン、CNT、およびフッ素化ナノチューブの水透過能と脱塩能の比較マップ(下)】
6-4.東洋紡 株式会社
(1)中空糸型RO膜
【図8.東洋紡の中空糸型RO膜「HOLLOSEP®」】
(2)RO膜を用いた海水淡水化事業
【図9.RO膜を用いた海水淡水化事業の実績】
(3)中空糸型FO膜
【図10.FO膜を用いた海水淡水化プロセスの概要】
(4) FO膜を用いた海水淡水化実証試験(Trevi Systems社)
【図11.FO膜を用いた海水淡水化実証試験(Trevi Systems社)】
6-5.東レ 株式会社
(1)東レのRO膜ラインナップ
【図12.東レのRO膜製品】
(2)東レのRO膜が、アラブ首長国連邦の世界最大の海水淡水化プラント向けに受注
(3)超高圧・中性分子高除去RO膜エレメント「TBW-HRシリーズ」の開発・販売開始
(4)RO膜中の水分子の動きを解明
~水分子の動的挙動計測と計算化学の両面から、細孔中の水運動性を明らかに~ 
【図13.RO膜の微細構造】
7.海水淡水化技術の将来展望

電動化モビリティの市場動向(3) (32~41ページ)
~2030年に国内eVTOL関連市場は540億円、電動化ボートは125億円~

1.前号までのまとめ
2.eVTOL関連市場の動向
【図1.世界のeVTOL関連市場予測(金額:2020-2030年予測)】
【表1.国内のeVTOL関連市場予測(金額:2020-2030年予測)】
【図2.国内のeVTOL関連市場予測(金額:2020-2030年予測)】
3.電動ボート市場の動向
3-1.海外メーカーの動き
【表2.電動化ボートの海外メーカーと主要製品例】
3-2.国内メーカーの動き
【表3.電動化ボートの国内メーカーと主要製品例】
3-3.電動化ボートの市場規模予測
【表4.国内電動化ボート関連市場規模推移(金額:2020-2030年予測)】
【図3.国内電動化ボート関連市場規模推移(金額:2020-2030年予測)】

≪注目市場フォーカス≫
最新脳科学と応用(2) ~脳の情報処理アーキテクチャ~ (42~77ページ)
~コンピューター同様、脳にもOSが存在、
 ニューロンから構成されるネットワーク全ての情報処理を統御~

1.脳を構成する主役は神経細胞
2.脳の情報処理アーキテクチャ
3.脳の情報処理アーキテクチャに関する市場規模
【図・表1.脳の情報処理アーキテクチャの国内およびWW市場規模予測
(金額:2022-2030年予測)】
4.脳の情報処理アーキテクチャに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 京都大学
(1)強化学習の細胞基盤の理論的検証(東京大学/京都大学 共同プレスリリース
【図1.大脳皮質-基底核の学習モデル】
【図2.汎化・弁別学習を含む強化学習アルゴリズム OVaRLAPの
性能検証に用いた迷路ナビゲーションタスク】
(2)サイボーグAI
【図3.サイボーグAIの基本的コンセプト】
(3)視覚注意
【図4.生体脳における視覚注意のメカニズム】
4-2.国立大学法人 筑波大学
(1)光遺伝学的手法
【図5.光遺伝学によるリアルタイム脳操作実験系(閉ループ実験系)の構築】
(2)電気生理学的手法
【図6.脳計測プローブ】
(3)機械学習の適用
【図7.多チャネルスパイク系列カーネル】
4-3.国立大学法人 東北大学
(1)ブレインモルフィックコンピューティング(BMC)の概念
【図8.BMCパラダイムの概要】
(2)BMCHの研究例
【図9.意識過程と無意識過程の相互作用にヒントを得たダイナミクス・
アルゴリズムハイブリッド計算パラダイムとその組合せ最適化問題への応用】
【図10.ハイブリッド脳型コンピューターのハードウェア(プロトタイプ)】
【図11.スピン軌道トルク(SOT)デバイスの物理ダイナミクスを直接利用した
ニューロンダイナミクスとシナプスダイナミクスの実現】
【図12.動的原自己を実現する脳幹ネットワークモデルと
カオスニューラルネットワークリザバー集積回路(プロトタイプ)】
4-4.国立大学法人 豊橋技術科学大学
【図13.下オリーブ核(左)のHHモデルによるシミュレーション(右))】
【図14.隣接するニューロン間の直接的な接続のみでモデリング(左)、
最も優れた性能を示したSTREAM design(右)】
【図15.LIFモデルによるSNNの典型的な発火の伝搬と倒立振子という実際の
エンジニアリング分野の問題に適応した事例】
【図16.FPGAにおけるステンシル計算への接続のためのマッピング】
4-5.国立大学法人 横浜国立大学
(1) AIと深層学習
【図17.階層型NNの構造(左)と文字認識事例の結合荷重の最適化(右)】
(2)説明可能AI(XAI)
(3) NEDOプロジェクト:説明可能AI(XAI)・共進化AI(CAI)基盤技術の開発と
産業応用(2020~2024)
【図18.XAIユーザーのニーズに合わせて進められつつある開発】
(4)進化型NNによる人工脳構築
【図19.内部に任意の構造をもつ神経回路網の例】
【図20.汎用NNの段階的進化と人との共進化】
【図21.汎用NNの表現型(左)と遺伝子型(右)の表現例】
4-6.国立研究開発法人 理化学研究所
(1)脳型学習アルゴリズムの開発
【図22.脳型シナプス学習則による信号源抽出】
(2)人の「主体感」を最適な感覚情報の統合によって説明する理論を提案
【図23.行動と帰結の時間知覚】
(3)脳内神経ネットワークにおける臨界現象「カオスの縁」と「雪崩現象」の理解
【図24.神経ネットワーク活動における2つの臨界現象】
(4)予測主成分分析(PredPCA)の開発
【図25.「PredPCA」による予測と状態変数の抽出】
5.脳の情報処理アーキテクチャの将来展望

ペロブスカイト太陽電池の研究開発動向 (78~89ページ)
~光電変換効率はシリコン系並みに向上
 タンデム型開発の動きも活発化~

1.ペロブスカイト太陽電池の定義
【図1.ハロゲン化金属ペロブスカイの構造】
2.太陽電池セルの種類
【図2.太陽電池セルの商用化レベルによる分類】
2-1.第1世代の太陽電池
2-2.第2世代の太陽電池
2-3.第3世代の太陽電池
2-4.第3世代の太陽電池―ペロブスカイト太陽電池
3.ペロブスカイト太陽電池の特徴と技術開発動向
【図3.タンデム型ペロブスカイト太陽電池の構造】
4.太陽電池の光電変換効率をめぐる競争
【図4.NREL発表の太陽電池効率チャート】
5.ペロブスカイト太陽電池の最新研究開発動向
5-1.大学・研究機関における最新研究開発動向
(1)物質・材料研究機構(NIMS)、高耐久性のペロブスカイト太陽電池を開発
(2)韓国・蔚山科学技術院(UNIST)、真空薄膜蒸着工程による製造技術を開発
(3)韓国・蔚山科学技術院(UNIST)、コーティング用低毒性溶媒を開発
(4)中国・南京工業大学、スクリーン印刷技術による製造方式を開発
5-2.企業における最新開発動向
(1)株式会社カネカ
(2)株式会社アイシン
(3)Hanwha Solutions Corporation
(4)昆山协鑫光电材料有限公司(GCL Perovskite)
6.ペロブスカイト太陽電池市場の将来展望

≪タイムリーコンパクトレポート≫
モーションキャプチャシステム市場 (90~96ページ)
~未開拓領域の発見と早期着手が肝
 タイプ別メリットを活かした三者三様の持ち味で需要拡張~

1.モーションキャプチャシステム市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.光学式
3-2.慣性式、磁気式
3-3.国内モーションキャプチャシステム市場のタイプ別シェア推移
4.注目トピック
4-1.モーションキャプチャシステムを世に知らしめたエンターテインメント分野はこれからも時代に合わせた絶えない変化をみせる
4-2.慣性式の手軽さ、磁気式の絶対的な信頼といった武器で医療分野では日本独自の活躍が伸びていく
5.将来展望
【図1.モーションキャプチャシステム世界市場規模予測(金額:2020-2030年予測)】
【図2.国内モーションキャプチャシステム市場のタイプ別シェア
(金額・数量ベース: 2020-2030年予測)】

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