定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

2012年

Yano E plus 2012年12月号(No.057)

 トピックス 

《電子部材シリーズ》
●希土類磁石市場
 ~xEV などに不可欠な重要部品、高温特性改善に不可欠な脱ディスプロジウム開発が焦点

ネオジム磁石は優れた磁石特性から、ハイブリッド電気自動車などに不可欠な部品となっている。自動車のエンジンルーム温度などは相当高温になるが、ディスプロシウムを微量添加することでネオジム磁石の耐熱性を改善でき、実用化が一気に進んだ経緯がある。よって、自動車用ネオジム磁石にとって、ディスプロジウムは不可欠な物質となっており、その調達リスクの高まりは放置できない問題となっている。

今後、ディスプロジウムの入手が益々困難になる恐れがあるため、日本ではディスプロジウムに替わる添加物の探索が官民挙げて急ピッチで進められてきている。ディスプロシウムを代替するためには、ディスプロジウムが希土類磁石の耐熱性を改善するメカニズムを解明し、同じ役割をする代替物質を探せば良いことになる。
これまでのところ、ディスプロジウムを添加したネオジム磁石では、ネオジムの一部がディスプロジウムに置換し、その結果、結晶サイズが小さくなったり、結晶粒界が制御されて磁区の乱れが生じ難い事が知られている。同様な効果を他の物質で代替することが探索された結果、ディスプロジウムの使用量を従来の半分に減らしても、特性がほとんど変わらない希土類磁石が開発されている。また、ディスプロジウムを全く用いない希土類磁石の開発も報告されており、早晩、脱ディスプロジウム希土類磁石の生産が軌道に乗るものとみられている。

 内容目次 

《環境・エネルギー関連シリーズ》

  ●韓国の植物工場市場 (3~27ページ)
    ~政府による輸出振興策の一環として、今後のさらなる発展が期待~
    1.植物工場市場概要
    1-1.日韓における植物工場への関心の高まり
    【図1.植物工場の分類】
    1-2.韓国植物工場概況
    (1)完全人工光型植物工場
    (2)太陽光・人工光併用型植物工場
    【図3.垂直型植物工場システム(左:国立農業科学院、右:グリーンプラス)】
    (3)太陽光利用型植物工場(大型施設園芸)
    【図4.太陽光利用型植物工場(東部ファーム)】
    2.韓国植物工場市場を構成するメインプレーヤー
    2-1.植物工場運営
    (1)完全人工光型及び太陽光・人工光併用型工場
    ①Insung Tec
    ②テヨンE&A
    ③KAST新環境農業技術
    ④iFarm(WISE産電)
    ⑤Refleshhy咸陽(斗源産業開発)
    【図5.HEFL照明を利用したアイスプラント生産】
    【表1. 韓国の主要な完全人工光型植物工場】
    ⑥ロッテ(ソウル駅前店)
    【図6.ロッテマート(ソウル駅前店)の植物工場】
    ⑦みらいコリア
    ⑧その他、ディスプレイ型植物工場
    (2)太陽光利用型植物工場
    2-2.植物工場建設
    (1)完全人工光型及び太陽光・人工光併用型工場
    【表2.完全人工光型及び併用型植物工場関連システムの主な販売企業】
    ①Insung Tec
    ②KAST新環境農業技術
    ③iFarm(WISE産電)
    ④テヨンE&A
    ⑤みらいコリア
    ⑥グリーンプラス
    ⑦ジャパンドームハウス
    ⑧パルス
    ⑨友成HITEC
    (2)太陽光利用型植物工場
    ①国内企業がメインプレーヤー
    ②システムは韓国製が普及 ~複合環境制御システムは依然オランダ製が主流
    ③自動化システムも進展 ~国産の自動化システム
    ④省エネシステム市場も形成
    ⑤国内の農資材産業も発展
    ⑥種苗産業の拡大~輸入品から国産化~日本企業サカタ、タキイは早くから市場参入
    【図7.韓国植物工場(太陽光利用型)の市場構造】
    3.韓国植物工場の今後の普及拡大パターンイメージ及び市場規模予測
    3-1.韓国植物工場の今後の市場展望
    (1)市場参入が見込める韓国企業メンバー
    (2)大手企業の市場展望
    【表3. 本格参入が見込める大手企業】
    (3)日本の植物工場市場との競合
    【表4.日本企業による韓国市場参入のポイント】
    【表5.韓国企業による日本市場への参入】
    3-2.韓国植物工場の今後の普及拡大パターンイメージ
    (1)完全人工光型植物工場及び太陽光・人工光併用型植物工場
    ①市場拡大に向けた前提条件
    ②普及拡大パターン
    (2)太陽光利用型植物工場
    【図8.韓国植物工場の市場拡大イメージ】
    (3)大手企業の事業方向性
    【図9.大手企業による植物工場事業展開パターン】
    3-3.韓国植物工場の市場規模予測
    (1)完全人工光型及び太陽光・人工光併用型植物工場
    ①新規工場建設市場(2012年~2020年)
    【図10.韓国完全人工光型及び太陽光・人工光併用型工場の新規建設国内市場規模推移
    (金額:2012年-2020年予測)】
    【図11.韓国完全人工光型及び太陽光・人工光併用型工場のストック市場規模推移
    (数量:2012年-2020年予測)】
    (2)太陽光利用型植物工場
    ①太陽光利用型の新規工場建設市場(2012年~2020年)~パプリカ施設
    【図12.韓国太陽光利用型工場の新規建設国内市場規模推移(金額:2012年-2020年予測)】
    【図13.韓国太陽光利用型工場のストック市場規模推移(数量:2012年-2020年予測)】

  ●GHP市場動向 (28~39ページ)
    ~2011年は2万1千台を超え、好調に推移~
    1.GHPの市場概況
    【表1.GHP国内市場規模推移(数量・金額2008年-2011年)】
    【表2.ガス使用別によるGHP区分(数量:2011年)】
    【図1.ガス使用別によるGHP区分(数量:2011年)】
    【表3.容量別によるGHPの区分(数量:2011年)】
    【図2.容量別によるGHPの区分(数量:2011年)】
    2.GHPの技術的課題と方向性
    3.参入メーカーの動向
    3-1.概要
    3-2.パナソニック(株)
    3-3.アイシン精機(株)
    3-4.ヤンマーエネルギーシステム(株)
    3-5.三菱重工業(株)
    3-6.ダイキン工業(株)
    3-7.日立アプライアンス(株)
    4.メーカーシェア状況
    【表4.GHP国内メーカーシェア(金額:2011年)】
    【図3.GHP国内メーカーシェア(金額:2011年)】
    5.販売ルート
    6.今後の市場動向
    【表5.GHP国内市場規模予測(数量・金額2012年見込-2015年予測)】

《電子部材シリーズ》

  ●希土類磁石市場 (40~57ページ)
    ~xEVなどに不可欠な重要部品 高温特性改善に不可欠な脱ディスプロジウム開発が焦点~
    1.希土類磁石の概要
    2.希土類磁石の原料調達と代替戦略
    3.希土類磁石の市場規模推移と予測
    【表1.希土類磁石の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【図1.希土類磁石の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【表2.希土類磁石の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2009年-2014年予測)】
    【図2.希土類磁石の種類別国内市場規模推移と予測(金額:2009年-2014年予測)】
    【表3.希土類磁石の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2009年-2014年予測)】
    【図3.希土類磁石の需要分野別国内市場規模推移と予測(金額:2009年-2014年予測)】
    4.希土類磁石の主要取組企業の動向
    【表4.希土類磁石の主要取組企業と取扱製品】
    4-1.信越化学工業(株)
    4-2.住友金属鉱山(株)
    4-3.ダイドー電子(株)
    4-4.TDK(株)
    4-5.日立金属(株)
    5.希土類磁石の企業シェア
    【表5.希土類磁石全体の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図4.希土類磁石全体の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表6.希土類焼結磁石の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図5.希土類焼結磁石の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表7.希土類ボンド磁石の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図6.希土類ボンド磁石の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表8.希土類磁石の電子機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図7.希土類磁石の電子機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表9.希土類磁石の自動車機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図8.希土類磁石の自動車機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表10.希土類磁石の家電機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図9.希土類磁石の家電機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表11.希土類磁石の音響機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図10.希土類磁石の音響機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表12.希土類磁石の産業機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図11.希土類磁石の産業機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表13.希土類磁石の医療機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図12.希土類磁石の医療機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表14.希土類磁石のその他機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図13.希土類磁石のその他機器向け国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    6.希土類磁石の今後の見通し

  ●光ファイバ市場 (58~67ページ)
    ~中国市場が牽引し市場は拡大~
    1.市場概況
    2.市場規模推移とシェア
    2-1.市場規模推移
    【表1.光ファイバ WW市場規模推移(金額:2008年-2012年見込)】
    【図1.光ファイバ WW市場規模推移(金額:2008年-2012年見込)】
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表2.光ファイバWW市場のシェア推移(金額:2010年-2012年見込)】
    【図2.光ファイバ WW市場のシェア(金額:2011年、2012年見込)】
    3.注目市場動向
    3-1.中国市場動向
    3-2.新興国市場の動向
    4.製品動向
    4-1.ホーリー(空孔構造)ファイバの実用化へ
    4-2.大容量伝送の実現
    4-3.光ファイバ内に半導体を形成
    5.各社の動向
    5-1.コーニング(Corning Incorporated)
    5-2.プリズミアン(Prysmian Cables and Systems)
    5-3.古河電工(株)
    5-4.住友電工(株)
    5-5.(株)フジクラ
    6.今後の見通し

《添加剤シリーズ(2)》

  ●無機系難燃剤市場 (68~89ページ)
    ~今後はリン系難燃剤との併用も増加する見通し~
    1.はじめに
    1-1.難燃メカニズムとその他の特徴
    (1)金属水和物の脱水反応
    【表1.金属水和物の脱水分解反応とその他の特徴】
    (2)酸化アンチモン類の難燃増強作用
    【表2.三酸化アンチモン(Sb2O3)の難燃配合例】
    1-2.無機系難燃剤市場の動向
    (1)市場規模推移とタイプ別構成比
    【表3.無機系難燃剤の総市場規模推移・WW市場(数量:2010年-2014予測)】
    【図1.無機系難燃剤の総市場規模推移・WW市場(数量:2010年-2014予測)】
    【表4.無機系難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    【図2.無機系難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    (2)水酸化Alのタイプ別動向
    【表5.水酸化Al難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    【図3.水酸化Al難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    (3)水酸化Mgのタイプ別動向
    【表6.水酸化Mg難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    【図4.水酸化Mg難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    (4)アンチモン系難燃剤の原料問題
    2.注目企業の動向
    2-1.日本軽金属(株)
    【図5.日本軽金属 / 細粒・微粒水酸化Alの粒形】
    【表7.日本軽金属 / 低ソーダ水酸化Alのラインナップと標準仕様】
    2-2.(株)テスコ
    【表8. ナバルテックの析出法水酸化Al「APYRAL」の主要製品】
    2-3.協和化学工業(株)
    【表9.協和化学工業「キスマ5」の主要グレードとその分析例】
    2-4.神島化学工業(株)
    【表10.神島化学工業の水酸化Mg系難燃剤「マグシーズ」の特徴】
    2-5.新鉱工業(株)
    【表11.新鉱工業の「マグラックス」の標準仕様】
    2-6.日本精鉱(株)
    【表12.日本精鉱の難燃剤用アンチモン化合物グレード】
    2-7.(株)鈴裕化学
    【表13.鈴裕化学 / 三酸化アンチモン 粉末タイプの仕様】

《無線モジュールシリーズ(7)》

  ●無線LAN(Wi-Fi)市場(その1) (90~100ページ)
    ~無線LANが躍進、さらに多様化し、そのシェアを広げつつある~
    1.環境の熟成
    1-1.あらゆるものに無線LANを搭載
    【図1.新市場に乗り出す無線LAN】
    2.無線LANの概要
    2-1.無線LANの規格
    2-2.無線LANの次世代仕様(11ac、11ad)
    【表1.無線LANの次世代仕様一覧】
    (1)11acの概要
    ①アンテナ多重数の拡大
    ②1次変調方式の多値度向上
    ③周波数チャネルの帯域幅の拡大
    ④マルチユーザーMIMO
    【表2.11n、11ac、11adの比較】
    (2)11adの概要
    2-3.無線LANの次世代仕様(1af、11ah)
    (1)11afの概要
    (2)11ahの概要
    2-4.その他の無線LANの次世代仕様
    (1)11aiの概要
    (2)Wi-Fi Displayの概要
    3.Wi-Fi Allianceとは
    4.無線LANの変貌は脅威か?
    5.無線LANチップ・モジュールの日本メーカーの位置づけ
    5-1.無線LANチップベンダ
    5-2.無線LANモジュールメーカ

《リチウムイオン電池副部材シリーズ(3)》

  ●バインダー・導電補助剤石市場 (101~113ページ)
    ~電池容量にも影響を及ぼす重要部材~
    1.バインダー
    【図1.LIBにおけるバインダー・導電補助剤の模式図】
    2.導電補助剤
    3.バインダー・導電補助剤の市場規模推移と予測
    3-1.バインダーの市場規模推移と予測
    【表1.バインダーの国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【図2.バインダーの国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【表2.バインダーの種類別国内市場規模推移と予測(数量:2009年-2014年予測)】
    【図3.バインダーの種類別国内市場規模推移と予測(数量:2009年-2014年予測)】
    【表3.バインダーの種類別国内市場規模推移と予測(金額:2009年-2014年予測)】
    【図4.バインダーの種類別国内市場規模推移と予測(金額:2009年-2014年予測)】
    3-2.導電補助剤の市場規模推移と予測
    【表4.導電補助剤の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【図5.導電補助剤の国内市場規模推移と予測(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    4.バインダー・導電補助剤の企業シェア
    4-1.バインダーの企業シェア
    【表5.バインダーの国内市場における企業シェア(数量:2011年)】
    【図6.バインダーの国内市場における企業シェア(数量:2011年】
    【表6.バインダーの国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図7.バインダーの国内市場における企業シェア(金額:2011年】
    4-2.導電補助剤の企業シェア
    【表7.導電補助剤の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図8.導電補助剤の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    5.バインダーの主要企業の取組動向
    5-1.クレハ(株)
    5-2.JSR(株)
    5-3.日本ゼオン(株)
    6.導電補助剤の主要企業の取組動向
    6-1.宇部興産(株)
    6-2.エムディーナノテック(株)
    6-3.昭和電工(株)
    6-4.電気化学工業(株)
    7.バインダー・導電補助剤の今後の見通し

《コラム》

  韓国進出、マッチングの前に (114~115ページ)

 

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年11月号(No.056)

 トピックス 

《無線モジュールシリーズ(6)》
●工業用ワイヤレスネットワーク市場 ~WirelessHARTと統合が実現すれば市場は一気に拡大へ

ワイヤレスネットワークはプラントや工場で起きている状態を可視化することにより、運転の効率化や設備保全、環境保全、そして災害時の現場状況の把握などにも役立つことが期待されている。こうした中、ISA100.11a規格のIECの提案、ISA100WCIによる認証サービスの開始と相互運用性試験によるマルチベンダ環境の整備、そして実際のプラントや工場-の同規格適合製品の導入の本格化などの背景から、ISA100.11a規格ワイヤレスネットワークの期待と支持が市場で高まってきている。
ISA100.11a規格は堅牢性、継続性、発展性を兼ね備え、幅広いアプリケーションに適用可能な最も有力な工業用ワイヤレスネットワーク規格であり、着実に市場に浸透してきている。
 

  • ポイント1:フィールド機器のマルチベンダ化や、マルチプロトコルに対応可能なユーザのフィールド機器選定における自由度を拡大すると同時に、多岐に渡る機器の接続を可能にし、アプリケーションの多様化の進展も期待できる。
  • ポイント2:マルチプロトコル環境の提供は、デファクトとなっているHART(石油メジャーを始めとする、多くのグローバルユーザが利用)の導入企業も注目しており、多様な機器の製品化、様々なソリューションの導入が待ち望まれている。
  • ポイント3:WCIによるISA100.11a規格認証スキームの運用が始まり、ユーザにとって導入のためのハードルが低くなりつつある。IECへの提案作業も進行中であり有線フィールドバスに続く、次世代技術としての地位を獲得しつつある。
  • ポイント4:国内においてもISA100.11a関連製品により、より多くのユーザの課題解決と競争力向上を実現するものと期待されている。

 内容目次 

《環境・エネルギー関連シリーズ》

  ●オゾン発生装置市場 (3~16ページ)
    ~官需・民需ともに安定普 アプリケーションの広がりから成熟市場ながら高い成長をみせる~
    1.オゾン発生装置の概要
    【図1.オゾン発生原理を示した模式図】
    【図2.典型的なオゾン発生装置の外観】
    2.オゾン発生装置の主な需要分野
    2-1.上下水道・排水処理分野
    2-2.製紙・パルプ分野
    2-3.半導体・液晶分野
    2-4.食品・医薬・医療分野
    2-5.その他分野
    3.オゾン発生装置の市場規模推移と予測
    【表1.オゾン発生装置の国内・WW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図3.オゾン発生装置の国内・WW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【表2.オゾン発生装置の規模別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図4.オゾン発生装置の規模別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【表3.オゾン発生装置の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【図5.オゾン発生装置の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    4.オゾン発生装置のシェア
    【表4.オゾン発生装置の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図6.オゾン発生装置の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    5.オゾン発生装置の主要民間企業の取組動向
    5-1.(株)荏原製作所
    5-2.住友精密工業(株)
    5-3.東芝三菱電機産業システム(株)
    5-4.富士電機サーモシステムズ(株)
    5-5.三菱電機(株)
    6.オゾン発生装置の今後の見通し

  ●吸収式冷凍機市場 (17~28ページ)
    ~市場は縮小から回復基調に~
    1.吸収式冷凍機の市場概況
    【表1.国内における吸収式冷凍機市場規模推移(数量・金額:2010年-2013年予測】
    【表2.国内における吸収式冷凍機の出荷台数の推移(会計年度ベース)】
    【表3-1.吸収式冷凍機主要機種一覧:パナソニック(旧三洋電機ブランド)】
    【表3-2.吸収式冷凍機主要機種一覧:日立アプライアンス】
    【表3-3.吸収式冷凍機主要機種一覧:荏原冷熱システム】
    【表3-4.吸収式冷凍機主要機種一覧:矢崎総業、東芝キャリア、川重冷熱】
    2.吸収式冷凍機の課題
    3.参入メーカーの取組み動向
    3-1.パナソニックグループ
    3-2.日立グループ
    3-3.川崎重工グループ
    3-4.荏原製作所グループ
    3-5.矢崎総業グループ
    3-6.その他
    4.メーカーシェア状況
    【表4.吸収式冷凍機の国内出荷ベースにおけるメーカーシェア(金額:2011年)】
    【図1.吸収式冷凍機の国内出荷ベースにおけるメーカーシェア(金額:2011年)】

《電子部材シリーズ》

  ●タッチパネル用反射防止フィルム市場 (29~35ページ)
    ~センサー裏面及びITOフィルム用で市場ポジションの早期構築が急務~
    1.市場概要
    ~低反射ニーズが向上し、2012年は一部機種でクリアLRからクリアARへとシフト~
    【図1.反射防止フィルムを使用したタッチセンサー例】
    2.市場規模及びメーカー動向概要
    【表1.タッチセンサー用反射防止フィルム市場推移(数量:2010年-2012年見込】
    【図2.タッチセンサー用反射防止フィルム市場推移(数量:2010年-2012年見込】
    3.今後の展望
    ~タッチセンサー裏面に加え、反射防止設計技術を活かしたIM展開も検討すべき事項~
    【図3.アウトセルタイプの静電容量TP各種】

《添加剤シリーズ(1)》

  ●臭素系難燃料市場 (36~52ページ)
    ~「ノンハロ」化で一部の製品は急減 一方、代替製品や環境対応型製品需要が増加~
    1.はじめに
    1-1.難燃性と難燃グレード
    【表1.UL-94の主な難燃グレード(5-VA,5-VB,V-0,V-2)の規定(概要)】
    1-2.添加型と反応型
    1-3.臭素系難燃剤の概要
    1-4.臭素系難燃剤の市場動向
    (1)主要難燃剤の総市場規模推移・予測
    【表2.主要難燃剤の総市場規模・WW市場予測(数量:2010年-2014年予測)】
    【図1.主要難燃剤の総市場規模・WW市場予測(数量:2010年-2014年予測)】
    【表3.主要難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    【図2.主要難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    (2)臭素系難燃剤の市場動向
    ①総市場規模推移・予測
    【表4.臭素系難燃剤の総市場規模・WW市場予測(数量:2010年-2014年予測)】
    【図3.臭素系難燃剤の総市場規模・WW市場予測(数量:2010年-2014年予測)】
    ②製品タイプ別の構成比
    a.TBBPA(テトラブロモビスフェノールA)
    b.TBBPAオリゴマー(TBBPAエポキシオリゴマー、その他)
    c.臭素化ポリスチレン
    d.エチレンビスペンタブロモジフェニール
    e.HBCD(ヘキサブロモシクロドデカン)
    f.DBDE(デカブロモジフェニルエーテル)
    g.その他の臭素系難燃剤
    【表5.臭素系難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    【図4.臭素系難燃剤のタイプ別構成比(WW市場:2011年)】
    (3)主要用途別構成比とメーカーシェア
    【表6.臭素系難燃剤の用途別構成比(WW市場:2011年)】
    【図5.臭素系難燃剤の用途別構成比(WW市場:2011年)】
    【表7.臭素系難燃剤のメーカーシェア(WW市場:2011年)】
    【図6.臭素系難燃剤のメーカーシェア(WW市場:2011年)】
    2.注目企業の動向
    2-1.臭素系難燃剤メーカー
    (1)アルベマール・コーポレーション(Albemarle Corporation,)
    【表8.アルベマール日本の主な難燃剤製品】
    (2)ケムチュラ・コーポレーション(Chemtura Corporation,)
    (3)第一工業製薬(株)
    【表9.第一工業製薬の主な難燃剤製品】
    (4)マナック(株)

《無線モジュールシリーズ(6)》

  ●無線モジュール市場(ISA100ファミリ) (53~67ページ)
    ~製品化に遅れ WirelessHARTと統合が実現すれば市場は一気に拡大へ~
    1.プロセス・オートメーション分野のワイヤレスネットワーク
    1-1.工業用無線技術とは
    【図1.PA用無線津市技術の利用例(模式図)】
    1-2.工業用無線技術の要件
    【表1.プロセス継続制御のアプリケーションのクラス】
    2.ISA100委員会および関連組織
    【表2.ISA100.11aの規格概要】
    3.ISA100.11aの紹介
    【図2.ISAファミリーの想定するタイムテーブル】
    3-1.特徴
    3-2.ISA100.11a規格のポイント
    (1)多彩な無線通信方式
    【図3.ISA100のメッシュネットワーク模式図】
    (2)マルチプロトコル対応
    (3)IPv6技術
    (4)情報セキュリティ
    (5)バッテリー交換保守
    4.無線バックボーンネットワーク:ISA100.15
    【図4.無線バックボーンネットワーク:ISA100.15のイメージ】
    5.WirelessHARTとの統合(ISA100.12)
    【図5.近距離無線規格IEEE.802.15.4ファミリー】
    6.近年のISA100標準化
    6-1.2011年版を承認
    6-2.IEC/TC65の提案
    6-3.適合認証サービスと相互運用性試験
    【表3.WCIの役割と参加企業・団体】
    6-4.WCI認証サービス以降の製品化状況
    【表4.WCIが認定したISA100的合成品】
    7.ISA100導入事例・実証実験および提供ソリューション
    7-1.フィールドテスト
    7-2.実演
    7-3.マルチベンダーユーザーサイト実験
    7-4.防火用水タンクレベル監視
    7-5.低温貯蔵庫内温度監視・ドア密閉状態監視
    7-6.SO2ガス漏洩検知器
    8.工業用ワイヤレスネットワークのまとめ
    9.市場規模予測
    【表5.ISA100ファミリー国内市場規模(金額:2011年-2016年予測)】
    【図6.ISA100ファミリー国内市場規模(金額:2011年-2016年予測)】

《リチウムイオン電池副部材シリーズ(2)》

  ●ラミネート材市場 (68~78ページ)
    ~形状自由度が高い利点を活かし、需要は増加傾向~
    1.積層型リチウムイオン二次電池とパッケージング
    【図1.積層型LIBの外観
    【図2.積層型LIBの内部構造の模式図】
    2.LIBのラミネート材
    【図3.リチウムイオン電池用ラミネート材の素材外観】
    3.ラミネート材の市場規模推移と予測
    【表1.ラミネート材の国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図4.ラミネート材の国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【表2.ラミネート材のWW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図5.ラミネート材のWW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【表3.ラミネート材のタイプ別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【図6.ラミネート材のタイプ別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【表4.ラミネート材のタイプ別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図7.ラミネート材のタイプ別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    4.ラミネート材のシェア
    【表5.ラミネート材の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図8.ラミネート材の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    5.ラミネート材の主要民間企業の取組動向
    5-1.昭和電工パッケージング(株)
    5-2.大日本印刷(株)
    5-3.日本製箔(株)
    6.ラミネート材の今後の見通し

《バイオプラスチックシリーズ(3)》

  ●電機メーカーのバイオプラ採用(3) (79~90ページ)
    ~難燃性などの物性、植物度、価格の壁が厚く、採用は停滞気味~
    1.バイオプラスチック市場における電気・電子機器部材の位置づけ
    【表1.バイオプラスチック 需要分野別構成比(2011年)】
    【図1.バイオプラスチック 需要分野別構成比(2011年)】
    1-1.成長のカギを握る大型部品への採用
    1-2.バイオPCの可能性
    【表2.主要な植物由来バイオプラスチック 参入企業一覧】
    2.その他注目企業の動向
    2-1.キヤノン(株)
    【図2.キヤノンが開発した複写機・複合機業界最大の外装部品
    (幅約640mm×高さ440㎜、重量約1.1㎏)】
    2-2.パナソニック(株)
    2-3.(株)沖データ 
    2-4.コニカミノルタホールディングス(株)
    2-5.富士通(株)
    2-6.ソニー(株)
    2-7.シャープ(株)

《韓国進出日系企業事例シリーズ(1)》

  ●韓国進出日本企業事例(1):Teijin Electronics Korea (91~99ページ)
    ~コーティング技術を生かし 韓国で高付加価値セパレーター拡大~
    1.はじめに
    【表1.Teijin CNF Koreaの概要】
    【表2.Teijin Electronics Koreaの概要】
    2.帝人(株)の事業構造概要
    3.テイジン・エレクトロニクス・コリアの設立背景(韓国進出要因)
    4.韓国市場(ビジネス)の特徴
    5.帝人セパレーターの特徴
    【図1.帝人のLIB用セパレーター「LIELSORT」】
    【図2.帝人のLIB用セパレーターのコーティングの電子顕微鏡写真】
    6.今後の展開

《コラム》

  Korea Electronics Show 2012(KES2012) (100~101ページ)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年10月号(No.055)

 トピックス 

《半導体シリーズ》
●CMOSイメージセンサ市場 ~スマートフォンの普及により高成長

CMOSイメージセンサとは、CMOS(相補性金属酸化膜半導体)プロセスを用いて生産された固体撮像素子である。CMOSイメージセンサ市場はデジタルカメラ、ビデオカメラ、あるいはスマートフォンなどの普及により、近年、市場は大きく成長している。
CMOSイメージセンサは同じイメージセンサであるCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)に比べると、低価格で低電力消費である。その一方で、CMOSイメージセンサはCCDに比べて処理速度は速いが画質は劣るというのがこれまでの評価であったが、近年の技術革新により、一概には当てはまらなくなっている。
さらに、CMOSイメージセンサは一般的な半導体生産手法であるCMOSプロセスを使うことから、一つの半導体チップ上で他の機能との統合が可能である。そのようなことから、現在、最もポピュラーなイメージセンサとなっている。

今後もCMOSイメージセンサの高性能化、高機能化は続くとみられることから、CCDを代替していく形で市場を拡大していくことは間違いない。現在、ネット上において画像データ、動画データは飛躍的に増えている。ビジネス用途においても、パソコンに取り付けられたWebカメラによりビデオ会議を行うなどの用途が増えている。今後、あらゆるデジタル機器がネットワーク化され、高精細画像をやり取りする時代となると、CMOSイメージセンサの市場は更に拡大するものとみられる。
今後、更に監視カメラや産業用ロボット、あるいは自動車向けビジョンセンサなど、幅広い分野における普及が期待される。

 内容目次 

《半導体シリーズ》

  ●CMOSイメージセンサ市場 (3~10ページ)
    ~スマートフォンの普及により高成長をとげる~
    1.市場概況
    2.市場規模の推移とシェア
    2-1.市場規模の推移
    【表1.CMOSイメージセンサWW市場規模推移(金額:2008年-2012年見込)】
    【図1.CMOSイメージセンサWW市場規模推移(金額:2008年-2012年見込)】
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表2.CMOSイメージセンサWW市場のシェア推移(数量:2010年-2012年見込)】
    【図2.CMOSイメージセンサWW市場のシェア(数量:2011年、2012年)】
    3.製品動向
    3-1.高画素化数がすすむ
    3-2.裏面照射型
    3-3.積層型
    4.各社の動向
    4-1.オムニ・ビジョン・テクノロジーズ(OmniVisionTechnologies,Inc)
    4-2.サムスン電子(SAMSUNG)
    4-3.アプティナ(AptinaImagingCorporation)
    4-4.ソニー(株)
    4-5.(株)東芝
    5.今後の見通し

《水処理関連》

  ●セラミックろ過膜市場 (11~24ページ)
    ~注目されている水ビジネス ノウハウの中心はろ過膜にあり~
    1.セラミックろ過膜の概要
    【図1.セラミックろ過膜システムの全体のフロー概略図】
    【図2.セラミックろ過膜の模式図】
    2.セラミックろ過膜の種類と特徴
    2-1.精密ろ過膜
    2-2.限外ろ過膜
    2-3.ナノろ過膜
    2-4.逆浸透膜
    【図3.逆浸透膜の模式図】
    3.セラミックろ過膜の市場規模推移と予測
    【表1.セラミックろ過膜の国内市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【図4.セラミックろ過膜の国内市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【表2.セラミックろ過膜の需要分野別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【図5.セラミックろ過膜の需要分野別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【表3.セラミックろ過膜の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図6.セラミックろ過膜の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【表4.セラミックろ過膜の種類別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【図7.セラミックろ過膜の種類別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【表5.セラミックろ過膜の種類別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図8.セラミックろ過膜の種類別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    4.セラミックろ過膜のメーカーシェア
    【表6.セラミックろ過膜の国内市場におけるメーカーシェア(金額:2011年)】
    【図9.セラミックろ過膜の国内市場におけるメーカーシェア(金額:2011年)】
    5.セラミックろ過膜の主要民間企業の取組動向
    5-1.(株)クボタ
    5-2.トライテック(株)
    5-3.日本ガイシ(株)
    5-4.ミクニキカイ(株)
    5-5.PallCorporation(米)
    6.セラミックろ過膜の今後の見通し

《エネルギー関連シリーズ》

  ●分散型・グリーン売電市場 (25~34ページ)
    ~電力システムの改革が進む~
    1.小口電力取引市場開設の背景
    2.分散型・グリーン売電取引の動向
    3.分散型・グリーン売電卸取引の方法
    【図1.分散型・グリーン売電卸取引の方法】
    4.卸電力取引市場の予測
    5.分散型・グリーン売電市場の課題
    6.売電市場の動向
    7.発電事業者の取組み動向
    8.分散型コジェネの動向
    9.エネルギー供給の動向

《無線モジュールシリーズ(5)》

  ●無線モジュール市場(ECHONET/ISA100など) (35~49ページ)
    ~国産発の国際規格ECHONETと進展する工業無線通信規格~
    1.ECHONET
    1-1.ECHONETとは
    1-2.ECHIONETの概要
    【図1.ECHONETの概要】
    (1)ECHONETのバージョン
    (2)ECHONETの特徴
    ①ホームネットワークシステムとしてのECHONET
    【表1.ECHONETオブジェクトリスト(センサー)】
    【表2.ECHONETオブジェクトリスト(装置)】
    ②センサーの種類とそれぞれの役割
    【表3.センサーの種類の例とその機能の内容】
    ③特定の伝送メディアに依存しない
    ④異なる伝送メディア特性を整合させる
    ⑤BluetoothとUDP/IPの導入
    ⑥国際標準化
    ⑦エコーネットコンソーシアム
    【表4.エコーネットコンソーシアム会員企業一覧】
    (3)ECHONETLiteの規格
    ①ECHONETLiteの規格の策定
    【図2.ECHONETとECHONETLiteの比較】
    ②ECHONETLiteの標準化
    1-3.ECHONET、ECHONETLiteの課題
    (1)普及状況
    (2)今後の課題
    【図3.ECHONETとECHONETLiteの想定されるイベント】
    2.工業用無線通信
    2-1.工業用無線通信とは
    (1)具体的な要求項目
    (2)2つの工業用無線通信規格
    (3)実際の利用形態
    【図4.PA用無線通信技術のユースケース】

《リチウムイオン電池副部材シリーズ(1)》

  ●集電体市場 (50~63ページ)
    ~高容量化に応えるため薄膜ニーズが高まる強度と薄膜化の両立方法が各社の差別化ポイント~
    1.自動車用途が離陸し始めたLiB
    2.LiBの構造と使用部材の概要
    【図1.LiBの内部構造の模式図】
    【図2.LiBの集電体付近の構造の模式図】
    3.LiB部材としての集電体の動向
    4.集電体の市場規模推移と予測
    【表1.集電体の国内市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【図3.集電体の国内市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【表2.集電体の種類別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【図4.集電体の種類別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【表3.集電体の種類別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図5.集電体の種類別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【表4.集電体の用途別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【図6.集電体の用途別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)】
    【表5.集電体の用途別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図7.集電体の用途別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    5.集電体のメーカーシェア
    【表6.集電体(全体)の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図8.集電体(全体)の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表7.集電体(負極)の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図9.集電体(負極)の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【表8.集電体(正極)の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図10.集電体(正極)の国内市場における企業シェア(金額:2011年)】
    6.集電体の主要民間企業の取組動向
    6-1.サン・アルミニウム工業(株)
    6-2.日本製箔(株)
    6-3.日本電解(株)
    6-4.福田金属箔粉工業(株)
    6-5.古河スカイ(株)
    6-6.古河電気工業(株)
    7.集電体の今後の見通し

《次世代二次電池シリーズ(5)》

  ●次世代二次電池市場(レドックスフロー電池) (64~78ページ)
    ~2014年頃から本格実用化、海外でも大型プロジェクトが見込まれる~
    1.はじめに
    1-1.レドックスフロー電池の現状と課題
    (1)レドックスフロー電池の構造とメカニズム
    【図1.レドックスフロー電池のシステム構成】
    (2)レドックスフロー電池の利点
    (3)バナジウムとコスト問題
    【表1.各種蓄電池の特性・コスト等の比較】
    (4)レドックスフロー電池の市場展開
    【表2.レドックスフロー電池のWW市場規模予測(金額:2010年-2020年予測)】
    【図2.レドックスフロー電池のWW市場規模予測(金額:2010年-2020年予測)】
    【表3.レドックスフロー電池の利用分野(2020年:WW市場)】
    【図3.レドックスフロー電池の利用分野(2020年:WW市場】
    2.注目機関・企業の動向
    2-1.住友電気工業(株)
    【図4.住友電気工業のMW級大規模蓄発電システム(イメージ図)】
    2-2.東洋紡績(株)
    【図5.活性炭素繊維の概念図】
    2-3.(社)新エネルギー支援機構(株)ギャラキシー
    【図6.シールドレドックス電池の構造】
    2-4.京都大学大学院工学研究科
    【図7.京都大学大学院吉田研究室開発のマイクロリアクター】

《バイオプラスチックシリーズ(2)》

  ●電機メーカーのバイオプラ採用(2) (79~90ページ)
    ~(株)リコー:ポリ乳酸の改質に取組みつつ、新規バイオプラも検討へ
    富士ゼロックス(株):セルロース系樹脂を開発、ポリ乳酸との2本立~
    1.(株)リコー
    1-1.環境対策におけるバイオプラスチックの位置づけ
    1-2.バイオプラスチック開発の経緯、採用状況
    1-3.本格採用に向けて取組んでいるバイオプラスチック
    (1)東レと共同開発したポリ乳酸と石油系樹脂とのアロイ
    ①透明耐熱グレード
    ②難燃グレード
    【表1.リコー 採用バイオマスプラスチックの物性値】
    (2)花王との共同開発によるポリ乳酸ベース樹脂
    【表2.リコー バイオマス樹脂部品採用機種一覧(2012年8月13日現在)】
    1-4.ポリ乳酸の新規重合技術の開発
    1-5.ポリ乳酸以外のバイオプラスチックの検討
    1-6.今後の展望
    2.富士ゼロックス(株)
    2-1.環境対策におけるバイオプラスチックの位置づけ
    2-2.バイオプラスチック開発の経緯、採用状況
    2-3.本格採用に向けて取組んでいるバイオプラスチック
    (1)ポリ乳酸ベース
    (2)木質資源のセルロース系樹脂
    2-4.今後の展望
    【表3.富士ゼロックス木質系(セルロース系)非可食バイオプラスチック材料特性】

《韓国進出日系企業事例(1)》

  ●日本企業の韓国進出“ラッシュ” (91~103ページ)
   ~韓国進出で六重苦からの脱皮図る~
    1.はじめに
    2.貿易・投資データ
    2-1.日韓貿易状況
    【表1.韓国の対日輸入・輸出規模推移(金額:2001年-2011年)】
    【図1.韓国の対日輸入・輸出規模推移(金額:2001年-2011年)】
    【図2.韓国の対日貿易赤字推移(金額:2001年-2011年)】
    2-2.韓国の外国人投資
    【表2.韓国への直接投資(金額:2004年~2011年実績)】
    【図3.韓国への直接投資(金額ベース:2004年~2011年実績)】
    【表3.日系企業の韓国大型投資の最近事例】
    3.日系企業の韓国進出背景
    3-1.日本側の原因
    (1)製造業の六重苦
    (2)東日本大震災
    【表4.日本の大手企業105社の大地震による生産減少要因】
    【図4.日本の大手企業105社の大地震による生産減少要因】
    3-2.韓国側の原因
    (1)魅力的な政策・インフラ整備
    【表5-1.米国・EUとのFTAによる韓国の工業製品関税撤廃状況(2011年)】
    【図5-1.米国・EUFTAによる韓国の工業製品関税撤廃進行状況(2011年)】
    【表5-2.米国・EUとのFTAによる韓国の工業製品関税撤廃状況(2011年)】
    【図5-2.米国・EUとのFTAによる韓国の工業製品関税撤廃状況(2011年)】
    【表6.企業の立地条件の日韓比較】
    (2)対日依存度の解消
    【表7.韓国の国家別部品・素材輸入シェア(金額:2005年、2011年)】
    【図6.韓国の国家別部品・素材輸入シェア(金額:2005年、2011年)】
    4.今後の展望
  
《コラム》

  日韓ビジネスマッチング (104~105ページ)

Yano E plus 2012年9月号(No.054)

 トピックス 

《無線モジュールシリーズ(4)》
●無線モジュール市場
 ~ZigBee、Z-Wave 規格は似ていても方向性異なる、国内普及はまだ不透明

近距離無線通信規格であるZigBeeとZ-Waveは、競合する製品も多くあるが、システムとしてみた時には両者は異なる開発、製品化、マーケティングとなっており、実態はライバル関係にはないと考えてよい。
日本では両者ともこれから普及していくことになり、世界で利用されている製品やサービスが適宜提供されていくことになろうが、競合も多く、日本独特の市場特性に合わせたマーケティングが必要で、普及の足がかりはまだ不透明といえる。

事実上、ZigBeeもZ-Waveも国内での販売実績は少なく、普及はこれからになる。
ともに、利用周波数の再編などの影響が開発・販売に大きく影響するものと考えられ(ZigBeeは2.4GHzも利用できるが、900MHz帯のみのZ-Waveは特に影響を受けやすい)、国内市場は必ずしも右肩上がりとはいえない。しかし、一般消費者市場ではないスマート関連市場を主なターゲットにするZigBeeは、比較的順調に市場を拡大していくものと考えられる。

 内容目次 

《ナノテク特集》

  ●ナノクリスタルデバイス市場 (3~16ページ)
    ~太陽電池、トランジスタ、メモリ向けなどに期待。今後の爆発的な増加が予想される~
    1.ナノクリスタルデバイスとその可能性
    2.ナノクリスタルデバイスの用途
    2-1.太陽電池
    【図1.ナノクリスタル太陽電池の模式図】
    2-2.ナノクリスタルトランジスタ
    【図2.ナノクリスタルトランジスタの模式図】
    2-3.ナノクリスタルメモリ
    【図3.ナノクリスタルメモリの模式図】
    3.ナノクリスタルデバイスの市場規模推移と予測
    【表1.ナノクリスタルデバイスの市場規模予測(金額:2012年見込-2017年予測)】
    【図4.ナノクリスタルデバイスの市場規模予測(金額:2012年見込-2017年予測)】
    【表2.ナノクリスタルデバイスの用途別市場規模予測(金額:2012年見込-2017年予測)】
    【図5.ナノクリスタルデバイスの用途別市場規模予測(金額:2012年見込-2017年予測)】
    4.ナノクリスタルデバイスの主要民間企業の取組動向
    4-1.Nano Gram Corporation(米)
    4-2.Evident Technologies, Inc.(米)
    5.ナノクリスタルデバイスの主要公的研究機関の取組動向
    5-1.大阪大学大学院基礎工学研究科
    5-2.金沢大学理工研究域附属サステナブルエネルギー研究センター
    5-3.筑波大学大学院数理物質科学研究科
    5-4.東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構
    5-5.Massachusetts Institute of Technology(米)
    5-6.National Renewable Energy Laboratory(米)
    6.ナノクリスタルデバイスの今後の見通し

  ●ナノ炭素材料市場 (17~30ページ)
    ~日本発炭素イノベーションの創出を目指せ~
    1.カーボンナノチューブ
    1-1.単層カーボンナノチューブ(SWNT)
    【表1.スーパーグロース法と従来のカーボンナノチューブ合成法との比較】
    1-2.多層カーボンナノチューブ(MWNT)
    【表2.MWNT ワールドワイド市場規模推移(数量:2010年-2020年予測)】
    【図1.MWNT ワールドワイド市場規模推移(数量:2010年-2020年予測)】
    【表3.MWNT WW市場におけるメーカー出荷量とシェア(数量:2010年)】
    【図2.MWNT WW市場におけるメーカーシェア(数量:2010年)】
    【表4.MWNT 主要メーカー生産体制一覧】
    2.グラフェン
    【表5.グラフェンの主な国内研究グループ】
    3.フラーレン
    【表6.フラーレンの応用分野】

《半導体シリーズ》

  ●次世代有望メモリ市場 (31~51ページ)
    ~一部は量産化も進む。市場は揺籃期から離陸期へ~
    1.次世代有望メモリの概要
    【表1.次世代有望メモリとその特徴】
    2.次世代有望メモリの種類と特徴
    2-1.FeRAM
    【図1.FeRAMの模式図】
    2-2.MRAM
    【図2.MRAMの模式図】
    2-3.PRAM
    【図3.PRAMチップの製品例】
    2-4.ReRAM
    【図4.ReRAMの模式図】
    3.次世代有望メモリの市場規模推移と予測
    【表2.次世代有望メモリの市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【図5.次世代有望メモリの市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)】
    【表3.次世代有望メモリの種類別市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    【図6.次世代有望メモリの種類別市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)】
    4.次世代有望メモリのシェア
    【表4.次世代有望メモリの主要取組み企業】
    【表5.次世代有望メモリのワールドワイド市場における企業シェア(金額:2011年)】
    【図7.次世代有望メモリのワールドワイド市場における企業シェア(金額:2011年)】
    5.次世代有望メモリの主要民間企業の取組動向
    5-1.エルピーダメモリ(株)
    5-2.シャープ(株)
    5-3.(株)東芝
    5-4.パナソニック(株)
    5-5.(株)日立製作所
    5-6.富士通(株)
    5-7.4DS, Inc.(米)
    5-8.Everspin Technologies, Inc.(米)
    5-9.Infineon Technologies AG(独)
    5-10.QUALCOMM Incorporated(米)
    5-11.Ramtron International Corporation(米)
    5-12.Samsung Electronics Co., Ltd.(韓)
    6.次世代有望メモリの主要公的研究機関の取組動向
    6-1.奈良先端科学技術大学院大学
    6-2.(独)産業技術総合研究所
    7.次世代有望メモリの今後の見通し

《自動車関連シリーズ》

  ●超小型自動車の開発動向と市場性 (52~62ページ)
    ~2015年には80万台市場に成長~
    1.超小型車の市場概況
    2.国内大手メーカーの動向
    【表1.実証実験に使用された超小型車(2011年までに開発されたプロトタイプ)】
    3.超小型車の海外動向
    【表2.超小型車のWW市場規模予測(数量・金額:2011年-2020年予測)】
    【図1.超小型車のWW市場規模予測(数量・金額:2011年-2020年予測)】
    4.国内ベンチャー企業による取り組み動向
    【表3.各自治体の実証実験の内容】
    【表4.実証実験の結果(要旨)】
    5.最大市場 中国の取り組み

《無線モジュールシリーズ(4)》

  ●無線モジュール市場(ZigBee/Z-Wave) (63~76ページ)
    ~規格は似ていても方向性は異なる~
    1.ZigBeeとZ-Wave
    【表1.ZigBeeとZ-Waveの規格の比較】
    2.ZigBeeの概要
    2-1.ZigBeeの規格
    (1)基本となる規格
    【図1.ZigBee独自のプロトコル体系】
    【表2.ZigBeeのプロファイルの例】
    (2)拡張される規格
    【図2.ZigBeeの拡張プロトコル体系】
    (3)その他の動き
    2-2.ZigBeeの標準化
    2-3.ZigBee Alliance
    2-4.日本企業の動き
    3.Z-Waveの概要
    3-1.Z-Waveの開発
    3-2.Z-Waveの特徴
    3-3.Z-Waveの規格
    【表3.Z-Waveのプロトコル体系の特徴】
    3-4.Z-Waveの利用周波数(国内)
    3-5.Z-Waveの利用分野
    【表4.Z-Wave機器の価格例】
    3-6.Z-Waveの市場
    (1)海外市場
    (2)国内市場
    3-7.Z-Wave Alliance
    3-8.その他
    4.市場規模予測
    【表5.ZigBee関連およびZ-Wave関連の国内市場規模予測(金額:2011年-2016年予測)】
    【図3.ZigBee関連およびZ-Wave関連の国内市場規模予測(金額:2011年-2016年予測)】
    【表6.国内市場で想定されるイベント】

《次世代二次電池シリーズ(4)》

  ●次世代二次電池市場(Na-S電池/Naイオン電池) (77~96ページ)
    ~NAS電池は2012年度下期から再出荷、同年度80億円へ~
    1.はじめに
    1-1.ナトリウム-硫黄電池の現状と課題
    (1)NAS電池の構造とメカニズム
    【図1.NAS電池の構造と充放電原理】
    【図2.NAS電池の50kWモジュールとシステム外観】
    (2)NAS電池の利点と安全対策
    (3)常温作動型Na-S電池の取り組み
    1-2.ナトリウムイオン電池の現状と課題
    1-3.今後の市場展開予測
    (1)NAS電池市場の見通し
    【表1.日本ガイシ(株)のNAS電池売上推移と予測(金額:2008年度-2015年度予測)】
    【図3.日本ガイシ(株)のNAS電池売上推移と予測(金額:2008年度-2015年度予測)】
    【表2.NAS電池の稼働中総容量に占める海外比率(2011年8月)】
    【図4.NAS電池の稼働中総容量に占める海外比率(2011年8月)】
    (2)ナトリウムイオン電池の市場展開
    【表3.ナトリウムイオン電池のWW市場規模予測(金額:2010年-2020年予測)】
    【図5.ナトリウムイオン電池のWW市場規模予測(金額:2010年-2020年予測)】
    2.注目機関・企業の動向
    2-1.ナトリウム-硫黄電池関連
    (1)日本ガイシ(株)
    【図6.NAS電池の単電池の内部構造と外形】
    (2)大阪府立大学大学院工学研究科
    【図7.立方晶ガラスセラミックスとβアルミナ(圧粉成形体)のイオン伝導率】
    (3)横浜国立大学大学院工学研究院
    【図8.イオン液体使用の常温作動Na-S電池の構造(概念図)】
    2-2.ナトリウムイオン電池関連
    (1)住友電気工業(株)
    【図9.溶融塩電解液電池の外観(開発品)】
    (2)学校法人東京理科大学理学部
    【図10.ナトリウムイオン電池のコンセプトイメージ】
    (3)国立大学法人東北大学金属材料研究所
    【図11.新開発 Na2(BH4)(NH2)のナトリウムイオン伝導率】

《バイオプラスチックシリーズ(1)》

  ●電機メーカーのバイオプラ採用(1) (97~109ページ)
    ~日本電気(株):難燃性と植物度の両立、非可食原料化を目指し、
    ポリ乳酸ベースとセルロースベースの2種類に本命を絞り込む~
    1.はじめに 電気・電子機器部品におけるバイオプラスチック採用状況と課題
    【図1.電気・電子部品におけるバイオプラスチック実用化競争イメージ】
    【表1.米国UL規格の概要】
    2.日本電気(株) 環境対策におけるバイオプラスチックの位置づけ
    3.バイオプラスチック開発の経緯
    4.本格採用に向けて取組んでいるバイオプラスチック
    4-1.ニューサイクル
    【表2.難燃ポリ乳酸複合材「ニューサイクル」の最新成果(2012年7月末)】
    4-2.カルダノール付加セルロース樹脂
    【表3.カルダノール付加セルロース樹脂の特性比較】
    【図2.カルダノール付加セルロース樹脂の特性比較】
    5.今後の展望
    【表4.非食用の多糖類から高機能バイオプラスチックの開発】
    【図3.日本電気(株)バイオプラスチックのベンチマーク】

《アプリケーションシリーズ》

  ●IT技術を利用した地震防災・BCP支援システムの動向 (110~127ページ)
    ~急速に需要拡大する地震対策ソリューション~
    1.市場動向
    2.代表的な事業者のシステム・サービス
    2-1.鹿島建設(株):リアルタイム防災システム
    (1)リアルタイム防災システムの概要
    (2)リアルタイム防災システムの適用分野
    2-2.白山工業(株):計測地震防災システム
    (1)計測地震防災システムの概要
    【図1.計測地震防災システム:VissQ】
    (2)計測地震防災システムの特徴
    ①大きな揺れを到達前に知る
    ②建物の揺れをリアルタイムに把握
    ③長周期地震動対策
    ④被災直後の被災度判定支援
    ⑤データ活用
    (3)計測地震防災システムの適用分野
    2-3.清水建設(株):構造ヘルスモニタリングシステム
    (1)構造ヘルスモニタリングシステムの概要と特徴
    ①オンライン型システム
    【図2.構造ヘルスモニタリングシステム】
    ②オフライン型システム
    (2)構造ヘルスモニタリングシステムの適用分野
    2-4.大成建設(株):地震防災システム
    (1)地震防災システムの概要と特徴
    ①地震防災システム「T-RESQ」、「T-RESQ F」
    ②地震・風観測モニタリングシステム
    【図3.地震・風観測モニタリングシステム】
    (2)地震防災システムの適用分野
    2-5.(株)大林組:構造ヘルスモニタリングシステム
    (1)構造ヘルスモニタリングシステムの概要
    (2)システムの適用分野と特徴
    【図4.構造ヘルスモニタリングシステム】
    (3)センサー
    2-6.(株)竹中工務店:竹中免震モニタリングシステム
    (1)竹中免震モニタリングシステムの概要
    (2)竹中免震モニタリングシステムの特徴と適用分野
    【図5.竹中免震モニタリングシステム】
    2-7.日本電気(株):地震対策ソリューション
    (1)地震対策ソリューションの概要
    ①IT強震計センサー
    ②M2Mソリューション
    【図6.日本電気(株)のM2Mソリューションの概念図】
    (2)地震対策ソリューションの特徴
    (3)地震対策ソリューションの適用分野
    3.今後の課題
    3-1.低コスト化
    3-2.通信方式
    3-3.システムの拡張と普及

《コラム》

  ●意外とサービス大国 (128~129ページ)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年8月号(No.053)

 トピックス 

《無線モジュールシリーズ(3)》

●無線モジュール市場(Bluetooth)
 ~ひしめきあう競合規格の中、キーワードはセンサーネットワーク、省電力、小型化、長期間駆動~

Bluetoothは日常生活の中で身近に利用されており、当初の携帯電話やモバイル機器に限定された利用から、音楽を聞くポータブルプレイヤーなど、趣味性の高い分野での利用へ移り、パソコンの無線キーボード/マウスなど多岐に展開され、利用ユーザーにとって周辺機器のワイヤレス化のデファクト無線機器になっている。
また、動作電流を抑えボタン電池などの利用を可能にしたBLEも発表され、人体通信(BAN)等の極近距離無線通信分野への展開も具体的な動きが見られるようになってきた。

Bluetoothは近傍の通信距離を持つので(~30m:Class2)ワイヤード機器の代わりになる利用方法だけでなく、3G回線などを介して、インターネットなどに接続されることもある(センサーネットワークなどの利用には、センサー情報の取得とインターネット端末への橋渡しを行う)。
このセンサーネットワークは、近年注目を集めている「M2M」の中心となる仕組みで、Bluetoothが必ずしも圧倒的に先行しているわけではない。むしろ、後追いの感が否めないが、既存の近距離無線通信方式として定着しているBluetoothは、半導体チップの供給や既存のBluetooth搭載機器との互換性で有利である、と考えられる。

近年、近距離無線通信の規格が乱立し、かつ機能や用途を限定した専用化が進む中で、オールマイティなBluetoothの位置づけがやや不明確になっている部分もある。例えば通信速度が遅いため、レガシーなBluetoothは映像(動画)を同時に扱うことができない(Ver.3.xで改善)。その中で今までの“手軽さ”という特徴を生かして、低消費電力のBLEや携帯機器で使いやすい小型のBluetoothチップが提供され始めた。

既存のBluetooth1.x、2.xなどに加え、新たな展開を充実させているBluetoothだが、それぞれの領域に強力な競合規格が存在している。BLEにはANT、レガシーなBluetoothには、ZigBeeやZ-Waveなどがひしめき合う。それぞれが応用分野での優位性を発揮しつつあるのが現状である。
幾つかの不安定材料があるものの、豊富なプロファイルは製品化の際に極めて有効なツールとなることは間違いない。異なるメーカーの製品同士の互換性の確保や、開発期間の短縮に大きく寄与している。一方で、古いバージョンの機器の切り捨てにも繋がり、ユーザーは常にそのことを理解した上で製品選択を強いられる。しばしば、望んだ機能が利用できない機器を手にしてしまうなどの話も頻繁に聞こえてくる。これは既存ユーザーの重層化分に考慮していない現在の規格化がもたらした弊害ととることもできる。シンプルで、長年にわたって使用出来る規格と競合した場合、ユーザーの支持はどちらを選択するか、情勢を注視する必要があろう。

 内容目次 

《単結晶シリーズ》

  ●紫外レーザー用単結晶市場 (3~15ページ)
    ~拡大・多様化する紫外レーザー需要。新結晶による高効率、高出力化がカギ~
    1.紫外レーザーの概要
    【図】全固体紫外レーザーの模式図
    2.紫外レーザー用単結晶の種類
    2-1.YAG(Y3Al5O12)
    【図】紫外レーザー用単結晶
    2-2.YVO4
    2-3.LiCAF(LiCaAlF6)
    2-4.KGW〔KGd(WO4)2〕
    3.紫外レーザー用単結晶の用途
    3-1.微細加工
    3-2.微細欠陥検査
    【図】微細欠陥検査装置の例
    3-3.医療応用
    4.紫外レーザー用単結晶の作製方法
    【図】単結晶引き上げ装置の例
    5.紫外レーザー用単結晶の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】紫外レーザー用単結晶の市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】紫外レーザー用単結晶の種類別 国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】紫外レーザー用単結晶の需要分野別 国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    6.紫外レーザー用単結晶のシェア
    【表・グラフ】紫外レーザー用単結晶の国内市場における企業シェア(金額:2011年)
    7.紫外レーザー用単結晶の主要取扱企業の取組動向
    7-1.(株)インデコ
    7-2.(株)オプトサイエンス
    7-3.住友金属鉱山(株)
    7-4.(株)レーザーシステム
    8.紫外レーザー用単結晶の主要公的研究機関の取組動向
    8-1.大阪大学レーザーエネルギー学研究センター
    8-2.(独)物質・材料研究機構物質研究所
    9.紫外レーザー用単結晶の今後の見通し

  ●非線形光学単結晶市場 (16~26ページ)
    ~固体レーザーの普及とともに欠かすことの出来ないアイテム~
    1.非線形光学単結晶の概要
    【図】光学単結晶の主な機能
    2.非線形光学単結晶の種類
    2-1.BBO(β-BaB2O)
    2-2.LBO(LiB3O5)
    2-3.CLBO(CsLiB6O10)
    2-4.KTP(KTiOPO4)
    2-5.KLN(K3Li2Nb5O15)
    2-6.LTO(LiTaO3)
    2-7.BMO(BaMgF4)
    3.非線形光学単結晶の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】非線形光学単結晶の市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】非線形光学単結晶の種類別 市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    4.非線形光学単結晶のシェア
    【表・グラフ】非線形光学単結晶の国内市場における企業シェア(金額:2011年)
    5.非線形光学単結晶の主要企業の取組動向
    5-1.(株)オキサイド
    5-2.(株)オプトサイエンス
    5-3.日立化成工業(株)
    6.非線形光学単結晶の主要公的研究機関の取組動向
    6-1.大阪大学光科学センター
    6-2.(独)物質・材料研究機構
    7.非線形光学単結晶の今後の見通し

  ●SiC単結晶市場 (27~41ページ)
    ~昇華法によるブレークスルーで市場化が進む~
    1.概要
    2.価格動向
    3.メーカー動向
    4.アプリケーション動向
    5.市場規模推移
    【表・グラフ】SiC単結晶WW市場規模推移(金額・数量:2009年-2015年予測)
    【表・グラフ】SiC単結晶用途分野別WW市場規模推移(金額:2009年-2015年予測)
    6.メーカーシェア
    【図】SiC単結晶WW市場メーカーシェア(金額:2009年、2011年)

《エネルギー関連シリーズ》

  ●コンバインドサイクル発電市場 (42~53ページ)
    ~原子力発電の代替として注目~
    1.コンバインドサイクル発電の現状
    2.開発メーカー、サプライヤーの動向
    3.コンバインドサイクル発電の特性と技術動向
    4.コンバインドサイクル発電の市場性
    【表・グラフ】コンバインドサイクル発電における国内参入メーカー累積出荷量
     (数量・金額:2012年8月見込、2030年予測)
    【表】国内におけるコンバインドサイクル発電の導入実績と計画数(2012年7月)
    5.海外事業の動向
    6.複合発電の動向
    【表】国内コンバインドサイクル発電施設一覧
    【表】国内 自家発電向けコンバインドサイクル発電施設一覧

《無線モジュールシリーズ(3)》

  ●無線モジュール市場(Bluetooth) (54~67ページ)
    ~キーワードはセンサーネットワーク、省電力、小型化、長期間駆動~
    1.近距離通信としてのBluetooth
    【表】Bluetoothの概要(国内2.4GHz帯)
    【表】BIuetooth3.0+HSとBluetooth 4.0規格
    【図】Bluetoothの種類と規格・性能分類
    【表】Bluetoothのプロファイル
    2.BLE(Bluetooth V4.0)の概要
    2-1.BLEの特徴
    【表】レガシーなBluetoothとBLEの相違点
    2-2.BLEに必須な3つの要件
    (1)低電力・長期間駆動
    (2)豊富なプロファイルの提供
    (3)スマートフォンへの通信チップの搭載
    3.注目される利用分野
    3-1.レガシーなBluetooth(Ver.1.x、2.x)
    (1)自動車テレマテックス分野(製品)
    (2)室内位置情報分野(実証実験)
    【図】室内位置情報取得実験の模式図
    (3)ITS分野
    (4)スマートハウス分野
    3-2.BLE
    【表】BLEでの利用を想定して開発中のプロファイル例
    4.参入企業(チップメーカー)
    【表】BLE通信チップ例
    5.競合技術・競合企業
    6.市場規模予測
    【表・グラフ】Bluetooth搭載機器のWW市場規模推移(金額:2011年見込-2015年予測)
    7.まとめと今後の動き

《半導体シリーズ》

  ●PLD市場 (68~75ページ)
    ~微細化によりASICからの代替が急速にすすむ~
    1.市場概況
    2.市場規模の推移とシェア
    2-1.市場規模の推移
    【表・グラフ】PLDワールドワイド市場規模推移(金額:2008年-2012年見込)
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表】PLDワールドワイド市場のシェア推移(金額:2009年-2011年)
    【グラフ】PLDワールドワイド市場のシェア(金額:2010年、2011年)
    3.製品動向
    3-1.微細化がすすむ
    3-2.3D化
    【図】3D FPGA(スタックド・シリコン・インターコネクト・テクノロジ)の構造
    4.各社の動向
    4-1.ザイリンクス(Xilinx Inc.)
    4-2.アルテラ(Altera Corporation)
    4-3.マイクロセミ(Microsemi Corporation / 旧アクテル)
    4-4.ラティスセミコンダクター(Lattice Semiconductor Corporation)
    5.今後の見通し

《車載用電子デバイスシリーズ(10)》

  ●車載用電流センサ市場 (76~90ページ)
    ~燃費改善技術の搭載やxEV市場の拡大にともない市場は急成長~
    1.概要
    【表】車載分野における電流センサの用途とその方式
    2.市場規模
    【表】車載分野電流センサ(用途別)のWW市場規模予測(数量・金額:2011年-2020年予測)
    【グラフ】車載分野電流センサ(用途別)のWW市場規模予測(数量:2011年-2020年予測)
    【グラフ】車載分野電流センサ(用途別)のWW市場規模予測(金額:2011年-2020年予測)
    3.注目用途の動向
    3-1.補機バッテリモニタリング用
    (1)電流センサの搭載目的
    【図】補機バッテリモニタリング用電流センサの搭載目的
    (2)使用されるセンサ(現状と今後の可能性)
    【図】補機バッテリ用電流センサの採用の考え方
    (3)市場規模予測
    3-2.xEVバッテリモニタリング用
    (1)電流センサの搭載目的
    (2)使用されるセンサ(現状と今後の可能性)
    【図】電流センサの高精度化によるメリット
    (3)市場規模予測
    【表・グラフ】xEVバッテリ用電流センサ(検出方式別)のWW市場規模予測
     (数量:2011年-2020年予測)
    3-3.xEVモータドライブ(インバータ)用
    (1)電流センサの搭載目的
    【図】xEVにおけるモータ制御ブロック図
    (2)使用されるセンサ(現状と今後の可能性)
    (3)市場規模予測
    【表】xEVモータドライブ用センサの市場に影響を及ぼす項目とその傾向

《次世代二次電池シリーズ(3)》

  ●次世代二次電池市場(金属-空気電池/有機二次電池) (91~114ページ)
    ~LABは研究開発が急展開、有機二次電池は実用化が近づく~
    1.はじめに
    1-1.金属-空気電池の現状と課題
    (1)金属-空気一次電池と二次電池
    【図】リチウム-空気電池のエネルギー密度の比較(概念図)
    【図】リチウム-空気二次電池の概念図
    (2)LABのタイプ分類
    1-2.有機二次電池の現状と課題
    (1)放電容量はLIBの2倍以上
    (2)有機活物質の種類と開発動向
    【図】薄型「有機ラジカル電池」の柔軟性
    1-3.今後の市場化予測
    (1)金属-空気電池の市場展開
    【表・グラフ】金属-空気電池のWW市場規模推移(金額:2012年見込-2025年予測)
    (2)有機二次電池の市場展開
    【表・グラフ】有機二次電池のWW市場規模推移(金額:2012年見込-2020年予測)
    2.注目機関・企業の動向
    2-1.金属-空気電池関連
    (1)三重大学
    【図】リチウム被膜電極模式図
    (2)京都大学
    【図】RISING事業用ビームラインの実験ハッチ部
    (3)(独)産業技術総合研究所・つくばセンター
    【図】「ハイブリッド型電解液タイプ」の構造
    (4)(独)物質・材料研究機構
    (5)ファルタ・マイクロバッテリー(VARTA Microbattery GmbH.)
    【図】ファルタ・マイクロバッテリーの亜鉛空気電池
    2-2.有機二次電池関連
    (1)(独)産業技術総合研究所・関西センター
    【図】各種の有機正極材料の放電曲線
    (2)(株)村田製作所
    (3)イーメックス(株)
    【図】正極材料の放電特性比較(導電性高分子正極、LIB、EDLC)

《コラム》

  ●土用の丑の日? (115~115ページ)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年7月号(No.052)

 トピックス 

《単結晶シリーズ》
●ダイヤモンド単結晶市場 ~注目される半導体デバイスとしての優れた特性~

今、注目されているのはダイヤモンド単結晶の優れた特性を利用し、各種電子デバイスへ応用を図ることである。
ダイヤモンドには高い絶縁耐圧と高い熱伝導率という非常に優れた特長があり、高電圧をかけても壊れ難く、大電流を流した時に発生するジュール熱を効率的に逃がすことができる。同時に、ダイヤモンドは絶縁体に近い半導体であることから、大電流を流すことが難しく、パワーデバイスとして利用する上で大きな課題となっている。

ダイヤモンド単結晶は発光デバイスとしての応用にも注目が集まっている。波長が350nm以下の紫外光源は殺菌・浄水、高密度光記録用光源・蛍光分析などの各種情報センシング、医療・バイオ分野などへの幅広い応用が期待されている。このため、小型軽量化が可能な深紫外線LEDの実現が望まれている。深紫外線を放射するLEDの材料としては、これまで窒化アルミニウム・ガリウムのような直接遷移型の化合物半導体しか実用にならないと考えられていた。
しかし、ダイヤモンドは単元素半導体材料であるため構造欠陥が無く、優れた機械的特性、化学的特性、光学特性も兼ね備えており、室温以上でも高密度に存在できるダイヤモンドの励起子を用いることによって、間接遷移半導体ではあっても室温以上で波長250nmの深紫外線を発光できることが知られている。ダイヤモンドでの励起子の発光機構に関する詳細な研究を基に、この特徴を活かしたデバイス構成によって、高い発光の内部量子効率を持つダイオードの開発が期待されている。

現状、ダイヤモンド単結晶は、切削・耐磨耗工具という古い用途分野と、パワーデバイスや紫外線発光デバイスなどの電子デバイスという新しい用途分野が混在している。
前者の切削・耐磨耗工具は安定成長、後者の電子デバイスは、まだ揺籃期なので、市場規模も小さく伸びも鋭くないが、今後、切削・耐磨耗工具をはるかに超える大きな市場として成長する可能性がある。

また、未知の研究領域ではあるが、原理的にレーザーと同じ単色性の強い発光の可能性も指摘されている。
これが実現すれば、これまでのレーザーと比較して非常に簡単な構造でコンパクトな発光デバイスが可能になる期待もある。

 内容目次 

《単結晶シリーズ》

  ●ダイヤモンド単結晶市場 (3~15ページ)
    ~工具としての用途展開は既に進む。注目される半導体デバイスとしての優れた特性~
    1.ダイヤモンド単結晶の可能性
    2.ダイヤモンド単結晶の作製方法
    2-1.高温高圧合成法
    【図】ダイヤモンド単結晶の高温高圧法の概略図
    2-2.気相合成法
    【図】ダイヤモンド単結晶の気相合成法の概略図
    3.ダイヤモンド単結晶の用途
    3-1.切削・耐磨耗工具
    【図】ダイヤモンド単結晶を用いた切削工具の事例
    3-2.パワーデバイス
    【図】ダイヤモンド単結晶を用いたパワーデバイスの模式図
    3-3.紫外線発光デバイス
    【図】ダイヤモンド単結晶を用いた紫外線発光デバイスの模式図
    4.ダイヤモンド単結晶の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】ダイヤモンド単結晶の市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】ダイヤモンド単結晶の需要分野別市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    5.ダイヤモンド単結晶のメーカーシェア
    【表・グラフ】ダイヤモンド単結晶の国内メーカーシェア(金額:2011年)
    6.ダイヤモンド単結晶の主要メーカーの取組動向
    6-1.旭ダイヤモンド工業(株)
    6-2.(株)アライドマテリアル
    6-3.(株)イーディーピー
    6-4.住友電気工業(株)
    6-5.住友電工ハードメタル(株)
    7.ダイヤモンド単結晶の主要公的研究機関の取組動向
    7-1.神奈川大学理学部
    7-2.(独)産業技術総合研究所
    8.ダイヤモンド単結晶の今後の見通し

  ●有機半導体単結晶薄膜市場 (16~29ページ)
    ~インクジェット法の開発で実用化にはずみがつくか~
    1.有機半導体単結晶薄膜をめぐる技術動向
    1-1.薄膜技術とプリンタブルエレクトロニクス技術
    1-2.無機半導体と有機半導体
    1-3.有機半導体単結晶薄膜
    2.有機半導体単結晶薄膜の作製方法
    2-1.塗布法
    2-2.インクジェット印刷法
    【図】インクジェット印刷法の概略図
    2-3.Roll to Roll法
    【図】Roll to Roll法の概略図
    2-4.Physical Vapor Transport法
    3.有機半導体単結晶薄膜の用途
    3-1.有機ELディスプレイ
    3-2.電子ペーパー
    3-3.有機太陽電池
    3-4.その他の用途
    4.有機半導体単結晶薄膜の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】有機半導体単結晶薄膜の市場規模推移(金額:2011年-2017年予測)
    【表・グラフ】有機半導体単結晶薄膜の需要分野別市場規模推移(金額:2011年-2017年予測)
    5.有機半導体単結晶薄膜の主要メーカーの取組動向
    5-1.(株)同仁化学研究所
    5-2.富士フイルム(株)
    5-3.(株)三菱ケミカルホールディングス
    6.有機半導体単結晶薄膜の主要公的研究機関の取組動向
    6-1.大阪大学大学院理学研究科
    6-2.東京大学大学院理学系研究科
    6-3.(独)産業技術総合研究所
    6-4.(独)理化学研究所
    7.有機半導体単結晶薄膜の今後の見通し

《エネルギー関連シリーズ》

  ●太陽光売電の市場展望 (30~38ページ)
    ~電力取引制度が普及の起爆剤となる~
    1.市場概況
    【表】国内の住宅用太陽光発電システムの平均価格(2002年-2012年見込)
    2.売電ビジネスに参入企業が相次ぐ
    3.メガソーラーへの展開
    【表】すでに稼働しているメガソーラー
    【表】計画されているメガソーラー
    4.DMMソーラーの戦略
    【図】DMMソーラーのビジネスの仕組み
    5.マンションでも太陽光発電の普及が進む
    6.屋根貸し太陽発電
    【表】太陽光発電事業のビジネスモデル

  ●車載用LIB市場 (39~54ページ)
    ~EVは絞込みが必要、多用途展開も視野に~
    1.電動自動車市場動向及び市場規模
    【表・グラフ】電動自動車(EV、HEV、PHEV)のワールドワイド市場規模推移
     (数量:2010年-2015年予測)
    2.車載用LIB市場規模
    【表・グラフ】車載用LIB(EV、HEV、PHEV)のワールドワイド市場規模推移
     (金額:2010年度-2015年度予測)
    【表・グラフ】車載用LIB(EV、HEV、PHEV)のワールドワイド市場規模推移
     (容量:2010年度-2015年度予測)
    3.車載用LIBメーカー動向
    4.車載用LIB動向
    4-1.(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の開発方向
    4-2.EVの課題
    4-3.今後の展望
    5.他用途への展開

《無線モジュールシリーズ(2)》

  ●無線モジュール市場(BAN) (55~66ページ)
    ~IEEE802.15.6の標準化が市場を活性化させる~
    1.BANと人体通信
    2.BANの概要
    2-1.BANの特徴
    【表】BANの利用形態
    【図】BANの概念
    【表】BANおよびPANに関連する規格の概要
    2-2.BANの標準化の動向
    【表】IEEE802.15.6の策定に関わった機関・企業
    【表】IEEE802.15.6の規格の特徴
    2-3.BANの通信方式
    【表】IEEE802.15.6物理(PHY)層の特徴
    【表】狭帯域無線(NB)の利用周波数帯
    3.注目される利用分野(PANの一部も含めて)
    【表】検討されている利用分野
    3-1.医療分野・ヘルスケア分野
    【図】BANシステムの特徴と利用イメージ
    【図】Bluetooth v4.0の応用製品
    3-2.高齢社会対応分野
    【図】高齢者介護・見守りシステムの試作品
    3-3.その他分野
    3-4.広範な利用分野(BANに求められるもの:M2Mを中心として)
    4.参入企業・研究機関
    4-1.QoL-SN研究会
    【表】QoL-SN研究会の作業部会
    4-2.製品化とその参入企業
    5.抱えている問題点
    5-1.研究開発
    5-2.製品化
    6.市場規模予測
    【表・グラフ】BAN関連市場の国内市場規模推移(金額:2011年-2016年予測)
    7.まとめと今後の動き
    【表】BAN関連市場の国内推移の要件

《車載用電子デバイスシリーズ(9)》

  ●TPMS(タイヤ空気圧監視システム)市場展望 (67~77ページ)
    ~装着の義務化で市場は急拡大~
    1.TPMSの市場概況
    【表・グラフ】TPMS(新車装着用セット品)のワールドワイド市場規模推移
     (数量・金額:2007年-2012年見込)
    【表・グラフ】TPMS(アフターパーツ用)のワールドワイド市場規模推移
     (数量・金額:2007年-2012年見込)
    2.参入メーカー動向
    【図】業界構造
    【表3】米国でのTPMSメーカーから自動車メーカーへの主な供給事例
    3.販売ルートの動向(アフターパーツの場合)
    【表・グラフ】日本のタイヤ関連のチャネル別シェア
    4.法制化の動向
    5.TPMSの技術動向
    【表】5.TPMSの各国の仕様
    6.今後の市場予測
    【表・グラフ】TPMS(新車装着用セット品)のワールドワイド市場規模予測
     (数量・金額:2013年予測-2020年予測)
    【表・グラフ】TPMS(アフターパーツ用)のワールドワイド市場規模予測
     (数量・金額:2013年予測-2020年予測)

  ●自動車メーカーのエンプラ採用(3) (78~89ページ)
    ~トヨタ自動車(株):燃費改善とコストを見極めつつ軽量素材を採用
     窓ガラス、サンルーフでPC樹脂採用相次ぐ~
    1.自動車生産台数の推移と次世代自動車への取組み
    【表・グラフ】トヨタ自動車(株)国内・海外生産台数の推移(数量:2002年-2011年)
    【表・グラフ】トヨタ自動車(株)HV車の国内・海外販売台数の推移(数量:2002年-2011年)
    2.燃費規制への対応、軽量化についての考え方
    3.主要部品の樹脂化状況と今後の見通し
    3-1.エンジン回り
    (1)インテークマニホールド
    (2)ラジエータタンク
    (3)ラジエータコアサポート
    (4)シリンダーヘッドカバー
    (5)ウォーターインレット・アウトレット
    (6)オイルパン
    (7)オイルストレーナー
    (8)タイミングベルトカバー・チェーンカバー
    (9)スロットルボディ
    【図】トヨタ自動車(株)主要部品の樹脂化状況(エンジン回り)
    3-2.燃料回り
    (1)燃料タンク(フューエルタンク)
    (2)燃料チューブ(フューエルチューブ)
    (3)フューエルデリバリーパイプ
    (4)フューエルキャップ
    (5)フューエルインジェクタ
    (6)フューエルフィルターケース
    (7)キャニスターケース
    【図】トヨタ自動車(株)主要部品の樹脂化状況(燃料回り)
    3-3.コックピット系・パワートレイン
    (1)クロスカービーム
    (2)アクセルペダル部品
    (3)プロペラシャフト
    【図】トヨタ自動車(株)主要部品の樹脂化状況(コックピット系、パワートレイン)
    3-4.外板・外装部品
    (1)フェンダー
    (2)窓ガラス・サンルーフ
    (3)アウトサイドミラーステイ
    (4)ドアロックケース
    (5)外板パネル
    【図】トヨタ自動車(株)主要部品の樹脂化状況(外板・外装部品)
    4.部品共通化手法「ニュー・グローバル・アーキテクチャー(NGA)」
    5.海外生産と素材選択について

《次世代二次電池シリーズ(2)》

  ●次世代二次電池市場(全固体リチウムイオン電池) (90~113ページ)
    ~着実に進む開発ステージ、数年程度で実用化へ~
    1.はじめに
    1-1.薄膜型とバルク型
    【図】全固体電池の薄膜型とバルク型の構造
    1-2.固体電解質の特長
    (1)硫化物系
    (2)酸化物系
    (3)高分子系
    (4)その他の超イオン伝導体
    1-3.実用化の見通し
    【図】車載用全固体電池のメリット
    1-4.初期市場の展開予測
    【表・グラフ】全固体LIBのWW市場規模推移(金額:2015年予測-2025年予測)
    【表・グラフ】家庭用蓄電システムのWW市場規模推移(数量・金額:2011年-2020年予測)
    【表・グラフ】家庭用燃料電池システムのWW市場規模推移(数量・金額:2011年-2020年予測)
    【表・グラフ】全固体LIBのWW市場構成比(金額:2020年予測)
    2.注目機関・企業の動向
    2-1.研究機関
    (1)東京工業大学大学院
    (2)(独)産業技術総合研究所
    【図】次世代蓄電池用セラミック電解質シート
    (3)(財)電力中央研究所
    【図】リチウム電池用高分子固体電解質(ダイソー(株)製品)
    (4)(公財)三重県産業支援センター
    【図】(公財)三重県産業支援センター/バイポーラ型積層電池(室温の電圧)
    (5)(独)物質・材料研究機構
    【図】(独)物質・材料研究機構/全固体電池の界面抵抗とその対策(概念図)
    2-2.関連企業
    (1)出光興産(株)
    【図】出光興産(株)/全固体電池の試作品
    【表】出光興産(株)の固体電解質のイオン伝導度とLiイオン輸率
    (2)(株)オハラ
    【表】(株)オハラの酸化物系固体電解質(「LICGCTM」)の特徴
    (3)日本化学工業(株)
    【表】日本化学工業(株)の硫化リチウムの特長

《コラム》
  ●AABC Europe 2012 参加記 (114~116ページ) 

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年6月号(No.051)

 トピックス 

《半導体シリーズ》
●半導体ファウンドリ市場~半導体メーカーのファブライト戦略により順調に拡大

2008年以降、半導体チップの製造を専門に行う半導体ファウンドリ業界はM&Aが盛んに行われた。半導体生産の設備投資が巨額になると共に、ファウンドリが将来有望なビジネスであるとみて、投資家が出資したからであった。この流れはこれからもしばらくは続きそうである。
半導体メーカーにとっては半導体ファウンドリを利用することにより、製造設備を持つリスクから解放され、自らは設計などの付加価値の高い業務に専念できることになる。一方で、半導体ファウンドリは大量の半導体チップを1社で製造することにより、効率良く設備の稼動と運営を行うことができる。今後の半導体業界は設計技術を中心としたサービスを提供する企業群と、生産を担当する企業群という2つの機能をもった企業グループ群に分かれていくだろう。
また、設計から生産まで一貫して行うメーカーであっても、ハイエンド製品の生産の一部を半導体ファウンドリに委託するというビジネスモデル、いわゆるファブライト戦略が世界的に広まりつつある。とりわけ32ナノメートル以降は、そのようなモデルが主流になるものとみられ、半導体ファウンドリは今後も順調に市場を拡大していくものと予想される。

 内容目次 

《単結晶シリーズ》

  ●AlN単結晶市場 (3~15ページ)
    ~紫外発光LED用市場が急拡大する見通し。パワーデバイスとしても有力~
    1.化合物半導体の現状
    2.窒化アルミニウム(AlN)単結晶
    3.AlN単結晶の作製方法
    3-1.HVPE法
    【図】HVPE法の概略図
    3-2.フラックス法
    【図】フラックス法の概略図
    3-3.昇華再結晶法
    【図】昇華再結晶法の概略図
    4.AlN単結晶の用途
    4-1.紫外発光LED(UV-LED)用基板
    4-2.パワーデバイス
    【図】基板材料の種類と耐電圧特性
    4-3.その他の用途
    5.AlN単結晶の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】AlN単結晶の市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】AlN単結晶の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    6.AlN単結晶のメーカーシェア
    【表・グラフ】AlN単結晶の国内メーカーシェア(金額:2011年)
    7.AlN単結晶の主要メーカーの取組動向
    7-1.旭化成(株)
    7-2.(株)トクヤマ
    7-3.住友金属鉱山(株)
    7-4.住友電気工業(株)
    7-5.(株)フジクラ
    8.AlN単結晶の主要公的研究機関の取組動向
    8-1.東北大学多元物質科学研究所
    8-2.独立行政法人科学技術振興機構
    8-3.独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
    9.AlN単結晶の今後の見通し

  ●ZnO単結晶市場 (16~28ページ)
    ~青色発光素子として特性・コスト面で有望~
    1.酸化亜鉛(ZnO)単結晶の可能性
    2.ZnO単結晶の作製方法
    2-1.水熱合成法
    【図】水熱合成法の概略図
    2-2.化学気相合成法
    【図】化学気相合成法の概略図
    2-3.液相エピタキシャル成長法
    【図】液相エピタキシャル成長法の概略図
    3.ZnO単結晶の用途
    【表】ZnO単結晶の主な用途
    3-1.発光素子
    3-2.エピタキシー用基板
    3-3.紫外線(UV)センサ
    3-4.圧電素子
    3-5.放射線検出素子
    4.ZnO単結晶の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】ZnO単結晶の市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】ZnO単結晶の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    5.ZnO単結晶のメーカーシェア
    【表・グラフ】ZnO単結晶の国内メーカーシェア(金額:2011年)
    6.ZnO単結晶の主要メーカーの取組動向
    6-1.(株)アムテック
    6-2.東京電波(株)
    6-3.三菱ガス化学(株)
    6-4.ローム(株)
    7.ZnO単結晶の主要公的研究機関の取組動向
    7-1.東北大学金属材料研究所附属金属ガラス総合研究センター
    7-2.島根大学総合理工学部
    7-3.独立行政法人産業技術総合研究所
    7-4.公益財団法人名古屋産業科学研究所
    7-5.独立行政法人物質・材料研究機構
    8.ZnO単結晶の今後の見通し

《エネルギー関連シリーズ》

  ●PPS事業動向(4) (29~39ページ)
    ~電力ビジネスが大きく変貌する~
    1.PPSシェア拡大への動きが加速
    2.卸電力取引の活性化へ
    3.節エネコンサルティングにシフトするPPS
    4.大規模なデマンドレスポンスの仕組みとしてのスマートシティの試み
    【表】北九州スマートコミュニティ創造事業の概要
    【表】北九州スマートコミュニティ創造事業の導入スケジュール
    5.分散型ビジネスとPPS
    6.発送電分離の今後
    7.2015年以降、家庭用電力も販売自由化へ

  ●産業用LIB市場 (40~51ページ)
    ~震災以降、日本国内で蓄電需要が高まる~
    1.産業用LIB市場規模
    【表・グラフ】産業用LIBのWW市場規模推移(容量・金額:2010年度-2015年度予測)
    2.産業用LIB市場概要
    2-1.定置用
    (1)UPSなど非常用蓄電システム用途
    (2)ピークシフト・ピークカット用途
    (3)グリッド用途
    (4)定置用における今後の課題
    2-2.移動体用
    3.今後の展望

《無線モジュールシリーズ(1)》

  ●無線モジュール市場(人体通信) (52~63ページ)
    ~注目されながらも停滞してきた技術、関連市場に新たな動き~
    1.人体通信とBAN
    2.人体通信
    2-1.人体通信の方式
    2-2.人体通信の原理
    2-3.人体通信の特徴
    2-4.人体通信の様々な試み
    【表】人体通信が検討されている利用分野
    3.注目される利用分野(電界通信方式を中心として)
    3-1.研究機関・参入企業
    【表】人体通信における主要な研究・開発機関と企業
    3-2.製品化と参入企業
    【表】国内で製品化(試作)されている人体通信システム
    4.抱えている問題点(電界通信方式を中心として)
    4-1.研究開発
    4-2.製品化
    5.市場規模予測
    【表・グラフ】人体通信関連市場の国内市場規模推移(金額:2011年-2016年予測)
    6.まとめと今後の動き
    【表】人体通信関連市場の想定されるイベント

《半導体シリーズ》

  ●半導体ファウンドリ市場 (64~71ページ)
    ~半導体メーカーのファブライト戦略により順調に拡大~
    1.市場概況
    2.市場規模の推移とシェア
    2-1.市場規模の推移
    【表・グラフ】半導体ファウンドリWW市場規模推移(金額:2008年-2012年予測)
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表】半導体ファウンドリWW市場のシェア推移(金額:2009年-2011年)
    【グラフ】半導体ファンドリWW市場のシェア(金額:2010年、2011年)
    3.製品動向
    3-1.450ミリウェハーの立ち上げ
    3-2.28ナノメートルから20ナノメートルへ
    4.各社の動向
    4-1.TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited)
    4-2.UMC(United Microelectronics Corporation)
    4-3.グローバルファウンドリーズ(GLOBALFOUNDRIES)
    4-4.SMIC(Semiconductor Manufacturing International Corporation)
    4-5.タワージャズ(TowerJazz)
    4-6.IBM
    4-7.その他のメーカー
    5.今後の見通し

《次世代二次電池シリーズ(1)》

  ●次世代二次電池市場(全固体薄膜二次電池) (72~90ページ)
    ~海外では2012~2013年から生産量が増大~
    1.はじめに
    2.次世代二次電池の概要
    【表・グラフ】次世代二次電池のWW市場規模推移(金額:2012年見込-2020年予測)
    3.全固体薄膜二次電池
    3-1.全固体薄膜二次電池の特長
    (1)基本構造とLiPON
    【図】全固体薄膜二次電池の基本構造
    (2)電池特性と利用分野
    3-2.全固体薄膜二次電池の市場規模
    【表・グラフ】全固体薄膜二次電池のWW市場規模推移(数量・金額:2010年-2014年予測)
    3-3.有望アプリは環境発電関連分野
    【表・グラフ】ワイヤレスセンサノードのWW市場規模推移(金額:2010年-2014年予測)
     3-4.メーカーシェア
    【表・グラフ】全固体薄膜二次電池のWW市場におけるメーカーシェア(数量:2011年)
    4.注目企業の動向
    4-1. セルメーカー
    (1)Infinite Power Solutions, Inc.(IPS)
    【図】IPS製「MEC200シリーズ」
    (2)GS Nano Tec Co.,Ltd.
    【図】GS Caltex-GS Nano Tech製 全固体薄膜二次電池の外装形態
    4-2. 販売会社関連
    (1)東京エレクトロン デバイス(株)
    【図】マイクロペルト製 温度差発電用製品
    (2)アルバック イーエス(株) / (株)アルバック
    【表】固体薄膜Li二次電池(GS Nano Tech製)の参考仕様
    (3)稲畑産業(株)
    【図】稲畑産業(株)GS NanoTech製 全固体薄膜二次電池
    (4)(株)アルティマ
    【図】(株)アルティマの「環境発電汎用評価キット」

《電子部材シリーズ》

  ●アジア包装材料市場 (91~100ページ)
    ~国内市場飽和もアジアにポテンシャルあり、
    関連メーカー・機関を巻き込んで「無」から「有」への市場創造に動け~
    1.アジア包装材料市場の動向
    1-1.日本
    【表・グラフ】透明蒸着フィルムの市場規模推移(数量:2008年-2012年予測)
    1-2.韓国
    1-3.中国包装材料市場の動向
    1-4.タイ
    1-5.マレーシア
    1-6.ベトナム
    2.アジア包装材料市場の展望

《コラム》
  ●外に出て行く強さ (101ページ)

 

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年5月号(No.050)

 トピックス 

《エネルギー関連シリーズ》
●人感センサ市場~省エネに有効との認識広がる

産業技術の根幹を担うべきエネルギー問題の解決が焦眉の課題として浮上してきている。エネルギー問題の解決のためにはエネルギーの供給方法だけでなく、消費抑制方法の観点も欠かすことができない。

経済低迷や自治体の財政難などを反映し、省エネに向けた投資や支出は低調であった。新設機器を導入する場合、ユーザーはイニシャルコストを重視する傾向が強く、機器の省エネ性能は必ずしも気にされてはいない。

しかし、産業界は旧来の考え方を根本から改める必要性に迫られており、最近では、省エネ性能を機器の基本的な性能としてより重視する傾向が次第に優勢になりつつある。こうした状況下、大きなイニシャルコストは不要で、手軽に省エネが実現できる「人感センサ」に期待が高まっている。

人感センサとは文字通り人間を感知するセンサであり、赤外線センサ、超音波センサなどがある。利用目的は防犯などセキュリティ用途から始まったが、最近では様々な電気機器の省エネ効果に大きく寄与するようになってきている。

省エネ用途の場合、電気製品などに人感センサを設置し、人の所在を判断して電源のオンオフを行う。電力を無駄に消費することを避け、省エネ効果を高めようということである。

そうした発想に基づき、既に照明、エアコン、温水便座、換気扇、テレビ、電気こたつ、自動販売機などに人感センサが用いられてきており、その用途範囲は更に広がる勢いを示している。

産業界ではオフィス等の事業所において、人が不在の際には不要な照明や機器の電源を管理するツールとして用いる動きも出始めており、人感センサは本格的な省エネツールとしての役割を担う段階になりつつある。

 内容目次 

《エネルギー関連シリーズ》

  ●人感センサ市場 (3~15ページ)
    ~省エネに有効との認識広がる~
    1.待ったなしの省エネ
    2.省エネに貢献する人感センサ
    3.人感センサとしての赤外線センサ
    【表】赤外線センサの種類
    3-1.焦電型赤外線センサ
    3-2.サーモパイル型赤外線センサ
    3-3.ボロメータ型赤外線センサ
    4.人感センサの需要分野
    4-1.省エネ
    4-2.セキュリティ
    5.人感センサの市場規模推移と予測
    【表・グラフ】人感センサの国内市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】人感センサのWW市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】人感センサの分野別国内市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】人感センサの分野別WW市場規模推移(数量:2009年-2014年予測)
    6.人感センサのメーカーシェア
    【表・グラフ】人感センサの国内メーカーシェア(数量:2011年)
    7.人感センサの主要メーカーの取組動向
    7-1.日本セラミック(株)
    7-2.パナソニック(株)エコソリューションズ社
    7-3.(株)村田製作所
    7-4.Excelitas Technologies Corp.(ドイツ)
    8.人感センサの今後の見通し

  ●PPS事業動向(3) (16~26ページ)
    ~PPSの供給に限界、苦悩する需要家~
    1.新電力(PPS)導入概況と事例
    1-1.自治体のPPS導入
    (1)東京都
    (2)横浜市
    (3)その他
    (4)難航するPPS導入
    1-2.民間企業のPPS導入
    1-3.代表的なPPS導入ユーザー
    2.大手自家発電概況と事例
    2-1.政府による規制緩和
    【表】各電力会社への卸電力事業者一覧
    【表・グラフ】国内における自家発電設備の活用状況と構成比(2011年7月)
    3.PPS導入ユーザーの対応策
    4.電力取引供給システムの今後の展望
    5.電力自由化の今後の展望

《車載用電子デバイスシリーズ(8)》

  ●車載電子部品市場(画像認識LSI) (27~39ページ)
    ~拡大するADAS、キーは画像認識技術と高速なグラフィック・チップ~
    1.ADAS
    【図】運転支援システムの構成
    2.車載カメラの画像認識
    2-1.車載カメラでできること
    2-2.画像認識
    (1)必要なシステム要件
    【図】画像認識に要求される処理性能
    (2)基本的な認識方法
    ①パターン認識・パターンマッチング
    ②ジェスチャー認識
    ③動体(歩行者等)認識
    ④位置・距離認識
    2-3.関連半導体メーカー
    (1)各社の動向
    ①Mobileye N.V.およびSTMicroelectronics社
    ②ルネサス エレクトロニクス(株)(Renesas Electronics Corporation)
    ③東芝(株)
    ④富士通セミコンダクター(株)
    ⑤シャープ(株)
    (2)各社の製品一覧
    【表】各社の車載画像認識・画像処理LSI
    2-4.応用分野
    (1)自動運転
    (2)HMIへの応用
    (3)ハイブリッド化による多重認識
    3.市場規模
    3-1.車載カメラの普及と利用分野
    【図】運転支援システムの動向
    3-2.車載画像認識LSIの市場規模
    【表・グラフ】画像認識LSIのWW市場規模推移(数量:2010年-2017年予測)
    4.まとめ
    4-1.現状とこれから
    4-2.課題

  ●自動車メーカーのエンプラ採用(2) (40~50ページ)
    ~三菱自動車工業(株):樹脂フェンダーの採用で先行、
    PXの判断の下で開発と生産担当者がチームを組む~
    1.自動車生産台数の推移と次世代自動車への取組み
    【表・グラフ】三菱自動車工業(株)国内生産台数の推移(数量:2001年-2011年)
    2.燃費規制への対応、軽量化についての考え方
    3.主要部品の樹脂化状況と今後の見通し
    3-1.エンジン回り
    (1)インテークマニホールド
    (2)ラジエータタンク
    (3)ラジエータコアサポート
    (4)シリンダーヘッドカバー
    (5)ウォーターインレット・アウトレット
    (6)その他
    【グラフ】三菱自動車工業(株)主要部品の樹脂化状況(エンジン回り)
    3-2.燃料回り
    (1)燃料タンク(フューエルタンク)
    (2)燃料チューブ(フューエルチューブ)
    (3)フューエルデリバリーパイプ
    (4)フューエルキャップ
    (5)フューエルインジェクタ
    (6)フューエルフィルターケース
    (7)キャニスターケース
    【グラフ】三菱自動車工業(株)主要部品の樹脂化状況(燃料回り)
    3-3.コックピット系・パワートレイン
    (1)クロスカービーム
    (2)アクセルペダル部品
    (3)プロペラシャフト
    【グラフ】三菱自動車工業(株)主要部品の樹脂化状況(コックピット系、
     パワートレイン)
    3-4.外板・外装部品
    (1)フェンダー
    (2)窓ガラス・サンルーフ
    (3)アウトサイドミラーステイ
    (4)ドアロックケース
    (5)外板パネル
    【グラフ】三菱自動車工業(株)主要部品の樹脂化状況(外板・外装部品)
    4.電気自動車に使われる樹脂の動向について
    5.新技術導入の意思決定について
    6.海外生産と素材選択について

《電子デバイスシリーズ》

  ●電気二重層キャパシタ市場 (51~73ページ)
    ~高特性のチップ製品も登場し、新アプリの開拓が期待される~
    1.最近の市場動向
    1-1.EDLCの特長
    (1)水溶液系と有機系
    【図】EDLCの原理
    (2)単セル型・積層型・捲回型
    (3)EDLCの領域
    【図】EDLCの静電容量のカバー領域
    1-2.EDLCの市場動向
    (1)総市場規模推移・予測
    【表・グラフ】EDLCのWW市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】EDLC容量別 WW市場構成比(金額:2011年)
    (2)小容量EDLCの市場概況
    【表・グラフ】小容量EDLCのWW市場規模推移(数量・金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】小容量EDLCのWW市場に占める日系メーカーシェア(金額:2011年)
    (3)小容量EDLCのタイプ別動向
    【表・グラフ】小容量EDLCのタイプ別WW市場構成比(金額:2011年)
    (4)利用分野とメーカーシェア
    【表・グラフ】小容量EDLCの利用分野別WW市場構成比(金額:2011年)
    【表・グラフ】小容量EDLCのWW市場におけるメーカーシェア(金額:2011年)
    (5)EDLCの材料市場の概要
    2.注目企業の動向
    2-1.キャパシタメーカー
    (1)セイコーインスツル(株)
    【図】セイコーインスツル(株)チップ形EDLC新製品「CPXシリーズ」
    (2)NECトーキン(株)
    【図】NECトーキン(株)「FCシリーズFCSタイプ」
    (3)エルナー(株)
    【図】惑星探査機「はやぶさ」搭載のエルナー(株)製EDLC「DZシリーズ」
    (4)日本ケミコン(株)
    【図】日本ケミコン(株)自動車向け「DLCAPTM」
    (5)アドバンスト・キャパシタ・テクノロジーズ(株)
    【図】通常の活性炭と「ナノゲートカーボン®」の電子顕微鏡写真
    2-2.EDLC用材料メーカー
    (1)日本ゴア(株)
    【図】日本ゴア(株)EDLC用シート電極
    (2)日本バルカー工業(株)
    (3)三洋化成工業(株)
    (4)東洋合成工業(株)

  ●セルロースナノファイバー技術 (74~86ページ)
    ~高強度材料やエレクトロニクス材料等としての実用化が期待~
    1.セルロースナノファイバーの概要
    1-1.ナノファイバーとは
    1-2.セルロースナノファイバーとは
    【図】セルロースの階層構造の模式図
    2.セルロースナノファイバーの性質と用途
    2-1.超比表面積効果
    2-2.ナノサイズ効果
    2-3.超分子配列効果
    3.セルロースナノファイバーの作成方法
    3-1.電界紡糸法
    【図】電界紡糸法の模式図
    3-2.溶融紡糸法
    【図】溶融紡糸法の模式図
    3-3.メルトブロー法
    【図】メルトブロー法の模式図
    4.セルロースナノファイバーの市場規模推移と予測
    【表・グラフ】セルロースナノファイバーの国内市場規模予測
     (数量・金額:2015年予測-2030年予測)
    【表・グラフ】セルロースナノファイバーの需要分野別国内市場規模予測
     (金額:2015年予測-2030年予測)
    5.セルロースナノファイバーの主要取り組み企業の動向
    5-1.旭化成せんい(株)
    5-2.王子製紙(株)
    5-3.花王(株)
    5-4.凸版印刷(株)
    5-5.三菱化学(株)
    6.セルロースナノファイバーの公的研究機関の動向
    6-1.大阪大学産業科学研究所
    6-2.京都大学生存圏研究所
    6-3.産業技術総合研究所バイオマス研究センター
    6-4.北海道大学大学院工学研究院
    7.セルロースナノファイバーの今後の見通し

  ●韓国光拡散フィルム・材料市場 (87~94ページ)
    ~光拡散フィルムは中国を始め韓国国外向け販売量拡大が課題
    マイクロビーズは国産品の採用が進む~
    1.韓国光拡散フィルム市場
    1-1.概要
    【表・グラフ】韓国メーカーによる光拡散フィルムタイプ別販売量推移
     (ワールドワイド)(数量:2009年-2012年見込)
    1-2.研究開発動向
    1-3.メーカー動向
    (1)概要
    (2)SKC ハースディスプレイフィルムズ(有)(SKC Haas Display Films LLC)
    (3)(株)サンボ(Sang Bo Corporation)
    (4)親和インターテック(株)(SHINWHA INTERTEK CORP.)
    (5)コーロン インダストリー(株)(KOLON Industries,Inc.)
    (6)東レ先端素材(株)(Toray Advanced Materials Korea Inc.)
    2.マイクロビーズ
    2-1.概要
    2-2.メーカー動向
    (1)概要
    (2)コーロン インダストリー(株)(KOLON Industries,Inc.)
    (3)第一毛織(株)(CHEIL INDUSTRIES INC.)

  ●ポータブル機器向け小型LIB市場 (95~108ページ)
    ~いまだ成熟せず。「高容量化」「長寿命化(サイクル特性向上)」ニーズ高まる~
    1.ポータブル機器市場概要
    【表・グラフ】民生ポータブル主要機器 ワールドワイド市場規模推移
     (数量:2009年-2015年予測)
    2.ポータブル機器向けLIB市場規模
    【表・グラフ】民生ポータブル機器用LIB ワールドワイド規模推移
     (数量・金額:2010年度-2015年度予測)
    3.ポータブル機器向けLIB市場メーカー動向
    3-1.サムスンSDI(Samsung SDI Co.,Ltd)
    3-2.三洋電機(株)
    3-3.LG化学(LG CHEM,LTD)
    3-4.ソニー(株)
    3-5.パナソニック(株)
    3-6.日立マクセルエナジー(株)
    3-7.その他
    4.ポータブル機器向けLIB技術動向
    4-1.サムスンSDI(Samsung SDI Co.,Ltd)
    4-2.三洋電機(株)
    4-3.LG化学(LG CHEM,LTD)
    4-4.パナソニック(株)
    4-5.ソニー(株)
    4-6.日立マクセルエナジー(株)
    5.ワイヤレス充電動向
    6.今後の展望

《コラム》
  ●海外で日本 (109~110ページ) 

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年4月号(No.049)

 トピックス 

《環境関連特集》
●自然環境シミュレーション装置市場~アプリケーションの裾野徐々に広がる

自然環境シミュレーション装置とは、自然環境に似せた環境を人工的に作り出し、試験対象物をその環境に曝し、性能試験をしたり、データを取得したりすることによって、製品化・実用化に役立てようとする装置である。中には自然界に見られる以上のストレスを試験対象物に与え、極限の耐久性を比較的短期間に調べる試験装置などもある。
自然環境シミュレーション装置対象となる需要分野は広範囲に及ぶ。自動車・輸送機分野、医学・バイオ・農業分野、建築・土木・住宅分野などが代表的な分野であるが、それ以外にも食品分野、衣服・繊維分野、化学工業分野等において用いられることがある。
例えば、自動車・輸送機分野においては自動車の空力特性を測定するフルボディ風洞試験装置などが有名であるが、それ以外にも近年、環境意識の高まりから燃費向上を図るための開発や排ガス規制強化に伴って、自然環境シミュレーション装置の需要は旺盛である。
また、医学・バイオ・農業分野においては、当初は自然環境シミュレーション装置はスポーツ医学との関係で発展してきた経緯があるが、最近ではそればかりでなく、人間と日常生活環境との関わり合いなどを追求する視点からの活用が活発化している。さらに、農業分野では農業生産性の向上に関連した試験・研究などの際に、自然環境シミュレーション装置が活用されている。自動車分野等に比べると基礎研究開発の要素が大きいが、二酸化炭素の増加に伴う地球環境温暖化等の問題から、植物生理にかかわる研究は重要なテーマとして浮上してきており、自然環境シミュレーション装置はこうした分野の研究において必須アイテムとなってきている。
更に土木・建築・住宅分野においては、排ガスの拡散、高層ビルのガラスの強度評価、新築住宅の建材から発生するホルムアルデヒド等の化学物質の測定等に関連して、自然環境シミュレーション装置を使用する傾向が強まっている。
自然環境シミュレーション装置の応用分野は多岐に渡り、分野毎に要求される項目が大きく異なるため、ユーザーニーズを全方位的に満足させることは容易ではなく、自然環境シミュレーション装置メーカーは需要分野毎に細分化される傾向になっている。
今後の注目分野としては、自動車、バイオ、人間環境の三つの分野を挙げることができる。

 内容目次 


《環境関連特集》

  ●自然環境シミュレーション装置市場 (3~14ページ)
    ~アプリケーションの裾野が徐々に広がる~
    1.自然環境シミュレーション装置の概況
    2.自然環境シミュレーション装置の需要分野別動向
    2-1.自動車・輸送機分野
    【図】自動車用フルボディ風洞試験装置
    2-2.医学・バイオ・農業分野
    2-3.土木・建築・住宅分野
    2-4.その他分野
    3.自然環境シミュレーション装置の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】自然環境シミュレーション装置の国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】自然環境シミュレーション装置の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    4.自然環境シミュレーション装置のメーカーシェア
    【表・グラフ】自然環境シミュレーション装置の国内メーカーシェア(金額:2011年)
    5.自然環境シミュレーション装置の主要取り組み企業の動向
    5-1.エスペック株式会社
    5-2.株式会社荏原製作所
    5-3.株式会社大西熱学
    5-4.コイト電工株式会社
    5-5.株式会社東洋製作所
    5-6.上記以外の企業
    6.自然環境シミュレーション装置の今後の見通し

  ●超臨界流体技術 (15~30ページ)
    ~技術確立からアプリケーションへの展開へ~
    1.超臨界流体とは
    【図】超臨界流体の領域を示す模式図(水の場合)
    2.超臨界流体技術をめぐる動向と位置づけ
    3.超臨界流体技術の応用分野
    【表】超臨界流体技術の需要分野別開発ロードマップ
    【表】当面の応用テーマと超臨界流体技術
    3-1.排水処理
    3-2.難分解性物質の分解
    3-3.化学反応溶媒
    3-4.微粒子製造
    4.超臨界流体技術の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】超臨界流体技術の国内市場規模推移(金額:2005年-2020年予測)
    【表・グラフ】超臨界流体技術の需要分野別国内市場規模推移(金額:2005年-2020年予測)
    5.超臨界流体技術のメーカーシェア
    【表・グラフ】超臨界流体技術の国内メーカーシェア(金額:2010年)
    6.超臨界流体技術の主要企業の取り組み動向
    6-1.株式会社IHI
    6-2.株式会社荏原製作所
    6-3.神鋼エアーテック株式会社
    6-4.三菱重工業株式会社
    7.超臨界流体技術の公的研究機関の動向
    7-1.大阪大学大学院工学研究科
    7-2.京都大学理学部
    7-3.公益財団法人かがわ産業支援財団 地域共同研究部
    7-4.独立行政法人産業技術総合研究所 超臨界流体研究センター
    7-5.静岡大学工学部物質工学科
    7-6.東京工業大学大学院生命理工学研究科
    7-7.東京大学環境安全研究センター
    7-8.東北大学大学院工学研究科附属超臨界溶媒工学研究センター
    8.超臨界流体技術の今後の見通し

《車載用電子デバイスシリーズ(7)》

  ●車載電子部品市場(車載データ通信モジュール) (31~46ページ)
    ~テレマティクスで拡大するデータ通信需要~
    1.車載データ通信とは
    2.各社の利用形態
    2-1.主要乗用車メーカー提供のテレマティクス・サービス
    (1)トヨタ自動車株式会社「G-BOOK」
    ①概要
    ②料金
    【表】G-BOOK mXおよびG-BOOK mX Proの利用料金
    ③機能
    ④採用メーカー
    ⑤DCM通信モジュール
    【図】DCMモジュール内構成
    【図】G-BOOK mX Pro専用DCM
    【図】DCM機能概念図
    ⑥DCM通信モジュールの機能
    (2)日産自動車株式会社「カーウイングス」
    ①概要
    ②料金
    ③機能
    ④採用メーカー
    ⑤通信モジュール
    ⑥EV(リーフ)用通信モジュール
    (3)ホンダ技研工業株式会社「インターナビ」
    ①概要
    ②料金
    ③機能
    ④採用メーカー
    ⑤通信モジュール
    【表】インターナビ用通信端末一覧
    【図】インターナビ無料化の対応
    2-2.その他の利用形態
    3.参入メーカー(キャリアを中心として)
    3-1.株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
    【図】テレマティクスモジュールTM01-SA
    3-2.KDDI株式会社
    【図】KCMV-200とKCMP
    3-3.ソフトバンクモバイル株式会社、株式会社ウィルコム
    【図】WS012GS
    4.市場規模
    【表・グラフ】車載データ通信モジュール国内出荷数(数量:2010年-2020年予測)
    5.今後の展望

  ●減速機の市場動向 (47~61ページ)
    ~新興国での産業機械・設備需要に期待が集まる一方、新規用途の開拓が急がれる~
    1.はじめに
    【表】減速機の分類
    2.市場全体の動向と予測
    【表・グラフ】固定比減速機の国内生産高の推移(重量・金額:2004年-2011年見込)
    【表】本稿における減速機市場予測の対象
    【表・グラフ】固定比減速機の市場規模推移(金額:2010年-2014年予測)
    3.製品区分別の市場動向
    3-1.精密減速機
    【表・グラフ】精密減速機の需要分野別市場構成比(金額:2011年見込)
    3-2.大型減速機・ギアボックス
    【表・グラフ】大型減速機の需要分野別市場構成比(金額:2011年見込)
    3-3.中型減速機・ギアモーター
    【表・グラフ】中型減速機の需要分野別市場構成比(金額:2011年見込)
    3-4.小型減速機・ギアモーター
    【表・グラフ】小型減速機の需要分野別市場構成比(金額:2011年見込)
    4.主要企業の動向
    4-1.住友重機械工業株式会社
    【図】サイクロ減速機とパラマックス減速機
    4-2.ナブテスコ株式会社
    【図】ヨー駆動装置
    4-3.株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ
    【図】ハーモニックドライブとアキュドライブ
    4-4.日本電産シンポ株式会社
    【図】エイブル減速機とコロネット減速機
    4-5.SEW EURODRIVE
    【図】Rシリーズ(ヘリカル・ギヤモータ)
    4-6.WITTENSTEIN
    【図1】TP+(同心軸用)とTK+(直交軸用)
    5.まとめ

《半導体シリーズ》

  ●MOSロジック市場 (62~70ページ)
    ~スマートフォンの普及により順調に拡大~
    1.市場概況
    2.市場規模の推移とシェア
    2-1.市場規模の推移
    【表・グラフ】MOSロジックWW市場規模の推移(金額:2008年-2012年予測)
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表】MOSロジックWW市場のシェア推移(金額:2009年-2011年見込)
    【グラフ】MOSロジックWW市場のシェア(金額:2010年、2011年見込)
    3.製品動向
    3-1.特定用途向けロジック(ASSP)が伸びる
    3-2.日本国内の半導体メーカーはシステムLSIに傾注
    4.各社の動向
    4-1.テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Incorporated)
    4-2.STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)
    4-3.インテル(Intel Corporation)
    4-4.IBM(International Business Machines Corp.)
    4-5.フリースケール・セミコンダクタ(Freescale Semiconductor, Inc)
    4-6.株式会社東芝
    4-7.ルネサス エレクトロニクス(Renesas Electronics Corporation)
    4-8.富士通セミコンダクター株式会社
    4-9.LSIコーポレーション(LSI Corporation)
    4-10.その他のメーカー
    5.今後の見通し

《再生可能エネルギーシリーズ》

  ●PPS事業動向(2) (71~81ページ)
    ~難局に苦悩する新電力(PPS)事業とその課題~
    1.震災後供給能力不足で動きが取れない
    2.PPS事業各社の動向
    2-1.株式会社エネット
    2-2.日本テクノ株式会社
    2-3.サミットエナジー株式会社
    2-4.JX日鉱日石エネルギー株式会社
    2-5.新日鉄エンジニアリング株式会社
    2-6.昭和シェル石油株式会社
    2-7.オリックス株式会社
    2-8.エネサーブ株式会社
    2-9.東京エコサービス株式会社
    【表・グラフ】PPS事業の市場規模と参入企業の供給シェア(数量:2011年度)
    3.PPS事業における課題と今後の方向性 
    4.供給電力不足と電源コストの上昇による問題

《電子デバイスシリーズ》

  ●フィルムコンデンサ市場 (82~104ページ)
    ~エコカーや新エネルギー関連を中心に新たな需要が見込まれる~
    1.最近の市場動向
    1-1.フィルムコンデンサの特長
    (1)金属箔電極型と金属化フィルム型
    【図】金属箔電極型フィルムコンデンサの構造
    (2)PPフィルムとPETフィルム
    (3)フィルムコンデンサの外装形態
    【図】樹脂ディップ形リード付フィルムコンデンサ
    (4)フィルムコンデンサの優位性
    1-2.フィルムコンデンサ市場の動向
    (1)総市場規模推移・予測
    【表・グラフ】フィルムコンデンサのワールドワイド市場規模推移(数量・金額:2009年-2013年予測)
    【表・グラフ】フィルムコンデンサWW市場の日系メーカーシェア(金額:2011年)
    (2)タイプ別動向
    【表・グラフ】金属化フィルム型と金属箔電極型のWW市場構成比(金額:2011年)
    【表・グラフ】金属化フィルム型の材料別 WW市場構成比(金額:2011年)
    【表・グラフ】フィルムコンデンサの外装形態別 WW市場構成比(金額:2011年)
    (3)アプリケーション分野とメーカーシェア
    【表・グラフ】フィルムコンデンサの利用分野別 WW市場構成比(金額:2011年)
    【表・グラフ】フィルムコンデンサのWW市場メーカーシェア(金額:2011年)
    (4)フィルムコンデンサの材料市場の概要
    【表・グラフ】フィルムコンデンサ/蒸着用フィルムのWW市場構成比(金額:2011年)
    2.注目企業の動向
    2-1.コンデンサメーカー
    (1)パナソニックエレクトロニックデバイス株式会社
    【図】パナソニックエレクトロニックデバイス株式会社 海外規格認定品(樹脂ケース形)
    (2)KEMET/リチャードソン・アールエフピーディー・ジャパン株式会社
    (3)株式会社指月電機製作所
    【図】株式会社指月電機製作所/インバータ平滑用「MECコンデンサ」
    (4)株式会社タイツウ
    (5)日通工エレクトロニクス株式会社
    (6)日立エーアイシー株式会社
    【図】日立エーアイシー株式会社/円筒形MPPコンデンサ(MLC)
    2-2.材料メーカー
    (1)東レ株式会社
    【図】東レKPフィルム株式会社/コンデンサ用蒸着フィルム
    (2)王子特殊紙株式会社
    (3)株式会社アルバック
    【図】株式会社アルバック/フィルムコンデンサ用巻取式蒸着装置「EWE-060」

  ●リチウムイオン電池市場 (105~114ページ)
    ~技術確立からアプリケーションへの展開へ~
    1.市場概要及び市場規模推移
    【表・グラフ】LIBワールドワイド市場規模推移(金額:2010年度-2015年度予測)
    2.LIBメーカーシェア(金額ベース)
    【表】LIBワールドワイド市場メーカーシェア(金額:2008年度-2011年度)
    【グラフ】LIBワールドワイド市場メーカーシェア(金額:2010年度、2011年度)
    3.LIB市場の現状、及び展望

《コラム》

  ●一足早い中国活用 (115~116ページ)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年3月号(No.048)

 トピックス 

《車載用電子デバイスシリーズ(6)》

●エンプラ市場~自動車部品の軽量化素材としての可能性

ガソリン車および脱ガソリン車の双方で車体の軽量化は必須の課題となっており、各自動車メーカーは金属やガラスなどの重量物を軽量素材(樹脂、アルミ、炭素繊維複合材など)に置き換える動きを本格化させている。既に過去10年以上にわたって軽量化への挑戦は続けられてきた。
このうち樹脂に切り換わった主要部品としてはインストルメントパネルやバンパー、コンソールボックスなどが挙げられる。そこではPPやABSなどの汎用樹脂が使われてきたが、更なる車体の軽量化のためには外板や窓ガラス、エンジン・燃料回りなどを金属やガラスから置き換える必要がある。それには高張力鋼板(ハイテン)やアルミなどへの切り換えも有望だが、樹脂に限って言えば強度や耐熱性、電気特性、耐オイル性などの面で制約のある汎用樹脂に代わって、エンプラの存在が重みを増すようになると考えられる。ただし、今後はエンジン・燃料回りの部品が不要になり、代わりにモーター・バッテリー回りの部品を必要とするEV車が普及してくると、エンプラの使用量に変化が生まれたり、エンプラの種類が変化したりするなど、今までとは異なる動きが出てくることも予想される。

 内容目次 

《放射線関連特集》

  ●微生物を用いた放射能除染技術 (3~16ページ)
    ~天文学的費用の福島除染作業は本当に可能なのか~
    1.放射能汚染状況
    【図】放射能汚染マップ
    2.放射線にかかわる法律
    3.放射能汚染除去(除染)に関する政府方針
    3-1.放射能除染対象地域
    【図】放射能除染対象地域を示したマップ
    【図】放射能除染のロードマップ
    【表】除染ロードマップ工程表
    3-2.放射能除染方法と費用
    4.微生物と放射能除染
    4-1.光合成細菌等複合微生物による放射能除染
    【表】複合微生物を用いた放射能除染に関する特許公開公報の「発明の詳細な説明 」の一部引用
    4-2.ロドバクター・スフェロイドによる放射能除染
    4-3.その他の微生物による放射能除染
    5.放射能除染の国内潜在市場規模の予測
    【表】福島市における定時降下物環境放射能測定結果
    【表・グラフ】放射能除染の国内潜在市場規模の予測(金額:2012年見込-2016年予測)
    【表・グラフ】微生物を用いた放射能除染の国内市場規模の予測(金額:2012年見込-2016年予測)
    6.微生物を用いた放射能除染技術の今後の見通し

《車載用電子デバイスシリーズ(6)》

  ●車載電子部品市場(車載ネットワーク) (17~31ページ)
    ~CAN・LINから次世代ネットワークへ急進展~
    1.車載ネットワークの変遷
    【表】CANの歴史
    2.現在のネットワークの実態
    2-1.CAN・LIN
    【表】CANとLINの比較
    2-2.FlexRay
    【表】CANとFleXRayの比較
    2-3.MOST
    2-4.IDB-1394
    2-5.車載イーサネット
    2-6.車載無線ネットワーク(UWB)
    3.車載ネットワーク・デバイスの主要な参入企業
    3-1.Freescale社(Freescale Semiconductor Japan Ltd. / 旧モトローラ社)
    3-2.NXPセミコンダクターズN.V.(NXP Semiconductors N.V. / 旧オランダフィリップス社)
    3-3.ルネサス エレクトロニクス社(Renesas Electronics Corporation)
    3-4.その他半導体メーカー
    4.車載ネットワーク・デバイス規模
    【表・グラフ】制御系車載ネットワークのノード数推移(数量:2010年-2015年予測)
    【表・グラフ】情報系車載ネットワークのノード数推移(数量:2010年-2015年予測)
    5.まとめ

  ●AFS市場 (32~43ページ)
    ~自動車の安全性向上に向け高まる関心。安全走行に不可欠なシステムとして普及に期待~
    1.自動車の安全性に関する最近の動き
    【表】自動車の代表的な予防安全システム
    2.AFSとは
    【図】AFSの機能をイメージした模式図
    3.AFSの市場規模推移と予測
    【表・グラフ】AFSの国内市場規模推移(数量・金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】AFSのワールドワイド市場規模推移(数量・金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】AFSの地域別ワールドワイド市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
    4.AFSのメーカーシェア
    【表・グラフ】AFSの国内メーカーシェア(金額:2011年)
    5.AFSの自動車メーカーの採用動向
    5-1.トヨタ自動車株式会社
    5-2.日産自動車株式会社
    5-3.本田技研工業株式会社
    6.AFSの取り組み企業の動向
    6-1.市光工業株式会社
    6-2.株式会社小糸製作所
    6-3.スタンレー電気株式会社
    7.AFSの今後の見通し

  ●自動車メーカーのエンプラ採用(1) (44~56ページ)
    ~日産自動車 : 樹脂化率は10~12%。オイルパンなどハードルの高い部品についても
     採用に向けた研究開発進める~
    1.自動車部品の軽量化素材としてのエンプラの可能性
    【表】新燃費基準 目標年度(2020年度)における燃費改善率
    2.自動車生産台数の推移と次世代自動車への取組み
    【表・グラフ】日産自動車株式会社 国内生産台数の推移(数量:2001年-2011年)
    3.燃費規制への対応、軽量化についての考え方
    4.主要部品の樹脂化状況と今後の見通し
    4-1.エンジン回り
    (1)インテークマニホールド
    (2)ラジエータタンク
    (3)ラジエータコアサポート
    (4)シリンダーヘッドカバー
    (5)ウォーターインレット・アウトレット
    (6)オイルパン
    (7)オイルストレーナー
    (8)タイミングベルトカバー・チェーンカバー
    (9)スロットルボディ
    4-2.燃料回り
    (1)燃料タンク(フューエルタンク)
    (2)燃料チューブ(フューエルチューブ)
    (3)フューエルデリバリーパイプ
    (4)フューエルキャップ
    (5)フューエルインジェクタ
    (6)フューエルフィルターケース
    (7)キャニスターケース
    4-3.コックピット系・パワートレイン
    (1)クロスカービーム
    (2)アクセルペダル部品
    (3)プロペラシャフト
    4-4.外板・外装部品
    (1)フェンダー
    (2)窓ガラス・サンルーフ
    (3)アウトサイドミラーステイ
    (4)ドアロックケース
    (5)外板パネル
    5.電気自動車に使われる樹脂の動向について
    6.海外生産と素材選択について
    【表】日産自動車株式会社 乗用車主要ブランドの部品別樹脂化状況(2011年末現在)

《再生可能エネルギーシリーズ》

  ●風力発電システム市場Vol.2 (57~73ページ)
    ~国を挙げての大規模洋上風力発電プロジェクトが進む~
    1.風力発電システムに関する研究開発動向
    1-1.陸上風力発電
    1-2.洋上風力発電(着床式)
    1-3.洋上風力発電(浮体式)
    2.普及拡大に向けての課題抽出
    2-1.最大の焦点:再生可能エネルギー法案の行方
    2-2.風力発電事業の運営視点からみる普及課題
    (1)系統連系上の課題
    (2)事業採算性の向上
    (3)立地規制の緩和
    (4)環境影響評価(環境アセスメント)
    2-3.国内風車メーカーの更なるパワーアップ化の必要性
    【図】風車メーカーのポジショニング
    3.国内風力発電システム市場形成に向けての環境整備
    3-1.市場環境・施策(法案、規制)
    (1)系統連系対策
    (2)立地に係る規制緩和の動き
    4.国内風力発電システム市場の展望
    4-1.概要
    4-2.国内風力発電システムの市場規模予測(2011~2020年度)
    【表】風力発電システムの国内市場規模予測(数量・金額:2010年度~2020年度予測)
    【表】風力発電による国内売電市場規模予測(数量・金額:2010年度~2020年度予測
    【グラフ】陸上風力発電の導入量予測(数量:2010年度~2020年度予測)
    【グラフ】洋上風力発電の導入量予測(数量:2010年度~2020年度予測)
    【グラフ】陸上風力発電の市場規模予測(金額:2010年度~2020年度予測)
    【グラフ】洋上風力発電の市場規模予測(金額:2010年度~2020年度予測)

  ●PPS事業動向(1) (74~85ページ)
    ~電力不足を機に立ちあがる~
    1.東北大震災以降のエネルギー危機とPPS事業
    2.名ばかりの電力自由化の枠組みと課題
    3.PPS参入事業者の傾向と展開状況
    4.独立系発電事業(IPP)と導入ユーザーの動向
    5.今後の市場形成と市場動向
    6.PPS事業の市場規模と参入企業のシェア状況
    【表】PPS事業の市場規模と参入企業の供給シェア(数量:2010年度)
    【グラフ】PPS事業参入企業の供給シェア(数量:2010年度)
    【表】PPS参入企業一覧  

《電子デバイスシリーズ》

  ●セラミックコンデンサ市場 (86~103ページ)
    ~主要アプリの低迷と競合激化で市場構造が大変動~
    1.最近の市場動向
    1-1.セラミックコンデンサの特長
    (1)単板型と積層型
    【図】円板型セラミックコンデンサ(リード形)
    (2)温度補償用と高誘電率系
    (3)セラミックコンデンサの利点
    1-2.総市場規模推移・予測
    【表・グラフ】MLCCのWW市場規模推移(数量・金額:2009年-2013年予測)
    【表・グラフ】セラミックコンデンサ ワールドワイド総市場の内訳(金額:2011年)
    1-3.製品サイズとアプリケーション動向
    【表・グラフ】MLCCのワールドワイド市場におけるサイズ別構成比(数量:2011年)
    1-4.MLCCのマーケット・シェア
    【表・グラフ】MLCCのワールドワイド市場におけるメーカーシェア(金額:2011年)
    1-5.MLCCの材料市場の概要
    【表・グラフ】MLCC用ニッケル微粉のワールドワイド市場におけるメーカーシェア(数量:2011年)
    【表・グラフ】MLCC用ニッケル微粉の平均粒径別構成比(数量:2011年)
    2.注目企業の動向
    2-1.コンデンサメーカー
    (1)株式会社村田製作所
    【図】株式会社村田製作所 / HiQタイプの世界最小MLCC(0402サイズ)
    (2)太陽誘電株式会社
    (3)TDK株式会社
    【図】TDK株式会社 / 超小型(0402サイズ)薄膜コンデンサの高Q特性品
    (4)京セラ株式会社
    (5)KEMET / リチャードソン・アールエフピーディー・ジャパン株式会社
    2-2.材料メーカー
    (1)昭栄化学工業株式会社
    (2)JFEミネラル株式会社
    【図】CVD法によるニッケル超微粉の製造原理
    (3)東邦チタニウム株式会社
    【図】ニッケル超微粉の顕微鏡写真

《半導体シリーズ》

  ●半導体商社業界のSCM動向 (104~116ページ)
    ~市場環境変化に対応するためIT基盤強化に意欲。グローバルでの「見える化」実現の取組が進む~
    1.半導体業界を取り巻く環境とSCM
    2.グローバルでの「見える化」の実現とSCMの課題
    3.【ケーススタディ】SCMの導入・利用状況
    3-1.SCM導入・利用状況サマリー
    (1)今後のシステム更改計画
    【表】各社のシステム更改計画
    (2)利用するシステムのタイプ
    【表】各社の利用するシステムのタイプ
    (3)海外拠点のSCMの状況
    【表】各社の海外拠点のSCMの状況
    (4)システム運用体制
    【表】各社のシステム運用方法
    3-2.【事例】各社の取組と動向
    (1)東京エレクトロンデバイス株式会社
    (2)丸文株式会社
    (3)株式会社バイテック
    (4)菱洋エレクトロ株式会社
    (5)半導体商社A社
    4.半導体商社向けソリューションを提供するITベンダー
    【図】タクトシステムの役割 / 各社システムとの関係・位置づけ

《コラム》

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年2月号(No.047)

 トピックス 

《放射線関連特集》

●高機能活性炭市場 ~繊維状活性炭の新たな用途展開も

ここ数年の高機能活性炭市場は経済全般の低迷状態を反映し、1990年代後半をピークに横ばい、または僅かに減少傾向となっており、2000年から2001年にかけて下げ止まりの傾向を一時みせたが、それ以降もその時々の経済情勢などによって、高機能活性炭の出荷数量は上下に動く傾向をたどってきたものの、大きく成長する要因を見出すのは難しい状況であった。

分野別にみると、溶剤回収や触媒分野では化学工業の低迷の影響を受けて減少傾向が続いており、また食品分野では精糖・醸造などの分野が減少しているものの、アミノ酸関連はやや増加傾向となっており、食品全体としてはほぼ横這い状態となっている。そうした中にあって、水処理関連分野は暫増傾向を示している。上水処理システムの中で高機能活性炭を活用する高度浄水処理が定着しており、その使用量が安定して増加していることが起因しているとみられる。

また、自動車用キャニスターの規制強化が実施された結果、ガソリンの蒸発防止のために使用される高機能活性炭の数量は増加傾向となっている。規制強化に対応するためには、活性炭の性能を大幅にアップさせるか、あるいはキャニスターの容量を大きくするしか選択方法がなく、スペース的な制約が大きい自動車においては、高機能活性炭の使用量増加で対応する方向が強まったためである。高機能活性炭の比較的新しい用途として、高い比表面積を持っていることを生かした新たな機能材料としてのアプリケーション展開が期待されている。また、高機能活性炭の新しい形態として繊維状活性炭の登場が挙げられる。

元々、繊維状炭素は古くから存在した材料ではあるが、適切な用途開発が進まず、放置されてきた経緯がある。ところが、ここにきて様々な用途開発が進むことによって、次第に市場に受け入れられつつある。繊維状活性炭は機能的には優れているが、コストが高いという欠点があったが、最近では製造方法を工夫することによって、コストをこれまでより大幅に低減したタイプも提案されており、コストが安く機能の優れた繊維状活性炭が市場に出回るようになってきており、今後のアプリケーションの広がりが注目されている。

 内容目次 

《放射線関連特集》

  ●高機能活性炭市場 (3~16ページ)
    ~放射性物質の除去に有効。繊維状活性炭の新たな用途展開も見込まれる~
    1.高機能活性炭とは
    【図】高機能活性炭の典型的な顕微鏡写真
    【表】高機能活性炭の種類と特徴
    【表】高機能活性炭の利用分野と主要除去対象物
    2.高機能活性炭をめぐる全般的状況
    3.高機能活性炭の需要分野別動向
    3-1.水処理分野
    【図】高度上水処理の典型的な模式図
    3-2.空気浄化分野
    3-3.脱臭分野
    4.高機能活性炭の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】高機能活性炭の国内市場規模推移(数量・金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】高機能活性炭の種類別国内市場規模推移(数量:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】高機能活性炭の種類別国内市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】各種高機能活性炭の国内市場における需要分野構成比(数量:2010年)
    5.高機能活性炭のメーカーシェア
    【表・グラフ】高機能活性炭の国内メーカーシェア(数量:2010年)
    6.高機能活性炭の主要取組企業の動向
    6-1.日本エンバイロケミカルズ株式会社
    6-2.フタムラ化学株式会社
    6-3.クラレケミカル株式会社
    6-4.カルゴンカーボンジャパン株式会社
    7.高機能活性炭市場の今後の見通し

  ●放射線測定機器市場 (17~27ページ)
    ~原子力発電所事故により成熟市場から長期的な成長市場となる可能性あり~
    1.放射線とは
    2.放射線測定機器の動向
    3.放射線測定機器の種類と特徴
    3-1.シンチレーション検出器
    3-2.半導体検出器
    3-3.ガイガーミュラー計数管
    4.放射線測定機器の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】放射線測定機器の国内市場規模推移(数量・金額:2008年-2013年予測)
    【表・グラフ】放射線測定機器の種類別国内市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
    5.放射線測定機器のメーカーシェア
    【表・グラフ】放射線測定機器の国内メーカーシェア(2010年)
    6.放射線測定機器の主要取組企業の動向
    6-1.応用光研工業株式会社
    6-2.株式会社システムトークス
    6-3.日立アロカメディカル株式会社
    6-4.株式会社堀場製作所
    7.放射線測定機器の今後の見通し

《車載用電子デバイスシリーズ(5)》

  ●車載電子部品市場(電源IC) (28~42ページ)
    ~進展する車の電子化対応。EV・PHVの新技術が期待される~
    1.電動化は省エネの流れ
    2.自動車の電源回路
    2-1.自動車の電源回路・デバイス
    2-2.自動車に求められる電源ICの条件
    3.自動車の電源回路の実態
    3-1.用途別の利用形態
    3-2.EVとPHV
    3-3.電源ECU
    3-4.ネットワーク化されたECU
    3-5.暗電流の抑制
    3-6.EMC対策
    3-7.リニア電源とスイッチング電源
    4.アイドリング・ストップの電源設計(具体例)
    5.参入メーカー一覧(扱い製品、注目分野など)
    【表】自動車分野への電源関連半導体デバイスメーカー一覧
    5-1.Texas Instruments Incorporated
    5-2.Maxim Integrated Products
    5-3.Linear Technology
    6.まとめ

《電子デバイスシリーズ》

  ●RF-MEMSスイッチの開発動向と市場展望 (43~49ページ)
    ~スマートフォンに本格搭載され市場が飛躍的に拡大~
    1.ワイヤレス環境の技術のボトルネックをナノテクノロジーで解決
    2.半導体メーカー各社が量産化を計画
    【表】オムロン株式会社のRF-MEMSスイッチの仕様(2010年開発タイプ)
    3.「iPhone4」のアンテナトラブルがRF-MEMSスイッチの採用に拍車をかけた
    4.国際標準化への規格が韓国メーカー先行で進められる
    5.次世代(3~5GHz帯域)携帯電話向けにはRF-MEMSスイッチが必要となる
    【表】各種高周波スイッチの比較
    【表・グラフ】RF-MEMSスイッチのWW市場規模推移(数量・金額:2010年-2015年予測)

  ●単分子トランジスタの開発動向と将来展望 (50~53ページ)
    ~近い将来、分子レベルのトランジスタが登場~
    1.グラフェンなど炭素系素材での開発が先行
    【表】グラフェンとその他半導体との比較
    2.実用化研究・開発にブレイクスルー
    3.ベンゼン分子による試みも成果を上げる
    4.電子コンポーネントにダイナミックな変化をもたらす

  ●タンタルコンデンサ市場 (54~72ページ)
    ~市場の縮小に歯止めがかかり、新アプリも期待される~
    1.最近の市場動向
    1-1.タンタルコンデンサの特長
    (1)基本構造
    【図】タンタルコンデンサ/タンタル素子の構造
    (2)利点と課題
    1-2.総市場規模推移・予測
    【表・グラフ】タンタルコンデンサのWW市場規模推移
    1-3.タイプ別市場規模推移・予測
    【表・グラフ】二酸化マンガン系タンタルコンデンサのWW市場規模推移(金額:2009年-2013年予測)
    【表・グラフ】導電性高分子系タンタルコンデンサのWW市場規模推移(金額:2009年-2013年予測)
    1-4.タンタルコンデンサの小型・大容量化
    【図】タンタルコンデンサの構造
    1-5.主要アプリとマーケット・シェア
    【表・グラフ】タンタルコンデンサの主要アプリ別WW市場構成比(金額:2010年)
    【表・グラフ】タンタルコンデンサ全体のWW市場メーカーシェア(金額:2010年)
    【表・グラフ】導電性高分子タンタルコンデンサのWW市場メーカーシェア(金額:2010年)
    1-6.タンタルコンデンサ用材料市場の概要
    2.注目企業の動向
    2-1.コンデンサメーカー
    (1)京セラグループ
    【図】AVX 「TAJシリーズ」
    (2)NECトーキン株式会社
    【図】NECトーキン株式会社「ネオキャパシタ®」の構造
    (3)ローム株式会社
    【図】ローム株式会社 / 新下面電極用パッケージの構造
    (4)ホリストン ポリテック株式会社
    2-2.コンデンサ材料メーカー
    (1)グローバルアドバンストメタルジャパン株式会社
    (2)エイチ・シー・スタルク株式会社
    (3)プランゼージャパン株式会社
    (4)OPPC株式会社
    【図】素子成形機 TAP-1RⅡ

《半導体シリーズ》

  ●2012年世界半導体市場 (73~79ページ)
    ~世界経済の低迷により、低い成長にとどまる~
    1.市場概況
    2.市場規模の推移とシェア
    2-1.市場規模の推移
    【表】世界の半導体市場規模の推移(金額:2008年-2012年予測)
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表】半導体世界市場のシェア推移(金額:2009年-2011年見込)
    【図】半導体世界市場のシェア(金額:2010年、2011年見込)
    3.各社の動向
    3-1.インテル株式会社
    3-2.サムスン電子株式会社
    3-3.株式会社東芝
    3-4.テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Incorporated)
    3-5.ルネサス エレクトロニクス株式会社
    3-6.STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)
    3-7.株式会社ハイニックス半導体(Hynix Semiconductor Inc.)
    3-8.その他
    4.今後の見通し

《再生可能エネルギーシリーズ》

  ●風力発電システム市場 (80~97ページ)
    ~日系企業の巻き返しなるか~
    1.国内市場規模推移
    1-1.風力発電システムの導入量推移(~2010年度)と動向
    【図】風力発電システム 国内累積導入量の推移(数量:~2010年度)
    【図】風力発電による発電量と設備利用率の推移(数量:2003年度-2010年度)
    1-2.風力発電システムの産業規模と市場動向
    (1)国内新規導入量の推移(設備容量)
    【図】風力発電システム 国内新規導入量(設備容量)の推移(数量:~2010年度)
    【図】風力発電システム 国内新規導入量のメーカーシェア(数量:2010年度)
    【図】風力発電システム 国内新規導入量のメーカーシェア(数量:2009年度)
    (2)国内市場規模推移
    【図】風力発電システム 国内市場規模の推移(金額:1997年度-2010年度)
    【図】風力発電による国内売電市場規模の推移(金額:2003年度-2010年度)
    【図】風力発電による電気プラスRPS相当量の取引価格の推移(数量・金額:2003年度-2010年度)
    (3)輸出市場の推移
    【図】国産風車の輸出市場の推移(金額:2001年度-2010年度)
    【図】日系風力発電関連機器メーカーの輸出市場の推移(金額:2008年度-2010年度)
    【図】国産風車の輸出市場の内訳(金額:2008年度)
    【図】国産風車の輸出市場の内訳(金額:2010年度)
    2.市場参入企業の整理・分類
    2-1.概要
    2-2.主要企業の動向
    (1)風車メーカー
    ①三菱重工業株式会社
    ②株式会社日本製鋼所
    ③富士重工業株式会社
    ④Vestas社(ヴェスタスウインドテクノロジージャパン株式会社)
    ⑤ENERCON社(株式会社日立エンジニアリング・アンド・サービス)
    (2)部品メーカー
    ①株式会社日立製作所
    ②富士電機株式会社
    ③株式会社明電舎
    ④NTN株式会社
    ⑤ナブテスコ株式会社
    ⑥株式会社石橋製作所
    (3)風力発電事業者
    ①株式会社ユーラスエナジーホールディングス
    ②電源開発株式会社
    ③日本風力開発株式会社
    ④コスモ石油株式会社(エコ・パワー株式会社)
    ⑤住友商事株式会社(サミットエナジー株式会社)

《コラム》

  ●KTX (98~99ページ)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2012年1月号(No.046)

 トピックス 

《航空・宇宙特集》
●航空宇宙用材料市場 ~アルミ合金から炭素繊維複合材料へのシフトが進む一方根強いアルミ合金需要も

これまでの航空宇宙用材料の主体は金属材料で、それもアルミニウム合金で占められている。機体構造のうちジェット排気が当たる部分や、アフターバーナーの周辺にはチタニウム合金やステンレス鋼なども使われている。音速以上の高速になると空力加熱によって、従来のアルミニウム合金では強度が低下してしまうため、音速以上の高速機になるとチタニウム合金やステンレス鋼を構造材として使用する必要がある。

また、異質な材料を組み合わせることによって単一材料では得られない大きな比強度特性を持った材料が得られることが知られており、炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics)は、炭素繊維をポリエステルやエポキシ樹脂で固めた代表的複合材料である。比弾性率や比強度の大きいCFRP は、米国の航空機メーカーとNASA の協同開発により、大型輸送機の垂直安定板など一次構造への適用も進んでいる。
また、ガラス繊維を樹脂で固めたガラス繊維強化プラスチック(GFRP:Glass Fiber Reinforced Plastics)は、主翼フィレット、フェアリング、舵面、レドーム、翼端、客室床面などに広く用いられている。

航空宇宙用材料の種類別の国内市場規模は、主要材料である炭素繊維材料、アルミニウム材料とも、中期的には伸びが継続すると想定されているが、相対的に炭素繊維材料の伸びはアルミニウム材料に比べて大きく、アルミニウム材料が徐々に炭素繊維材料に代替してゆく姿が想定されている。ただし、アルミニウム材料から炭素繊維材料に代替できにくい部分もあり、さらに、アルミニウム材料の改良も進んでいるため、アルミニウム材料も根強く存続してゆくことが想定されている。また、単価の高い炭素繊維材料の使用量が相対的に増加するため、金額の伸びが今後大きくなることが予想されている。

 内容目次 

《航空・宇宙特集》

  ●航空宇宙用材料市場 (3~17ページ)
   ~アルミ合金から炭素繊維複合材料へのシフトが進む一方、根強いアルミ合金需要も~
   1.航空宇宙産業の動向
   2.航空宇宙用材料の全般的動向
   【図】航空機と航空機材料の変遷
   3.航空宇宙用金属材料の動向
   3-1.アルミニウム合金
   3-2.マグネシウム合金
   3-3.チタニウム合金
   3-4.高張力鋼
   3-5.耐熱合金
   4.航空宇宙用複合材料の動向
   【図】次世代航空機に用いられるCFRPの典型事例
   【図】CFRPの具体的な用途事例
   5.航空宇宙用材料の市場規模推移と予測
   【表・グラフ】航空宇宙用材料の国内市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
   【表・グラフ】航空宇宙用材料のWW市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
   【表・グラフ】航空宇宙用材料の種類別国内市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
   6.航空宇宙用材料のメーカーシェア
   【表・グラフ】航空宇宙用材料の種類別国内メーカーシェア(金額:2010年)
   7.航空宇宙用材料の主要取組企業の動向
   7-1.株式会社神戸製鋼所
   7-2.東邦テナックス株式会社
   7-3.東レ株式会社
   7-4.古河スカイ株式会社
   7-5.三菱レイヨン株式会社
   8.航空宇宙用材料の今後の見通し

  ●人工衛星関連機器市場 (18~31ページ)
   ~宇宙基本法の成立がきっかけとなるか?~
   1.人工衛星ビジネスの動向
   【図】温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」の概観図
   2.人工衛星と打上機器の動向
   3.宇宙環境試験装置の動向
   【表】JAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)が保有している試験・研究設備一覧
   【図】スペースチャンバーの外観
   4.人工衛星関連機器の市場規模推移と予測
   【表・グラフ】人工衛星関連機器の国内市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
   【表・グラフ】人工衛星関連機器のWW市場規模推移(金額:2008年-2013年予測)
   5.人工衛星関連機器のメーカーシェア
   【表・グラフ】人工衛星関連機器の国内メーカーシェア(金額:2010年)
   6.人工衛星関連機器の主要取組団体および企業の動向
   6-1.JAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)
   6-2.NEC東芝スペースシステム株式会社
   6-3.大陽日酸株式会社
   6-4.三菱電機株式会社
   7.人工衛星関連機器市場の今後の見通し

《車載用電子デバイスシリーズ(4)》

  ●車載電子部品市場(PLD/FPGA) (32~45ページ)
   ~車載半導体として期待される~
   1.PLD/FPGA
   1-1.自動車で用いられるPLD/FPGA
   1-2.PLD/FPGAとは
   【表】FPGAとASICの比較
   1-3.PLD/FPGAの種類
   【表】PLD / FPGAのアーキテクチャ
   1-4.PLD/FPGAの用途
   1-5.PLD/FPGAの進化
   1-6.自動車で用いられるPLD/FPGAの規格
   (1)AEC-Q100
   (2)TS-16949
   2.参入メーカーと製品
   2-1.ザイリンクス社(Xilinx Inc)
   (1)主要な製品群
   (2)自動車分野
   (3)最先端分野・デバイス
   2-2.アルテラ社(Altera Corporation)
   (1)主要な製品群
   【表】オートモーティブ・ソリューションの主要な製品群
   (2)自動車分野
   (3)最先端分野・デバイス
   3.自動車の車載電子システムの新たな動き
   3-1.ASIC/ASSPからPLDへ
   3-2.車載ネットワークの新たな動き
   (1)OPENアライアンスSIG (OPEN Alliance SIG)
   (2)トヨタ自動車株式会社らの進める車載イーサネット
   4.市場動向
   【表・グラフ】PLD/FPGA自動車向け国内市場(金額:2011年見込-2018年予測)

《電子デバイスシリーズ》

  ●電流検出型DNAチップと応用開発の動向 (46~50ページ)
   ~遺伝子検査の市場が大きく拡大、産業化へと離陸~
   1.2008年より拡大基調。2011年に900億円、2012年には1,800億円へと伸長
   2.東芝グループが牽引、各社が応用機器を開発
   3.オーダーメード医療が近い将来実現する
   4.世界的に標準化の動きが活発化
   5.半導体、計測、ケミカルメーカーなどの異業種による参入で産業化が加速
   6.2020年には一兆円産業に

  ●光蓄電池の開発とアプリケーション市場 (51~54ページ)
   ~1つのデバイスで太陽光発電と蓄電の機能を併せ持つ未来の太陽電池が実用化に近づく~
   1.進む光発電池の開発
   2.実用化に取り組む「エネルギー貯蔵型色素増感太陽電池」
   3.2013年以降小型機器から搭載され、2015年以降応用アプリケーションが拡大
   4.光蓄電池の応用・アプリケーション市場の可能性

  ●アルミ電解コンデンサ市場 (55~72ページ)
   ~大型品が牽引役となり、持続的な成長が見込まれる~
   1.最近の市場動向
   1-1.アルミ電解コンデンサの特長
   【図】アルミ電解コンデンサの大型品
   1-2.市場規模推移・予測
   【表・グラフ】アルミ電解コンデンサのWW市場規模推移(金額:2008年-2012年予測)
   1-3.固体電解コンデンサの動向
   【表】アルミ固体電解コンデンサの市場構成比推移(金額:2008年-2012年予測)
   1-4.日系メーカーのシェア
   【表・グラフ】アルミ電解コンデンサWW市場に占める日系メーカーシェア(金額:2010年)
   1-5.タイプ別構成比
   【表・グラフ】アルカリ電解コンデンサのタイプ別構成(金額:2010年)
   1-6.アプリケーション構成比
   1-7.マーケットシェア
   【表・グラフ】アルミ電解コンデンサ/非固体タイプのマーケットシェア(金額:2010年)
   【表・グラフ】アルミ固体電解質コンデンサのマーケットシェア(金額:2010年)
   1-8.電解コンデンサ用材料市場の概要
   2.注目企業の動向
   2-1.コンデンサメーカー
   (1)日本ケミコン株式会社
   (2)ニチコン株式会社
   (3)ルビコン株式会社
   (4)日立エーアイシー株式会社
   (5)エルナー株式会社
   (6)東信工業株式会社
   2-2.コンデンサ材料メーカー
   (1)昭和電工株式会社
   (2)住友軽金属工業株式会社 / 住軽アルミ箔株式会社
   (3)日本蓄電器工業株式会社
   【図】JCC/アルミ電解コンデンサ用中高圧陽極箔の断面
   (4)三洋化成工業株式会社
   (5)ニッポン高度紙工業株式会社

《システムシリーズ》

  ●BEMS・BAS市場 (73~85ページ)
   ~IT技術を取り入れたエネルギーマネジメントで新しいビジネス展開~
   1.BEMS・BAS市場の定義
   【図】BASとBEMS定義
   2.BEMS補助事業の概況
   3.市場規模推移:この10年の市場トレンド(2001~2010年度)
   【表・グラフ】BASのシステム・エンジニアリング国内市場の推移(数量・金額:2003年度-2010年度)
   4.メーカー動向
   4-1.メーカーシェア(2010年度、数量・金額)
   【表】国内システム市場メーカーシェア(数量:2010年度、2007年度)
   4-2.メーカー動向
   5.BEMS・BAS市場の将来展望
   5-1.外部要因
   (1)エネルギー政策
   (2)建築物の新築着工傾向
   (3)国内景気動向
   (4)市場環境
   (5)1棟あたりの延床面積傾向
   (6)空調動向
   5-2.技術動向
   (1)付加価値アップで新たな需要を創造
   (2)BEMSのAI化
   (3)IT技術を取り入れたエネルギーマネジメント
   5-3.市場拡大のため方向性
   5-4.BAS・BEMS技術の応用・展開
   (1)スマートシティ/コミュニティ、スマート/マイクログリッド
   (2)クラウド対応
   (3)見える化、EMS
   5-5.市場の将来予測
   【表・グラフ】BASシステム国内市場の将来予測(数量・金額:2004年度-2015年度予測)

  ●太陽光発電システム市場 (86~106ページ)
   ~軟調な欧州市場を尻目に拡大続く日本市場に海外パネルメーカーが続々参入、2012年度は全量買取
   制度スタートでメガソーラー市場が急拡大か?~

   1.国内太陽光発電システム市場規模推移
   【表・グラフ】国内太陽光発電システム市場の市場規模推移(容量・金額:2004年度-2010年度)
   2.国内太陽光発電システム市場メーカーシェア(2010年度)
   【表・グラフ】国内太陽光発電システムの太陽電池メーカーシェア(容量:2010年度)
   3.国内太陽光発電システム市場太陽電池タイプ別シェア(2010年度)
   【表・グラフ】国内太陽光発電システム市場における太陽電池タイプ別シェア(容量:2010年度)
   4.市場の注目ポイント
   4-1.住宅用太陽光発電システム市場の注目ポイント
   (1)導入状況と導入助成制度
   ①住宅用太陽光発電システムの導入状況と導入助成制度
   ②2011年度の導入助成制度
   ③余剰電力の固定価格買取制度
   (2)住宅メーカーにおける採用動向
   ①新築住宅における太陽光発電システム導入量の推移
   ②大手住宅メーカーの採用動向
   ③賃貸集合住宅における採用動向
   ④施工に関する新たな動き
   ⑤価格動向
   4-2.公共・産業用太陽光発電システム市場の注目ポイント
   (1)導入助成制度
   ①NEDOフィールドテスト事業
   ②2009、2010年度の導入助成制度
   ③2011年度の導入助成制度
   (2)公共・産業用太陽光発電システムに関する新たな動き
   ①メガソーラー
   ②新たな施工方法
   4-3.海外太陽電池メーカーの国内市場進出状況
   5.太陽光発電システム市場の将来展望
   5-1. 住宅用太陽光発電システム市場の将来市場規模予測
   (1)システム価格
   (2)搭載容量
   5-2.公共・産業用太陽光発電システム市場の将来市場規模予測
   (1)太陽光発電システムの導入目標
   (2)システム価格
   5-3.太陽光発電システム市場の将来市場規模予測
   【表・グラフ】太陽光発電システム国内市場の将来市場推移予測
   (容量・金額:2011年度予測-2020年度予測)

《コラム》

  ●クール・ジャパン (107~109ページ)

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