終了 進化する完全ワイヤレスイヤホン“ヒアラブル”市場の普及と展望

企画趣旨

2015年AppleWatchの登場以来、スマートウォッチがそのニーズを認知してもらい、腕回り製品を中心にウェアラブル市場が確立された。2017年頃からスマートフォンとBluetoothで連携する完全ワイヤレスイヤホンが普及しはじめ、単純にイヤホン機能だけではなく音声アシスタント対応など付加価値のある製品が注目された。Appleの「AirPods Pro」、Amazon.comの「Echo Buds」、Googleの「Pixel Buds」、Microsoftの「Surface Earbuds」など、大手メーカーが次々と注目製品を市場に出して、ヒアラブルデバイス市場は今後も急拡大すると展望される。
今後さらに注目される分野がAIと連携したウェアラブル端末である。これまでウェアラブルは取ったデータをスマートフォンで確認する機能、つまり過去の記録を見るのが主な機能となっていたが、AI技術の進展により大きく変わろうとしている。ウェアラブルで収集したデジタル化されたフィジカル情報がAI解析され、新しいインサイトが得られるようになっている。従って将来予測が可能になり、将来の行動を変えることも可能になってくるだろう。
このようなソフトウェアの進展と、より体に密着して情報を収集、アウトプットも容易にできるヒアラブル端末の強みが活かされ、今後は様々な分野でヒアラブルのニーズが広がっていくと予想される。
そこで、本調査では日本における主要事業者の参入状況、事業動向を調べると共に海外の先進事例を収集分析し、今後の市場を展望することを目的とする。

調査対象

  • ベンダー調査(WEB・対面インタビュー、電話調査など)
    端末メーカー、部品(センサーなど)メーカー、ソフトウェア開発事業者、通信事業者、ITベンチャーなど。
  • 海外調査
    主にWEBサーチ、文献調査本を中心に海外事例を収集する。

調査方法

公開データ収集、事業者ヒアリング

調査期間

2020年12月~2021年3月

報告書内容予定

Ⅰ 総括
Ⅱ ヒアラブル市場概況
  端末の定義、端末の製品分類、市場の変遷
Ⅲ 製品別市場動向
Ⅳ 参入事業者動向   
  参入の背景、ビジネスモデル、主要事業者の事業動向、今後の取り組み
Ⅴ 海外市場動向
Ⅵ 市場の成長性と課題   
  市場の成長要因、市場の課題
Ⅶ 市場規模予測(2020~2030)
Ⅷ 事業者ヒアリング   
  調査概要、ヒアリング個票

募集要項概要

参加募集期限:2020/11/30
調査報告書納品予定:2021年3月下旬
参加費用:800,000円(税別)
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。

注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。