古着の購入実態調査 -古着ユーザーの実態と店舗選択要因の分析-
企画趣旨
気候変動への対応や資源循環への意識の高まりを背景に、衣類のリユース・リサイクルを促進するサステナブルファッションが社会的に浸透しつつあります。繊維to繊維のリサイクルが技術的な課題を抱える一方、リユース(古着流通)は生活者がすぐに取り組める環境配慮行動として広く受容されており、特に若年層を中心に古着の購入・売却が日常的な購買行動として定着しつつあります。 市場面でも、古着専門チェーンの店舗拡大、リユース大手の出店加速、ECプラットフォーム(フリマアプリ・C2C・B2C二次流通サイト)の成長、ヴィンテージ・ブランド古着への需要拡大など、二次流通市場は急速に多様化しています。 一方で、消費者がどのような理由で古着小売・古着ECを選択し、何を重視し、購入・売却のサイクルをどのように回しているのかについては、十分に可視化されていません。古着を「買う側」と「売る側」の両面から購買・売却行動を把握することは店舗運営、品揃え、買取査定、EC戦略、価格戦略、ブランディングなど、事業戦略上の重要な意思決定材料となります。 本調査では、直近1年以内に古着小売を利用したことがある全国20歳以上の男女1,000名を対象に、購入実態、店舗・チャネル選択要因、保有量、売却(持ち込み)行動、リピート要因を多面的に把握し、参入・拡大を検討する事業者の戦略構築に資するデータを提供いたします。
調査対象・調査設計
【調査対象】
・直近1年以内に古着小売(実店舗・EC・フリマアプリ等)で古着を購入した全国20歳以上の男女 1,000名
・本調査における「古着」とは、一度個人が所有・着用した衣料品が、店舗・EC・C2Cプラットフォーム等を通じて再流通するもの(ヴィンテージ、ブランド古着、リユース衣料を含む)を指します。また衣料品以外のバッグや時計、靴のリユース品は含みません。
【分析軸案】
・性別:男性/女性
・年代:20代/30代/40代/50代/60代以上
・購入頻度:ライト層(年1〜2回程度)/ミドル層(数か月に1回)/ヘビー層(月1回以上)
・購入チャネル:実店舗中心/EC中心/フリマアプリ中心/併用型
・購入ジャンル:カジュアル古着/ヴィンテージ/ブランド古着/ストリート/レディース/メンズ 等
・売却(持ち込み)経験:あり/なし
【調査のポイント】
1. 購入実態に加え、売却(持ち込み)経験の有無、未経験者の理由等を把握します
2. 古着店・古着ECの選択理由、主要事業者の利用率・認知率・再利用意向を比較分析します
3. 古着の保有量、入手から手放すまでの一連の行動(購入→保有→売却・処分)を可視化します
4. 購入時の重視項目について3段階評価による期待値を測定し、改善余地領域を特定します
5. 初回購入者の満足/不満理由と、リピート購入につながる要素を分析します
【調査項目案】
【購入行動】
・古着店・古着ECの利用頻度/利用開始時期
・利用経験のある店舗・サービス/利用理由/主要事業者の認知率・利用率・再利用意向
・購入チャネル(路面店舗/EC/フリマアプリ/百貨店・SC内古着)
・購入ジャンル(カジュアル、ヴィンテージ、ブランド古着、ストリート 等)
・購入価格帯/1回あたり平均購入点数・金額/年間購入金額
・情報源・情報媒体(SNS、YouTube、Webメディア、店頭、口コミ、雑誌 等)
・衣料品購入において新品と古着が同列の選択肢になっているか
【売却・持ち込み行動】
・古着店・買取サービスへの持ち込み(売却)経験の有無
・未経験者の理由/売却に踏み切る条件(査定額、手続き簡便さ、店舗近接性 等)
・売却チャネル(買取専門店、リユースチェーン、フリマアプリ、宅配買取、出張買取 等)
・査定額への満足度/売却プロセスへの満足度
【保有・処分】
・古着の保有量/衣類全体に占める古着比率
・着なくなった衣類の処理方法(売却/譲渡/寄付/廃棄/回収ボックス 等)
【重視度・満足度評価(5段階)】
・価格の手ごろさ/価格に対する納得感
・品揃えの安定性・バリエーションの豊富さ
・古着自体の品質・コンディション/検品の信頼性
・真贋・正規品保証(ブランド古着の場合)
・店舗の立地・アクセス/実店舗の有無
・店員・スタッフの知識・接客
・店内の清潔感・陳列の見やすさ
・買取査定の透明性・スピード(売却利用時)
【今後の意向】
今後の同店・同サービスの利用継続意向
【対象事業者・サービス候補】
2nd STREET(セカンドストリート)/トレジャー・ファクトリー/ブックオフ(古着部門)/RAGTAG/ZOZOUSED/メルカリ/ヤフオク!/その他古着専門店 等
報告書内容予定
1. 古着購入者・売却者のユーザー特性
・購入者属性(性別、年代、職業、年収、ライフスタイル、購入チャネル傾向)
・購入経験と売却経験の相関、ライト層/ヘビー層の特徴
2. 古着の購入実態
・購入理由、購入頻度、購入開始時期
・購入ジャンル、購入チャネル、価格帯、年間購入金額
・情報源・情報媒体/主要事業者の認知率・利用率
・利用継続意向・推奨意向、リピート要因
3. 購入時の重視項目分析
・重視度が高い点を測定し、業界・チャネル別の改善余地を特定
4. 古着の保有量と売却(持ち込み)行動
・古着の保有量
・売却経験者の利用チャネル、査定・売却プロセスへの満足度
・売却未経験者の理由(潜在的売却ニーズの可視化)
5. 主要古着事業者・サービスの比較分析
・利用率・認知率・再利用意向の事業者別比較(一定回答数以上のサービスを対象)
・選ばれる理由・選ばれない理由の考察
・ライト層/ヘビー層別の利用傾向
調査方法・調査期間・報告書体裁
【調査方法】インターネット消費者調査(スクリーニング+本調査)
【調査対象】1年以内に古着を購入した全国20歳以上の男女 1,000名
【調査期間】2026年7月
【報告予定日】2026年9月中
【報告書体裁】A4判 50~60ページ程度
【提供データ】報告書、単純集計表、主要クロス集計表、調査票一式
募集要項概要
調査参加費用(1社あたり):330,000円(消費税10%込)
最少催行社数:8社以上
参加企業募集期間:2026年6月末まで
報告書体裁予定:A4判 50~60ページ程度
報告予定日:2026年9月末
想定参加企業:古着専門店/リユース大手チェーン/フリマアプリ・C2C事業者/百貨店・商業施設/アパレルメーカー/リサイクル・繊維資源化事業者/物流・宅配買取事業者/金融・投資関連 等
詳細・お申込みはホームページよりお問い合わせください。
注1)調査企画名、参加募集期限は変更する場合がございます。
注2)調査報告書納品予定は募集状況、調査状況その他により遅れる場合がございます。
