2015-2016年版 高機能包装材料市場の展望と戦略

国内の包装及び包装材料メーカーの現在の動向と今後の事業施策を徹底調査し、さらに周辺調査を行うことで、高機能包装・材料市場における現状と今後の動向の把握を目的とした。

発刊日
2015/11/26
体裁
A4 / 259頁
資料コード
C57118700
PDFサイズ
3.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:軟包装及びその原反(L-LDPE、OPP、CPP、PET)、ハイバリア材料(アルミ箔、PVDCコートフィルム、EVOH系フィルム、PVAフィルム、ONy系フィルム、透明蒸着フィルム、アルミ蒸着フィルム)、シュリンクラベル、鮮度保持包装
調査方法:直接面接取材をベースに、文献調査を併用
調査期間:2015年9月~2015年11月

資料ポイント
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  • 多様化する包装形態の裏にあるユーザーの課題
    その解決をアシストする独自技術が付加価値を生む
  • インバウンド需要やTPPで生まれる外国人向け商品等の新たなニーズ
    国内でもグローバルな視点での製品開発やマーケティングがより重要に
  • 外部との積極的な連携が成長用途で勝ち抜くカギに
    事業基盤の強化に向けて「出来ることはまだまだある」
  • ガスバリア材料:中身により異なるニーズに合わせた提案で差別化を
    海外市場への進出による事業拡大の取り組みも始まる
  • イージーピールフィルム:カウンターコーヒーなど新規用途が牽引
    成熟市場から再び成長局面に入り、参入企業の競争も一層激化
  • シュリンクフィルム:非PETボトル・非食品の開拓でロールラベル化に対抗
    集積包装は通販市場の拡大に伴い堅調
  • 掲載市場:アルミ箔、Kコート、EVOH、PVAコート、ONy、蒸着フィルム、シュリンクフィルム、L-LDPE、OPP、CPP、PET、イージーピール、鮮度保持包装

資料概要
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第1章 高機能包装材料市場の展望と戦略
第2章 包装材料市場の動向
第3章 有力包装材料メーカーの展望と戦略

リサーチ内容

■掲載内容

調査結果のポイント

第1章 高機能包装材料市場の展望と戦略

国内市場に潜む新たなチャンスを掘り起こせ
多様化する包装形態の裏にあるユーザーの課題
その解決をアシストする独自技術が付加価値を生む
外部との積極的な連携が成熟する国内市場を勝ち抜くカギに
事業基盤の強化に向けてできることはまだまだある

第2章 包装材料市場の動向

1.ハイバリア材料
  中身により異なるLL化ニーズに合わせたきめ細かい提案で差別化を
  海外市場への進出による事業拡大の取り組みも始まる
  (表)包装用ハイバリア性材料別市場規模推移
  (1)アルミ箔
    輸入品の価格競争力に対し、品質や機能性で棲み分けを図る
    アルミ業界再編の余波で加工箔メーカーの集約が進行
    (表)国内メーカー アルミ箔出荷量推移
    乳製品向け蓋材が堅調
    医薬品向けは多機能化で誤飲防止やバリアフリー対応を加速
  (2)PVDCコートフィルム
    Kコート回帰の動きが顕在化も拡販に力を入れる企業は一部にとどまる
    (表)K-コートフィルム メーカー別出荷量推移
    (表)K-OPPフィルム メーカー別出荷量推移
    (表)K-ONyフィルム メーカー別出荷量推移
    (表)K-PETフィルム メーカー別出荷量推移
  (3)EVOH系フィルム
    EVOH樹脂は世界で需要が増加、生産能力増強を急ぐクラレ
    「エバール」フィルムはシーラントグレードの拡販に注力
  (4)PVAコートフィルム
    脱Kの動きが沈静化し新規用途の開拓が一巡、出荷量は横ばいが続く
    (表)ポバールの需要実績
  (5)ONyフィルム
    機能で独自性を発揮し、国内外のユーザー開拓を推進
    (図・表)ONyフィルム・共押出多層Onyフィルム 出荷量推移
    (表)ONyフィルム メーカー別生産拠点
    (表)ONyフィルム メーカー別出荷量推移
    バリア機能に対するニーズに後押しされ共押出多層品需要は比較的堅調
    震災の影響を脱したグンゼ「HEPTAX」、ニッチ用途向け堅調でじわじわとシェア拡大
    (表)共押出多層ONyフィルム メーカー別出荷量推移
  (6)透明蒸着フィルム
    市場成熟の中でも安定的な需要を確保
    PETベース、ONyベースともに前年比102~103%の成長を維持
    (図・表)透明蒸着フィルム 市場規模推移
    欧州・米国で缶・ビンを代替する長期保存・電子レンジ対応包材としての採用進む
    海外市場後発組は食文化の違いを乗り越える提案でASEAN地域の需要取り込みを図る
    太陽電池バックシート向け需要の激減で非食品向けの比率が縮小
    (表)透明蒸着フィルム 用途別市場規模推移
    凸版印刷、三菱樹脂、DNPが得意としてきたハイバリア・レトルト領域に
    ボリュームゾーンで強みを見せてきた東レフィルム加工、麗光が参入
    (表)透明蒸着フィルム メーカー別販売量推移
    (表)透明蒸着フィルム(PETベース)メーカー別シェア推移
    (表)透明蒸着フィルム(ONyベース)メーカー別シェア推移
  (7)アルミ蒸着フィルム
    CPPベース、PETベースがコンスタントに年間3%程度の成長を続ける一方で
    PE、OPP、ONyベース品は横ばいから微増にとどまる
    (表)アルミ蒸着フィルム 市場規模推移
    (表)アルミ蒸着フィルム 市場規模及びメーカーシェア推移
    (表)アルミ蒸着フィルム メーカー別販売量推移
    (表)主要蒸着フィルムメーカー各社の生産体制
2.シュリンクフィルム
  押し寄せる「ロールラベル化」の波、非PETボトル・非食品の用途開拓を急ぐ
  (表)シュリンクフィルム出荷実績・メーカーシェア推移(ラベル用)
  (図・表)ハイブリッドスチレン 出荷量推移
  (図・表)PS 出荷量推移
  (図・表)PET 出荷量推移
  (表)国内シュリンクフィルムメーカー 主な海外生産拠点
  「サイドシュリンク化」の影響でフルシュリンクタイプの出荷量が減少
  集積包装は通販市場の拡大に伴い堅調
  (表)PO系シュリンクフィルム メーカー別出荷量推移(包装用)
3.L-LDPEフィルム
  タイ工場建設により海外展開を加速させる三井化学東セロ
  (表)L-LDPEフィルム 用途別出荷量推移
  (表)L-LDPEフィルム メタロセン化率
  非食品分野での展開を進めるタマポリ
  海外展開では価格に見合う価値の提供が勝負のポイントに
  (表)L-LDPEフィルム メーカー出荷・シェア推移
4.OPPフィルム
  円高の是正により輸入品の価格競争力が低下、国内メーカーが出荷量を回復
  国内市場が成熟化する中、各社は防曇タイプなど付加価値グレードで需要取り込みを図る
  (表)OPPフィルム 出荷実績
  (表)OPPフィルムメーカー 生産体制概要
  (表)OPPフィルム出荷実績(全体) メーカーシェア推移
  (表)OPPフィルム出荷実績(食品) メーカーシェア推移
  (表)メーカー各社のOPPフィルム分野別需要動向(2013年)
  (表)メーカー各社のOPPフィルム分野別需要動向(2014年)
  (表)メーカー各社のOPPフィルム分野別需要動向(2015年見込み)
5.CPPフィルム
  工業用は景気減速などに出荷量が減少、各社食品分野を軸に減少分のカバーを図る
  (表)CPPフィルム 出荷実績
  (表)CPPフィルムメーカー 生産体制概要
  (表)CPPフィルム出荷実績(全体) メーカーシェア推移
  (表)CPPフィルム出荷実績(食品) メーカーシェア推移
  (表)CPPフィルム出荷実績・メーカーシェア推移
6.PETフィルム
  工業用フィルム需要縮小の一方で包装用はコンスタントに年間2%程度の成長率を維持
  (表)PETフィルム 分野別国内市場規模推移
  (表)包装用PETフィルム 国内市場規模推移
  中身や流通まで考慮した付加価値の高い製品開発ときめ細かいユーザーサービスが
  国内PETフィルムメーカーの差別化のポイントに
7.イージーピールフィルム
  三井化学東セロのトップポジションは揺るがずも
  2位ジェイフィルム、3位DICが新規市場・用途開拓をバネに猛追
  (表)イージーピールフィルム メーカー別出荷量推移
  2013年にイージーピールの新たな市場としてCVSカウンターコーヒーが登場
  ボリュームゾーンで展開する上位メーカーにとってトップシェアを狙えるチャンス到来か
  (図)アイスコーヒー用容器 バリューチェーン
  シェア回復に向けて三井化学東セロは低価格帯グレードの拡充に取り組む
  住化プラステックは層間剥離のカスタマーグレードに注力し、ニッチ用途で実績を重ねる
8.鮮度保持包装
  カット野菜向けを中心に需要が堅調
  (表)鮮度保持包装の主な形態

第3章 有力包装材料メーカーの展望と戦略

凸版印刷株式会社
  生産能力を拡充し、グローバル市場での軟包材の拡大を図る
  リジット容器の軟包材代替が進展、包材用フィルムの売上高比率は増加傾向
  需要が高まっているGL FILMは初の海外生産拠点をアメリカに建設中
  ユニバーサルデザインや環境対応の取り組みを推進
  機能性+αの価値を創出して多様化するユーザーのニーズに応える
  台紙付きシュリンクパッケージはブリスターパックの代替を進め、出荷量が増加
  New-L包材は高速充填性、耐熱性、耐衝撃性を活かして小袋用途などで拡販に注力
  軽包装用ローバリア~医薬・医療、電子部品向けハイバリアまでを網羅
  包材でのバリアニーズを取りこぼしなく押さえ、さらなる成長を目指す

東レフィルム加工株式会社
  国内外の拠点での最適地生産体制を確立
  アルミ蒸着フィルムは海外品の活用による供給安定性に強み
  透明蒸着フィルムでは2015年にレトルト・ハイバリアグレードを投入
  多様化するニーズを取りこぼすことなくカバーすることで販売量拡大を目指す
  アルミ蒸着フィルムは海外拠点との連携効果に加え
  CPPベースのラーメン包装、PETベースの詰め替え・乾物パウチなど需要にも助けられ堅調

株式会社麗光
  主力のアルミ蒸着フィルムに加え透明蒸着フィルムの拡販も積極的に推進
  1/3ルール見直しの影響はバリア包材拡大と食品ロス低減が相殺しプラマイ0に
  透明蒸着フィルムの海外需要取り込みを進める
  アルミ蒸着フィルムはCPPベース品の伸び悩みの一方でPETベース品が比較的堅調

三菱樹脂株式会社
  バリア性プラスαの機能性で製品を高付加価値化
  浅井工場の「ダイアミロン」生産ラインのクリーン環境化を推進
  共押出ガスバリアNyフィルム「スーパーニール」は需要が堅調
  直線カット性を付与したグレードを展開しユニバーサルデザインにも対応
  透明蒸着フィルム「テックバリア」は2013年以降微増傾向で推移
  レトルト・ハイバリアの新製品を投入し高付加価値領域での需要拡大を図る
  ロールラベル化により需要が減少するPS系、他素材で出荷量をカバー
  ポリ乳酸使用の「PLABIO」は採用実績を着実に伸ばす
  国内では深絞り真空包装需要が拡大、「ダイアミロンMF」の出荷量が増加
  リシール性を持つグレードを開発しユーザーの開拓を進める

東洋紡株式会社
  国内の包装用フィルム事業の競争力向上を目指し
  生産体制見直しや営業展開強化を進める
  生産子会社の再編や生産設備の更新を実施し、国内生産体制の最適化を推進
  防曇グレードとヒートシールグレードが好調
  カット野菜や冷凍食品の需要取り込みを進める
  工業用CPPは、マスキングフィルムの出荷量減少を受けてピーク時の半分に
  レトルトやボイル食品の需要を取り込み、ONyは耐水易接着グレードが好調
  シール性を差別化要因として、L-LDPEの海外展開を視野に入れる
  透明蒸着フィルム「エコシアール」はコンスタントに前年比104%程度成長
  パウチ入りコンビニ惣菜など電子レンジ対応とバリア性両立のニーズを取り込む
  包装用PETフィルムでは付加価値品への注力を進める
  シュリンクフィルム「スペースクリーン」はコンビニ弁当向け需要開拓で急成長

三井化学東セロ株式会社
  アジアの需要を取り込み包装材料事業のグローバル化を推進
  初の海外生産拠点をタイに開設、日本とタイの2極による生産体制を構築
  鮮度保持包装「スパッシュ」が好調、海外市場は高付加価値品の市場立ち上がりを見極め
  透明蒸着フィルムはハイバリアグレード「マックスバリア」に注力
  アルミ蒸着フィルムはPETベース品とCPPベース品がコンスタントに年間2%程度成長
  CPPではレトルト向け用途の開拓に注力も、価格競争力に課題が残る
  イージーオープンフィルムは競合他社の価格攻勢によりシェアが減少
  シェア回復を目指し、価格やグレードの細分化を検討

ユニチカ株式会社
  ナイロンフィルム事業の海外展開を加速
  食品包装向け世界トップシェアのポジションを一層強化へ
  宇治、インドネシアでONy生産能力増強を実施、国内外でアジアの需要増に対応
  ONyエンブレムは食品ロス削減の動きなどにより出荷量が伸び悩む
  レトルト・ボイル用途向けではエンブレムHGの拡販に注力
  好調なエンブロンとセービックスの更なる出荷量増大に向けて
  他社からの代替や非食品用途の開拓を進める

興人フィルム&ケミカルズ株式会社
  非食品用途を重点分野に位置づけ
  仕上がり性や多様なラインナップの拡充によりユーザーを深堀
  分社化によりフィルム事業に資源を集中
  ナイロンフィルムの合弁会社を新たに設立し、生産体制を増強
  非食品用途の開拓を進め、コージンポリセット出荷量を拡大
  サイドシュリンク化によりコージンコーラップは出荷量減少
  ONy「ボニール」はリチウムイオン電池関連が増加し非食品分野の開拓が進む
  透湿防水フィルム「コージンTSF」はニッチ用途を開拓し出荷量は増加傾向が続く

グンゼ株式会社
  包材事業の成長に向けて海外展開を本格化
  国内で実績のある商品の海外拡販を目指す
  アメリカでシュリンクフィルムの生産能力を増強
  中国ではPVCフィルムの生産を停止し、PS系のラインに変更
  ONy多層共押出フィルム「HEPTAX」はハイブリッドグレードが伸張
  ロールラベル化の進展により国内の出荷量は減少傾向も
  ハイブリッドスチレンはボトル缶向けを中心に出荷量を伸ばす
  防曇グレード「フレッシュバリュー」はカット野菜向けを中心に需要が堅調

出光ユニテック株式会社
  機能性重視の製品展開で食品分野を中心にニッチ需要の獲得を加速
  ONy製造会社を合弁で設立、日用品向けなどの需要増加に対応
  直線カット性グレード「ユニアスロン」が好調、ONy出荷量の牽引役に
  「ユニラックス」は個食化、中食化等の需要伸長を取り込んでいく
  強靭性や遮光性などの特徴を活かして「ユニクレスト」の用途開拓を推進
  柱となる食品分野に加え、非食品分野の出荷量拡大を目指す

ダイセルバリューコーティング株式会社
  Kコートのバリア性とコストパフォーマンスを強みとして
  バリアフィルムの需要取り込みを急ぐ
  K-OPPが牽引役となり、Kコート品の出荷量が拡大
  円安を受けて海外向けの拡販も視野に入れる
  新たなユーザーの開拓に向けて、ヒートシールや離型コートの拡販に注力

タマポリ株式会社
  受注生産や柔軟な工場運営の体制を構築し高収益化路線を進める
  ナフサ価格や石油化学業界の変化に対応し
  特定の地域、分野に偏らない案件受注を進め、事業の安定化を図る
  生産体制は国内特化の方針を掲げる、生産ライン合理化とコスト削減で競争力を強化
  共押出多層フィルム「マルチトロン」の拡販に向けて
  円安を追い風にした海外展開を模索
  L-LDPEは非食品分野が主力、パウチ化一巡による出荷量減少が懸念材料

サン・トックス株式会社
  スピードと技術力を重視した営業・開発体制を構築し
  ユーザーの現場で生じるニッチテーマへの対応を強化
  第三者割当増資を実施し、フィルム事業拡大に向けて資本を増強
  OPPフィルムは食品向けが好調
  防曇グレード「KF」はコンビニのサンドウィッチやおにぎり向けで出荷量を伸ばす
  CPPフィルムは産業用が苦戦
  新グレード「TP」シリーズを投入し無延伸POフィルムの用途開拓に注力

DIC株式会社
  樹脂配合や共押出の技術を基に高機能包材のラインナップを拡充
  国内の市場開拓と並行してグローバル展開に取り組む
  国内市場の成熟化を見据え、生産子会社の経営統合を実施
  食品の小分け化や包材薄肉化によりPO系一般グレードが伸び悩む
  トップシール化の需要を取り込みイージーピールは出荷量が増加
  東南アジア市場での展開を視野に入れる
  独自の機能性を持った「梨地フィルム」と「MPフィルム」で新市場の開拓を推進

シーアイ化成株式会社
  カスタム対応強化の国内事業、ボリューム追求の海外事業
  異なるアプローチで事業全体の成長を目指す
  成長する海外市場の取り込みが進み、海外売上高は増加傾向
  主力のPETボトルラベル用の出荷量が減少傾向
  薄肉化対応に加え非PETボトル分野の開拓など潜在需要の掘り起しを急ぐ
  国内競合メーカーに先駆けて南米市場に進出
  品質で現地メーカーと差別化を図りながら有望市場でのプレゼンスを高める

大倉工業株式会社
  機能性シュリンクフィルムの拡販を推進、新市場の開拓を目指す
  フィルム工場で印刷機を増設、シュリンクフィルム印刷ニーズの取り込みを図る
  「オークラップ」はカップ麺や焼きそばが牽引役となり堅調
  バリア性を持つシュリンクフィルムを付加価値品として国内でのユーザー開拓を図る

シールドエアージャパン合同会社
  グローバルレベルの製品開発力及び供給力で、パッケージング分野における
  ソリューションを国内ユーザーに提供
  健康食品や医薬品向けなど用途開拓を進め、CD/DVDの需要減少をカバー
  厚みの異なるラインナップを揃え、ユーザーのコスト削減や環境負荷低減ニーズの対応を強化
  得意の生鮮食品分野ではトレーリッドタイプの拡販を目指す

積水フィルム株式会社
  製膜から加工、印刷までのワンストップ体制で
  ユーザーのニーズにきめ細かく対応
  食品、集積包装用シュリンクフィルムは出荷量が堅調
  低温収縮グレードの拡販を進める
  積水化学工業グループのシナジーを活かして研究体制や販売ネットワークを充実化

スカイフィルム株式会社
  インフレとキャストを扱う総合力を活かし新規用途の開拓に邁進
  ケーエフフィルムとの合併によりPEフィルムのラインナップを拡充
  仙台出張所を開設し、東北地方の需要取り込みを加速
  震災後に離れたユーザーが戻り、シーラントフィルムの出荷量は増加傾向
  易引裂き性グレードを開発し、拡販に注力
  非汎用品分野の開拓に注力、広幅製品の出荷量を伸ばす

ジェイフィルム株式会社
  フィルム事業の成長に向けて
  イージーピールの展開を強化し付加価値領域の開拓を推進
  成田工場の生産能力を増強、拡大するイージーピールの需要取り込みを図る
  食品と医療器具向けが好調、イージーピールフィルム出荷量の押し上げ要因に
  研究開発では三菱樹脂グループのシナジーを発揮
  PET容器の普及を受けてマルチタイプが出荷量を伸ばす

住化プラステック株式会社
  独自のイージーピール技術を活用してニッチ用途の開拓に邁進
  層間剥離を主体にユーザーのニーズにきめ細かく応えるカスタマーグレードを展開
  PSやA-PET向けのグレード開発に資源を集中
  用途開拓では低温・チルド輸送向けの展開を強化

株式会社クラレ
  独自のバリア素材ラインナップを強みとして
  グローバル市場の成長を取り込む
  欧米のEVOH樹脂生産能力を増強、東南アジアでは拡販に向けた販売ネットワークを構築
  「エバール」フィルム需要は堅調、生産ラインはフル稼働の状況が続く
  バリアシーラント「EF-E」を付加価値商品に位置づけ積極的な営業を展開
  高防湿グレードを上市、食品・非食品の双方で用途開発を進める
  バイオマス素材のラインナップを新たに追加
  機能性プラス環境対応の切り口で国内需要の掘り起こしに取り組む

昭和電工パッケージング株式会社
  アルミ箔とフィルムの複合化技術をベースに
  多様なニーズに応える蓋材の開発を加速
  アルミ箔の加工から印刷、フィルムラミネートまで一貫して手掛ける体制を保有
  蓋材はヨーグルト向けが好調
  内容物が付着しないタイプの蓋材を開発
  高機能製品としてユーザーニーズの開拓と拡販に注力

株式会社UACJ製箔
  品質、機能、デリバリーを重視し箔事業を展開
  国内の医薬品分野の需要取り込みを加速
  輸入品流入やアルミ代替により食品関連を中心に包材の売上構成比率は減少傾向
  各工場の生産工程統一化などの合理化施策を実施しシナジー創出を目指す
  素箔は品質とデリバリー能力で輸入品と差別化
  2014年から2015年にかけて加工箔の出荷量は横ばいで推移
  ユーザービリティの高い包材開発を加速し、多様な医薬品包材のニーズに対応
  マレーシアを拠点にASEAN市場での事業拡大を目指す

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