2018年版 有力来店型保険ショップの実態と戦略

近年、ショッピングセンター、薬局、家電量販店などのインストアに加え駅前、郊外へと出店が広がっている「来店型保険ショップ」。本資料の発刊は5回目を迎えました。
2016年5月に改正保険業法の施行に伴い乗合保険代理店への規制が強化され、2017年3月には金融庁より「顧客本位の業務運営に関する原則」(FD宣言)が公表されました。これは、金融事業者の取組みを「見える化」するもので、来店型保険ショップは、保険商品の販社として保険業界の一翼を担う存在であり、「保険販売業である金融機関」という位置づけも、これまで以上に明確になりました。早々に、顧客本位の業務運営の定着度合いを客観的に評価できるようにするための成果指標(KPI)をホームページに公表して取組んでいる会社もありました。
そこで、今年も従来の事業戦略、営業戦略、商品戦略に加えて、法整備対応に付随した効率化やシステム化などにも対応しているか否か、また、標準利率の引下げ、予定死亡率の引下げによる環境変化、訪問における法人向け生保の取組みにも目を向け、販売動向や顧客の潜在ニーズの発掘にどのように注力できているのかなど、可能な限りその内容も取材しました。また、保険会社にも取材を実施し、保険販売のチャネル戦略等について現状把握と将来展望をヒアリングしました。未だ情報開示を積極的に行なう企業は極めて少ないため定量分析は参考値に留めました。

発刊日
2018/05/31
体裁
A4 / 197頁
資料コード
C60105200
PDFサイズ
5.0MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:生命保険、損害保険を扱う来店型保険ショップの経営企業の経営実態を把握し、各社の戦略と市場動向を明らかにすることを目的とした。また、保険会社や有力な乗合保険代理店も併せてヒアリングし、業界を俯瞰することを目的とした。
調査対象先:来店型保険ショップ市場において、実績がある企業、新規参入企業等を任意抽出。補足的に、来店型保険ショップを展開している生命保険会社等。
調査方法:個別面接取材
調査期間:2018年4月~2018年5月

資料ポイント
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  • 市場環境は厳しくなりつつも規模の拡大続く。2018年度には新契約年換算保険料で2,000億円超、年間新規契約件数が211万件規模と予測。
  • 来店型保険ショップは、中堅クラス以下で統廃合進むも、2,600店超に拡大。
  • 環境の変化に翻弄されるも、顧客との接点強化に注力、潜在ニーズも発掘して拡販に対応。
  • 来店型保険ショップでもインシュアテック導入始まる。

資料概要
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第Ⅰ章 総論編
第Ⅱ章 各論編
第Ⅲ章 個表編

リサーチ内容

調査結果のポイント

第Ⅰ章 総論編

1.市場の成り立ちと背景
2.来店型保険ショップの位置づけ
3.業界動向
  (1)市場動向
  (2)法改正以降の課題
  (3)環境の変化に翻弄、提供商品群の変化と保険料改定
    ①概況
    ②個別企業の提携保険会社数
    ③法人向け生命保険の動向
  (4)競争激化で来店顧客が分散
    ①店舗数は飽和状態なのか、中堅クラス以下で統廃合が進む
    ②店舗のありよう、イベント誘致などで集客効果あり
  (5)生保の傘下で生き残りをかける
  (6)新規参入や既存店におけるインシュアテックの活用が始まる
4.異業種参入の現状
  (1)新たな参入
  (2)生命保険会社の既存子会社は縮小、来店型保険ショップの買収を進める
  (3)アフラックの展開
  (4)来店型保険ショップ向け商品開発・販売も拡大
  (5)他業態からも参入
5.FD宣言の状況とKPI
  (1)利用率が高まる保険ショップ、一段の信用向上を
  (2)FD宣言の公表状況
  (3)KPIの事例
6.市場規模
  (1)来店型保険ショップの市場規模
  (2)生命保険、損害保険の契約動向
7.業界構造
  (1)参入企業
  (2)来店型保険ショップの経営企業数
  (3)設立
  (4)従業員数
  (5)資本金
  (6)店舗数
8.来店型保険ショップの事業戦略
  (1)事業戦略
  (2)事業戦略の課題と対策、差別化策、今後
9.来店型保険ショップ以外の事業、サービスの取組み
  (1)個人への訪問業務
  (2)法人向け保険への注力状況
  (3)保険販売以外の商品、サービス
10.業界の課題と展望
  (1)課題
  (2)展望

第Ⅱ章 各論編

1.経営実態
2.営業戦略
  (1)新規開拓策
  (2)既存顧客の囲い込み策
  (3)顧客利便性向上のための施策
    ①付加サービス
    ②その他サービス
    (他の金融機関や異業種とのアライアンス、内容、導入の背景等)
  (4)集客方法での課題と対策、今後の方針
    ①課題
    ②対策と今後の方針
  (5)生命保険会社の来店誘致策
3.商品戦略
  (1)提案商品の選定について
    ①選定条件
    ②選定フロー
    ③提案商品の見直し条件とフロー、直近の見直し例
  (2)商品選定/提案システムの導入有無、予定、特色
    ①導入システムの特徴等
    ②導入していない場合の推奨商品の抽出条件、フロー
  (3)生保の売れ筋、高シェア会社・商品
  (4)損害保険の注力方針、販売方針、強化策、損保の売れ筋、高シェア会社・商品
  (5)今後の注目商品
4.顧客獲得実績
  (1)保有契約高と契約件数
  (2)新規契約高と契約件数
  (3)新契約年換算保険料
  (4)販売商品別の新契約件数の構成
5.顧客動向と属性
  (1)現状の顧客層とターゲット層
  (2)生命保険会社のターゲット層
  (3)新規顧客属性の概況と変化、生保の新規契約件数の構成
  (4)顧客の来店目的、契約動向、ニーズの変化
  (5)生命保険会社の顧客の来店目的、契約動向、ニーズの変化
  (6)新規顧客の相談内容
6.店舗運営戦略
  (1)店舗展開地域と今後の展開
  (2)生命保険会社の来店型店舗展開の現状と今後の展開(地域や立地)
  (3)店舗数推移
  (4)FC(フランチャイズ)支援策/プログラム、支援効果
  (5)立地、出店形態、商圏
  (6)店舗規模、1店当たりの人員数
  (7)店舗運営の課題と対策
  (8)生命保険会社における来店型保険ショップとの協業策

第Ⅲ章 個表編

1.ほけんの窓口グループ(株)
2.(株)アイリックコーポレーション
3.(株)セブン・フィナンシャルサービス
4.(株)エフケイ
5.アフラック生命保険(株)

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