2021-2022年版 車載用リチウムイオン電池市場の現状と将来展望
発刊日
2022/06/30
体裁
A4 / 424頁
資料コード
C64100300
PDFサイズ
25.2MB
PDFの基本仕様
Adobe Reader 7.0以上/印刷不可・編集・加工不可/検索・テキスト・図(グラフ)の抽出等可/しおり機能無し 詳細はこちら
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
※紙媒体で資料をご利用される場合は、書籍版とのセット購入をご検討ください。書籍版が無い【PDF商品のみ】取り扱いの調査資料もございますので、何卒ご了承ください。
カテゴリ
調査資料詳細データ
調査概要
調査結果サマリー
資料ポイント
調査目的:日本、米国、欧州、中国における xEV 関連政策及び環境規制を徹底調査し、主要自動車メーカー12社と主要車載用リチウムイオン電池(以下、LiB)メーカー12社の最新動向を調査することで、車載用 LiB市場の現状と将来展望を把握することを目的とする。
調査対象:自動車メーカー:日系メーカー(4社)、欧州メーカー(3社)、米国メーカー(3社)、韓国メーカー(1社)、中国メーカー(1社)
車載用LiBメーカー:日系メーカー(4社)、韓国メーカー(3社)、中国メーカー(5社)
調査方法:弊社専門調査員による直接面談取材をベースに、文献調査を併用。
調査期間:2021年12月~2022年6月
車載用リチウムイオン電池世界市場に関する調査を実施(2022年)
2021年の車載用リチウムイオン電池世界出荷容量は前年比220.9%の371.1GWh
~中国、欧州を中心に前年を上回る推移、成長続く車載用LiB市場~
- 世界自動車の全体市場規模推移とxEV市場規模推移を地域別に算出
-成長率の異なる2つ(市場ベース予測・政策ベース予測)の市場規模予測(台数ベース:2017年~2025年予測、2030年予測) - 世界車載用LiB市場をxEVタイプ別で算出
-成長率の異なる2つ(市場ベース・政策ベース)の市場規模予測(HEV/PHEV/EV向け等) - 地域別xEV関連政策、主要自動車メーカー/車載用LiBメーカー各社の動向を掲載
- 前回版との違い
注目される環境関連の項目(カーボンニュートラル、LCA等)を掲載
リサーチ内容
調査結果のポイント
第1章 車載用リチウムイオン電池市場の展望
xEV市場へ変化の波、再び
母数引下げで押し上げられた電化率、民意移行の兆候を見せる中国と政策依存の欧州
成長戦略の焦点は「地産地消」を踏まえた部材の必要量確保
「ECO」潮流と「資源確保」、求められるはリユース・リサイクル意識の事業展開
変数要素の増加に複数のカードで備える
第2章 xEV市場の現状と将来展望
1.地域別xEV関連政策動向(規制/優遇政策動向)
(表)主要各国の燃費/GHG規制の導入状況、CO2排出換算値(g/km換算)
(表)主要各国の排ガス規制の導入状況
(表)各国のICE販売禁止の発表・宣言状況
1-1.欧州
①環境政策/環境規制動向
(表)欧州グリーンディール(European Green Deal)における政策分野
②燃費規制/排ガス規制動向
(表)欧州の燃費規制の概要
(表)乗用車における欧州の排出ガス規制の概要(標準試験モード適用時)
③次世代車に対する優遇政策
(表)欧州主要国別xEV普及政策概要
(図)欧州の1人あたりのGDPとEV+PHEV販売比率(2020年)
1-2.中国
①燃費規制・NEV規制動向/排ガス規制
(表)中国の燃費規制の概要
(表)中国の乗用車に対する第4段階燃費規制及び企業平均燃費目標値(L/100km)
(表)中国のNEV制度の概要
(表)中国におけるダブルクレジット規制
(表)ガソリン/ディーゼル車における中国の排出ガス規制の概要
(表)「国6」を導入した市・省
②次世代車に対する優遇政策
(表)乗用車の純電動航続距離に対する中国・中央政府の補助金支給額(1台当たり)
(表)省・市別NEV販売台数と新車販売に占めるNEVの割合(2020年)
③その他
(表)省エネ・NEV技術ロードマップ2.0における乗用車普及目標
1-3.日本
①燃費規制/排ガス規制動向
(表)日本の燃費規制の概要
(表)日本の排出ガス規制値(JC08モードとWLTPモードの比較)
(表)排出ガス規制に基づく車種・運行規制
②次世代車に対する優遇政策
(表)2020~2030年の乗用車車種別普及目標(政府目標)
(表)日本の電動車導入補助について(令和3年度、令和4年度の変化点)
1-4.米国
①燃費規制・ZEV規制/排ガス規制動向
(表)米国のCO2排出基準及び同基準に相当する燃費基準
(表)燃費規制未達のペナルティ/低CO2排出車に対する優遇措置
(表)2018年改定のZEV定義と規制対象の自動車メーカー 一覧
(表)LVMおよびIVMに要求されるZEVクレジット
(図)ZEV規制で義務付けられる販売台数におけるZEVの割合
(表)ZEV販売100%に賛同する主な州
(表)ガソリン・ディーゼル車における排出ガス規制の概要比較
(表)標準試験モード(FTP)/非標準モード(SFTP)の概要
②次世代車に対する優遇政策
(表)2025年目標達成に向けた具体的処置
(表)米国におけるxEV優遇政策
1-5.その他地域(インド、ASEAN、ブラジル、ロシア、アフリカ諸国)
【インド】
(表)インドの環境規制の概要
(表)BS6以降の排ガス規制案
(表)FAME-Indiaの概要
【ASEAN】
(表)ASEAN諸国の環境規制の状況とxEV普及施策
【ブラジル】
(表)ブラジルのxEV優遇政策
(表)ブラジルの環境規制の状況
【ロシア】
(表)ロシアの排ガス規制と導入時期
【アフリカ諸国】
(表)西アフリカ諸国連合(ECOWAS)における排ガス・燃費規制
【他地域の動向】
(表)販売台数上位国の規制動向
1-6.各国の充電インフラ動向
(表)EV充電器の定義
(図・表)2020年充電インフラ国別シェア(上)と4地域の整備状況比較(下)
(表)日本 充電インフラ設置数と充電インフラ整備関連政策
(表)欧州主要国別 充電インフラ設置数と充電インフラ整備関連政策
(表)米国の充電インフラ設置数と充電インフラ整備関連政策・民間事業者の取り組み事例
(表)中国 充電インフラ設置数と充電インフラ整備関連政策
1-7.充電規格動向
(表)エリア別(日本/欧州/米国/中国)公共充電インフラ整備状況比較
(図)CHAdeMOの普及状況
1-8.交換式車載用バッテリー動向
2.地域別xEV関連LiB研究・開発、政策動向
2-1.欧州
EUレベルでの産業アライアンス、研究イノベーションプロジェクトで電池産業振興を目指す
(図)Battery 2030+の全体的なアプローチテーマ
(表)欧州における次世代電池サプライチェーン構築に向けた
国家補助の対象研究開発分野、並びに参画企業一覧
電池に対する「カーボンフットプリント」、「リサイクル材」適用のルール化検討を推進
(表)EV向け・産業用電池の製品設計における義務化条項
(表)欧州電池規則(案) バッテリーにおけるリサイクル材含有率
2-2.中国
「省エネ・NEV技術ロードマップ2.0」において
2035年までを対象とするエネ密、寿命、コスト目標を提示
(表)重点分野技術ロードマップ 動力電池
引き続き車載用電池の安全性強化を促進
(表)中国のEV強制的国家標準制定の原則とコンセプト
2021年末の「LiB業界規範条件」では電池業界の過剰投資、品質低下防止の指針を提示
2021年7月、GHG排出量の算定方法に関してCATARCが業界規格を発表
2-3.日本
「2050年カーボンニュートラル」に向け、次世代蓄電池開発PJを開始
(図)NEDO自動車用二次電池ロードマップ
(表)プロジェクト 社会実装の想定スケジュール
2-4.米国
米国内でのLiBサプライチェーン確立に向けた「National Blurprint」を発表
DOEではLiBリサイクル関連のPJを推進
(表)DOE Annual Merit Review2021 LiB対象の研究開発プログラム事例
(表)DOE 「2021年度 Advanced Vehicle Technologies Research」
(電池関連プロジェクト)
(図)BIL Sec 40207(c)による助成金対象研究開発テーマ
(表)米国 バッテリーサプライチェーン強化プロジェクト概要/AIO/予算枠
(表)米国バッテリーサプライチェーン強化プロジェクト AOI(Area of Interest):1~12
(図)BIL 40207(b)および(c)による助成金対象研究開発テーマ
(表)米国バッテリーサプライチェーン強化プロジェクト
使用済みバッテリー回収、リサイクル AOI(Area of Interest):1、2
(表)リチウム電極の生産における目標
(表)リチウム電極基盤セルの目標
2-5.カーボンニュートラルとLCA
米国内でのLiBサプライチェーン確立に向けた「National Blurprint」を発表
(表)ネットゼロ達成に向けた2050年までのロードマップ
急伸する再生可能エネルギー
(表)主要国の再生可能エネルギーへの目標
(表)グリーンイノベーション基金
(表)気候保護プログラム2030(KSP)の数値目標
(表)エネルギー多年度計画(PPE)
LCAと電動車の関係性と課題
~BEVによるカーボンニュートラルは電源構成に依存~
(図)CO2排出基準の対象範囲
(図)地域の電力における再エネ率(2030年見込み)
(表)カーボンニュートラル政策と予算の財源
カーボンニュートラルの欺瞞
(図)原子力発電と太陽光、風力発電の用地比較
3.世界xEV市場動向
3-1.世界自動車市場動向
自動車市場全体は4年ぶりにプラス推移へ転ずるも
2022年は再びマイナス成長の可能性
(表)地域別自動車生産台数推移(ICE車含む全体 CY2017~CY2025、CY2030)
(図)地域別自動車生産台数推移(CY2017~CY2025、CY2030)
(図)地域別自動車生産台数推移 構成比(CY2017~CY2025、CY2030)
(図・表)世界自動車生産台数(ICE車含む)対 xEV生産台数
(政策ベース予測・市場ベース予測)構成比(CY2017~CY2025、CY2030)
3-2.世界xEV市場を取り巻く環境
脱ガソリンへの加速を見せるEU、北米は政権交代で電動車普及姿勢へ一転
(表)世界各国の電動車普及計画・目標(2025年、2030年、2035年以降)
欧州OEMに続き、各国OEMの電動化戦略も加速の向き
(表)主要自動車メーカーの電動化計画
ゲームチェンジの発起人が残すゴールポスト調整の余地
(表)COP26のゼロエミッション宣言に署名した団体
(表)欧州ブランド全28の100%BEVシフト状況
3-3.世界xEV市場動向
(表)xEV市場規模の算出条件
(表)乗用EVの搭載電池容量区分(電池パック基準)
成長続くxEV市場、2021年は前年比170%台で推移
xEV市場 市場ベース予測:LiB部材課題、世界的な経済減退等が成長の壁に
(表)市場ベース予測 : 世界xEVタイプ別生産台数推移(CY2017~CY2025、CY2030)
2021年、引き続きPHEV+EVで中国が欧州を上回る
(図・表)市場ベース予測: 地域別xEV生産台数推移(CY2017~CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測: 地域別xEV生産台数推移 構成比(CY2017~CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:欧州地域におけるxEVタイプ別生産台数予測(CY2030)
(図)市場ベース予測:北米におけるxEVタイプ別生産台数予測(CY2030)
(図)市場ベース予測:日本におけるxEVタイプ別生産台数予測(CY2030)
(図)市場ベース予測:中国におけるxEVタイプ別生産台数予測(CY2030)
(表)市場ベース予測 : 欧州地域におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
(表)市場ベース予測 : 北米におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
(表)市場ベース予測 : 日本におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
(表)市場ベース予測 : 中国におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
xEV市場 政策ベース予測:2025年4,000万台超え、2030年6,000万台超えを予測
(表)政策ベース予測 : 世界xEVタイプ別生産台数推移(CY2017~CY2025、CY2030)
xEV市場 政策ベース予測:2025年、2030年市場の4割以上は中国
(図・表)政策ベース予測: 地域別xEV生産台数推移(CY2017~CY2025、CY2030)
(図・表)政策ベース予測: 地域別xEV生産台数推移 構成比(CY2017~CY2025、CY2030)
(図)政策ベース予測:欧州地域におけるxEVタイプ別生産台数予測(CY2030)
(図)政策ベース予測:北米におけるxEVタイプ別生産台数予測(CY2030)
(図)政策ベース予測:日本におけるxEVタイプ別生産台数予測(CY2030)
(図)政策ベース予測:中国におけるxEVタイプ別生産台数予測(CY2030)
(表)政策ベース予測 : 欧州地域におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
(表)政策ベース予測 : 北米におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
(表)政策ベース予測 : 日本におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
(表)政策ベース予測 : 中国におけるxEVタイプ別生産台数推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
第3章 車載用リチウムイオン電池市場の現状と将来展望
1.世界車載用電池市場動向
1-1.車載用電池(LiB、Ni-MH)市場動向
(図・表)車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移
(市場予測 容量ベース:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移 構成比
(市場予測 容量ベース:CY2017~CY2025、CY2030)
(図・表)車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移
(市場予測 金額ベース:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)車載用電池(Ni-MH・LiB)市場規模推移 構成比
(市場予測 金額ベース:CY2017~CY2025、CY2030)
1-2.xEVタイプ別車載用LiB市場動向
2021年、車載用LiB市場は前年比200%台で推移
車載用LiB市場 市場ベース予測:欧州での補助金縮小や打ち切り、LiB部材動向に懸念
(図・表)市場べース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)市場べース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図・表)市場べース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)市場べース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
車載用LiB市場 政策ベース予測:2030年で約2TWhを予測
(図・表)政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図・表)政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)政策ベース予測:xEVタイプ別世界車載用LiB市場規模推移 構成比
(金額:CY2017~CY2025、CY2030)
1-3.地域別車載用電池(LiB・Ni-MH)市場動向(欧・米・日・中、その他)
車載用電池 市場ベース予測:一定成長維持の中国に対し、欧州は伸び率鈍化の懸念
(図)市場ベース予測:車載用電池(LiB・Ni-MH)市場の地域別構成比
(CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:欧州地域におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:北米におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:日本におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:中国におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:その他地域におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(表)市場ベース予測:地域別xEVタイプ別車載用電池(LiB・Ni-MH)の市場規模推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
車載用電池 政策ベース予測:2030年、中国に次いで欧州拡大の向き
(図)政策ベース予測:車載用電池(LiB・Ni-MH)市場の地域別構成比
(CY2025、CY2030)
(図)政策ベース予測:欧州地域におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(図)政策ベース予測:北米におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(図)政策ベース予測:日本におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(図)政策ベース予測:中国におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(図)政策ベース予測:その他地域におけるxEVタイプ別車載用電池の市場構成比
(CY2025、CY2030)
(表)政策ベース予測:地域別xEVタイプ別車載用電池(LiB・Ni-MH)の市場規模推移
(CY2017~CY2025、CY2030)
1-4.電池形状別車載用LiB市場動向
2021年は角形メイン変わらず
今後のEV大衆化に向けた施策が形状別市場へ影響の可能性
(表)主要自動車メーカー別リチウムイオン電池調達状況(電池形状別)
(表)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別(円筒形・角形・ラミネート形)
市場規模推移(容量:CY2015~CY2022、CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移 構成比
(容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図・表)市場ベース予測:世界載用LiB形状別市場規模推移
(円筒形、容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移 構成比
(円筒形、容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図・表)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移
(角形、容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移 構成比
(角形、容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図・表)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移
(ラミネート形、容量:CY2017~CY2025、CY2030)
(図)市場ベース予測:世界車載用LiB形状別市場規模推移 構成比
(ラミネート形、容量:CY2017~CY2025、CY2030)
1-5.世界車載用LiB市場メーカーシェア動向
引き続き独走のCATL、2021年はBYD、国軒も大幅増
韓国勢は前年比で伸び率鈍化も高成長を維持
(表)世界車載用LiB市場メーカーシェア推移(CY2018~CY2021)
(図)世界車載用LiB市場メーカーシェア(CY2021)
2.サプライチェーン動向
「地産地消」、「大衆EVの実現」を見据え、調達先拡大、合弁設立・内製化の動きが加速
(表)自動車メーカーのxEVタイプ別リチウムイオン電池調達状況
(表)自動車メーカーのリチウムイオン電池調達状況(2022年6月時点)
2025年、既存の主要LiBメーカー数社が年産100~600GWh体制構築を計画
既存6社で合計2TWh超えの可能性
欧州に続き、電池生産体制構築に動き出した米国
2025年に生産キャパ急拡大の可能性
(表)中国における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2019~CY2022計画)
(表)米国における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2019~CY2022計画)
(表)韓国における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2019~CY2022計画)
(表)日本における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2019~CY2022計画)
(表)欧州における世界主要LiBメーカーの生産拠点・生産能力推移
(CY2019~CY2022計画)
(表)欧州における新規参入LiBメーカー一覧、生産拠点計画
3.電池部材動向
LiB市場成長への高まる期待が引き起こす波、そしてグリーン潮流が部材動向にも影響
正極材:LFP注目度は世界的拡大の向き
将来のEVボリュームゾーンを見据え、LFPとNCMの間を模索
(表)主要LiBメーカー LiBセルタイプ、正極材・負極材 採用動向
負極材:人造黒鉛へのニーズ集中に変化の兆し
電解液・電解質:Li価格急騰、正極材市場の変化で、LiFSiの塩類ニーズ上昇の向き
セパレーター:PVdF価格上昇が一部のコーティングセパのコストに影響
資源確保~部材合弁まで、安定調達実現に向けた動きは拡大傾向
(表)主要電池メーカー・自動車メーカーの原材料に関する取り組み状況-①~③
4.リユース・リサイクル動向
リユース:先行する中国市場も依然黎明期の印象
(図)リチウムイオン電池 リユース市場規模(2021年見込)
リサイクル:カーボンニュートラル視点の技術に対する注目度向上
(図)リチウムイオン電池 リサイクル市場規模(2021年見込)
第4章 主要自動車メーカーの動向と戦略
トヨタ自動車株式会社
あらゆる変数の可能性に備え、引き続き堅実的な電動化戦略を推進
1.xEV事業動向
2021年はHEVを含む電動車比率が約27%まで上昇
(表)トヨタ自動車のxEVラインナップ
2021年ICEを含む世界販売台数は110%台で推移
北米、中国をはじめ好調なHEVを含む電動車比率は引き続き上昇傾向
(表)トヨタ自動車 2021年 世界販売台数
EV販売目標は2030年で350万台へ上方修正
(表)トヨタ自動車 電動化戦略のアップデート状況
HVでは最新の第4世代ハイブリッドシステムが登場
ダイハツ工業からのOEM車種ではシリーズ式を搭載
始動したEV新ブランド「TOYOTA bZ」、今後は国内外による共同開発を推進
「Lexus」ブランドはEV専用モデル「RZ」を発表
小型EV「C+pod」、「コムス」は販路、用途拡大を推進
小型トラック、ピックアップ等の商用分野の技術開発に向け、新会社「CJPT」を設立
中国ではBYDと「bZシリーズ」の共同開発を推進
米国ではHVを含む電動車生産体制強化に向けた投資を発表
車両走行データ活用の新サービス展開、充電インフラ拡充等の取り組みを推進
2.車載用電池採用動向
PEVE、PPESが能力増強を推進、豊田自動織機、豊田通商が新たな電池パートナー入り
バイポーラー構造でニッケル水素電池も進化
Ni-MHとLiBのハイブリッドリユースシステム開発も推進
Volkswagen AG
バッテリーの内製化を推進、電動化を突き進む
1.xEV事業動向
2021年世界販売台数減もPHEV、EVは前年比160%台で推移
(表)Volkswagen AGのxEVラインナップ
(表)VWグループ 2021年 世界販売台数
(表)Volkswagen AG 電動化関連の主な発表内容(2016年~2021年)
「ID.3」、「ID.4」、「ID.6」を上市、
「ID.Buzz」、エントリーモデル小型EVで更なるラインナップ拡充を推進
Audiは2026年からEVのみ上市、Porsheは2030年までに新車8割のEV化を目指す
世界初の合成燃料商用プラントを手掛けるチリ企業の株式取得をPorscheが発表
中国におけるMEBプラットフォーム車生産は2023年より3社体制へ
AudiブランドのPPEベース3モデルも2023~2024年からの中国生産を予定
欧中米で充電インフラ拡充に向けた取り組みを推進
2.車載用電池採用動向
新会社にて欧州バッテリー工場6拠点の運営を担当
目指すは2030年までに240GWh/年体制
コストダウンの手段は共通規格セル、セグメント別での材料使い分け
川上側を含む材料サプライチェーンも更に強化
全固体は2024年からの商業生産開始を目指す
日産自動車株式会社
次なるEV展開の中長期Visionを提示、HEVは改良、拡販を推進
1.xEV事業動向
長期戦略「Nissan Ambition2030」で全固体電池の2028年度までの量産化目標を発表
(表)日産自動車のxEVラインナップ
(表)日産自動車 2021年 世界販売台数
クロスオーバーEV「ARIYA」に続き、軽EV「SAKURA」、欧州向けには商用EV投入を発表
「e-POWER」は燃費性能、動力性能向上を目指した改良版を上市予定
中国では今後「e-POWER」搭載の6モデルを投入予定
メキシコでの「e-POWER」生産・発売、米国工場はEV用への改修を発表
2.車載用電池採用動向
EV向けはエンビジョンAESCとの連携で調達体制を強化
全固体電池は自社工場敷地内にパイロットラインを着工
Groupe Renault
2030年のEV強化に向け、各方面で提携を推進
1.xEV事業動向
2021年、グループ販売台数はマイナス推移続くも
「E-TECH」搭載車は前年比152%で推移
(表)RenaultのxEVラインナップ
(表)Renaultグループ 2021年 世界販売台数
アライアンス共通PFは5種類、ルノーはA、Bセグの電動PTでリーダー役に
ルノーブランド単体では2030年までに乗用車の9割をEVへ
ダチアは2021年「スプリング」に続き、2024年「CMFB-EV」PFの新型EVを発売予定
HEVは中国、韓国を対象にGeelyとの合弁合意を発表
2020~2021年にかけて中国事業体制に変化
新ブランド「モビライズ」の商用モデル「Limo」のサービスを2022年後半より展開予定
(表)Renaultグループの自動運転BEV ロボカーEZシリーズ
2.車載用電池採用動向
従来のLGESに加え、E-AESC、Verkor等、バッテリー調達先拡大を推進
カーボンニュートラルの観点を軸に、LiB材料の川上側との連携強化、
「リファクトリー(Re-FACTORY)」の展開拡大を推進
三菱自動車工業株式会社
PHEVの強みを適材適所の視点で訴求
1.xEV事業動向
9年ぶり全面改良の新型Outlander PHEVを上市
EVは「軽」と「商用」に注力
(表)三菱自動車のxEVラインナップ
(表)三菱自動車 2021年 世界生産台数/xEV販売台数
東南アジアにおけるCO2排出量は2030年までPHEV優位と試算
2.車載用電池採用動向
アライアンス体制の強みをバッテリー調達に適用
現代自動車グループ(Hyundai Motor Group)
電動化を将来戦略の中核に据え、
自動車OEMからモビリティソリューション企業へのシフトを加速
1.xEV事業動向
2030年にグループとして323万台のEV販売を目指し
xEV販売展開地域の拡大を積極的に推進
(表)現代自動車グループのxEVラインナップ
(表)現代自動車グループ 2021年 世界販売台数
2022年5月、グループ3社の韓国国内向け投資計画を新たに発表
(表)現代自動車グループの韓国国内向け投資計画 (2022年5月発表)
EV専用プラットフォーム「E-GMP」採用の3モデルを2021年に発売
「E-GMP」に続き、スタンダードモジュールを適用した「eM」P/Fも開発
HEV、PHEVもラインナップ拡充を継続
水素事業戦略では第3世代燃料電池システムを新たに公開
2028年までに全商用車ラインナップに燃料電池を適用
中国では先行研究開発を強化、新興国市場向の電動化見据えた取り組みを開始
米ジョージア州にEV専用工場の新設を発表
2.車載用電池採用動向
インドネシアにてLGESとの合弁でセル生産拠点を設立
UBESSロードマップを作成し使用済みLiBリユースを加速化
Stellantis (PSA/FCA)
大胆とも言える戦略で、電動化潮流への機敏な対応を目指す
1.xEV事業動向
xEVラインナップ拡充への注力でブランド力強化を目指す
(表)StellantisのxEVラインナップ
(表)Stellantis 2021年 世界販売台数
EV向けプラットフォームを2023年以降順次導入
(表)Stellantisの次期プラットフォーム別主要BEV投入計画
合弁体制の再編やxEVの積極投入で中国市場での再躍進を目指す
2030年に米国でLEV(EV+PHEV)の販売比率を50%に
2.車載用電池採用動向
バッテリー調達の拡大と併せて、欧米でのギガファクトリー設立を推進
電池開発ではNi Based/NiCo Freeを目指す
(表)Stellantisのバッテリー戦略概要
General Motors Company
2035年、全モデルBEV化へ向け、「Ultium」バッテリーの取り組みも加速
1.xEV事業動向
2021年世界販売台数は前年に続きマイナス推移も
高収益性モデルの生産優先で、増収増益を達成
(表)GMのxEVラインナップ
(表)GM 2021年 世界生産台数/xEV販売台数
「Ultium」バッテリー搭載「Hummer EV」の発売を開始
SGMW「宏光MINI」は2021年中国EV市場トップシェアを獲得
2.車載用電池採用動向
LGESとの合弁Ultium Cellsでは米国内で3工場を計画
(表)Ultium Cells LLC 生産拠点
バッテリー開発の新拠点を2022年半ばに開設予定
従来比60%のコスト低減を目指す次世代「Ultium」の開発を推進
本田技研工業株式会社
2040年目標に向け、電動化の多面的展開を推進
1.xEV事業動向
2021年世界販売台数は前年比マイナス推移も、HEV、PHEVは大幅成長
(表)本田技研工業のxEVラインナップ
(表)ホンダ 2021年 世界販売台数
2040年、EV・FCV比率100%を目指す
EVでソニーとの戦略的提携合意を発表
欧州では2023年中にxEV3車種の投入を計画
中国では新EVブランド「e:Nシリーズ」10モデルを2027年までに投入予定
北米にはGMとの共同開発を推進、
EV「Prologue」に続きAcuraブランドEVも2024年上市予定
MMPの仲間づくりを国内外で推進
2.車載用電池採用動向
中国EV向けにCATLからのバッテリー調達を開始、2024年以降は更に調達先拡大予定
全固体電池は今後、量産化を見据えた実証ライン立ち上げへ
Ford Motor Company
販売地域に応じた電動化を推進
1.xEV事業動向
2030年までに世界生産台数の50%EV化を目指す
(表)FordのxEVラインナップ
(表)Ford 2021年 世界販売台数
(表)Fordの組織改編(2022年3月発表、6ビジネスユニット)
欧州での目標は2030年で乗用車販売の100%EV化
ドイツ工場は2023年半ばから初のEV専用拠点に、VWのMEBプラットフォームを活用
米リヴィアンとのEV共同開発計画は打ち切り
「Mustang Mach-E」「F-150 Lightning」を2023年に向け従来比3倍へ引上げ予定
2.車載用電池採用動向
韓SK Onと合弁設立、バッテリーサプライチェーンの拡大を推進
M-Benzグループ(旧Daimler AG )
2030年に向け、EVオンリーメーカーへの転身を推進
1.xEV事業動向
2021年、販売トータル台数はマイナス推移となるも
ハイエンド製品の伸びで増収増益
(表)M-Benz Gr. のxEVラインナップ
(表)M-Benz Gr.2021年 世界販売台数
BYDとの合弁「DENZA」の出資比率引き下げを発表
2.車載用電池採用動向
LiBサプライチェーンの拡大をワールドワイドに推進
米国製Si負極の採用で2020年代半ばに800Wh/Lセルの搭載を目指す
BMW AG
地に足のついた電動化戦略を推進、2030年で電動車5割超を目指す
1.xEV事業動向
電動化計画を時間軸、モデル数共に目標前倒しで実現
2030年はICE車販売を維持しつつ、EV販売律50%を目指す
(表)BMWのxEVラインナップ
(表)BMWブランド(MINI等除く) 2021年 世界販売台数
ダイムラーとのモビリティサービス事業は今後、充電サービス等に注力
中国BMW Brillianceは出資比率引き上げで連結対象へ
2023年からはSpotlight AutomotiveにてMINIシリーズEVモデルを生産予定
2.車載用電池採用動向
韓中欧LiBメーカーからのセル調達+内製パイロットラインの稼働開始を予定
全固体電池は米SP社の出資を拡大
2025年までに全固体電池搭載のプロトタイプEV、2030年までに市販車への搭載を目指す
Tesla, Inc.
増殖するギガファクトリー、「売れるEV」の為の最先端コンポーネントを追求
1.xEV事業動向
2021年は「モデル3」、「モデルY」を牽引役に、前年比180%台で推移
地域別では中国生産分が約半数の可能性
(表)TeslaのxEVラインナップ
(表)Tesla 2021年 世界販売台数
2022年Q1好調スタートも、4月は上海ロックダウンの影響大
2021~2022年と続くリコール発表
サイバートラック、大衆車向け低価格量産EVで
中長期的な視点でのマーケット拡充・拡大を推進
材料、輸送コスト上昇を受け、2021年より複数回の値上げを実施
ベルリン工場、テキサス工場が新たに稼働を開始
「Cell to Body」に「4680セル」を搭載した「モデルY」生産を計画
他社のEVを対象とするスーパーチャージャー開放の試験運用を開始
2.車載用電池採用動向
LiB調達はPanasonic、LGES、CATLの3社体制
LFPセルが5割以上に
将来的には2/3がLFPセル、1/3がNiベースセルの可能性
第5章 主要車載用リチウムイオン電池メーカーの動向と戦略
寧徳時代新能源科技股份有限公司(Contemporary Amperex Technology Ltd.)
材料~セルでの多面的アプローチで、目指すは圧倒的トップの地位確立
1. 出荷動向
2021年は前年比2倍超え、出荷容量は100GWh台へ
(表)寧徳時代新能源科技 車載用LiB 出荷量推移
(表)寧徳時代新能源科技 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)寧徳時代新能源科技 車載用LiBの受注及び引き合い状況(外資系OEM)
2. 生産拠点/生産能力推移
短期間で7工場の増産、新規拠点の開設計画を発表
2025年には600GWh/年を超える体制となる可能性
(表)寧徳時代新能源科技 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
CTP第3世代技術を発表、CTC技術は2025年前後の実用化を目指す
セル開発ではナトリウムイオン電池を新たに発表
(図)CATL LiB開発ロードマップ
LFPセル比率が徐々に上昇傾向
LiB部材メーカーとの提携やLi、Coといった資源確保等も積極的に推進
電池交換サービス事業「EVOGO」を発表
株式会社LGエナジーソリューション(LG Energy Solutions, Ltd.)
川上から川下までの関係性強化を積極推進、グローバル競争力の確保を目指す
1. 出荷動向
世界の自動車メーカー上位20ブランドのうち、13ブランドに供給実績あり
(表)LGES 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)LGES 車載用LiB 出荷量推移
2. 生産拠点/生産能力推移
相次ぐJV工場の着工で24年以降の年間生産能力は大幅増加見込み
(表)LGES 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
車載用円筒形セル市場に積極対応、今後に向け、角形セル開発にも言及
高容量セル向けにNCMA採用に注力、LFPの可能性も追求
4部材全ての安定調達に向けたサプライチェーン強化を推進
パナソニック株式会社 / プラムプラネットエナジー&ソリューション株式会社
円筒形、角形、共に見据える先はxEVの大衆化に求められるLiB
1. 出荷動向
2021年も前年を上回る出荷容量で推移
(表)パナソニック 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)PPES 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
(表)パナソニック/PPES 車載用LiB 出荷量推移
2. 生産拠点/生産能力推移
円筒形では和歌山工場を新たに追加、今後は米国に新拠点の可能性
(表)パナソニック 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
角形は日本でEV向け、中国でHEV向けをそれぞれ順次増強
トヨタ式コスト競争力強化を推進
(表)PPES 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
カーボンニュートラル、生産コスト大幅削減の実現に向け
産学連携で電池用途特化型材料製造プロセスの構築を目指す
比亜迪股份有限公司(BYD Company Limited)
xEV・バッテリー共にフィールドを拡大、成長の第二フェーズに向け急加速
1. 出荷動向
2021年は前年比2倍以上の伸びで推移、ガソリン車生産を2022年3月で終了
(表)比亜迪 車載用LiB 出荷量推移
(表)比亜迪のLiB採用xEVラインナップ
EVはエントリーとハイエンドの両輪、PHEVは対ICEの燃費メリットで顧客ニーズを獲得
商用EVは海外向け輸出が増加傾向
「ブレードバッテリー」の外販先を徐々に拡大
中国OEM向けに続き、海外OEMへの供給も開始見込み
2. 生産拠点/生産能力推移
2021年100GWh前後を構築、2022年で200GWh体制を構築見込み
(表)比亜迪/弗迪電池 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
(表)弗迪電池 (FinDream Battery)「ブレードバッテリー(刀片電池)」
NCM622は単結晶タイプをメイン採用
(表)NCM(EV向け)開発ロードマップ
(表)マイルドHEV向け電池パックの開発ロードマップ
(表)弗迪電池(FinDream Battery) 48V Pack
(表)弗迪電池(FinDream Battery) HEV Pack
SK on株式会社(SK on Co, Ltd.)
性能や品質に対する信頼を基に、目指すは2030年「Global No.1」
1. 出荷動向
2021年の出荷量は前年比2.5倍以上に
LiB生涯に渡るサービス提供を目指す「5R」も積極的に推進
(表)SK on 車載用LiB 出荷量推移
(図)SK on 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
2. 生産拠点/生産能力推移
2025年の220GWh+αの計画に向け
欧・中・米で増強ラッシュ、米ではFordとのJVを設立
(表)SK on 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
NCM 9:1/2:1/2採用セルの生産を開始
LFPや角形も市況変動を見極めながら上市を検討
サムスンSDI株式会社(Samsung SDI Co., Ltd.)
更なる「高品質」と「収益性優位」による成長を目指す
1. 出荷動向
2021年は前年比150%台で推移
(表)サムスンSDI 車載用LiB 出荷量推移
(表)サムスンSDI 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
2. 生産拠点/生産能力推移
米国ではStellantisとのJVによる生産体制を計画
(表)Samsung SDI 中大型LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
角形セル「Gen.6」では現行の円筒形採用と同等Ni比率のNCA採用を目指す
円筒形次世代セルはパイロットラインを構築
コバルトレス/フリーの実現でLFPに対抗し得る選択肢の提示を、
ナノ粒子シリコン「SCN」では2桁%混合で容量と寿命の両特性の維持を目指す
合肥国軒高科動力能源有限公司(Hefei Guoxuan High-tech Power Energy Co., Ltd.)
世界的飛躍を見据え、上流~下流の体制強化を推進
1. 出荷動向
宏光MINIのヒットを牽引役に2021年は大幅成長
(表)国軒高科 車載用LiB 出荷量推移
(表)国軒高科 車載用LiB 受注プロジェクト一覧
2. 生産拠点/生産能力推移
2022年内に100GWh/年体制、2025年までに300GWh/年体制を目指す
(表)国軒高科 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
LiB生産体制の拡張に足並み揃える形で内製部材領域も拡大
3. 研究開発動向/材料動向
2022年内に230Wh/kgのLFPセル、360Wh/kgの半固体電池の量産開始を目指す
株式会社エンビジョンAESCグループ(Envision AESC Group Ltd.)
20年代半ば以降の需要増に照準、開発・生産体制の強化を推進
1. 出荷動向
従来の枠を超えた供給先の拡大を推進
(表)エンビジョンAESC 車載用LiB 出荷量推移
(表)エンビジョンAESC 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
2. 生産拠点/生産能力推移
2024年以降、世界各拠点にて能力増強を計画
(表)エンビジョンAESC 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
現行LiBのAdvanced、次世代バッテリー、それぞれの可能性を多面的に追及
(表)エンビジョンAESC Gen.4~Gen.7 / 技術ロードマップ
株式会社GSユアサ(株式会社リチウムエナジージャパン/株式会社ブルーエナジー)
xEV向けLiBを全方位戦略で展開
1. 出荷動向
2021年はPHEV向け、HEV向けLiB、共に前年を上回る出荷容量で推移
(表)GSユアサ 車載用LiB 出荷量推移
(表)GSユアサ 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
2. 生産拠点/生産能力推移
BE第二工場が2022年より稼働開始
(表)GSユアサ 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
今後のEV市場の拡大を見据え、BEV電池開発室を事業部内に設置
(表)GSユアサ 車載用LiB 製品ラインナップ
プライムアースEVエナジー株式会社
HEV競争力の源泉をサポートするLiB開発を推進
1. 出荷動向
引き続きHEV向けLiBの出荷が好調に推移
(表)PEVE 車載用LiB 出荷量推移
(表)PEVE 車載用LiB 受注プロジェクト一覧
2. 生産拠点/生産能力推移
2023年以降、国内のLiB生産能力を順次増強
2024年からは従来比で2割上のコスト低減を実現する新型LiBの生産開始を計画
(表)PEVE 車載用電池 生産拠点・生産能力推移
星恒電源股份有限公司(Phylion Battery Co., Ltd.)
ターゲットは「電動航続距離300km以内」でのシェア拡大
1. 出荷動向
ここ数年は従来のBtoB向け供給から、宏光MINI等のBtoC向け供給にシフト
(表)星恒電源 車載用LiB 出荷量推移
(表)星恒電源 車載用LiB 主要顧客先一覧
2. 生産拠点/生産能力推移
蘇州、滁州に続く3番目の拠点を新たに着工
(表)星恒電源 LiB生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
従来の角形に加え、円筒形セルを新たに開発
ビークルエナジージャパン株式会社
引き続きHEV向けLiBセルの更なる進化を追求
1. 出荷動向
2021年も引き続き前年比プラスの出荷量で推移
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 出荷量推移
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 主要受注プロジェクト一覧
2. 生産拠点/生産能力推移
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 生産拠点・生産能力推移
3. 研究開発動向/材料動向
2022年内に48V電池パックを量産供給予定
次世代セルではNi比率の低減を推進
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 製品ラインナップ
(表)ビークルエナジージャパン 車載用LiB 48V電池パック
このレポートの関連情報やさらに詳しい情報についての調査を検討したい
矢野経済研究所では、
個別のクライアント様からの調査も承っております
マーケティングや経営課題の抽出、リサーチの企画設計・実施、調査結果に基づく具体的な戦略立案・実行支援に至るまで、課題解決に向けた全ての段階において、クライアント企業をトータルでサポート致します。
この資料を見た人は、こんな資料も見ています
資料コード
資 料 名
C64100600
C64105000
C63111200
C64102000
C64101000