2011年版 3D-TV市場の現状と将来展望~方式とメガネのゆくえ~

3D-TVの方式による競合は、ボリュームゾーン=パッシブ方式、プレミアム機種=アクティブ方式という形に落ち着いたように見えます。しかし、市場の中には部材、材料、メーカー間と、2重3重のVS構造が存在し、依然として戦いは継続しています。また、将来8K×4Kのスーパーハイビジョン放送が実用化し、TVの超高精細化が進めば3Dの機能は不要になるとの見方もあります。スーパーハイビジョンの実用化は2025~2030年頃とされており、それまでに10数年を、何を武器にどのようにシェアを確保していけるかが問われています。

発刊日
2011/12/12
体裁
A4 / 85頁
資料コード
C53113300
PDFサイズ
1.9MB
カテゴリ

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調査資料詳細データ

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 2011年の3D-TV販売台数は2,585万台、TV販売量全体の17.5%に達する
  • アクティブ陣営は敢えて「3D」を表に出さないマーケティングへと転換
    LGEは中国でローカルメーカーを巻き込み「パッシブ陣営」を形成
  • 4K×2Kの裸眼3D-TV、地デジ+IPなど3D-TVの新たな可能性探る開発続く
  • 8K×4Kでは3Dが不要になるとの見方も、今後の10~15年をどう戦うか
  • 方式が変われば部材が変わる、部材が変われば材料が変わる
  • FPRはLG化学が独占に近い状況、新たなサプライヤーを望む声も
    TACとWVを保有する富士フイルムの動向が注目される
  • シャッターメガネ サプライヤーは中国メーカーが中心、
    急激な低価格化による収益縮小で撤退の動きも
  • 円偏光メガネ 映画用では2011年は「在庫整理の年」に、新規需要は激減
    TV用がパッシブ方式の拡大とともに急成長、映画用の需要縮小をカバー

■本資料の概要

第1章:3D-TV市場の現状と将来展望
第2章:3D-TVメーカーの展望と戦略
第3章:部材・材料メーカーの展望と戦略

■掲載内容

第1章:3D-TV市場の現状と将来展望

1.3D-TV市場の現状と将来展望
  8K×4K実用化までの間にどれだけのシェアを確保できるか
  何を武器にどう戦うかが問われる
  2011年3D-TV販売台数は2,585万台、TV販売量全体の17.5%に達する
  (表)3D-TVの販売動向(グローバルメーカー)
  先行するアクティブ vs 追い上げるパッシブ
  アクティブ陣営は敢えて「3D」を表に出さないマーケティングへと転換
  パッシブ方式で展開するLGEは中国でローカルメーカーを巻き込み「パッシブ陣営」を形成
  (表)中国国内における3D-TVの状況(2011~2012年)
  4K×2Kの裸眼3D-TV、地デジ、ハイブリッド放送など3D-TVの新たな可能性探る開発続く
  方式が変われば部材が変わる、部材が変われば材料が変わる
  (表)3D-TVの変化
  8K×4Kが実現すれば3Dは不要になるとの味方も
  今後の15~20年をどう戦い、どう勝つか
  参入各社の動向 サムスン電子、LGEの上位2社で60~70%のシェア占める
  (表)主要メーカーによる3D-TVシェア
  (表)3D-TV方式別の特徴
  (表)アクティブ方式3D-TVのサプライチェーン
  (表)パッシブ方式3D-TVのサプライチェーン
2.FPR(Film Patternde Retarder)
  FPRはLG化学が独占に近い状況、ユーザーサイドからは新たなサプライヤーを望む声も
  TACフィルムとWVを保有する富士フイルムの動向が注目される
  (表)パッシブ方式3D-TVリターダー市場規模推移
  偏光板・FPR一体型製品の開発も進展、製造及び貼り合わせプロセスでの歩留まりが課題
3.3Dメガネ
  3-1.シャッターメガネ
  中国市場で汎用機種向けにTNセル搭載品の需要が拡大
  高速応答が要求されるプレミアムグレード用にOCBライクのセルも開発される
  (表)シャッターメガネ用セルの種類別構成比
  (図)STNセル使用のシャッターメガネの構造
  (図)TNセルを使用したシャッターメガネの構造
  (図)アクティブシャッター方式3Dパネルの構造
  セルのサプライヤーは中国メーカーが中心、急激な価格低下による収益縮小で撤退の動きも
  (表)アクティブシャッターメガネのサプライチェーン
  3-2.円偏光メガネ
  3-2-1.映画館用
  「アバター」の大ヒットで市場形成も2010年以降の需要は急速に冷え込む
  (表)映画興行収入ベスト5
  (図)円偏光メガネ用偏光板構成図(映画館用)
  (表)映画館用3Dメガネ市場規模
  (表)映画館用3Dメガネのサプライチェーン(2011年)
  (図)映画館用3Dメガネ 偏光板メーカーシェア
  3-2-2.3D-TV用
  パッシブ方式TVの拡大とともに急成長、映画用の需要縮小をカバー
  (図)円偏光メガネ用偏光板構成図(TV用)
  (表)TV用円偏光メガネのサプライチェーン
  (表)3Dメガネ向け偏光板メーカーの販売用及びシェアの推移

第2章:3D-TVメーカーの展望と戦略

Samsung Electronics Co.,Ltd.
  「3D」ではなく「スマートTV」をメインコンセプトに展開
  地上波デジタル+IPという新たな3D放送システムの構築に取り組む
  TV販売量に占める3D化率は2012年には50%に達する見込み
  (表)サムスン電子のTV販売台数と3D化率推移
  「スマートTV」をコンセプトにコンテンツを拡充
  地デジ放送とIP放送のハイブリッドで既存インフラでの高画質3D放送を目指す

LG Electronics.Ink
  2011年発売のパッシブ方式3D-TV「CINEMA 3D」が国内外で急成長
  2012年にはTV販売台数の30%を3D化
  パッシブ方式に特化しフリッカーレス、軽量、安価な円偏光メガネ使用のメリットをアピール
  部材(FPR)、パネル、TVまでグループ内での一貫生産体制を構築
  TV販売台数に占める3D-TVの比率は2011年20%、2012年は30%まで拡大
  日本市場におけるLGブランドの浸透を図る
  (表)LGEのTV販売台数と3D化率推移

ソニー株式会社
  「高画質」を最優先しアクティブ方式を選択
  2011年のTV販売量に占める3D化率は15%、2012年には20%を見込む
  地デジ切替特需後の買い替え需要では付加価値の高い3D-TVの成長に期待
  (表)ソニーのTV販売台数と3D化率推移
  フリッカー防止のため独自設計の3D用シャッターメガネを採用

株式会社東芝
  アクティブ、パッシブ、グラスレスと全ての方式をラインナップ
  3D-TVはリアリティ、臨場感のある映像追求手段の一つと位置づける
  2012年にはTV販売台数の25~30%が3Dに
  サイズ、価格、画質に応じて幅広い方式の機種を揃え消費者の選択肢を拡大
  (表)東芝のTV販売台数と3D化率推移
  4K×2Kの超高解像度パネル使用の55インチグラスレス3D-TVを開発
  高画質のフラッグシップモデルとして2011年12月より発売

シャープ株式会社
  TV事業の黒字化が喫緊の課題
  3Dは高画質・高付加価値化への取り組みの一つ
  アクティブシャッター方式の3D-TV 3機種をラインナップ
  3DはTVの付加価値化の中のOne of themと位置づけ
  高解像度化、大型化への注力進める
  (表)シャープのTV販売台数と3D化率推移

第3章:部材・材料メーカーの展望と戦略

株式会社トッパンアリサワオプティカルテクノロジー
  有沢製作所のGPRの知見と凸版印刷のコーティング技術とのシナジーで
  TACベース、TVサイズのFPRの早期量産化を目指す
  FPRは23インチまでの開発を終了、2012年内にはTVサイズの量産化を目指す
  (図)Xpolを使用した立体視の仕組み
  ユーザーのパネル設計にあわせた高精度のパターンピッチの作りこみで差別化
  (図)TAOTのFPRの構造

明基材料股份有限公司(BenQ Materials Corporation)
  2011年4QよりFPRに参入、偏光板一体タイプも開発
  偏光板一体型FPRは製造及び貼り合わせ工程での歩留まりに課題
  (図)BenQマテリアル FPR構成図
  (表)BenQマテリアルのFPR生産能力

深圳市三利譜光電科技有限公司(Shenzhen Sunnypol Optoelectronics Co.,Ltd)
  映画館用の過剰在庫で3Dメガネ用偏光板需要が激減
  (表)三利譜 3Dメガネ用偏光板売上高推移
  (表)三利譜 3Dメガネ用偏光板販売実績と用途別構成比
  (表)主要部材サプライヤー

佛山偉達光電材料有限公司(WINDA Opto-Electronics Co.,LTD.)
  2010年4Q以降、映画館用3Dメガネ向けの販売量が激減
  TV用の成長に期待も急速な拡大は見込めず
  (表)佛山光電 3Dメガネ用偏光板売上高推移
  (表)佛山光電 3Dメガネ用偏光板販売実績と用途別構成比
  (図)円偏光メガネ用偏光板構成図
  (表)生産設備の概要と能力の推移
  (表)主要部材サプライヤー

天馬微電子股有限公司(TIANMA MICRO-ELECTRONICS CO.,LTD.)
  ボリュームではなく収益を重視した事業展開を推進
  他社に先駆けてシャッターメガネ用セルの開発に着手、2009年には量産を開始
  Fab 4での生産量の約半分をメガネ用が占める
  (表)天馬微電子 生産体制
  (表)天馬グループ 売上高推移
  メガネメーカーを通じてTVのメジャーメーカーに供給
  付加価値品へのシフトを進展、超高速応答のπセルに注力
  (表)天馬 3Dメガネ用液晶セル販売実績推移
  (表)天馬の3Dメガネ用セルの特性

愛爾得資訊股有限公司(i-Art Corporation)
  3Dをディスプレイのサイズ、画面の明るさ、映像スピードに合わせて最適化
  2D映像から高品質の3Dコンテンツに変換
 

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