2014年版 出版社経営総鑑

本調査レポートでは、大手出版社から、情報系、コミック系、婦人系、児童書等、出版不況が叫ばれる中で注目される出版社の経営動向を網羅。また、雑誌実売部数、出版社・雑誌別広告収入ランキングなどを掲載した。

発刊日
2014/11/28
体裁
A4 / 454頁
資料コード
C56119000
PDFサイズ
4.3MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査目的:国内の出版業界の現状と今後の方向性を調査することによって、出版市場を取り巻く現状と問題点を分析する。当該調査によって、出版業界をはじめ関連業界各位の経営戦略に寄与することを目的とする。
調査対象:出版社、書店およびその他関連企業
調査方法:直接面接取材及び電話取材
調査期間:2014年8月~2014年10月

資料ポイント
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  • 雑誌メディアの凋落、広告収入にも明暗、変わる出版社のビジネスモデル
  • <特集>電子書籍、コンテンツ別の市場規模推計
  • 独自調査、出版社300社、収益力ランキングの激変
  • 300社利益高(税引後)ランキング
  • 女性誌激変、トップ誌争い強まる、光文社好調続く。雑誌別広告収入ランキング(200誌)
  • 講談社、小学館、集英社、KADOKAWA~変わる出版社。進撃の巨人、妖怪ウォッチ、ムーヴメントを作り出す力
  • 毎回好評、書店から見る出版社チェックアンケート調査
     

資料概要
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第1章 2.5兆円出版市場の展望
第2章 雑誌市場の徹底分析
第3章 出版社の現実と展望
第4章 出版社コスト低減状況
第5章 構造的改革期の出版社の攻防
第6章 出版社調査表

リサーチ内容

■掲載内容

第1章 2.5兆円出版市場の展望

1.300社合計売上高4.0%増(2013/2012年度)、本来の出版社では1.3%減
2.2013年1兆7,000億円3.8%減の実像
  書籍785億円、二極化際立つ、2014年は消費増税が直撃
3.雑誌販売金額△4.4%、週刊誌は構造的改革の必要性も
  女性誌は主力カテゴリの部数減顕著、広告収入ランキングも激変
4.2013年300社合計売上高1.3%減、中堅出版社、収益力低下顕著
5.デジタル化、電子書籍の時代 出版社はどう生き残るか
  光文社の雑誌戦略(ブランド力)、集英社のWeb戦略(ブランド活用)、
  小学館のムーヴメントをつくり出す力(ブランド創造)
  KADOKAWAはどう変われるか
6.出版市場予測、2014年1兆6,000億円(対前期比4.9%減)、
  2017年1兆3,600億円、2017年の電子書籍シェアは12.3%

<書籍>
  1.2013年7,851億円2.0%減、ベストセラー巻き返すも7年連続マイナス成長
    2014年、大型ヒット出ず。4%超のマイナス成長へ
  2.2014年上期、書籍推定販売金額は5.5%減、消費増税の影響、強く受ける

<電子書籍市場の動向>
  1.電子書籍は2012年秋、Kindleの上陸で本格的に市場化へ
    ただし、現状もコミック中心。文字ものの市場規模はまだ僅か
  2.電子書籍市場の市場規模将来予測
  3.電子書籍市場 分野別市場規模
  4.電子書籍専用端末はヘビーユーザー向けに特化へ
    当面はスマートフォンによる読書が電子書籍の主流に
  5.スマートフォン・フィーチャーフォン
    スマートフォンへの需要一巡し、2013年度は初の減少へ
  6.タブレット
    iPadに加え、各社新商品投入で市場活性化
  7.電子書籍端末
    スマートフォン、タブレットの拡大で減少傾向へ

問題山積の出版業界
取次店新時代への対応
書店の経営動向
書店(書籍小売業)売上ランキングと収益状況

第2章 雑誌市場の徹底分析

(1)雑誌販売部数の変遷
  1.2013年4.4%減、販売部数5.9%減、雑誌販売不振の深刻さ
    20代ファッション誌の不振、コンビニルートの低迷も厳しさ増す
  2.広告収入は落ち込み幅縮小も、ネットへのシフトは不可避
    勝ち組、負け組の差鮮明、上位誌に集中
  3.20代ファッション誌が停滞、付録戦略も岐路へ
  4.創刊点数86点過去最低。2014年も低調な状況続く
  5.休刊点数124点で減少
    2013年は講談社が大型誌2誌休刊、そのほか奥様雑誌の休刊相次ぐ
    雑誌販売部数推移
(2)主要雑誌・実売部数と広告収入ランキング
  2013年/2011年5.7%減。減少幅縮小も依然厳しい状況
  1~10位広告収入合計値2013年/2011年3.6%増、上位誌への集中強まる
  主要雑誌広告収入ランキング(200誌)
(3)総力調査 450誌販売部数の状況

<各雑誌分野の攻防>
  1.週刊誌の攻防
    文春トップ守るも販売部数は減少の流れ
    現代、新潮を上回って推移、ポストは4位変わらず
    女性週刊誌、トップ女性セブンに女性自身が肉薄
  2.ヤングファッション誌
    主要誌、軒並み部数減少、スマホ、少子化の影響色濃く
    CanCam、ViViも厳しい状況
    JJリニューアル、non・no付録なし版も
  3.ヤングカジュアルファッション誌
    前期比8.7%減、パイ縮小続くなか、ライバル誌多く競争激化
    miniは復調傾向、SPRING回復せず
    Zipperも苦戦、GLAMOROUS休刊
  4.OLファッション誌
    大手雑誌出版社の基幹誌集結も販売は厳しさ増す
    MORE、with、steady、各誌の付録戦略に変化も
  5.20代後半クオリティファッション誌、カジュアルファッション誌
    CLASSY、BAILAの2誌の勢い止まらず
    Oggi苦戦、AneCanも伸び悩み
  6.30代ファッション誌
    VERY広告収入でランキングトップへ、InRed復調、
    Domani底堅いなか、Crazia休刊
  7.40代ファッション誌
    GLOW、STORYでトップ争い
    Precious広告好調、2013、2014年と拡大へ
  8.モード誌、部数、広告とも回復遅れる
    SPUR、エルジャポン
  9.コスメ・メイク雑誌
    美的、arトップ争い、MAQUIA伸び率拡大、美ST追う
    20代パイオニアのVOCEは伸び悩み
  10.生活実用情報誌
    ESSE、オレンジページ、レタスクラブかつての巨大発行誌も減少へ
    ネット連携、読者参加型で巻き返し図る
  11.ローティーンファッション誌
    ブーム去り、少子化も影響。ニコモ人気は継続
    イベントの活用で活性化図る
  12.地域情報誌
    タウン誌苦戦続く、月刊化の動きも
    地方の地元出版社による情報誌は堅調
  13.写真週刊誌
    広告、部数も減少、リニューアルも
  14.ライフスタイル、モノ情報誌
  15.料理・食の雑誌
  16.ダイエット、健康雑誌 大幅減
    カーヴィーダンスのFYTTEも、リニューアルへ
  17.少年コミック誌
    週刊誌、500万部の攻防、総合大手の収益構造も変化へ
    ジャンプ、大型連載終了で新たなヒットコンテンツ開拓目指す
    マガジン、ヒット出るもまだ厳しい。サンデーは伸び悩み続く
  18.月刊少年コミック誌
    コロコロコミック躍進、妖怪ウォッチ(付録)効果で100万部復活へ
    「進撃の巨人」効果で別冊マガジン等、講談社の3誌大幅増
  19.青年コミック誌
    2013年度8.6%減、読者離れ顕著
  20.レディスコミック誌
    厳しさ続き、単体では赤字も常態化へ
  21.少女コミック誌
    少女コミックも減少止まらず
    ちゃお、アイカツ!ヒット、小学館の強さ発揮
  22.コミックス(本)
    進撃の巨人が市場全体を牽引、ONE PIECEも人気続く

<分冊百科>
  266億円、4.7%増、手堅いヒットが連続
  デアゴスティーニ創刊点数は14点と高水準
  朝日新聞出版、新部署創設し、分冊百科テコ入れへ
  フリーペーパー市場
  Webへのシフト進むなか、求人誌では見直しの動きも

第3章 出版社の現実と展望

(1)出版社の現実と展望
  1.2013年320社合計売上高3.9%増
    大手、名門出版社は減収傾向継続、新業態の出版社がカバー
  2.情報系サービス出版の変動
    日経BPはデジタル、海外を重点分野へ
  3.名門出版社も変革の時代へ
    岩波書店が好調、創業100周年「講座」売り切り、2014年新書好調
  4.売上高利益(税引後)率3.7%、
    リクルート、ベネッセ除くと2.9%、やや改善の収益指標
    収益指標ベスト10
(2)出版社収益力ランキング
  1.売上高200億円以上16社
    1人当売上高 2億円以上8社
    コスト削減継続。売上高減少のなか、利益ねん出を図る
  2.利益率ランキング15%以上12社、ランキング変動
    中小出版社が利益率の上位へ
    2012・2013年度 業績状況一覧表
    出版社売上高ランキング
    出版社一人当売上高ランキング
    出版社一人当利益高ランキング
    出版社利益率ランキング
(3)書店からみる出版社チェックアンケート調査
  出版社チェックアンケート調査

第4章 出版社コスト低減状況

(1)出版編集プロダクション調査
  編集プロダクションアンケート調査結果
(2)出版社用紙使用動向調査
  出版社別用紙品種別状況と代理店(卸商)上位5社

第5章 構造的改革期の出版社の攻防

(1)音羽グループVS一橋グループ
  音羽グループ 講談社、進撃の巨人大ヒット、書籍堅調
  光文社、女性誌好調持続、VERYファッション誌広告トップへ
  一橋グループ 小学館、妖怪ウォッチで社会現象作り出し、児童分野での強さ示す
  集英社、雑誌広告健闘、Webとの連携強化
  講談社、光文社、小学館、集英社、祥伝社、白泉社
(2)注目される有力出版社の経営戦略
  KADOKAWA、マガジンハウス、新潮社、文藝春秋
(3)学研ホールディングス
  大ヒット連発した後、出版部門は踊り場
  デジタルおよびグローバルを軸に成長分野を深耕
(4)情報出版社:紙媒体から電子媒体への移行が進む
  日経BP、リクルートホールディングス、ベネッセホールディングス、
  ぴあ、日本放送出版協会
(5)コミック系出版社の攻防
  秋田書店、芳文社、他
(6)婦人雑誌社:需要喚起を促すテコ入れで長期低迷からの脱却目指す
  主婦の友社、ハースト婦人画報社、主婦と生活社、他
(7)名門出版社:厳しい市場環境のなか、マーケティング力を培う
  岩波書店、中央公論新社、筑摩書房、みすず書房
(8)児童書出版社:出版不況のなかで児童書分野は好調続く
  ポプラ社、童心社、他
(9)医学出版社:各社専門領域を有し、大手老舗を中心とした市場構造は変わらず
  医学書院、南江堂、他
(10)法規出版社:市町村大合併をピークに売上減少続く
  ぎょうせい、新日本法規出版、他
(11)教科書出版社:デジタル教科書など、教育現場のICT環境整備が進む
  東京書籍、光村図書出版、教育出版、他
(12)経済出版社:経済誌は減少傾向、デジタル化により収入増加
  ダイヤモンド社、東洋経済新報社
(13)注目される出版社(1)
  扶桑社、昭文社、ゼンリン、他
(14)注目される出版社(2)
  幻冬舎、宝島社
(15)新聞社の出版戦略 分社化の成果をみる
  朝日新聞出版、日本経済新聞出版社

第6章 出版社調査表

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