2020年版 レーザー照明市場の現状と展望

照明に使用される可視光半導体レーザー、アプリケーション(ヘッドライト、プロジェクター、家庭用照明、業務用照明、HUD、HMD、その他)、周辺部材に関する組織の現在と今後の動向を調査し、レーザー照明市場の現状と将来展望を把握することを目的とする。

発刊日
2020/08/31
体裁
A4 / 108頁
資料コード
C62106900
PDFサイズ
3.2MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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調査対象:照明に使用される可視光半導体レーザー(面発光/端面発光)
調査方法:(一部Web 会議システム等を活用した)直接面談取材によるもの
調査期間:2020年5月~2020年8月

調査結果サマリー
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レーザー照明世界市場に関する調査を実施(2020年)
新たなキラーアプリケーションの兆しあり
~高輝度や省エネ等 価値の最大化を実現~

資料ポイント
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新たなキラーアプリケーションの兆し有り
高輝度や省エネ等価値の最大化を実現

  • 2020年のレーザー照明市場は5,534億円、業務用に続き家庭用もレーザー化することで2027年は1兆1,104億円に
  • 端面発光だけでなく面発光も登場!RGB量産化に向け動き出す
  • 徐々に解決されつつあるスペックルはコヒーレンスの制御でさらに低減
  • ヘッドライトはマトリクス照明で新たな付加価値狙う
  • 引き続きレーザー化進むプロジェクター、LEDにけりをつける秒読みはじまる
  • GAFAの参入準備進む、HMDはレーザーこそが終着点

資料概要
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第1章 レーザー照明市場の現状と展望
第2章 アプリケーション別レーザー照明市場の現状と展望
第3章 各要素部品市場の現状と展望
第4章 レーザー照明市場関連プレーヤーの動向

リサーチ内容

調査結果のポイント

第1章 レーザー照明市場の現状と展望

レーザー照明市場の現状と展望
大本命は長寿命や直進性だけでなく、+αの巧みな扱いが増加
家庭用の高成長はvs LEDでも市場の脅威に

1.レーザー照明市場の現状と展望
 さらに拡大する用途も有り、期待膨らむ
 ここ10年は毎年106~120%で成長し2027年に1兆円超え
 表.レーザー照明アプリケーションの一例及び特徴
 表.半導体レーザー(照明用途)とLEDの特徴比較
 表.アプリケーション別レーザー照明市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額、成長率)
 図.レーザー照明の市場規模推移と予測(2017-2027年、数量、金額)
 表.アプリケーション別レーザー照明市場シェア推移と予測(2017-2027年、数量、金額)
 図.アプリケーション別レーザー照明市場規模シェア推移と予測(2017-2027年、数量)
 図.アプリケーション別レーザー照明市場規模シェア推移と予測(2017-2027年、金額)

第2章 アプリケーション別レーザー照明市場の現状と展望

アプリケーション別レーザー照明市場の現状と展望
端面発光だけでなく面発光も加わる見込み強まり
適材適所の棲み分け方針定まる

1.ヘッドライト
 遠方照射以外のニーズの顕在化と具現化が急務
 コミュニケーションライティングの礎
 先行する端面発光だが
 新規ニーズにフィットし面発光が追い抜く兆し有り
 表.半導体レーザーヘッドライトユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額、成長率)
 図.半導体レーザーヘッドライトユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額)

2.プロジェクター
 圧倒的システムユースが引き続き市場をけん引
 ホームでは超短焦点がトレンド
 ニーズに対応したコストパフォーマンスのバランスが求められる
 表.半導体レーザープロジェクターユニット用途別市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額、成長率、シェア)
 図.半導体レーザープロジェクターユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額)
 図.半導体レーザープロジェクターユニット用途別数量シェア推移と予測
 (2017-2027年)
 図.半導体レーザープロジェクターユニット用途別金額シェア推移と予測
 (2017-2027年)

3.家庭用照明
 アゲインストを徐々に緩和しつつ穏やかだが裾野広く普及
 表.半導体レーザー家庭用照明ユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額、成長率)
 図.半導体レーザー家庭用照明ユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額)

4.業務用照明
 待望の製品化を経て市場形成進む
 表.半導体レーザー業務用照明ユニット市場規模推移と予測
 (2107-2027年、数量、金額、成長率)
 図.半導体レーザー業務用照明ユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額)

5.ヘッドアップディスプレイ(HUD)
 次世代HMIの先駆けとしてARやホログラフィックにつながる
 表.半導体レーザーHUDユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額、成長率)
 図.半導体レーザーHUDユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額)

6.ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
 半導体レーザー搭載機種が増えるが本格的な立ち上がりは見えず
 娯楽他用途においてレーザー搭載モデルの台頭
 表.主なHMDの概要
 表.HMD光源の特徴比較
 表.HMD用半導体レーザーユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額、成長率)
 図.HMD用半導体レーザーユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額)

7.その他
 ただ直進で光るだけではなく、幅広い用途と追加機能で多様
 表.その他アプリケーションにおける半導体レーザーユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額、成長率)
 図.その他アプリケーションにおける半導体レーザーユニット市場規模推移と予測
 (2017-2027年、数量、金額)

第3章 各要素部品市場の現状と展望

各要素部品市場の現状と展望
光源と蛍光体、各々の成長こそが市場全体の拡大に

1.レーザー光源パッケージ~モジュールの市場トピック
 メインはCANタイプだが用途に合わせ幅広くラインアップ可
 表.半導体レーザー光源モジュールの種類と概要(価格・制御方式・概観)
 表.半導体レーザー搭載アプリケーションにおける光源の色数一例

2.可視光半導体レーザー市場と動向
 端面発光だけでなく製造が簡易で安価な面発光が参戦予定
 表.可視光半導体レーザー市場規模推計と予測(2017-2027年、金額)
 図.可視光半導体レーザー市場規模推計と予測(2017-2027年、金額)

3.蛍光材料市場と動向
 使用環境に合わせて多様化進む、期待が大きな封止材
 図.封止材別使用環境温度-色表現の関係イメージ
 図.照明領域における主要蛍光材料を取り巻くプレーヤー相関図の一例
 表.半導体レーザーアプリケーション向け蛍光材料市場規模推計と予測
 (2017-2027年、数量、金額)
 図.半導体レーザーアプリケーション向け蛍光材料市場規模推計と予測
 (2017-2027年、数量、金額)

4.光源~アプリケーション企業トピック
 可視光だけでなくセンシングも注力しあらゆる光半導体を強化
 面発光半導体レーザースキャニングヘッドライトの開発で「点」を「面」に変え採用増へ
 図.高出力青色VCSEL構造イメージ

第4章 レーザー照明市場関連プレーヤーの動向

岩崎電気株式会社
 大本命の一般照明カテゴリーで『レーザー照明機器』一番乗り
 高い顧客評価を得られる飛び抜けた機能、今後は価格低減に尽力
 レーザー照明の製品化に成功した総合照明メーカー
 遠方照射だけでなく、既に長期使用に耐えられる性能にてリリースされたLAXIS(ラクシス)
 表.LAXIS(ラクシス)と従来品の性能比較一例
 図.レーザー投光器 LAXIS(ラクシス)外観図

大阪大学 レーザー科学研究所/可視光半導体レーザー応用コンソーシアム
 可視光レーザーの可能性を拡げ応用先を創出する
 理論効率100%を目指して、国内プレーヤーをまとめ世界へ
 図.可視光半導体レーザーの効率ロードマップ

株式会社三技協
 LEDから半導体レーザーへ、それぞれの特徴活かし最適な光無線通信環境を提案
 高速低遅延通信インフラの要となる次世代通信システム「LED Backhaul®」
 図.「LED Backhaul」機器画像
 光無線通信ロードマップでは半導体レーザーが光源として必要不可欠な状況
 端面発光と面発光の特長を最大化
 図.トラック隊列走行プロジェクトの隊列走行イメージ図
 最高通信速度は業界最先端に肉薄、
 今後はコストや周辺技術面の課題をクリアし5Gとの共存も

シャープ福山レーザー株式会社
 分社化しグローバルレーザーデバイスメーカーへ
 得意の緑色は10nm長波長化の方針でより美しく
 光ディスク用レーザー主体からディスプレイ用レーザーメーカーへ「他社と組むチャンス」
 増え、巻き返す勢い
 ハイパワーへ守備範囲広げ、充実の製品ラインアップ
 表.シャープ福山レーザーの半導体レーザ製品主要ラインアップ
 明確な開発方針による強い生産体制で狙いは得意領域での販売増

セーレンKST株式会社
 HMD向けフルカラーレーザーモジュールの普及時期を見据えた量産技術構築
 2020年に量産開始し、その後の改良品展開予定も明確
 セーレン傘下となりエレクトロニクスで存在感強める
 他社が真似できない厚膜加工技術でWWシェアトップ
 全HMDへの搭載狙える光学エンジン
 合波技術で実現した量産性に優れたパッシブアライメント
 図.光導波路型合波器の構造イメージ(左)と光学エンジンプロトタイプ画像(右)
 HMDだけでなくドローン、HUD、バーチャルAピラー、その先は3D立体表現へ

ソニー株式会社
 シナジー活用し面発光半導体レーザーのトップランナーとなる
 長きに渡り対応してきたノウハウを余すことなく活用
 面発光タイプで端面発光タイプに迫りLEDを置き換え
 表.ソニーの波長帯別半導体レーザー製品ラインアップ

日本電気硝子株式会社
 業界技術賞の受賞でその価値を再認識、蛍光体含有ガラス「ルミファス®」
 創立70周年を迎え、世界一の特殊ガラスメーカー目指し進む
 図.スマートグラス用高屈折率ガラス基板
 図.赤外線透過ガラス
 図.ルミファス®の波長変換例

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
 筑波大学発ベンチャーとして音や光を用いたインターフェースを創出
 音や光を操り人と環境をつなぐ
 表.ピクシーダストテクノロジーズの協業、共同取り組み状況一例
 withコロナ時代のBCPソリューションも展開
 表.ピクシーダストテクノロジーズのサービス、ソリューション一例
 理論値102度の広い水平視野角を実現、アイボックスの狭さを解消した網膜投影HMD
 図.レーザープロジェクターの構成図とTMDを使用した構成案

三菱ケミカル株式会社
 業界リーダーとして不正使用を告発し、正規のライセンス方式を明瞭化
 蛍光体トップサプライヤーはデファクトスタンダードの赤色窒化物蛍光体を世界へ供給
 表.タイプ別蛍光体製造プロセス
 赤色だけでなく、黄色・緑色・青色も幅広くラインアップ
 表.同社の主な製品ラインアップ
 違法なプレーヤーに確固たる姿勢で対処し韓国、中国で認められる有効性
 図.同社の赤色窒化物蛍光体のクロスライセンス合意関係
 半導体レーザー向け蛍光体のニーズと2つの課題

名城大学 光デバイス研究センター
 『良いデバイスは良い結晶から』 量産性増す“ひかる”技術を育む
 ノーベル賞輩出だけでなく、光デバイスでブランド構築する大学
 「トンネル接合技術」で高い量産性能を持つデバイスの登場間近
 図.従来レーザー構造概念図(左)とトンネル接合レーザー構造概念図(右)
 面発光は端面発光と異なる特徴、それぞれの良さを活かすべき

リコーインダストリアルソリューションズ株式会社
 複合機他で培った技術が車載へ!HUDメーカーとしてのプレゼンス興隆
 LED使用方式比4倍の鮮やかなレーザーHUD
 図.開発したHUDユニットの概観

株式会社NTKセラテック
 形状自由で半導体レーザーに最適なオールセラミックス蛍光体プレート
 半導体向けセラミックの取り扱いで培った技術のハイライト
 500℃以上の耐熱性を有する蛍光体プレート「フォスセラ」
 図.フォスセラの耐熱試験結果(左)とフォスセラ断面拡大画像(右)

株式会社QDレーザ
 眼鏡が起こす奇跡
 技術・規制のハードル越え、第2世代もリリース
 視覚を再定義することで人の可能性を照らす
 待望の第2世代が販売開始 解像感と判読性向上
 図.RETISSA DisplayⅡ本体とコントロールボックス画像

SLDLaser
 手持ちの半導体レーザー照明機器を製品化
 LEDと比較し輝度は100倍、ビーム角は1/10、照射距離は10倍、共同創設者は中村修二氏
 1km先まで照らすBMW「M5」の追加ハイビーム量産
 表.半導体レーザー照明機器の仕様一部

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