調査目的：和・洋菓子・デザート市場は、食品業界の中でもコロナ禍の影響を大きく受けた。特に、人が参集する機会の大幅な減少に伴い、手土産や観光土産などのギフト需要は減少を余儀なくされ、withコロナが継続する中で、回復の目途はいまだたっていないのが現状である。
一方で、旅行や外食などの余暇が制限されたことにより、身近でできるプチ贅沢やストレスの発散先として、スイーツが選ばれるケースが増加しており、各社は自家需要の取り込みに尽力し、売上回復を図っている。
コロナ禍3年目を迎えようとしている今、市場回復に向けた業界の様々な取組を追った。
調査対象：菓子、卸売業等を調査対象とした。また、併せて関連団体・省庁への調査も行った。
調査方法：弊社専門調査員における直接面接取材、アンケート調査、電話取材を実施した。
調査期間：2021年11月～2022年2月

和洋菓子・デザート類市場に関する調査を実施（2022年）
withコロナの継続で堅調に推移する自家需要
～コロナ禍のストレス発散でプチ贅沢消費の好調が継続、手土産等の回復が期待される～

• 製品市場動向（2017～2021年度予測）
  和菓子、洋菓子、デザート類（ヨーグルト、常温ゼリー、プリン、チルドゼリー、その他チルドデザート）、アイス類（パーソナル、マルチ、プレミアム、業務用）の各市場を詳細分析。
• 流通動向
  百貨店、路面店、量販・スーパー、コンビニエンスストア、エキナカ、空港、通販、SA・PAなど、菓子流通のキーとなるチャネル別動向を詳細分析。
• 大型チェーン店を中心に、菓子店のエリア分析を新たに追加。