e-メタン(2026年2月調査)

e-メタンは、既存の都市ガスインフラを活用しながら低炭素化を進める次の主役として注目されている。カーボンリサイクル、CO2供給チェーン、水素エネルギーとの接続など、多層的な構築も可能であり、GX戦略を支えるエネルギー転換技術としても価値が高い。
主要・注目プレーヤーへの直接取材(4社)を主体に文献、ウェブ調査を併用した。

発刊日
2026/06/19
体裁
B5 / 37頁
資料コード
R68200202
PDFサイズ
5.4MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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本調査レポートは、 定期刊行物 Yano E plus 2026年3月号 に掲載されたものです。

リサーチ内容

~再エネ由来の水素と回収されたCO2から合成される既存の都市ガス
 インフラを活用しながら低炭素化を進める「現実解」として注目!~
 
1.e-メタンとは―その定義と注目される背景
2.e-メタンの技術的特性と製造・輸送上の課題
  2-1.技術的な特長
  (1)既存の都市ガス・LNGインフラとの高い互換性
  (2)水素キャリアとしての機能
  2-2.技術的課題
  (1)エネルギー効率の低さ
  (2)CO2の調達とコスト構造
  (3)大規模供給体制の確立
3.資源エネルギー庁の取組と政策支援の方向性
  3-1.実証支援と技術開発の促進
  3-2.制度整備とガスラベリングの推進
  3-3.国際連携とエネルギー安全保障への貢献
4.日本のガス事業者を中心とした取り組み
  4-1.東京ガス:海外調達と国内実証を並行推進
  4-2.大阪ガス:技術開発とバリューチェーン構築
  4-3.西部ガス:地域密着型の分散モデル
  4-4.東邦ガス:産業クラスターと連携した活用
  4-5.ガス事業者全体の課題と展望
5.海外における動向と国際的な協調の可能性
  5-1.欧州連合(EU):制度的支援とネットワーク化の先進地
  5-2.米国:インフレ抑制法による投資拡大
  5-3.アジア太平洋地域:日本との協調と市場形成の萌芽
  5-4.国際的な認証スキームと連携の可能性
6.利用拡大に向けた制度設計と市場形成
  6-1.カーボンニュートラルガスの明確な定義と認証制度の整備
  6-2.導入初期の価格インセンティブと財政支援
  6-3.需要側の選択と市場形成のための情報提供
  6-4.制度設計の最適化と国際的な整合性
7.e-メタンに関する市場規模予測
  【図・表1.e-メタンの国内およびWW市場規模予測(金額:2028-2032年予測)】
  【図・表2.e-メタンの用途別WW市場規模予測(金額:2028-2032年予測)】
8.e-メタンに関連する企業・研究機関の取組動向
  8-1.大阪ガス株式会社
  (1) Daigasグループによるエネルギーの低・脱炭素化ロードマップ
  ①2030年に向けた取り組み
  ②2030年代の取り組み
  ③2040年代の取り組み
  【図1.Daigasグループによるエネルギーの低・脱炭素化ロードマップ】
  【図2.DaigasグループのCO2削減ロードマップ】
  (2) e-メタン導入を実現するメタネーション技術開発
  ①サバティエメタネーション
  ②バイオメタネーション
  ③SOECメタネーション
  【図3.Daigasグループのメタネーション技術開発】
  8-2.国立大学法人京都大学
  (1)メタン発酵とバイオガスの高品質化
  【図4.下水汚泥バイオガスの典型的な利用フロー】
  (2)Power to Gasとバイオメタネーション
  【図5.Power to Gasによる余剰電力利用の概念】
  (3)生物学的バイオガスアップグレーディング(BBU)
  【図6.in situ型バイオメタネーションと
  ex situ型バイオメタネーションのフロー例】
  【図7.in situ型バイオメタネーションの実験装置】
  【図8.下水道応用研究におけるex-situ型バイオメタネーションリアクターの
  開発要素、検討項目と構想図】
  (4)実証研究の成果と課題
  (5)今後の展望
  8-3.国立大学法人千葉大学
  (1)カーボンニュートラルへの貢献
  【図9.CO2の燃料化によるカーボンニュートラルサイクルの概念図】
  (2)酸素欠陥サイトが鍵
  (3)光と熱が連携する二段階機構
  (4)実験的アプローチの工夫
  (5)国際的評価と学術的インパクト
  (6)今後の展望
  8-4.東邦ガス株式会社
  (1)メタネーション技術の実証・評価
  ①背景・意義
  ②取り組み概要
  【図11.メタネーション実証試験の概要】
  【図12.e-メタン製造装置の外観(左)、プラントエリア外観(右上)、仕様(右下)】
  ③課題・対応方針
  (2) e-メタンの普及拡大に必要な仕組み作り(SHK制度の改正)への貢献
  (3)技術評価・環境性能の可視化
  (4)環境価値制度への対応(クリーンガス証書)
  (5)普及・認知度向上に向けた活動
  (6)将来展望:CO2循環型モデルの検討
9.e-メタンの未来像とガス産業の行方
  9-1.ガス産業にとっての構造転換
  9-2.社会実装へのステージ移行
  9-3.再定義される「ガス」という概念

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