2012年版 容器市場の展望と戦略

コーヒーにおけるアルミ缶化、カルピスにおけるPO化、酒類飲料におけるパウチ化/PET化といった動きが顕在化しています。一方で、中長期的に捉えるとパイの拡大は考えにくいため、容器メーカー各社は事業拡大のため「次の一手」の着手が必要なときを迎えています。本調査レポートでは、進展する容器間競合に焦点をあてながら、各種飲料及び食品容器市場の現状を把握するとともに、新たな成長機会を求める各社の戦略を分析いたしました。

発刊日
2013/02/06
体裁
A4 / 338頁
資料コード
C54118200
PDFサイズ
5.6MB
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調査資料詳細データ

リサーチ内容

■本資料のポイント

  • 5年後の市場立ち位置を見定めた戦略再構築を
  • コーヒー等で容器間競合が再燃、海外展開もいまだ課題
    「ポジティブストーリー」の創出と実現こそ最重要テーマ
  • PETボトル:軽量化がさらに進展
    「素材×成形×設計×バリア」でPFと真っ向対峙
  • 紙カートン・紙カップ:新形状・新デザインで提案強化
  • アルミ缶・スチール缶:コーヒー争奪戦が本格化
    コーヒー向けアルミSOT缶市場は定着するか?
  • ガラスびん:2013年は需要に見合った生産能力へ
  • プラスチック軽量容器:厚労省ガイドライン策定
    容器・シート市場への影響は不透明感が漂う

■本資料の概要

第1章:容器市場の展望と需要予測
第2章:プラスチック軽量容器メーカーの展望と戦略
第3章:PETボトルメーカーの展望と戦略
第4章:紙容器メーカーの展望と戦略
第5章:アルミ缶・スチール缶メーカーの展望と戦略
第6章:ガラスびんメーカーの展望と戦略
第7章:チルドカップ(プラスチック)市場の展望と戦略

■掲載内容

第1章:容器市場の展望と需要予測

5年後の市場立ち位置を見定めた戦略再構築を!
  コーヒー等で容器間競合が再燃、海外展開もいまだ「課題」
  「ポジティブストーリー」に基づいた戦略構築と実行のとき
    (表)各種容器市場規模の変遷(2007年→2012年見込み)
    (表)各種容器市場の現状と将来予想(2012年→2017年予想)
    (表)各種容器の需要予測

第2章:プラスチック軽量容器メーカーの展望と戦略

1.PSP容器市場の展望
  PSP容器市場は2012年もプラス成長が続く、2013年は成長率も上昇へ
    (表)PSP容器 市場規模推移
    (表・図)PSP容器メーカー原反使用状況からみたシェア推移
    (表)PSP容器メーカーの原反使用状況から見た用途別需要推移
  低価格帯のPBカップ麺が増加、PSP容器にはパッケージデザイン対応が求められる
  発泡PS系容器は内容物のレンジアップ・長期保存に対応し、需要を順調に拡大させる
2.PP系軽量容器市場の展望
  (1)PPフィラー入り単層容器、PP/PSアロイ容器
  発泡PS系「MFP」、発泡PP系「SD」などとの競合が激しさを増す
  リスパックによるバイオ化は市場の起爆剤となるか
    (表)PPフィラー容器 市場規模推移
    (表・図)PPフィラー容器 メーカー別出荷量推移
  (2)発泡PP容器
  中央化学「SD」の需要本格化により、発泡PP系容器市場は2013年にプラス成長へ
    (表)発泡PP容器 市場規模推移
    (表・図)発泡PP容器 メーカー別出荷量推移
3.PET系軽量容器市場の展望
  PET系容器市場はエフピコ、リスパックの2強が共存しながら高成長を維持
  延伸、バイオ化、再生と素材の多様化が進む
    (表)PET系容器 市場規模推移
    (表・図)PET系容器 メーカー別出荷量推移
  A-PET容器では優れた透明性や成形性などを活かした食シーンの提案が始まる
4.PS系軽量容器市場の展望
  (1)OPS容器・蓋材
  他素材との競合が激しさを増し、2013年のOPS容器市場は減少幅が拡大へ
    (表)OPS容器 市場規模推移
  2012年はデンカポリマーがごみ減容化につながるフードパックを上市
  軽量化や耐熱をキーワードとした製品開発も続く
    (表・図)OPS容器 メーカー別出荷量推移
  (2)PS単体容器(真空・圧空)
  仕出し・オードブル需要は伸び悩むも
  ソリッド特有の清涼感を演出できる寿司・刺身向けが持ち直す
    (表)HIPS容器 市場規模推移
    (表・図)HIPS容器 メーカー別出荷量推移

株式会社エフピコ
  企業力のさらなる強化を図り、中期の目標売上高3,000億円の達成を目指す
  新素材開発や持続的な新製品投入により
  簡易包装容器市場で一層のシェア拡大に取り組む
  2012年7月に関東八千代工場が竣工
  2013年には九州と関西でピンキングセンターが稼動予定
  PSP容器ではトレーが伸び悩むも、発泡PS容器「MFP」が幅広い用途で採用が広がる
  二軸延伸PETは「MFP」の蓋材として2012年11月に市場投入
  VRVシートを用いた「エコAP」は「APFC」シリーズからの切替が進む
  透明PPではPP樹脂の汎用グレードに核剤を添加しヘイズ値1.5を達成
  2012年7月に中部リサイクル工場のメカニカルリサイクルプラント2号機が稼動
  PETリサイクル事業拡大に向け関東、福山へのプラント導入も計画

中央化学株式会社
  業界のパイオニアとして、LCAに基づくモノ作りを推進
  住空間プロデューサーとコラボし、秋の展示会で新たな食シーンを提案
  プラスチック容器の概念を超えた新しいテーブルウェア「SD style」で新市場の創造を狙う
  岡山工場と騎西工場の東西2拠点で新素材の量産体制が整う
  2013年1月にはSCM本部が発足へ
  戦略製品「SD」はCVSを中心に百貨店やレストランなどで採用が始まる
  PSP、OPSのPS系容器の需要は伸び悩み
  A-PET容器では都市型店舗向けに「ドルチェ」シリーズを上市
  リサイクル三原則を掲げ、リサイクル手法のベストミックスを追求

シーピー化成株式会社
  高度な金型・成形技術をベースに売り場基点の商品づくりを推進
  2012年は東京、大阪、金沢、福岡の4支店でミニ展示会を開催
  ディーラーとの信頼関係を維持しながら小売店への提案活動を強化
  2013年1月に中部物流センターの建設を開始
  近畿・中部・関東地方への需要拡大に伴う安定供給体制を整備へ
  PSPトレーは新製品効果による前年から微増推移
  「SF」では独特のラウンドデザインを実現した「華皿」シリーズが好調
  OPS容器では透明トレー「エコC」を拡充
  「BF」は一部の需要が「SF」に置き換わるも、「ハカマ」「華」シリーズの拡販に努める

リスパック株式会社
  安全・安心を前提とした「独自技術、絆、バイオ素材」の独自化戦略を展開
  2013年3月期上期売上高は前年同期比8%増で推移
  バイオ・絆等独自化分野を強化
  バイオPPフィラー容器、バイオPET容器は大手小売店で採用が進む
  A-PET容器は2012年に前年比20%近い増加率で推移
  生活者の食シーンを想定した新シリーズ「よつば」「つどい」の販売が好調
  PSPでは加工食品トレー、寿司・刺身容器の販売を重点化
  2012年9月にVRVシートの使用を中止し、安全・安心に向けた取り組みの徹底化を図る

デンカポリマー株式会社
  環境負荷低減を意識したスチレン系容器の開発を推進
  2012年6月にごみの減容化につながる「くしゃっとパック」を市場に投入
  PSP容器では幅広い内容物に使える「石庭」シリーズが堅調
  弁当・惣菜向けの規格品として耐熱PSP容器の販売を強化

アテナ工業株式会社
  既存分野の需要維持・拡大に加え、B to C分野への展開を強化
  2012年9月にシモノコーポレーショによるMBOに向けたTOBが成功
  株式の非公開化による長期視点の経営に舵を切る
  電子レンジ用調理器具「ラ・クッカー」は順調に売上げを伸ばす
  2012年には救命ドリル「スクーマン」を製品化し、医療分野へ本格参入
  「ペプラカップ」はカップ麺のキングサイズなど採用商品が順調に増加
  シートメーカーと共同で新たな耐熱素材の開発に取り組む

株式会社ギンポーパック
  消費者の潜在ニーズを満たす機能付与で
  「パルファイン」のさらなる需要拡大を目指す
  2012年4月に四国パックと合併し、製品ラインナップの充実化を図る
  「パルファイン」はレンジ調理容器としての採用が着実に進む
  OPS容器はユーザーの商品アイテムの絞込みの影響を受ける

第3章:PETボトルメーカーの展望と戦略

PETボトル市場の展望
  2013年以降で市場規模200億本の大台突破が射程圏内に入る
  PETボトルメーカーは「軽量化競争の『その先』」をつかむことが重要に
    (表)PETボトル出荷量推移(飲料用:本数ベース)
    (表)アセプティックボトル需要推移
    (表)PETボトル メーカー別出荷量推移(飲料用:本数ベース)
  耐熱ボトルの軽量化が進展、500ml容量19gや2L容量49gからもう一段の軽量化へ
    (表)主要PETボトルメーカー ボトル軽量化状況
    (表)耐熱及びアセプの軽量ボトル重量
  「PEPSI NEX」に続き、2012年は「メッツ コーラ」がバリアボトル市場を牽引
  アルコール、調味料向けも注目市場
    (表)タイプ別バリアPETボトル市場推移
    (表)バリアPETボトル 概要及び出荷量推移
  B to Bが進展、ケミカルリサイクル樹脂で耐熱ボトルの製造も開始
    (表)指定PETボトル回収率推移

東洋製罐株式会社
  軽量化やバリア技術を活かし最適なPETボトルを提案
  プリフォームは問題解決型のユーザー支援を加速
  2012年出荷量はPETボトル及びプリフォームともに前年割れの公算大
  「BEGA」出荷好調、「SiBARD」はワイン向けにもアプローチ
  ケミカルリサイクルによるB to Bは今後も強く推進、2012年には世界初の耐熱ボトル適用へ

株式会社吉野工業所
  「軽量化×バリア技術」でPETボトル事業の成長につなぐ
  2012年のPETボトル出荷量は耐圧飲料容器の伸長により前年並みとなる見通し
  あらゆるサイズで軽量ボトルを相次いで投入
  多層ボトルでは耐熱圧500ml容量の2013年採用が決まる
  シリカ蒸着ボトルもアルコール向けで早期の採用へ

北海製罐株式会社
  2012年のPETボトル出荷量は2010年並に回復へ

大和製罐株式会社
  2012年のPETボトル出荷量は横ばいから微減に
  大日本印刷株式会社
  アセプニーズに伴い、プリフォーム出荷量が堅調に増加

凸版印刷株式会社
  シリカ蒸着にとどまらず、あらゆるバリア技術の可能性を模索
  ワイン向けの需要が好調に拡大、2013年も新規採用を目指す

三菱樹脂株式会社
  アルコール及び調味料向けを主体にバリアPETボトルの需要開拓を推進
  2012年春にDLC蒸着機を新規導入、2013~2014年の増設も視野に入れる
  バリアPETボトルの出荷比率は2013年にはアルコール向けが過半以上へ

第4章:紙容器メーカーの展望と戦略

1.液体カートン・パック市場の展望
  紙カートンビジネスの価値向上につながる提案活動が積極化
    (表)紙カートンメーカー出荷量推移(原紙ベース)
    (表)紙カートンメーカー出荷量推移(個数ベース)
  2012年は野菜系飲料、ドリンクヨーグルト、豆乳向けが伸長
  缶詰代替等の新規用途開拓の重要度が高まる
    (表)中味別紙カートン市場推移
    (表)紙カートンメーカー出荷量推移(牛乳・加工乳)
    (表)紙カートンメーカー出荷量推移(非アルコール、牛乳・加工乳除く)
    (表)紙カートンメーカー出荷量推移(アルコール)
  超小容量マーケットの開拓や高齢者に適した容器開発を!
    (表)主要紙カートンメーカー製品ラインナップ
    (表)紙カートンメーカー別 中味別出荷量(2009年)
    (表)紙カートンメーカー別 中味別出荷量(2010年)
    (表)紙カートンメーカー別 中味別出荷量(2011年)
    (表)紙カートンメーカー別 中味別出荷量(2012年見込み)

日本製紙株式会社
  日本製紙グループの再編により、グループ対応力が加速
  紙カートン用原紙のテストや紙カートン開発でR&D体制が強化
  2012年の出荷量が拡大、三位一体型ビジネスが顧客から再評価
  新形状「NP-PAK +R」、アイキャッチ性向上が顧客に評価

北越パッケージ株式会社
  ユーザーにとっての差別化支援策を推進し、顧客の販売増につなぐ
  2012年10月から3D画像サービスを開始
  オフセット印刷機を2012年5月に導入、能力は従来比15%増へ
  2012年出荷量は前年並み、牛乳向けが低迷する一方、茶系飲料向けで補完

石塚硝子株式会社
  紙カートンメーカーとして、ユーザーの稼働率向上を支援
  得意先にWQCプログラムの導入を提案、3社5工場に拡大
  2013年春稼働に向け新型オフセット印刷機を導入
  3年後の上市を目指し、新型容器の開発に注力
  エバーグリーン製充填機が一新、ユーザーニーズに最適な充填機提案へ

凸版印刷株式会社
  「GLフィルム」をはじめとするコアバリュー製品群の水平展開へ
  2012年の紙カートンは清涼飲料向けの低迷により出荷量が前年割れとなる見通し
  アルコール飲料向け出荷量は前年並みに
  カートカンは195g品向けで伸長、現在は125ml品の需要開拓にも注力
  アセプに加えホットパックにも対応した「エコフラットカップ」
  チルド飲料、アルコール飲料等、全方位での採用拡大を目指す
  「ボトルドパウチ」は70g品や180g品が牽引し出荷量が拡大へ

大日本印刷株式会社
  ユーザーの求めるパッケージ提案を積極化
  2012年10月に包装事業のグループ会社をDNPテクノパックに統合
  生産品目の振り分けはすでに開始、工場の統廃合も視野に入れる
  2012年の紙カートン出荷量は前年比98%へ
  液体石鹸等の非食品関連の用途開拓も積極化
  ユーザーから価格とバリア性のバランスが評価され、「L-MB」が果汁飲料向けに採用

2.紙カップ(コップ)市場の展望
  大手4社の出荷合計は4年ぶりに前年を上回る
    (表)用途別紙カップ出荷動向
    (表)紙カップメーカー出荷量推移
  CVSカフェ向けに断熱カップの需要が増加、2012年の飲料用紙カップ出荷量は前年を上回る
    (表)飲料用紙カップ販売動向
  カップ麺は袋麺とのカニバリも特になし
  どんぶり型紙容器は低コスト化に加え、棚効率向上も視野に入れる必要あり
    (表)スープ・カップ麺用紙カップ出荷動向
  ヨーグルト向けはプラカップとの競合が一段落し始める
  冷菓向けはハーゲンダッツに加え、「グラン」のヒットで出荷増へ
    (表)ヨーグルト用 紙カップ出荷動向
    (表)納豆用 紙カップ出荷動向
    (表)冷菓用 紙カップ出荷動向
    (表)デザート類用 紙カップ出荷動向
    (表)その他用 紙カップ出荷動向
    (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2009年)
    (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2010年)
    (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2011年)
    (表)紙カップメーカー 用途別出荷量(2012年見込み)

東罐興業株式会社
  断熱コップ、耐熱コップ、防湿コップの拡販に注力
  2012年度の紙コップ部門売上高は前年度を上回る見通し、プラ部門は前年度並みへ
  ヨーグルト向けは厳しいものの、CVSカフェや冷菓向けが好調
  非食品向けも積極開拓、育苗ポット「Vege Pot」が軌道に乗り始める
  HMCが2012年も採用、エンボスコップがCVSカフェ向けに需要増

株式会社日本デキシー
  新製品投入や新材料採用等により紙カップ事業のより一層の深耕へ
  2012年度売上高は180億円、前年度比111.5%の達成を目指す
  発泡断熱カップに新製品「レリーフ」を加え、ユーザーの価値向上につなぐ
  縦型容器の出荷量は好調に拡大、どんぶり型容器の需要拡大にも期待
  2012年より間伐材使用ニーズが増加、バイオPE品も新たに開発

凸版印刷株式会社
  2012年はヨーグルト向けに紙カップ出荷量が増加

大日本印刷株式会社
  ヨーグルト、スープ・カップ麺、スナック菓子の重点市場向けは
  いずれも出荷量が拡大に

3.紙器市場の展望
  2011年の紙・板紙製品は
  数量ほぼ横ばい、金額微減で低成長
    (図)包装資材・容器 出荷金額・数量推移(2002~2011年)
    (表)2007年~2011年包装資材・容器出荷数量原材料別統括表
    (表)2007年~2011年包装資材・容器出荷金額原材料別統括表
  2011年度紙器用板紙の国内出荷量
  前年比1.2%の微増
  中国では紙器用板紙設備の増設ラッシュ
  価格下落懸念も
  内需縮小・環境配慮による低迷背景も、2011 年度は震災特需で微増
    (表)菓子推定生産数量及び金額
    (表)冷凍食品の国内生産量
    (表)即席めんの生産高推移
    (表)清涼飲料品目別生産量推移
    (表)ミネラルウォーター類の生産・出荷動向
    (表)2011年 清涼飲料品目別容器別生産量
    (表)医薬品生産金額の推移
    (表)化粧品 生産・出荷・在庫 統計
    (表)洗浄剤等の家庭用製品 販売実績前年対比表
  【紙器メーカー動向】
  日本トーカンパッケージ株式会社
  古林紙工株式会社
    (表)需要業界別投入量調査結果(総括)
    (表)紙器用板紙需要業界別投入量及び構成比推移(月平均)
    (表)各需要業界における紙器用板紙の品種別構成比
    (表)各需要業界における紙器用板紙の品種別構成比

第5章:アルミ缶・スチール缶メーカーの展望と戦略

1.アルミ缶・スチール缶市場の展望
  缶コーヒーのアルミSOT缶化が始動、飲料缶市場は転機のときを迎える
    (図)鉄鉱石及びアルミ価格推移
    (表)コーヒー飲料メーカー各社におけるアルミSOT缶化状況
    (表)飲料缶(アルミ+スチール)メーカー別出荷量推移
    (表)飲料缶メーカー別出荷シェア(2009年)
    (表)飲料缶メーカー別出荷シェア(2010年)
    (表)飲料缶メーカー別出荷シェア(2011年)
    (表)飲料缶メーカー別出荷シェア(2012年見込み)
2.アルミ缶市場の展望
  2012年アルミ缶市場は前年比97.1%の見通し、ブラックコーヒー向けを除き全般的に苦戦
    (表・図)中味別アルミ缶市場推移
    (表)アルミ缶メーカー 中味別出荷量推移
  新ジャンルの伸び率鈍化、アルミ缶もビール系飲料市場に連動した動きへとシフト
  ビールメーカーの現状打破につながる提案がより重要に
    (表)アルコール飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
    (表)炭酸飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
    (表)非炭酸飲料用 アルミ缶メーカー別出荷量推移
  2012年にユニバーサル製缶がアルミボトル缶市場のトップに
  大和製罐はブラックコーヒー向けに加え、新カテゴリー創出で巻き返しを図る
    (表)ボトル缶市場規模及びメーカー出荷量推移
  ビール系飲料用アルミ缶は缶蓋204径へと集約、各社の軽量缶開発も進展
    (表)アルミ缶リサイクル推移
3.スチール缶市場の展望
  2012年はスチール缶市場は前年比97.5%、ブラックコーヒー向けは堅調である一方
  加糖コーヒー自体の出荷低調やアルミボトル缶との競合が影響
    (表・図)飲料用スチール缶市場推移
    (表)飲料用スチール缶メーカー出荷量推移
  スチール缶リサイクル率は11年連続で85%以上を維持、2011年度は初の90%台へ
  「2015年度までに2004年度比4%の軽量化」、目標を前倒しで実現
    (図・表)スチール缶再資源化率の推移

東洋製罐株式会社
  缶形状、軽量化、新規印刷技術等で中味飲料の需要拡大を支援
  2013年度より持株会社体制へと移行、グループがより一体化した事業運営へシフト
  アルミ缶はアルコール飲料向けが低迷するなか、炭酸飲料向けが伸長
  2012年のスチール缶出荷量は前年比97~98%へ
  ビード加工による軽量化と缶強度の維持が評価され「Can of the Year Award 2012」を受賞

大和製罐株式会社
  新市場創造に注力し、ユーザー支援を加速
  2012年度全社売上高は震災時の販売増の反動で前年度を下回る可能性も
  アルミボトル缶は38φ・400mlサイズのラインナップも検討
  2012年はスパークリングワインに採用、今後もワイン向けの拡大に期待
  スチール缶のうち「ECOビード缶」が全体の1割強にまで向上

ユニバーサル製缶株式会社
  ボトル缶のトップとして市場拡大を牽引するとともに、
  主力のビール系飲料向けを押さえつつ、アルミ缶事業の拡大につなぐ
  型替え時間短縮等により生産効率向上を推進
  2012年のアルミボトル缶出荷量は過去最高の10億缶超へ

昭和アルミニウム缶株式会社
  レーザー製版等の印刷技術を武器に差別化推進
  生産性向上により利益改善傾向に
  アルコール飲料向けは堅調に推移、缶コーヒーにおけるアルミ缶化に注視

武内プレス工業株式会社
  特色活かしたボトル缶で新たな中味開拓も推進
  レトルト対応、エンボス加工、形状変更、ボトル缶のもう一段上の可能性を追求

北海製罐株式会社
  異型缶開発によってユーザー商品のアイキャッチ性向上を推進
  2013年のライン更新時には省力化を図りコスト競争力の強化につなぐ

第6章:ガラスびんメーカーの展望と戦略

ガラスびん市場の展望
  「守り」から「攻め」のポジションへの転換を!
  厳しい消費環境により酒類食品のマーケットが縮小
  2012年は市場を押し上げる好材料が不足
    (表)ガラスびん出荷量推移
  2012~2013年に日本山村硝子と東洋ガラスは需要に見合った生産能力ダウンを実施
  復興需要が落ち着いたものの、東北地酒向けの出荷が堅調に維持
  食品・調味料、ワインは樹脂容器の影響を受け厳しい状況
    (表)ガラスびん出荷量推移(薬品・ドリンク)
    (表)ガラスびん出荷量推移(食料・調味料)
    (表)ガラスびん出荷量推移(牛乳びん)
    (表)ガラスびん出荷量推移(清酒)
    (表)ガラスびん出荷量推移(ビール)
    (表)ガラスびん出荷量推移(洋雑酒)
    (表)ガラスびん出荷量推移(飲料・水)
  パッケージとしてのガラスびんの美しさをアピール
  ガラスびんならではの容器マーケットの確立につなげ
    (図)ガラスびん用途別シェア (2008年~2011年)

日本山村硝子株式会社
  ガラスびんの良さや価値をプレゼンし、ガラスびんの採用を目指す
  2012年はビール新びん、小びんドリンクの前年からの反動で業界成長率をやや下回る
  清酒向けは2011年に続き2012年も出荷が堅調

東洋ガラス株式会社
  高付加価値展開で利益確保に繋ぐ
  2013年2月に生産最適化のため川崎工場は停止へ
  2012年はアルコール向けが好調、ノンアルコールビールや清酒向けが牽引

石塚硝子株式会社
  得意先との関係強化で顧客向けの堅持を推進
  焼酎向けの需要は下げ止まりしたものの、清酒向けは震災前の水準に低下
  2012年はノンアルコールビール向けが成長

第7章:チルドカップ(プラスチック)市場の展望と戦略

チルドカップ(プラスチック)市場の展望
  チルド飲料の多様化が進み、2012年のチルドカップ市場は10億個の大台へ
  CVSのPB商品拡充により、シート成形品の需要が拡大傾向

株式会社吉野工業所
  インモールド品/サーモフォーミング品の良さを顧客に訴求

大日本印刷株式会社
  「ビューベルカップ・エアー」は2013年春以降から採用先の拡大へ

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