抗菌・抗ウイルス材料の動向(2021年8月調査)

発刊日
2021/12/15
体裁
B5 / 46頁
資料コード
R63201502
PDFサイズ
10.7MB
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調査資料詳細データ

調査概要
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本調査レポートは、定期刊行物 Yano E plus 2021年9月号 に掲載されたものです。

リサーチ内容

~パンデミックが人々と社会を揺さぶる。生活環境にある物にウイルスを付着させない・不活化する等の技術は感染防止対策として重要~
 
1.抗菌・抗ウイルス材料とは
2.抗菌・抗ウイルスの考え方と材料
3.抗菌・抗ウイルス材料の種類
  3-1.金属系材料
  3-2.光触媒系材料
4.抗菌・抗ウイルス材料の市場規模予測
    【図・表1.抗菌・抗ウイルス材料の国内およびWW市場規模推移と予測
    (金額:2020-2025年予測)】
    【図・表2.抗菌・抗ウイルス材料の需要分野別WW市場規模推移と予測
    (金額:2020-2025年予測)】
5.抗菌・抗ウイルス材料に関連する企業・研究機関の取組動向
  5-1.学校法人 関西大学
    (1)有機無機ハイブリッド型抗菌剤のコンセプト
    【図1.有機無機ハイブリッド型抗菌剤の特徴】
    【図2.有機無機ハイブリッド型抗菌剤の構成】[1, 2]
    (2)菌の構造
    (3) Agナノ粒子(AgNPs)
    【図3.Agの抗菌メカニズムの模式図】
    (4)有機無機ハイブリッド型抗菌剤AgNPsの特長
    【図4.有機無機ハイブリッド型抗菌剤の樹脂への分散制御と抗菌能】
  5-2.株式会社キャンディルパートナーズ/株式会社キャンディル
    (1)抗ウイルス・抗菌光触媒コーティング「レコナ エアリフレッシュ」の効果
    【図5.アパタイト被覆TiO2からなる「レコナ エアリフレッシュ」】
    【図6.他社製品との違い・優位性:①下地を守る】
    【図7.他社製品との違い・優位性:②24時間効果を発揮】
    (2)新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する効果
    【表1.SARS-CoV-2に対する効果】
    (3)「レコナ エアリフレッシュ」の適用性
    (4)「レコナ エアリフレッシュ」と保険会社との連携
  5-3.国立大学法人 滋賀医科大学
    (1)サルを用いた新型コロナウイルス症状再現に成功。ワクチン実験活用へ前進
    【図8.カニクイザルの鼻腔ぬぐい液から検出されたウイルス(左)
    およびウイルスRNA(右)の感染後日数依存性】
    【図9.SARS-CoV-2に感染したカニクイザルの肺炎、(左)感染1日後の肺X線
    写真、内が肺炎の所見 (右)感染28日後の肺組織肺炎は回復】
    (2)可視光応答型光触媒による新型コロナウイルスの不活化を確認
    【表2.「V-CATⅡC」におけるウイルス感染価推移】
    【図10.「V-CATⅡC」におけるウイルス感染価推移】
  5-4.株式会社ダイセル
    (1)抗ウイルス機能を付与したタッチパネル用保護フィルムを開発
    ~Agイオンの効果でウイルスを99.9%以上カット~
    (2)ダイセルの抗ウイルスコーティング技術による
    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活性化を確認
    【図11.無加工品と抗ウイルスコーティング加工品のウイルス感染価の比較】
    【図12.タッチパネルにおける抗菌・抗ウイルスコーティング加工の違い】
    (3)社外機関によるJISまたはISOに基づく抗ウイルス・抗菌評価でデータ取得
    【図13.ダイセルの抗菌・抗ウイルス性フィルムが効果を発揮する細菌・ウイルス】
    【図14.ダイセルの抗菌・抗ウイルス性フィルムが取得したSIAAマーク】
  5-5.国立大学法人 東京工業大学
    (1)抗菌・抗ウイルス活性を持つ革新的複合酸化物の創製
    (2)光や貴金属を用いずに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を
    不活化する新規複合酸化物を開発
    【図15.CMOを作製したHTプロセス】
    【図16.PC(上)とHT(下)で作製したCMOのSEM像の比較】
    【図17.SARS-CoV-2の生存量の変化】
    【図18.図17の実験での4時間の時点での(a)ガラスと(b)CMOの違い】
  5-6.国立大学法人 東北大学/GSアライアンス株式会社(冨士色素株式会社グループ)
    (1)抗菌性・抗ウイルス性を持つ天然バイオマス系生分解性プラスチックなどの
    化学製品群の共同研究をスタート
    ~プラスチック環境汚染と感染予防の両立を実現~
    (2) GSアライアンスにおける抗菌・抗ウイルス材料開発の取組
    【図19.抗菌バイオマス系生分解性樹脂ペレット材料の外観】
    【図20.抗菌バイオマス系生分解性樹脂の応用事例 
    (左)ネイルチップ、(中)マスククリップ、 (右)カトラリー・試験片】
    【図21.抗菌バイオマス系コーティング材・塗料の外観】
    (3)東北大学キャンパスに設置される次世代放射光施設
    【図22.東北大学青葉山新キャンパスに建設される次世代放射光施設 
    (上)完成予想図、(下)現在の進捗状況】
    【図23.放射光X線による位相シフトイメージング事例:サクランボ [1]】
  5-7.学校法人 日本工業大学
    (1)生体適合材料と抗菌・抗ウイルス材料との調和
    【図24.生体適合性と細胞毒性との関係】
    (2) DLC薄膜
    【図25.DLC薄膜の生体親和性】
    【図26.光触媒酸化チタン含有DLC薄膜の作製】
    【図27.光触媒酸化チタン含有DLC薄膜の抗菌試験】
    (3)グラフェン・フラーレン
    【図28.グラフェン・酸化グラフェン(GO)の利用】
    【図29.フラーレン(C60)結晶含有ポリマー】
  5-8.学校法人 明治大学
    (1)イノシトールリン酸を利用した簡便な表面修飾により、
    チタンなどに抗菌性を付与させる技術
    ①ソフト溶液プロセスによる水酸アパタイトコーティング 
    【図30.ソフト溶液プロセスによる水酸アパタイトコーティング
    (上)加熱したチタンを生体擬似体液(SBF)に投入する簡単なプロセスによる
    アパタイト被覆法、(右下)表面のSEM写真、
    (左下)ウサギの脛骨にインプラントしたときの生体内反応(ビラヌエバ染色)】
    ②イノシトールリン酸によるペースト状人工骨の開発
    【図31.現在主流の治療法の概略(上図)と
    次世代型ペースト状人工骨の開発(下図):
    生体吸収性β-TCPからなるCPC。左:注射器で注入可能、
    中:CPCの周囲での旺盛な骨形成を示す組織像、
    右:骨内でのCPCのX線マイクロCT像】
    ③In vivo イメージングによる新しい抗菌性評価方法
    【図32.マウス骨髄炎モデルによるin vivo実験の結果。
    HAp被覆Tiとそれに銀イオンを固定化した試料のイメージング(上)と
    数値グラフ(下)。Ag+イオンを固定化した試料では
    生体内で抗菌性が発現している】
    (2)抗菌性を備えた無機フィラー
    【図33.抗菌性無機フィラーを合成するための
    超音波噴霧熱分解装置の概観と抗菌性CPCへの適用例】
6.抗菌・抗ウイルス材料の今後の展開

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