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Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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最新号

Yano E plus 2014年10月号(No.079)

 トピックス 

《次世代材料・ソリューション》
スマートマテリアル市場
 ~既に社会に深く根ざしていると同時に、新機能を有するタイプが続々と開発

スマートマテリアルとは、「材料が外界からの刺激に特異的に反応し、リアルタイム、もしくはリアルタイムに近い状態で反応し、材料自体の性能を、能動的に調節・変化させる材料」と定義されている。
スマートマテリアルが反応する外界のパラメータとしては、主に、温度、光、力、電場、磁場などの外部刺激で、材料自身がそれを感知し、それらの変化に応答して、特定の反応を示す。
言い換えれば、まるで、生体システムにみられるように、コントロール機能をつかさどる脳、感覚機能をつかさどるセンサ、筋肉機能をつかさどるアクチュエータなどが、それぞれの役割を分担して、置かれている環境を理解し、それに対応できる材料のことである。

現在までに、スマートマテリアルは数多く実用化されており、駆動材料、構造材料、センサ材料、制御材料など、さまざまなジャンルに及んでいる。
スマートマテリアルの中には既に19世紀に発見されている材料なども含まれており、スマートマテリアル自体は、全てが新規なものというわけではないがスマートマテリアルの原理は、社会ニーズの変遷に伴って変化し、ますます注目されるようになっている。そして、常に新しいスマートマテリアルの開発が進められている。圧電材料や形状記憶合金などは、既存のスマートマテリアルの代表的事例である。そのほかにも、たとえば、省エネ技術に寄与する光機能性分子材料、再生利用可能なナノ分散剤、自己組織化を基盤技術としたゲル材料、精密高分子材料、フォトクロミック化合物、自己修復機能を活かしたソフトマテリアルなどが挙げられる。

 内容目次 

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ(16)》
●自動車ノイズ対策
 (3~32ページ)
  ~電動化・電子制御化・電波利用の進展でEMC対策ニーズが増大~
  1.はじめに
  1-1.自動車のEMC規制とその対応
  (1)自動車EMCの国際規格の動向
  【表1.欧州の自動車EMC規格(ECE R10)の基本項目】
  (2)完成車メーカーのEMC規格
  1-2.自動車のEMC対策の概要
  (1)自動車のEMC問題の特徴
  (2)イミュニティ対策の基本
  (3)エミッション対策の基本
  ①広帯域エミッショ
  ②狭帯域エミッション
  (4)HEV/EVのEMC対策
  2.自動車EMC関連市場の動向
  2-1.ECUと車載モータの搭載状況
  【図・表1.自動車1台当たりECU搭載数のWW市場推移・予測(数量:2012-2018年予測)】
  【図・表2.ECUのWW市場系統別構成比(数量:2013年)】
  【図・表3.自動車1台当たりモータ搭載数のWW市場推移・予測(数量:2012-2018年予測)
  【図・表4.車載モータのWW市場系統別構成比(数量:2013年)】
  2-2.車載用コンデンサの市場規模
  【図・表5.車載用コンデンサの総WW市場規模推移・予測(金額:2012-2018年予測)】
  2-3.コンデンサの内訳とインダクタの使用状況
  【図・表6.車載用コンデンサのWW市場種類別内訳(金額:2013年)】
  【図・表7.車載用MLCCのWW市場主要用途(数量:2013年)】
  【図・表8.車載用アルミ電界コンデンサのWW市場主要用途(数量:2013年)】
  【図・表9.車載用インダクタのWW市場種類別内訳(金額:2013年)】
  2-4.自動車用ワイヤハーネス市場の概況
  3.注目企業・機関の動向
  3-1.自動車EMC関連部品・部材メーカー
  (1)TDK株式会社
  (2)エルナー株式会社
  (3)コーア株式会社
  (4)住友電装株式会社/住友電気工業株式会社
  (5)東光株式会社/株式会社村田製作所
  3-2.自動車EMC計測機器/ソフト関連
  (1)株式会社JSOL(ジェイソル)
  (2)株式会社キーサイト・テクノロジー合同会社
  【図1.キーサイト・テクノロジー/N9038A MXE】
  (3)株式会社ノイズ研究所
  【図2.ノイズ研究所/空間電磁界可視化システム3Dオプション】
  3-3.自動車EMC対策サポート/試験サービス関連
  (1)株式会社UL Japan
  (2)株式会社アイキャス
  (3)株式会社イー・エム・シー・ジャパン(EMCJ)
  【図3.EMCJのリバブレーションチャンバー】
  (4)株式会社システムデザイン研究所
  (5)一般社団法人KEC関西電子工業振興センター

《次世代材料・ソリューション》
●自動運転カーとデバイス市場(4)
 (33~45ページ)
  ~自動運転カーに利用するデバイスは広い裾野を持つ~
  1.前号の補足
  【表1.前方センシングデバイスの比較】
  2.ミリ波/準ミリ波レーダーの可能性
  2-1.ミリ波/準ミリ波レーダーの長所と短所
  2-2.ミリ波/準ミリ波レーダーの限界
  3.レーザーレーダー(ライダー;Lidar)
  4.HMI
  4-1.インカメラ
  4-2.スマートフォン
  4-3.音声認識
  4-4.ジェスチャーモーション
  4-5.ウエアラブル機器
  4-6.近距離無線通信機器
  【表2.近距離無線通信方式の比較】
  5.テレマティクス
  5-1.通信端末(3G/4G)
  5-2.高精度GPS
  6.まとめ
  【図1.自動運転カー関連の主要デバイスのイベント】
  【図・表1.自動運転カー関連の主要デバイスの市場規模推移予測(数量:2013-2020年予測)】

●スマートマテリアル市場 (46~68ページ)
  ~既に社会に深く根ざしていると同時に、新機能を有するタイプが続々と開発されている~
  1.スマートマテリアルとは
  2.スマートマテリアルの機能別事例
  2-1.圧電材料
  2-2.熱電材料
  2-3.光電材料
  2-4.形状記憶材料
  2-5.超速硬セメント材料
  2-6.超磁歪材料
  2-7.エレクトロクロミック材料
  2-8.光ファイバ神経ネットワーク材料
  2-9.自己修復材料
  3.スマートマテリアルの市場規模予測
  【図・表1.スマートマテリアルの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.スマートマテリアルのタイプ別国内市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.スマートマテリアルのタイプ別WW市場規模推移と予測(金額:2011-2016年予測)】
  4.スマートマテリアルのメーカーシェア
  【図・表4.スマートマテリアルの国内市場における企業シェア(2013年)】
  5.スマートマテリアルの公的研究機関の開発動向
  5-1.国立大学法人大阪大学
  5-2.独立行政法人産業技術総合研究所
  【図1.ゾル-ゲル光転移を利用した光損傷修復の模式図】
  【図2.光を照射するだけで液化と固化を繰り返し起こす材料の模式図】
  5-3.国立大学法人筑波大学
  【図3.ナノメディシンとしての高分子環状ニトロキシドラジカル化合物モデル】
  5-4.国立大学法人東京工業大学
  5-5.独立行政法人物質・材料研究機構
  【図4.自己発熱/抗癌剤放出機能を有するナノファイバーメッシュを用いた癌治療の模式図】
  6.スマートマテリアルの将来展望

《既存市場ピックアップ》
●非破壊検査ビジネス市場
 (69~89ページ)
  ~保安点検の規制緩和が進む中、相反するインフラの老朽化対策
    進展は長期沈滞していた市場にとりフォローの風に~

  1.非破壊検査とは
  2.非破壊検査ニーズの変遷
  3.非破壊検査の方法
  3-1.放射線透過試験(RT)
  3-2.超音波探傷試験(UT)
  3-3.渦電流探傷試験(ET)
  3-4.リモートフィールド渦流探傷試験(RFECT)
  3-5.磁粉探傷試験(MT)
  3-6.ひずみ測定(SM)
  3-7.アコースティック・エミッション(AE)
  3-8.浸透探傷試験(PT)
  3-9.サーモグラフィ試験(IRT)
  3-10.音響試験(AT)
  3-11.目視試験(VT)
  3-12.レーザー試験(LT)
  4.非破壊検査ビジネスの市場規模推移と予測
  【図・表1.非破壊検査ビジネスの国内およびWW 市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表2.非破壊検査ビジネスの形態別国内市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表3.非破壊検査サービスのタイプ別国内市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表4.非破壊検査サービスの需要分野別国内市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  【図・表5.非破壊検査装置のタイプ別国内市場規模推移と予測
  (金額:2011-2016年予測)】
  5.非破壊検査ビジネスのメーカーシェア
  【図・表6.非破壊検査ビジネスの国内市場における企業シェア(2013 年)】
  6.非破壊検査サービスの民間企業の取組動向
  6-1.株式会社IHI検査計測
  6-2.日本工業検査株式会社
  6-3.株式会社ニチゾウテック
  6-4.株式会社日立パワーソリューションズ
  6-5.非破壊検査株式会社
  7.非破壊検査装置の民間企業の取組動向
  7-1.栄進化学株式会社
  7-2.オリンパス株式会社
  7-3.KS-NETグループ
  7-4.産業科学株式会社
  7-5.株式会社島津製作所
  7-6.GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ株式会社
  7-7.東芝ITコントロースシステム株式会社
  7-8.日本マテック株式会社
  7-9.ポニー工業株式会社
  8.非破壊検査ビジネスの将来展望

《環境・エネルギー》
●藻類燃料市場
 (90~97ページ)
  ~2020年目処に実用化市場への進出が目標~
  1.藻類燃料について
  【図1.藻類燃料の特徴】
  【図2.各種作物・微細藻類のオイル生産能の比較】
  2.市場構造
  【図3.藻類燃料実用化スキーム(ユーグレナ社)】
  3.主要各社動向
  3-1.株式会社ユーグレナ
  【図4.藻類資源需要分野(ユーグレナ)】
  3-2.株式会社IHI
  3-3.株式会社デンソー
  3-4.株式会社神鋼環境ソリューション
  3-5.電源開発(Jパワー)株式会社
  4.藻類燃料の今後の見通し
  【図・表1.藻類燃料WW市場規模予測(数量・金額:2020-2030 年)】

《あとがき》
読者アンケート(興味を持ったレポート)結果 (98ページ)