定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

年間購読をお申し込みの方へバックナンバー2冊無料プレゼント

年間購読をお申し込みいただきました方に、ご希望のバックナンバー(2008年4月号以降)を2ヶ月分サービスさせていただいております。なお、冊子(紙ベース)の在庫がなくなった場合、PDFでのサービスとさせて頂きます。ご希望がない場合、2008年4月号以降から2ヶ月分お送りさせて頂きます。

Yano E plus に対するご意見

『Yano E plus』へのご意見・ご要望をお聞かせ下さい。
「ご意見」欄に、ご関心のあるテーマ、『Yano E plus』に掲載して欲しいテーマ等、ご記入をお願いいたします。
例)半導体の製造装置(ステッパ市場)に興味がある、ナノインプリント市場がどの程度の市場規模があるのか知りたい、車載向けコネクタ市場の参入メーカを調べたい、等。
ご入力頂きました情報は、テーマ企画策定以外の目的には使用いたしません。
皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2016年9月号(No.102)

 トピックス 

《次世代市場トレンド》
MaaSの動向と国内市場
~参入障壁の阻まれるカーシェア、ライドシェア、C2Cシェア市場

MaaSの今
MaaS(Mobility as a Service)とは「サービスとしてのモビリティ」という概念である。世界的な傾向だが、自ら車を購入・所有するという形から、サービスとして利用する形態に変わっていく、というものになる。
この動きを創り上げたのが「Uber(ウーバー)」や「Zipcar(ジップカー)」だが、BMW やDaimler といった欧州の大手自動車メーカーもそれを上回る勢いで追随している。

車の所有を望まない消費者が、カーシェアやライドシェアを志向し始め、市場もこの分野を新たな市場として開拓し始めた、ということになる。

自動車メーカーにはこれらの動きはかなり深刻に受け止められている。「今までの慣れ親しんだ市場に深刻な変化が起きているのではないか?」、「この変化の根底には何があるか?」、稚拙ながらその背景を読み解ければと思う。

 内容目次 

《RFID関連シリーズ》
●RFID関連機器の市場動向(1)リーダー・ライター編 (3~25ページ)
  ~HF帯用は新規需要も発生、UHF帯用は特需終了の反動を経て再拡大へ向かう見通し~

  1.はじめに
  1-1.RFID用リーダー・ライターの特徴
  (1)基本動作と回路構成
  【表1.電波式RFID用リーダー・ライターの回路構成】
  (2)RFIDの交信方式とアンテナの種類
  (3)リーダー・ライターの国際規格
  【表2.UHF帯タグ用とHF帯タグ用リーダー・ライターの比較】
  1-2.RFID用リーダー・ライター市場の動向
  (1)国内の市場規模推移・予測
  【図・表1.RFIDタグ用リーダー・ライターの国内市場規模予測(金額:2014-2020予測)】
  【図・表2.RFID用リーダー・ライター国内市場の内訳(2015年度)】
  【図・表3.RFID用リーダー・ライター国内市場の内訳(2018年度予測】
  (2)HF帯タグ用リーダー・ライター市場の最新動向
  ①小規模・新用途の潜在需要が拡大中
  【表3.HF帯タグ用リーダー・ライターの国内市場規模推移・予測
  (金額・数量:2014-2020年度予測)】
  【図・表4.HF帯タグ用リーダー・ライター国内市場の内訳(2015年度)】
  【図・表5.HF帯タグ用据置型・組込型のマーケットシェア(2015年度)】
  【図・表6.HF帯タグ用ハンディタイプのマーケットシェア(2015年度)】
  (3)UHF帯タグ用リーダー・ライター市場の最新動向
  ①大型特需の行方が注目される
  【表4.UHF帯タグ用リーダー・ライターの国内市場規模推移・予測
  (金額・数量2014-2020年度予測)】
  【図・表7.UHF帯タグ用リーダー・ライター国内市場の内訳(2015年度)】
  【図・表8.UHF用ハンディ型リーダー・ライター・の内訳(2015年度)】
  ②UHF帯リーダー・ライターのマーケットシェア
  【図・表9.UHF帯タグ用据置型・組込型のマーケットシェア(2015年度)】
  【図・表10.UHF帯タグ用ハンディタイプのマーケットシェア(2015年度)】
  2.関連企業の最新動向
  2-1.ジーエルソリューションズ株式会社
  2-2.タカヤ株式会社
  2-3.マイティカード株式会社
  【図1.「Wave®アンテナ」と通常のアンテナの交信範囲の比較】
  2-4.東芝テック株式会社
  【図2.RFIDハンドリーダー/UF-2200シリーズ(右:スマホ装着時)】
  2-5.日鉄住金物産株式会社
  【図3.Impinj / UHF帯用リーダー・ライターと同チップ】

《次世代市場トレンド》
●MaaSの動向と国内市場 (26~39ページ)
  ~参入障壁の阻まれるカーシェア、ライドシェア、C2Cシェア市場~

  1.MaaSの今
  1-1.ライドシェア事業者の急成長
  1-2.第三次産業革命という動き
  2.MaaSへの各業界のアプローチ
  2-1.自動車メーカー
  【表1.主な車メーカーのMaaSへの対応】
  (1)Daimler AG
  (2)Volkswagen AG
  (3)BMW AG
  (4)General Motors Company, LLC
  (5)Tesla Motors, Inc.
  (6)トヨタ自動車株式会社
  2-2.IT事業者のMaaS
  【表2.主なIT事業者のMaaSへの対応】
  (1)Uber Technologies Inc.
  (2)Zipcar, Inc.
  (3)Lyft, Inc.
  (4)Didi Chuxing
  3.MaaSの国内市場動向
  3-1.国内のカーシェア
  3-2.国内のライドシェア
  3-3.C2Cシェア
  3-4.国内市場規模
  【図・表1.MaaSに関する国内市場規模推移(金額:2015-2020年予測)】

●水熱プロセス技術動向 (40~59ページ)
  ~廃棄物処理や化学合成、物質創製などの面で新たな可能性を期待
  新規技術開発とアプリケーションの裾野の広がりは同時に進行へ~

  1.水熱プロセスとは
  2.水熱プロセスの特徴
  3.水熱プロセスの分類
  3-1.ソフト水熱プロセス
  3-2.超臨界水熱プロセス
  4.水熱プロセスの適用分野
  4-1.廃棄物処理分野
  4-2.化学分野
  4-3.食品・医薬品分野
  5.水熱プロセスの市場規模
  【図・表1.水熱プロセスプラントの国内およびWW市場規模予測
  (金額:2017-2022年予測)】
  【図・表2.水熱プロセスプラントの需要分野別国内市場規模推移と予測
  (金額:2017-2022年予測)】
  6.水熱プロセスにかかわる企業・団体の取組動向
  6-1.大阪ガス株式会社
  6-2.公立大学法人大阪市立大学
  6-3.国立大学法人岡山大学
  6-4.国立大学法人京都大学
  6-5.国立大学法人高知大学
  6-6.国立大学法人神戸大学
  6-7.国立研究開発法人産業技術総合研究所
  6-8.中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)
  6-9.千代田化工建設株式会社
  6-10.国立大学法人東京工業大学
  【図1.水熱プロセスによる廃棄物の加水分解メカニズムの模式図】
  【図2.水熱プロセスによる廃棄物処理商用設備の外観】
  6-11.国立大学法人東京大学
  6-12.国立大学法人東北大学
  6-13.国立大学法人名古屋大学
  6-14.独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)
  6-15.国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
  【図3.HTTRの外観】
  【図4.多様な熱利用が可能な高温ガス炉のシステム構成を模式的に示した図】
  【図5.高温ガス炉を用いたISプロセスの原理を示した模式図】
  6-16.株式会社前田製作所
  6-17.三菱重工業株式会社
  7.水熱プロセスの見通し

《注目市場フォーカス》
●レーザーアニール市場 (60~70ページ)
  ~有機EL市場拡大に伴い、市場は新たな展開に~

  1.レーザーアニール装置とは
  2.業界構造と市場規模推移
  【図・表1.レーザーアニール装置国内市場規模推移(金額:2012年-2015年)】
  【図・表2.レーザーアニール装置国内市場メーカーシェア(数量:2015年)】
  【図・表3.レーザーアニール装置国内市場メーカーシェア(金額:2015年)】
  3.主要企業動向
  3-1.株式会社日本製鋼所
  【図1.第5・6 世代対応エキシマレーザアニール(ELA)装置】
  3-2.株式会社ブイ・テクノロジー
  【図2.レーザーアニールとは】
  3-3.レーザー・コンシェルジェ株式会社
  【表1.レーザー・コンシェルジェ企業概要】
  3-4.コヒレント・ジャパン株式会社
  3-5.ギガフォトン株式会社
  4.今後の市場動向
  【図・表4.レーザーアニール装置国内市場規模予測(金額:2016年-2020年予測)】
  【表2.レーザーアニール装置地域別増減予測】

●国内半導体メーカーの車載用電源ICのビジネス戦略 (71~82ページ)
  ~民生に比べ極めて厳しい信頼性要求の中、電装化の進展も背景に需要はさらに拡大~

  1.車載用電源ICの現状
  1-1.電源IC市場で車載用がスマートフォン用を上回る
  1-2.車載用ICの環境問題
  1-3.車載用電源ICの特性
  2.国内半導体メーカー
  2-1.新日本無線株式会社
  (1)半導体事業の現況
  (2)車載用ICのラインナップと特徴
  【表1.車載用ICのラインナップ一覧】
  【図1.電子デバイス製品の客先アプリケーション比率(2009~2016年)】
  (3)売上高推移と予測
  【図・表1.車載用IC製品出荷額(金額:2015-2020年予測)】
  (4)今後の事業戦略
  2-2.リコー電子デバイス株式会社
  (1)半導体事業の現況
  【図2.グローバル半導体業界におけるリコーのポジション
  (WWスマートフォン向けLDOとLi-ion保護ICシェア)】
  (2)車載用ICのラインナップと特徴
  【表2.車載用ICのラインナップ一覧】
  (3)製造拠点について
  (4)今後の事業戦略
  2-3.トレックス・セミコンダクター株式会社
  (1)半導体事業の現況
  (2)今後のビジネス戦略の現状と予測

《あとがき》
  読者アンケート 「興味を持ったレポート」トップ3予想 (83ページ)