定期刊行物

ヤノ・レポート

ヤノ・レポート

昭和37年の創刊以来、住宅・建材・不動産ビジネス、紙パルプ・化学分野を中心に幅広い視点と深い分析で、各分野の最新状況をレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約80ページ
  • 商品形態:冊子・オンライン
  • 発刊頻度:月2回発刊(年22回)
  • 販売価格(1ヵ年):
    冊子 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    冊子+オンライン 110,000円(税込) 本体価格 100,000円
    オンライン 88,000円(税込) 本体価格 80,000円
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最新号

ヤノ・レポート 2018年2月25日号

 トピックス 

住宅・建材
2017年の住宅リフォーム市場は緩やかな回復基調も微増どまり
~2017年の市場規模は6.2兆円 前年比0.5%増~

2017年の住宅リフォーム市場規模は、速報値で6兆2,359億円(前年比0.5%増)となった。
住宅リフォーム市場の内訳(前年比)は、「増改築に関わる費用」が11.7%減、住宅に関する「設備修繕・維持管理費」が2.5%増、「家具・インテリア」が1.2%増となった。

2014年の消費税増税以降、注目を集める市場ながらもトレンドとしてはやや低迷している。2013年の消費税増税にともなう駆け込み需要で多くの「需要の先食い」をしてしまった可能性が高い。

2017年のトレンドとしては、第1四半期から第3四半期まで(1~9月まで)は前期比プラスで推移していた。ただし、月次単位でみると、前年同月比のプラス/マイナスを行ったり来たりを繰り返していて、1年を通してみると前年同月比は6増6減(12ヶ月)という1年であった。
また、国からのリフォーム支援として「住宅ストック循環支援事業補助金」の「住宅エコリフォーム」向けの補助金が2016年10月より実施されていたが、2017年9月には交付申請が締め切となり、追い風効果もなくなってしまった。

2018年の市場規模予測は、約6.2~6.5兆円で推移するものと予想する。
消費税の再増税が2019年10月に控えているため、大規模リフォームなどは徐々に需要が増えていくものと考えられるものの、本格的な駆け込み需要は2019年に入ってからと考えられるため、平均的な市場規模で推移する可能性が高いと予測する。

 内容目次  

住宅・建材

【注目市場動向】
●「グラスウール」の動向 (2~8ページ)
  ~環境対策やZEHなどの動きと連動して好調
   省力化に向けての複合建材化や新たな工法への取り組みが課題~


2016年度の出荷数量は22万2千tと前年度比2.8%増
メーカー動向(旭ファイバーグラス、マグ・イゾベール)

図表.グラスウール用途別出荷量推移
表.グラスウールメーカー別出荷量推移
図.2016年度グラスウールメーカーシェア
表.住宅用グラスウールメーカー別出荷量推移
図.2016年度 住宅用グラスウールメーカーシェア

●「壁紙」市場の動向 (9~21ページ)
  ~住宅向けが好調に推移 東京オリンピック需要に今後期待
   清掃性、消臭・調湿、耐傷性が高機能のポイントに~


2016年は前年比2.4%増の69,473万㎡ 新築住宅の回復から前年水準をクリア
サンゲツ・リリカラの2社で市場の6割超を占める 高付加価値製品のシェアアップが課題
サンゲツ、リリカラ、シンコールインテリア、ルノン、トキワ産業、東リ

表.壁紙の品種別出荷量推移
表.主要製造メーカーの販売量推移
図.2016年 壁紙メーカーシェア
図.2016年 ブランド問屋シェア
表.主要壁紙ブランド問屋の販売量推移
表.主要壁紙ブランド問屋の壁紙売上高推移

【注目企業分析】
●総合不動産住宅メーカーとして、
  さらなる飛躍を目指す「飯田グループホールディングス」 (22~35ページ)


17/3期売上高は1兆2,324億円 原価率削減で収益大幅アップ
6社性能表示基準を統一 注文住宅での商品展開が課題
全国421拠点に拡大 全国制覇も射程圏に
東南アジア向け工法を開発 「IGパーフェクトエコハウス」建設へ

表.飯田グループホールディングスの業績推移
図.飯田グループホールディングス子会社の売上高推移
表.飯田グループHDの部門別売上高・販売戸数推移
表.グループ各社の販売実績(2017/3期)
図.飯田グループホールディングスの事業系統図
表.飯田グループHDの資材調達状況
表.飯田グループホールディングスの沿革
図.飯田グループホールディングスの組織概要

●売上高1,000億円を突破した「メルディアグループ」の事業戦略 (36~48ページ)

18/8期売上高は16%増の1,171億円 過去最高売上高・利益の更新続く
メルディアブランドに統一 新ブランド「SPUR」を投入
関西・名古屋エリアでの拠点拡充 海外事業も積極展開
「設計学院アーキカレッジ」オープン 大空間の戸建工法を開発

表.メルディアグループの業績推移(連結)
図.メルディアグループの売上高推移
表.メルディアグループの部門別売上高・販売戸数推移
表.メルディアグループの資材調達状況
表.メルディアグループの沿革
図.メルディアグループの組織概要

【業界リサーチ】
●2017年の住宅リフォーム市場は緩やかな回復基調も微増どまり (49~52ページ)
  ~2017年の市場規模は6.2兆円 前年比0.5%増~


2017年のリフォーム市場は6.2兆円 前年比0.5%増
2018年のリフォーム市場予測は約6.2~6.5兆円
2017年第4四半期前年同期比 12.9%減

図.住宅リフォーム市場の市場規模の推移(速報値)
図.市場の四半期ベースの推移(市場規模)
図.市場の四半期ベースの推移(前年同期比)
図.住宅リフォーム市場の短期予測

紙・パルプ

【特別連載】
<製紙メーカーの物流戦略②>
●日本製紙 (56~63ページ)
  ~最適物流の実現に向けて、グループ力の一体的な発現に動く~


物流部が全体を統括する体制に移行、持株会社設立し物流子会社3社の結束図る
元地倉庫のウェートは約52%に上昇、「洋紙Planet」導入による在庫削減も推進
有明第1倉庫の契約解除を機に、同業者との協業可能性を模索
輸出拡大が影響し、消費地物流費と生産地物流費の比率上昇
各工場の物流体制(北海道工場、秋田工場、石巻工場、岩沼工場、勿来工場、関東工場(足利・草加)、富士工場、大竹工場、岩国工場、八代工場)

図.日本製紙 グループ物流子会社の再編
表.日本製紙 主要地倉庫の保管能力と扱い品種
表.日本製紙 製品物流費推移
表.日本製紙 工場別対製品売上高物流費比率(製品物流費/売上高)
表.日本製紙 工場仕向け地別比率(2017年度 上期実践)
表.日本製紙 全国向け 工場輸送手段(2017年度 上期実績)
表.日本製紙 首都圏向け 工場輸送手段(2017年度 上期実績)
図.日本製紙 工場別首都圏向け輸送経路(主要事例)2017年度 上期実績

●紙パルプメーカーの研究開発部門 ⑥
  大王製紙・研究開発部門 (64~70ページ)
  ~新素材研究開発室を設置、CNFの早期事業化に向けて体制強化~


技術開発部と新素材研究開発室を両輪に、新たにダイオーペーパープロダクツとも連携
サクラテラス結成、三浦印刷子会社化など、〝提案型技術営業〟の深化に弾み
技術開発部①商品開発グループ ②生産技術グループ ③品質保証グループ ④知財管理グループ ⑤技術教育グループ
新素材研究開発室
水分散液、成形体、乾燥体
図.大王製紙 研究開発体制(紙・パルプ分野)