定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2016年5月号(No.098)

 トピックス 

《次世代市場トレンド》
●製造業のIoTと国内FAベンダーの動向
 独米に遅れながらも国を巻き込んで動き出したIoT、先行するe-F@ctoryから見える課題

IoTに対処するユーザーの動向から
先月号の「IoTユーザー調査から見える日本の中堅製造業の意識」で述べた様々な業種(取材者数は8社8業種)では、IoT(あるいは具体的にはインダストリー4.0とインダストリー・インターネット)に対しては具体的な動きがあまり見られない。
どのような仕組みで、自社の製造システムにどのように利用できるのかを検討している、ということになろうか。
日本の文化や国民性に適合させた生産システムを長年かけてブラッシュアップさせてきたことから、現在の生産方式を肯定した上で、しかし困っているところに利用できるのではないか、というような発想に展開していく連想を(各企業の担当者は)もっているように感じる。
最も各企業がイメージしやすいのは「メンテナンスのIoT」や、「フィールドサポートへの応用」という回答がしばしば共通した回答となっている。
システムベンダーやIoT関連のプロバイダーなどのスピーカーを中心に、インダストリー4.0もインダストリー・インターネットもその動きが盛んに報じられているにもかかわらず、製造業関連のユーザー企業では、あまり敏感に反応していないように見受けられる。

 内容目次 

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ》
●最新スマホのノイズ対策関連市場 (3~30ページ)
  ~LTE対応機がスマホ向けノイズ対策関連市場を牽引し、需要が増大~

  1.はじめに
  1-1.スマホ用部品・部材市場の概況
  【表1.ハンドセットのWW総販売台数の見通し(数量:2015-2020年予測)】
  【図・表1.スマホ用部品・部材のWW市場規模推移・予測(金額:2014-2020年予測)】
  【表2.スマホ用部品・部材WW市場の内訳(2015年)】
  1-2.スマホ用機構部品・受動部品の全体像
  (1)リジッド基板・フレキシブル基板・コネクタ
  (2)コンデンサ・インダクタ・抵抗器
  (3)その他の受動部品
  【表3.スマホの主要機構部品・受動部品の市場規模】
  (4)電磁波シールド関連・熱対策製品
  2.スマホのノイズ対策と関連製品の市場動向
  2-1.EMC・フィルタリング対策
  (1)電源ラインの対策
  ①デカップリングコンデンサ
  【表4.スマホの電源ラインの主要ノイズ対策】
  ②POL電源のノイズ対策
  (2)信号ラインの対策
  ①ローパスフィルタとダンピング抵抗
  ②高調波回路のインピーダンス整合
  【表5.スマホの信号ラインの主要ノイズ対策】
  (3)最新スマホの受動部品搭載状況
  【表6.最新スマホ(iPhoneSE,GalaxyS7)と同旧型(iPhone5s,GalaxyS4)の
  主要受動部品の基板実装数(実測値)】
  2-2.EMC・シールディング対策
  (1)筐体シールドからボードレベル・シールドへ移行
  (2)タッチパネルのシールド対策
  2-3.スマホ用ノイズ対策関連製品の市場動向
  (1)LTE対応機の見通し
  【表7.スマホ販売台数に占めるLTE機構成比率の予測(数量:2015-2020年予測)】
  (2)スマホ用ノイズ対策関連製品の市場規模
  【図・表2.スマホ用ノイズ対策関連製品のWW市場規模推移・予測
  (金額:2014-2020年予測)】
  【図・表3.スマホ用ノイズ対策関連製品のWW市場内訳(2015年)】
  【図・表4.スマホ用EMCフィルタリングデバイスのWW市場内訳(2015年)】
  【図・表5.スマホ用EMCシールディング関連製品のWW市場内訳(2015年)】
  3.関連企業の動向
  3-1.受動部品関連メーカー
  (1)NECトーキン株式会社
  (2)TDK株式会社
  (3)株式会社村田製作所
  【表8.村田製作所のスマホ関連MLCCの注目新製品】
  【表9.コンデンサ事業と通信モジュール事業の売上推移】
  3-2.その他の注目企業
  (1)株式会社フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ
  (2)マイクロウェーブ ファクトリー株式会社
  【図1.フェージング・エミュレータ方式のMIMO-OTA測定暗室】
  (3)株式会社新日本電波吸収体
  (4)日本航空電子工業株式会社
  【図2.スマホ向け基板間接続用電磁波シールド型コネクタ(WP6C)】

《タイムリーレポート》
●蓄光材料市場 (31~49ページ)
  ~耐水性改善が進み、発光のバリエーションが増加
  新たな需要掘り起こしが可能に!~

  1.蓄光材料とは
  2.蓄光材料の種類と特徴
  2-1.硫化亜鉛系
  2-2.アルミン酸ストロンチウム系
  3.蓄光材料の主な用途
  3-1.誘導標識
  3-2.時計文字盤
  3-3.その他
  4.蓄光材料の市場規模推移と予測
  【図・表1.蓄光材料の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2013-2018年予測)】
  【図・表2.蓄光材料の用途別国内市場規模推移と予測(金額:2013-2018年予測)】
  5.蓄光材料のシェア
  【図・表3.蓄光材料の国内市場における企業シェア(2015年)】
  6.蓄光材料関連の企業および団体等の取組動向
  6-1.旭電機化成株式会社
  6-2.株式会社石井マーク
  6-3.岩田地崎建設株式会社
  6-4.有限会社植田屋染工場
  6-5.エルティーアイ株式会社
  6-6.国立大学法人京都大学
  6-7.株式会社小松プロセス
  6-8.国立研究開発法人産業技術総合研究所
  6-9.三和産工株式会社
  【図1.耐水性高輝度蓄光顔料の塗膜イメージ】
  【図2.耐水性高輝度蓄光顔料を用いた津波避難誘導案内板の事例】
  6-10.国立大学法人島根大学
  6-11.株式会社住田光学ガラス
  【図3.蓄光ガラスの外観】
  6-12.タキロンマテックス株式会社
  6-13.株式会社T.B.プランニング
  6-14.株式会社テールナビ
  【図4.自然石の風合いを持つ蓄光石「セラストン」の外観】
  6-15.電気硝子建材株式会社
  6-16.学校法人日本大学
  6-17.根本特殊化学株式会社
  6-18.三菱化学株式会社
  6-19.学校法人名城大学
  6-20.学校法人龍谷大学
  6-21.株式会社菱晃
  7.次世代蓄光材料

●知的財産ソリューション市場 (50~58ページ)
  ~市場は横ばいだが、外資系ベンダーの参入による業界再編や
  クラウド化の進展が注目される~

  1.知的財産ソリューションの概況
  1-1.現在の市場規模と市場展望
  【図・表1. 国内の特許出願数の推移(数量:2005-2014年)】
  1-2.注目すべき市場動向
  (1)クラウド対応
  (2)グローバル対応
  【図・表2. 国際出願件数の推移(数量:2005-2014年)】
  (3)「知財情報を事業戦略立案に活用」の理想と現実
  2.注目企業の戦略と動向
  2-1.NRIサイバーパテント株式会社
  2-2.キヤノンITソリューションズ株式会社
  2-3.トムソン・ロイター・プロフェッショナル株式会社
  2-4.株式会社日立製作所
  2-5.富士通株式会社
  2-6.株式会社マイクロ・シー・エー・デー

●パワーモジュール市場 (59~66ページ)
  ~産業機器と新エネルギー、HV/EV向けが拡大
  2020年は79.7億ドル、2025年は144.5億ドルに~

  1.パワーモジュールの種類
  2.パワーモジュールの注目市場動向
  2-1.白物家電
  【図1.白物家電用IPMの搭載用途・耐圧/電流値】
  2-2.新エネルギー
  【表1.太陽光発電向けPCS用パワーモジュールの種類】
  2-3.産業機器
  【図2.汎用インバータの回路構成】
  2-4.自動車
  【表2.HV/EV向けパワーモジュールの種類】
  3.パワーモジュールの市場概況と予測
  【図・表1.パワーモジュールの世界市場規模予測(金額:2014-2025CY)】
  4.パワーモジュールのメーカ動向

《次世代市場トレンド》
●製造業のIoTと国内FAベンダーの動向 (67~79ページ)
  ~独米に遅れながらも国を巻き込んで動き出したIoT、
  先行する e-F@ctoryから見える課題~

  1.IoTに対処するユーザーの動向から
  2.FAメーカー/ベンダーの考えるIoT
  2-1.製造業のIT化の経過と現状
  2-2.インダストリー4.0とインダストリー・インターネット
  (1)インダストリー4.0
  (2)インダストリー・インターネット
  2-3.IoTの4つのフェーズ
  (1)見える化
  (2)制御
  【図・表1.PLC(シーケンサ)国内市場(2015年度見込)】
  2-4.代表的なIoTの一つ、「e-F@ctory」
  2-5.e-F@ctoryなどの提示する課題点
  (1)2つの課題
  (2)閉鎖されたネットワークとセキュリティ
  3.関連する動きとキーワード
  (1)スタートアップ
  (2)マルチクラウド(クラウドの分散化)
  (3)インダストリー4.0とインダストリー・インターネットの連携
  (4)IoTとIoS
  4.まとめ

●色素増感太陽電池市場 (80~90ページ)
  ~環境発電分野で事業化のステージに突入~

  1.色素増感太陽電池の変換効率の変遷
  【図1.色素増感太陽電池の構造】
  【図2.色素増感太陽電池の変換効率の変遷】
  2.色素増感太陽電池の研究開発プログラム
  (1)独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
  (2)独立行政法人日本学術振興会(JSPS)
  3.市場動向
  【図・表1.色素増感太陽電池国内市場規模予測(金額:2016-2020年度予測)】
  4.主要企業の取組動向
  4-1.株式会社フジクラ
  【表1.DSCモジュールの仕様】
  【図3.DSCモジュールの外観】
  【図4.DSC電源モジュールの外観】
  【表2.DSCの想定される用途・メリット】
  4-2.株式会社リコー
  【表3.DSCモジュールの電気特性(参考値)】
  4-3.アイシン精機株式会社・株式会社豊田中央研究所
  4-4.日本写真印刷株式会社

●触覚デバイス市場 (91~103ページ)
  ~自動車分野、通信分野での展開が始まろうとしている~

  1.触覚デバイス(ハプティック)とは
  【図1.触覚センサー事例】
  【図2.触覚デバイス事例1(SmaImpulse Actuator)】
  【図3.触覚デバイス事例2(回転型エンコーダ)】
  【図4.触覚デバイス事例3(静電エンコーダ)】
  2.業界構造と市場規模推移
  【図・表1.触覚デバイス(ハプティック)国内市場規模(金額:2011-2015年)】
  【図・表2.触覚デバイス(ハプティック)需要分野別比率(2015年)】
  3.主要参入企業動向
  3-1.京セラ株式会社
  3-2.株式会社青電舎
  【表1.会社概要】
  【図5.同社ビジネスプラン】
  【図6.同社アクチュエータのイメージ】
  【図7.同社アクチュエータの動作原理】
  【図8.同社アクチュエータの加速度波形】
  【図9.方式別アクチュエータ比較】
  【図10.青電舎の関連特許】
  3-3.菱洋エレクトロ株式会社
  3-4.日本電産コパル株式会社
  3-5.イーメックス株式会社
  【表2.会社概要】
  4.今後の市場動向
  【図・表3.触覚デバイス国内市場規模予測(金額:2016-2020年予測)】
  【図・表4.触覚センサー需要分野別比率予測(2020年予測)】

《あとがき》
  読者アンケート 「興味を持ったレポート」トップ3予想 (104ページ)

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