定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2024年1月号(No.190)

《トップ年頭所感》
2024年、対立とリスクを乗り越え、世界の再構成を! (3~6ページ)

株式会社矢野経済研究所 代表取締役社長 水越 孝

≪次世代市場トレンド≫
次世代AI・コンピューティング技術(2) ~生成AI~ (7~43ページ)
~ChatGPTの衝撃に世界が揺さぶられ、多くの人が圧倒的な性能の
 高さと手軽さに飛びついた。AIは人々の身近なパートナーに変身~

1.世界を驚かせた「ChatGPT」の衝撃
2.生成AIとは
3.生成AIの応用カテゴリー
3-1.文書
3-2.視覚メディア
3-3.音声・音響
3-4.プログラム
4.生成AIに関する市場規模
【図・表1.生成AIの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
5.生成AIに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.AI Inside株式会社(エーアイインサイド)
(1)生成AI・LLMの研究開発と社会実装を行なう独自の「XResearch」を創設
(2)マルチモーダルなAI統合基盤「AnyData」の提供開始と同時に、日本語LLMサービス「PolySphere-1」の運用を「AnyData」で実現
【図1.「AnyData」のイメージ】
(3)生成AI・LLMの伴走型リスキリングプログラムを提供開始、ビジネス変革のためのユースケース1万件以上の創出へ
【図2.伴走型リスキリングプログラムの概要】
(4) AIエージェント「Heylix」を提供開始、生成AIによるビジネス変革を実現するマーケットプレイスを構築へ
【図3.「Heylix」の運用イメージと特長】
(5)AIエージェント「Heylix」を正式版として提供開始、チャットボット生成など5つの
新機能を追加
(6)七十七銀行の生成AI導入プロジェクトを共同実施
【図4.非構造化データを構造化するプロセスのイメージ】
5-2.日本電気株式会社(NEC)
【図5.NEC Generative AI Service Menu】
(1) NEC開発の日本語LLM
【図6.NEC開発のLLM】
【図7.LLM開発の強化イメージ】
(2) NEC Generative AI Service Menuの特長
【図8.生成AI利用に必要な機能をまとめて提供する
NEC Generative AI Framework】
【図9.提供形態】
(3) NEC Generative AI Advanced Customer Programの特長
【図10.NEC Generative AI Advanced Customer Program】
5-3.国立大学法人 九州大学
(1)バイオアートの世界
【図11.細胞骨格のイメージ】
【図12.バイオアート作品】
(2)生成AIを用いたバイオアート
【図13.生成AI「Midjourney」による細胞のアート表現】
5-4.HEROZ 株式会社(ヒーローズ)
(1)生成AIで建築実務(仕様書作成からBIMの操作まで)を効率化
(2) HEROZとNTTマーケティングアクトProCXおよびUSEN-NEXT HOLDINGSは、ChatGPTを活用し人と生成AIを融合した「次世代型コンタクトセンター」プロジェクトを始動
【図14.ChatGPTを活用した「次世代型コンタクトセンター」のイメージ】
5-5.株式会社 FRONTEO(フロンテオ)
(1)AIエンジン「KIBIT」
【図15.「KIBIT」の仕組み】
(2)創薬の課題に取り組む「KIBIT」の活用法
【図16.AI×創薬の専門家が生み出した「KIBIT」の活用による
「Drug Discovery Best Known Methods」例フローチャート】
(3)創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」
①重複差分解析
図17.新規の標的分子やバイオマーカーの特定につながる仮説を
導き出す重複差分解析】
②2次元マッピング解析
③ベクトル加算解析
【図18. 新規性の高い標的分子や
バイオマーカーの発見につながることが期待されるベクトル加算解析】
④多面的解析
⑤Virtual Experiments
【図19.疾患に対する新たな標的分子や
作用機序の仮説を生成するVirtual Experiments】
5-6.株式会社 MatrixFlow(マトリックスフロー)
(1)先進諸国に比べて圧倒的に遅れている日本のAI対応
(2)AI活用プラットフォーム「MatrixFlow」
【図20.継続的なAI活用として必要な機能を提供する「MatrixFlow」】
【図21.それぞれの工程で効果的に業務を遂行するために活用を意識した
設計になっている「MatrixFlow」】
(3)「MatrixFlow」の活用事例
①高速・高精度でシミュレーション結果を予測した事例(国内私立大学工学部)
【図22. シミュレーションを実行せずに高速・高精度でシミュレーション結果を
予測した国内私立大学工学部の事例】
②波形データからの異常検知事例
【図23.波形データからの異常検知事例】
③チャットサポート対応の最適化事例
【図24.チャットサポート対応の最適化事例】
6.生成AIの将来展望

メタサーフェス (44~80ページ)
~低損失で、透過率・屈折率を幅広く制御できるメタサーフェスは、
 テラヘルツ波を用いるBeyond 5Gに欠かせないデバイスとなる~

1.一躍脚光を浴びるようになったメタサーフェス
2.メタサーフェスとは
3.メタサーフェスの特長
4.メタサーフェスの応用分野
4-1.光学
4-2.無線通信
4-3.センシング
4-4.エネルギー
4-5.宇宙
4-6.軍事
5.メタサーフェスに関する市場規模
【図・表1.メタサーフェスの国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2020-2040年予測)】
【図・表2.メタサーフェスの応用分野別WW市場規模推移と予測
(金額:2020-2040年予測)】
6.メタサーフェスに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人 大阪大学
(1)金属メタサーフェスによる吸収と反射の制御
(2)誘電体メタサーフェス
6-2. 国立大学法人 筑波大学
(1)表面プラズモンのフェムト秒時間分解イメージングによって光の波束の動きを捉える
【図1.表面プラズモンの模式図】
 (2)人工物質「ナノ原子」の光応答を100兆分の1秒の時間分解能で可視化
【図2.本研究に用いた実験手法の概略図】
【図3.ナノ共振器を通り抜ける表面プラズモン波束の時間分解映像の
スナップショット】
【図4.ナノ共振器の共鳴振動数の「離調」による通り抜け波束のシフトの制御】
6-3.国立大学法人 東京大学
(1)光学メタサーフェスを用いた小型・高速偏波受信器の開発(東京大学/NICT共同プレスリリース[1])
【図5.光学メタサーフェスを用いた垂直入射型偏波受信器の模式図(左)と、
試作したメタサーフェスのSEM像(右)】
【図6.メタサーフェスによる偏波分離】
 【図7. 試作した素子を用いたセルフコヒーレント信号光の受信結果】
(2)メタサーフェスを用いた空間・偏波多重コヒーレント受信器の開発
【図8.新たに提案された表面入射型マルチコアDPコヒーレント受信器】
6-4.国立大学法人 東北大学
(1) 6G次世代通信に向けたテラヘルツ波の透過性・位相可変メタマテリアルの開発
【図9.開発したチューナブル・フィルターの基本構造の模式図】
【図10.製作したメタマテリアル単位構造部のSEM像】
(2) 6G通信向け電波制御材料として安価かつ大量生産可能な3次元バルクメタマテリアルの開発
【図11.3次元バルクメタマテリアルの外観写真(a)と拡大写真(b)】
(3) 6G向け透過型メタマテリアルでテラヘルツ波の伝播方向を広角に制御可能な電波偏向制御技術の開発
【図12.製作した透過型メタマテリアルの光学顕微鏡写真】
(4)他のアプリケーション事例
①ロボットアーム用メタマテリアル
【図13.表面プラズモン共鳴による光吸収を利用した
超高感度光学式フォースセンサーの模式図】
②スマートフォン・モバイル端末用メタマテリアル
【図14.メタマテリアルカラーフィルターを用いた超小型分光器】
③熱遮蔽メタマテリアル
【図15.2次元周期構造を持つメタマテリアル(上)とその透過・反射スペクトル】
④バイオメディカル用メタマテリアル
【図16.回転対称メタマテリアルを用いた高感度屈折率センサーと
DNAのラベルフリー検出】
⑤可視光用誘電体メタマテリアル
【図17.メタマテリアル粒子に及ぼす水素アニーリングの効果】
(5)メタマテリアル研究革新拠点(Meta-RIC)
6-5.国立大学法人 三重大学
【図18.2.4GHzにおいて高い吸収を示す低反射メタマテリアルの設計】
【図19.数値シミュレーションによる素子の設計】
【図20.シミュレーション結果】
【図21.マイクロ波測定実験のサンプル(左)と模式図(右)】
6-6.国立研究開発法人 理化学研究所
(1)メタレンズ
【図22.GaN製メタレンズ】
(2)「黒」をつくる
【図23. メタマテリアル吸収体の模式図(左)。MgF2ギャップ層で分離されたAuフィルム上のAuマイクロリボン(50nm)で構成されるメタマテリアル吸収体MIM(金属/絶縁体/金属)の断面図(右)】
(3)赤外分光法(FT-IR)
①固体サンプル
【図24.FT-IRに供した単分子薄膜固体サンプル(左)とFT-IR結果(右)】
②液体サンプル
【図25.FT-IRに供した液体サンプル】
③気体サンプル
【図26.2D MIM構造から3D MIM構造にしてホットスポット密度が
増加することで感度向上を図った気体サンプル用MIM構造】
7.メタサーフェスの将来展望

《次世代電池シリーズ》
次世代電池シリーズ(3)新原理/新型電池の動向 (81~93ページ)
~前進する新原理/新型電池、一部既に商用化も、状況は千差万別~

1.はじめに
1-1.新原理電池
【図1.開発するフッ化物電池の概念図】
1-2.新型リチウムイオン電池
1-3.新原理/新型LiBの市場化見通し
【図・表1.新原理電池/新型LiBのWW市場化見通し(金額ベース:2022-2030年予測)】
2.注目企業・研究機関の最新動向
2-1.CONNEXX SYSTEMS(コネックスシステムズ)株式会社
【図2. (左)BLPシリーズ:73.7kWh (右)LUVISシリーズ:61.4kWh】
【図3.SHUTTLE Battery 充放電反応概念図】
2-2.京セラ株式会社
【図4.(左)クレイ型LiBのスタックセル
(右)クレイ型LiB搭載のEnerezza蓄電池ユニット】
【図5.クレイ型LiBの電極構造】
2-3.株式会社クオルテック
【図6.(左)活性炭比率と重量エネルギー密度 (右)各温度域における充放電曲線】

≪注目市場フォーカス≫
「2024年問題」の物流システム市場動向 (94~109ページ)
~商用車コネクテッドが解決の糸口だが、すぐに効く薬では無い~

1.物流業界を巡る「2024年問題」とは
1-1.物流市場の現況とトラック運送における「2024年問題」
【表1.2024年問題とされる各種改正内容】
【表2.「働き方改革関連法」など改正に伴う影響範囲】
2.日本のトラック物流の現状
2-1.国内物流の現状
【表3.国内の物流事業者の営業収入、事業者数、従業員数】
【図1.国内の物流事業者の営業収入(左図)、従業員数(右図)】
2-2.商用車の現状
【表4.国内営業用自動車保有台数(2023年9月現在)】
【図2.国内自動車保有台数(2023年9月現在)】
2-3.トラック物流の現状
【図3.トラック運送業区分】
2-4.物流の課題に対する様々な対応
(1)これまでの国などの対応
【図4.B ;スマート物流サービスの取組み】
(2)ソリューションベンダーの動き
【図5.物流ソリューションの概要(物流関連市場の取り組み(例))】
3.トラック物流の課題と考えられる対応
【図6.モビリティ情報の収集】
3-1.物流事業者か荷主か・・・
【表5.IFと2Fの区分】
3-2.「2024年問題」への1Fの対応
【図7.物流の課題と物流MSPFの関係】
3-3.商用車コネクテッドカーの市場規模推移予測
【表6.商用車のトラッキング・コネクテッド車両の市場規模推移(数量:2023-2030年予測)】
【図8.商用車のトラッキング・コネクテッド車両の市場規模推移(数量:2023-2030年予測)】

自動車車室内センシング市場性探索(7)顔認証 (110~131ページ)
~2026~2030年本格的搭載進む車載顔認証~
~決済、シェアリング、免許証、アルコール検知、MaaS、防犯、
 視線検知、虹彩認証、生体信号活用・・・多様なアプリと連携進む~

1.はじめに~OEMによる車室内センシングの品目別搭載ロードマップ~
【表1.車室内センシングの品目別搭載時期】
1-1.本格的搭載時期2016~2020年のアプリ
1-2.本格的搭載時期2021~2025年のアプリ
1-3.本格的搭載時期2026~2030年のアプリ
【表2.車載用顔認証技術のあれこれ】
1-4.本格的搭載時期2031年以降のアプリ
2.顔認証を活用した自動車サービスの品目別状況
2-1.本格的搭載時期2031年以降のアプリ
(1)顔認証による決済関連サ-ビス
(2)顔認証によるモビリティ・シェアリングサービス
(3)顔認証による免許証のアプリ化
(4)メーター改ざん防止/データ改ざんの無い修理履歴
(5)顔認証+アルコール検知
(6)顔認証によるMaaS関連サービス
(7)顔認証による犯罪者特定
2-2.2030年以降の車載顔認証の4つの方向性
【図1.2030年以降の車載顔認証の4つの方向性】
3.自動車用顔認証をリードする一党独裁国家
4.顔認証搭載車販売台数推移・予測
4-1.国内 顔認証搭載車販売台数推移・予測
【図・表1.国内 顔認証搭載車販売台数推移・予測(数量:2022-2035年予測)】
4-2.世界顔認証搭載車販売台数推移・予測
【図・表2.世界 顔認証搭載車販売台数推移(数量:2025-2035年予測)】
5.顔認証アプリ・ベンダーの最新動向
5-1.乗用車向け顔認証アプリ・ベンダーの最新動向
(1)コンチネンタル(Continental AG)「多様な生体信号データを合わせて認証」
(2)ルノー(Renault Group)「顔認識自動ドアや自動決済機能付きEV」
(3)現代自動車(Hyundai Motor Company)「顔認証+指紋認証連携」
(4)商湯科技開発有限公司(センスタイム)「車載用顔認証統合アプリ『Human Action』」
【図2.センスタイム「車載用顔認証統合アプリ『Human Action』」】
(5)Cipia Vision Ltd「ドライバーの監視・識別・ジェスチャー認証」
①ドライバーの監視
②ドライバーの識別
③ジェスチャーコントロール
④キャビンセンス
【図3.Cipia「ドライバーの監視・識別・ジェスチャー認証」】
5-2.業務車両向け顔認証アプリ・ベンダーの最新動向
(1)丸紅株式会社「手ぶらで乗降できる顔認証決済システム」
(2)GO株式会社「DRIVE CHART」
(3)パナソニック株式会社「顔認証乗車実証実験」
(4)岐阜市「顔認証AIによる自動運転バス決済」
(5)サイバートラスト株式会社「ドライバーズ認証 デモシステム」
(6)MONET Technologies株式会社:MONETマーケットプレイス「顔認証APIを提供」
(7)日本電気株式会社(NEC)「北海道キロロリゾートで顔認証活用MaaS」
(8)株式会社サイホープロパティーズ「顔認証連動型アルコールチェックシステム」

≪タイムリーコンパクトレポート≫
リチウムイオン電池のリユース・リサイクル動向 (132~136ページ)
~足元は過熱感の様相、目指すべきはブームの先を見据えた最適な仕組み作り~

1.リチウムイオン電池のリユース・リサイクルとは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.LiB製造工程における工程内スクラップ動向(概要)
3-2.中国におけるLiBリユース動向(概要)
3-3.中国におけるLiBリサイクル動向(概要)
4.注目トピック
4-1.車載用LiBの廃棄・回収状況
5.将来展望
【表1.リチウムイオン電池(LiB)リユース・リサイクル世界市場の動向】

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