定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2023年5月号(No.182)

≪次世代市場トレンド≫
調光デバイスの動向 (3~31ページ)

~エレクトロクロミズムや液晶等の原理を応用し
 調光デバイスを窓材として用いて、空調や照明負荷の低減に期待~

1.調光デバイスとは
2.調光デバイスの方式
2-1.エレクトロクロミック(EC)方式
2-2.液晶方式
2-3.SPD方式
2-4.ゲスト/ホスト方式
3.調光デバイスの需要分野
4.調光デバイスに関する市場規模
【図・表1.調光デバイスの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2021-2026年予測)】
【図・表2.調光デバイスのタイプ別WW市場規模推移と予測(金額:2021-2026年予測)】
5.調光デバイスに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人 埼玉工業大学
(1)感熱応答性を利用した調光材料の開発
【図1.低分子液晶を用いる感熱応答型スマートウインドウ】
(2)液晶の非線形光学的配向を利用した平板レンズの開発
【図2.レーザー光による液晶の非線形光学的配向挙動】
【図3.液晶マイクロレンズアレイによる光取り出し効率向上の検討】
5-2.国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)
(1)調光材料とは
(2)プルシアンブルー型錯体ナノ粒子を用いたECガラスの開発
【図4.プルシアンブルーの調光原理と水分散性ナノ粒子の合成】
【図5.塗布プロセス法を用いた調光デバイス作製技術の開発】
【図6.遮熱型調光デバイスの駆動原理】
(3)塗布型調光デバイスのスケールアップ
【図7.スリットコート法の原理】
【図8.WO3及びPBインク】
【図9.ゴーグル形状と□500mmサイズの調光フィルム試作品】
【図10.企業との連携フォーメーション】
5-3.国立大学法人 東京大学
【図11.(a)反強磁性体Bi2CuO4におけるスピン配列。(b)Bi2CuO4結晶における
磁場による三段階調光の様子を偏光顕微鏡で可視化した画像】
【図12.観測された反強磁性に起因する三色性の概念図】
5-4.凸版印刷 株式会社
(1)液晶調光フィルムの基本原理と「LC MAGIC™」
【図13.液晶調光フィルムの基本原理】
【図14.ノーマルモードとリバースモードの違い】
(2)「LC MAGIC™」の他の特長・優位性
(3)利用シーン・採用事例
【図15.「LC MAGIC™」の利用シーン一例】
(4)遮光特性を持つ車載用「黒色」調光フィルムを新開発
【図16.「LC MAGIC™ノーマルブラック」の自動車への搭載イメージCG。
(左)電源ON時(可視光線透過率43%)、(右)電源OFF時(同5%)】
【図17.自由な形状にカットされた「LC MAGIC™ ノーマルブラック」、
電源ON時(左)、電源OFF時(右)】
5-5.国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
(1)電子ペーパーのマルチカラー化に成功
【図18.EC表示デバイスの電圧変化によるマルチカラー変化】
(2)EC材料の安定供給を実現することで、低価格・高性能な調光ガラスの普及に大きく前進
【図19.メタロ超分子ポリマー膜に電位を印加し、
鉄イオンの酸化状態を変えることで色が変化する様子】
(3)省電力性・発色性に優れた新しい調光ガラスの実証実験を開始
【図20.紫色(左)と青色(右)のメタロ超分子ポリマーで作製したECデバイス例】
【図21.(a)青色と(b)紫色のメタロ超分子ポリマーで作製した
ECデバイスにおける色変化の様子】
6.調光デバイスの将来展望

貨・客のラストワンマイル市場(3) (32~42ページ)
~国内も2025年から変革が加速する貨・客のLast Miles市場~

1.先号までのまとめ
2.モビリティを取り巻く環境と貨・客のラストワンマイル
【図1.モビリティを取り巻く環境概観】
2-1.MaaSの要素技術やサービス
【表1.MaaSの要素技術やサービス】
2-2.物流の要素技術やサービス
【表2.物流の要素技術やサービス】
2-3.OEMによる自動車の開発・製造・販売の要素技術やサービス
【表3.OEMによる自動車の開発・製造・販売の要素技術やサービス】
2-4.カーボンニュートラルの要素技術やサービス
【表4.カーボンニュートラルの要素技術やサービス】
3.貨・客のラストワンマイル市場を取り巻く環境など全体のまとめ
4.貨・客のラストワンマイル市場推移
【表5.貨・客のラストワンマイル市場推移(数量:2020-2030年予測)】
【図2.貨・客のラストワンマイル市場推移(数量:2020-2030年予測)】

≪注目市場フォーカス≫
最新脳科学と応用(6) ~脳とストレス・睡眠~ (43~80ページ)

~睡眠は脳のメンテナンスである
 ストレスと睡眠は脳活動と結びついており互いに関連している~

1.脳とストレス
2.脳と睡眠
3.ストレスと睡眠
4.脳とストレス・睡眠に関する市場規模
【図・表1.脳とストレス・睡眠の国内およびWW市場規模予測(金額:2022-2030年予測)】
5.脳とストレス・睡眠に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人 京都産業大学
【図1.脳におけるストレス反応(概要)】
(1)ストレス反応で分泌される糖質コルチコイド
【図2.齧歯類の脳における糖質コルチコイド受容体の分布(概要)
GR:グルコルチコイド受容体、MR:ミネラルコルチコイド受容体。Acc-側坐核;Amg(CeA)-扁桃体(中心核);AON-前嗅核;BNST-分界条床核;Cereb-小脳;Ctx-大脳皮質;Hipp-海馬;inf-下丘;LC-青斑核;Ob-嗅球;PVN-室傍核;RN-縫線核;SN-黒質;SupC-上丘;Thal-視床】
(2)ストレスと脳神経傷害~脳の血液循環・脳内の酸素レベル変化~
【図3.扁桃体(medial amygdaloid posterodorsal part)におけるpimonidazole免疫染色写真。(A)の上は生理食塩水投与(CONT)、(A)の下はLPS投与、それぞの処置によるラット扁桃体の顕微鏡像を示す。(B)はいずれも(A)の□の拡大写真。(A)x100 倍、(B)x400 倍。スケールバーはいずれも100 μmを表わす)】
(3)ストレス反応とミクログリア
【図4.トリメチルチン(TMT;8mg/kg、ip)投与によるラット脳におけるIba-1陽性細胞の形態(例)。コントロールでは分枝型(黒矢印、左図)、TMT投与ではアメーバ型(白矢印、右図下)、それぞれの形態を示すIba-1陽性細胞が認められた。なお、血管近傍にもIba-1陽性細胞(白矢頭)が観察された。スケールバーは100μm】
5-2.高知県公立大学法人 高知工科大学
【図5.ヒト記憶メカニズムの解明に向けた研究手法 (左)実験参加者に睡眠前に記憶課題を課し、課題遂行中の脳活動を高時空間分解能下で計測する。深層ニューラルネットワークによってこの脳活動から記憶関連脳活動の時空間パターンを同定する。(中)睡眠中の脳活動を計測し、closed-loopシステムおよび深層ニューラルネットワークにより記憶関連活動(リプレイ活動)を検出する。検出された際、その活動と同位相または逆位相の電流刺激を脳にフィードバックする。(右)睡眠後に再度記憶課題を課し、同位相条件と逆位相条件で記憶成績に差があるかを検証する】
【図6.開発したclosed-loopシステム。任意の電極から脳波をリアルタイムに取り込み、closed-loop programによって特定の特徴(振幅や周波数)を検出する。検出後、位相をコントロールした電流波形を生成し、脳の特定部位にフィードバックする】
5-3.国立大学法人 筑波大学
(1)神経ペプチドの生理的役割、とりわけ睡眠/覚醒を制御する神経回路の解明
【図7.覚醒時(上)と睡眠時(下)を制御する神経回路の働き】
(2)レム睡眠の開始機構に関するドーパミンと扁桃体の新たな役割の解明
【図8.睡眠・覚醒サイクルに応じた扁桃体基底外側核と側坐核におけるドーパミン量の経時変化】
(3)冬眠を制御するメカニズムの研究~冬眠様状態を誘導する新規神経回路の発見
【図9.QIHマウスの体温セットポイントの低下】
【図10.Q神経の位置と出力系】
【図11.ラットにおけるQIH様状態の誘導】
【図12.QIHの役割をまとめた図】
5-4.学校法人 東邦大学
【図13.増尾研究室の研究プロセス】
(1)不眠ストレスに対するコーヒーアロマの癒し効果
【図14.コーヒー豆の香りによって発現した遺伝子。NGFR(左)とGIR(右)】
(2)ストレス応答に及ぼすラベンダーの影響
【図15.高架式十字迷路】
【図16.ラベンダーの吸入がストレス応答(オープンアーム進入率と滞在時間)に及ぼす影響。平均値±標準誤差(n=5), *P < 0.05 (Tukey-Kramer's HSD Test)】
【図17.ラベンダーの吸入がストレス応答(ArcおよびNGFRのmRNA発現レベル)に及ぼす影響、平均値±標準誤差(n=4), *P < 0.05 (Tukey-Kramer's HSD Test)】
5-5.学校法人 東洋大学
(1)夢想起に関する研究
①夢を覚えている人といない人の個人差に関する研究
【図18.覚醒度による夢想起頻度と夢内容】
②夢の頻出テーマに関する研究(「生涯学の創出-超高齢社会における発達・加齢観の刷新」
(2)悪夢のメカニズムと治療に関する研究
①悪夢の意味
②パンデミックドリームに関する研究(松田英子, イメージ心理学研究, 18, 1-6 (2020).
(3)悪夢と合併する睡眠障害の治療に関する研究
(4)イメージを用いた悪夢治療に関する研究
①悪夢の種類と心理支援
②イメージ・リハーサル・セラピーの効果研究
③明晰夢に関する研究
5-6.国立大学法人 富山大学
(1)ノンレム睡眠時の徐波リズムを利用した記憶増強
(2)大脳皮質のトップダウン回路が睡眠時の記憶の再活性化と定着に重要
【図19.大脳皮質のトップダウン回路とボトムアップ回路】
【図20.10分間のアクティブタッチにより学習する床面認識課題】
(3)睡眠時における興奮性シナプス伝達を担うAMPA受容体の可塑性
6.脳とストレス・睡眠の将来展望

≪特別レポート≫
民生小型リチウムイオン電池市場 (81~86ページ)

~身の回りの様々な機器に使用されている市場規模について、
 アプリケーション別に解説~

1.民生小型リチウムイオン電池市場とは
2.民生小型LiB市場規模推移
【図・表1.民生小型LiB(電池容量)市場規模推移(数量:2015年、2018年、2021年)】
2-1.2015年~2018年推移
2-2.2018年~2021年推移
2-3.2015年、2018年、2021年 民生小型LiB主要メーカーシェア推移
【表1.民生小型LiB(電池容量)主要メーカー推移(2015年、2018年、2021年)】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
車載ディスプレイ部材市場
 (87~91ページ)
~車載ディスプレイの進化・変化を「支える」存在から
 ユーザーと共に市場を「掘り起こす」攻めの姿勢への転換を!~

1.車載ディスプレイ部材とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.車載ディスプレイ前面板市場:日系OEMのガラスシフトとOLEDの平面化でガラス採用率は70%以上に
3-2.車載用タッチパネル市場:インセル化が進む中、アウトセルならではの機能・価値の提案が活発化
4.注目トピック
4-1.スイッチャブルプライバシー技術など統合コックピットの安全性向上に向けた開発が進展
4-2.反射防止フィルム市場:ディスプレイの大型化とシェードレス化で反射防止フィルム需要が急拡大
5.将来展望
【図1.自動車生産台数と車載ディスプレイ部材世界出荷量の成長率推移・予測
(数量:2021年‐2024年予測)】

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