定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2023年10月号(No.187)

≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(5)~有機メモリー素子~ (3~31ページ)
~特徴を活かした無線タグなどを展望し、有機トランジスタと同様の
 プロセスに組み込むことのできる有機不揮発メモリーは必須~

1.有機メモリー素子とは
2.有機メモリー素子の種類
2-1.三端子形有機メモリー素子
2-2.二端子形有機メモリー素子
3.有機メモリー素子に関する市場規模
【図・表1.有機メモリー素子の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
4.有機メモリー素子に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 大阪大学
(1)ナノペーパーと電子材料の融合による環境・生体調和性デバイスの開発
【図1.ナノペーパーと電子材料の複合化技術によるグリーン・ペーパーエレクトロニクスの俯瞰図】
①生分解性半導体メモリー[1]
②生体信号センサー[2]
【図3.ナノペーパー基板(左)とそれを用いた生体信号計測(右)】
(2)ナノペーパーの半導体機能・用途開拓[3]
①ナノペーパーの半導体化
【図4.ナノペーパーの炭化による電気特性制御。
②ナノペーパーの3D構造設計
【図5.ナノ~マイクロ~マクロのトランススケールで制御可能な3D構造】
(3)今後の展望
4-2.国立大学法人 広島大学
(1)単分子誘電体の発現機構
【図6.ポリオキソメタレートの構造(左)
電場の向きによってTb3+イオンのサイトが変わり分極が反転する様子(右)】
(2)単分子誘電体の特性
【図7.単分子誘電体が示す分極ヒステリシス】
【図8.誘電率(左)および分極ヒステリシスによる電場(中)・温度依存性(右)】
(3)単分子誘電体メモリーの優位性
【図9.単分子誘電体を用いて作製したFET型メモリーの模式図】
4-3.国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
(1)有機トランジスタを使った多値論理演算回路の開発に成功
【図10.デバイス構造と有機半導体の分子構造(左)とその等価回路(右)】
【図11.(左)アンチ・アンバイポーラートランジスタ(AAT)の
電流特性(ID_AAT:青線)とn型トランジスタの電流特性(ID_n-type:赤線)
(右)入力(VIN)-出力(VOUT)特性】
(2)光学的に制御可能な有機ロジックインメモリー
【図12.開発したバイナリインバーターの模式図】
【図13.(a)インバーターの光照射によるプログラミング操作の模式図
(b)インバーターのUV光による消去操作の概略図】
4-4.国立大学法人 北海道大学
(1)「世界一長い炭素-炭素結合」の創出に成功
~化学の未踏領域を解明し新たな材料開発への貢献に期待~
【図15.伸縮振動のイメージ図(上挿入図)、
ラマン分光法により得られたスペクトル(上)、理論的に予測されたスペクトル(下)】
(2)光/熱で完全制御が可能な分子スイッチの創出に成功~酸化特性を巧みに制御し新たな刺激応答性材料の開発に期待~
【図16.炭素=炭素二重結合が関与する立体異性体の種類】
【図17.本研究により新たに設計した分子と光/熱異性化による酸化特性制御】
(3)分子の酸化特性を加熱/冷却で制御~温度変化によりラジカル種を発現させ新たな応答性材料の開発に期待~
【図18.本研究により新たに設計した分子】
【図19.加熱/冷却による構造変化と酸化特性スイッチング】
(4)世界最長の炭素-炭素結合は長いだけではなかった
~結合の柔軟性が生み出す新機能により未踏機能材料開発への貢献に期待~
【図20.光・熱・酸化還元による相互変換(左)異性化による劇的な物性変化(右)】
(5)電気化学的な刺激により分子構造を巧みに制御~有機半導体などに利用可能な新規アセン構築法として期待~
【図21.酸化還元による分子構造制御(左)と還元滴定によるスペクトル変化(右)】
(6)世界最長のアントラセンオリゴマーの詳細な調査に成功~新たな設計指針の獲得により次世代型分子スイッチの開発に期待~
【図22.アントラセンユニット数に応じたスイッチング特性】
5.有機メモリー素子の将来展望

2023車載ソフトウエアの動向(3) (32~46ページ)
~車載ITシステムはクルマのソフトウエア開発に新たな風を吹き込む~

1.前号・前々号のまとめ
2.用語の整理
【図1.クルマに搭載するソフトウエアの区分】
3.各社の車載ソフトウエア開発
3-1.国内OEM各社
(1)トヨタ自動車株式会社
①ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
(2)日産自動車株式会社
(3)本田技研工業株式会社
(4)国内中堅OEM各社
3-2.サプライヤー各社
(1)株式会社デンソー
①デンソーテクノ株式会社
②株式会社デンソークリエイト
③株式会社デンソーテン
(2)株式会社アイシン
①アイシン・ソフトウエア株式会社

≪注目市場フォーカス≫
民間宇宙ビジネス(2)~宇宙利用産業~ (47~81ページ)
~小型人工衛星を用いた無重力・真空を利用した様々な新製品開発や、
 人工衛星データ活用など、民間主導で新たな興隆が始まる~

1.宇宙利用産業の概要
2.宇宙利用産業の内容
2-1.宇宙利用サービス産業
2-2.宇宙利用関連民生機器
(1)衛星放送対応テレビ
(2)GPS機能搭載携帯電話
(3)カーナビゲーションシステム
2-3.宇宙利用ユーザー産業
(1)通信・放送分野
(2)測位・測量・運輸分野
(3)リモートセンシング分野
3.宇宙利用産業に関する市場規模
【図・表1.宇宙利用産業の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表2.宇宙利用産業の分野別国内市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
【図・表3.宇宙利用産業の分野別WW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
4.宇宙利用産業に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.株式会社 ALE(エール)
(1)宇宙エンターテインメント事業「SKY CANVAS」
【図1.人工衛星ALE-1(左)、ALE-2(中)、ALE-3(右)】
【図2.人工流れ星の原理】
(2)大気データ事業
【図3.大気圏の構造】
【図4.大気データの取得】
【図5.大気データの活用事例:気象予測】
4-2.株式会社 Synspective(シンスペクティブ)
(1)小型SAR衛星の打ち上げ
【図6.SAR衛星「StriX」のイメージ】
(2)データ取得
【図7.SAR衛星がマイクロ波を用いて地表面を観測するイメージ】
【図8.従来の大型衛星と小型SAR衛星コンステレーションの違い】
(3)ソリューション提供
【図9.自社小型SAR衛星コンステレーションを用いた
SynspectiveのSARデータ&ソリューション提供のビジネスモデル】
【図10.Synspectiveのソリューション事例、
土地変位の監視(左)、浸水被害評価(中)、森林資源管理(右)】
【図11.土地変位の監視事例:グアテマラにおける新たな陥没リスクの発見】
【図12.自然災害を把握できる独自のアナリティクスプラットフォームと
準リアルタイムのSARデータにより、
「Learning Worldエコシステム」構築を目指すSynspectiveのロードマップ】
4-3.株式会社 デジタルブラスト
【図13.デジタルブラストのLEO経済圏構築構想】
(1)ビジネスコンサルティング
(2)メディア・イベント事業
(3)新規事業R&D
①CSS構想:民間主導での宇宙ステーション建設
【図14.CSS予想図】
【図15.CSSの基本的機能】
【図16.CSSによるLEO/惑星間経済圏のイメージ】
②プロジェクト「NOAH(ノア)」:月面での生態循環維持システム構築プロジェクト
【図17.プロジェクト「NOAH」の事業概要】
③「ALICE(アリス)」:NFTを用いたデータ流通基盤
【図18.「ALICE」の事業概要】
4-4.株式会社 天地人
(1)天地人が取り組む主な課題
①世界的な気候変動
②少子高齢化
【図19.社会課題の影響への対応】
(2)天地人の技術
①プロジェクトの特徴に応じたデータ収集
②あらゆるデータを取り扱い可能
③ビッグデータ×機械学習
(3)ソリューション
①オンラインGISプラットフォームとしての「天地人コンパス」
【図20.オンラインGISプラットフォームとしての天地人コンパス】
②天地人コンパスの主な機能
【図21.天地人コンパスの主な機能】
(4)事例
①インフラ:漏水リスク評価
【図22.天地人コンパスによる漏水リスク評価】
②農業分野:気候変動に応じて持続可能な農業への転換
【図23.天地人コンパスを活用した土地評価】
③再生可能エネルギー:インフラの建設地探索、設置プロセスの効率化
【図24.天地人コンパスを活用したエネルギーインフラ建設地探し】
4-5.株式会社 ワープスペース
【図25.ワープスペースによる高軌道衛星を用いた
光通信ネットワーク「WarpHub InterSat」のイメージ】
(1)宇宙での光中継衛星ネットワーク「WarpHub InterSat」を構築し、低軌道衛星が抱える通信課題の解決を目指す
【図26.低軌道衛星データの用途拡大に貢献するワープスペースの
光中継衛星ネットワーク「WarpHub InterSat」】
(2)地上のネットワークが地球全体を網羅することを目指す
【図27.地上通信の拡充に貢献するワープスペースの
光中継衛星ネットワーク「WarpHub InterSat」】
(3)宇宙空間全体のネットワーク構築によって深宇宙開発における効率化に貢献
【図28.深宇宙開発の効率化に貢献する光通信ネットワーク
「WarpHub InterSat」】
5.宇宙利用産業の将来展望

自動車車室内センシング市場性探索(4)スマートキー/バーチャルキー (82~99ページ)
~単なる鍵ではなく、多様なアプリ展開が可能に~
~自動車産業は“UWB無線システム”で、IT産業とガチンコ勝負~

1.スマートキーの歴史とキーレスとの違い
【表1.スマートキーとキーレスエントリーの違い】
2.「バーチャルキー」へのシフトで広がるアプリ
3.スマートキーとバーチャルキーは併存する
4.UWB無線システムでIT産業とのガチンコ勝負
【図1.UWBユニット活用バーチャルキーのシステム構造図(東海理化)】
5.スマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー搭載台数推移
5-1.国内スマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー搭載台数推移
【図・表1.国内スマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー
搭載台数推移(数量:2022-2035年予測)】
5-2.世界スマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー搭載台数推移
【図・表2.世界のスマートキー(キーレスエントリー含む)/バーチャルキー
搭載台数推移(数量:2022-2035年予測)】
6.世界のスマートキー(キーレスエントリー含む)参入メーカー
【表2.世界のスマートキー(キーレスエントリー含む)参入メーカー】
7.世界のスマートキー/バーチャルキー参入メーカーの動向
7-1.大日本印刷株式会社(DNP)
「バーチャルキー活用サービス『FREEKEY社用車予約』」
7-2.株式会社東海理化「デジタルキー配信システム」
【図2.東海理化「デジタルキー配信システム」】
【図3.東海理化「次世代ドアエントリー向け画像認識システム」】
7-3.コンチネンタル(Continental AG )「シェアカーのバーチャルキー」
7-4.ボッシュ(Robert Bosch GmbH)「パーフェクトリー・キーレス」
【図4.ボッシュ「パーフェクトリー・キーレス」】
【図5.ボッシュ「Identity Xtended」】
7-5.アルプスアルパイン株式会社「ワイヤレスデジタルキーシステム」
7-6.OPPO(中国)「テスラと提携」
7-7.KDDI株式会社、ヤマト運輸株式会社、プライムライフテクノロジーズ株式会社「トランクへの配達実証実験」
7-8.BMW(Bayerische Motoren Werke AG)「デジタルキー・プラスとBMW IDが連携」

≪タイムリーコンパクトレポート≫
燃料電池システム市場 (100~104ページ)
~進む基盤整備、前提課題は解消の向き
 部材開発の先にある2030年の開花~

1.燃料電池システム及び部材とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.モビリティ用燃料電池システム市場動向
3-2.住宅用燃料電池システム市場動向
3-3.業務・産業用燃料電池システム市場動向
4.注目トピック
4-1.モビリティ用燃料電池の世界市場状況
5.将来展望
【表1.燃料電池システムの世界市場動向】​

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