定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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最新号

Yano E plus 2012年6月号(No.051)

 トピックス 

《半導体シリーズ》
●半導体ファウンドリ市場~半導体メーカーのファブライト戦略により順調に拡大

2008年以降、半導体チップの製造を専門に行う半導体ファウンドリ業界はM&Aが盛んに行われた。半導体生産の設備投資が巨額になると共に、ファウンドリが将来有望なビジネスであるとみて、投資家が出資したからであった。この流れはこれからもしばらくは続きそうである。
半導体メーカーにとっては半導体ファウンドリを利用することにより、製造設備を持つリスクから解放され、自らは設計などの付加価値の高い業務に専念できることになる。一方で、半導体ファウンドリは大量の半導体チップを1社で製造することにより、効率良く設備の稼動と運営を行うことができる。今後の半導体業界は設計技術を中心としたサービスを提供する企業群と、生産を担当する企業群という2つの機能をもった企業グループ群に分かれていくだろう。
また、設計から生産まで一貫して行うメーカーであっても、ハイエンド製品の生産の一部を半導体ファウンドリに委託するというビジネスモデル、いわゆるファブライト戦略が世界的に広まりつつある。とりわけ32ナノメートル以降は、そのようなモデルが主流になるものとみられ、半導体ファウンドリは今後も順調に市場を拡大していくものと予想される。

 内容目次 

《単結晶シリーズ》

  ●AlN単結晶市場 (3~15ページ)
    ~紫外発光LED用市場が急拡大する見通し。パワーデバイスとしても有力~
    1.化合物半導体の現状
    2.窒化アルミニウム(AlN)単結晶
    3.AlN単結晶の作製方法
    3-1.HVPE法
    【図】HVPE法の概略図
    3-2.フラックス法
    【図】フラックス法の概略図
    3-3.昇華再結晶法
    【図】昇華再結晶法の概略図
    4.AlN単結晶の用途
    4-1.紫外発光LED(UV-LED)用基板
    4-2.パワーデバイス
    【図】基板材料の種類と耐電圧特性
    4-3.その他の用途
    5.AlN単結晶の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】AlN単結晶の市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】AlN単結晶の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    6.AlN単結晶のメーカーシェア
    【表・グラフ】AlN単結晶の国内メーカーシェア(金額:2011年)
    7.AlN単結晶の主要メーカーの取組動向
    7-1.旭化成(株)
    7-2.(株)トクヤマ
    7-3.住友金属鉱山(株)
    7-4.住友電気工業(株)
    7-5.(株)フジクラ
    8.AlN単結晶の主要公的研究機関の取組動向
    8-1.東北大学多元物質科学研究所
    8-2.独立行政法人科学技術振興機構
    8-3.独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
    9.AlN単結晶の今後の見通し

  ●ZnO単結晶市場 (16~28ページ)
    ~青色発光素子として特性・コスト面で有望~
    1.酸化亜鉛(ZnO)単結晶の可能性
    2.ZnO単結晶の作製方法
    2-1.水熱合成法
    【図】水熱合成法の概略図
    2-2.化学気相合成法
    【図】化学気相合成法の概略図
    2-3.液相エピタキシャル成長法
    【図】液相エピタキシャル成長法の概略図
    3.ZnO単結晶の用途
    【表】ZnO単結晶の主な用途
    3-1.発光素子
    3-2.エピタキシー用基板
    3-3.紫外線(UV)センサ
    3-4.圧電素子
    3-5.放射線検出素子
    4.ZnO単結晶の市場規模推移と予測
    【表・グラフ】ZnO単結晶の市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    【表・グラフ】ZnO単結晶の需要分野別国内市場規模推移(金額:2009年-2014年予測)
    5.ZnO単結晶のメーカーシェア
    【表・グラフ】ZnO単結晶の国内メーカーシェア(金額:2011年)
    6.ZnO単結晶の主要メーカーの取組動向
    6-1.(株)アムテック
    6-2.東京電波(株)
    6-3.三菱ガス化学(株)
    6-4.ローム(株)
    7.ZnO単結晶の主要公的研究機関の取組動向
    7-1.東北大学金属材料研究所附属金属ガラス総合研究センター
    7-2.島根大学総合理工学部
    7-3.独立行政法人産業技術総合研究所
    7-4.公益財団法人名古屋産業科学研究所
    7-5.独立行政法人物質・材料研究機構
    8.ZnO単結晶の今後の見通し

《エネルギー関連シリーズ》

  ●PPS事業動向(4) (29~39ページ)
    ~電力ビジネスが大きく変貌する~
    1.PPSシェア拡大への動きが加速
    2.卸電力取引の活性化へ
    3.節エネコンサルティングにシフトするPPS
    4.大規模なデマンドレスポンスの仕組みとしてのスマートシティの試み
    【表】北九州スマートコミュニティ創造事業の概要
    【表】北九州スマートコミュニティ創造事業の導入スケジュール
    5.分散型ビジネスとPPS
    6.発送電分離の今後
    7.2015年以降、家庭用電力も販売自由化へ

  ●産業用LIB市場 (40~51ページ)
    ~震災以降、日本国内で蓄電需要が高まる~
    1.産業用LIB市場規模
    【表・グラフ】産業用LIBのWW市場規模推移(容量・金額:2010年度-2015年度予測)
    2.産業用LIB市場概要
    2-1.定置用
    (1)UPSなど非常用蓄電システム用途
    (2)ピークシフト・ピークカット用途
    (3)グリッド用途
    (4)定置用における今後の課題
    2-2.移動体用
    3.今後の展望

《無線モジュールシリーズ(1)》

  ●無線モジュール市場(人体通信) (52~63ページ)
    ~注目されながらも停滞してきた技術、関連市場に新たな動き~
    1.人体通信とBAN
    2.人体通信
    2-1.人体通信の方式
    2-2.人体通信の原理
    2-3.人体通信の特徴
    2-4.人体通信の様々な試み
    【表】人体通信が検討されている利用分野
    3.注目される利用分野(電界通信方式を中心として)
    3-1.研究機関・参入企業
    【表】人体通信における主要な研究・開発機関と企業
    3-2.製品化と参入企業
    【表】国内で製品化(試作)されている人体通信システム
    4.抱えている問題点(電界通信方式を中心として)
    4-1.研究開発
    4-2.製品化
    5.市場規模予測
    【表・グラフ】人体通信関連市場の国内市場規模推移(金額:2011年-2016年予測)
    6.まとめと今後の動き
    【表】人体通信関連市場の想定されるイベント

《半導体シリーズ》

  ●半導体ファウンドリ市場 (64~71ページ)
    ~半導体メーカーのファブライト戦略により順調に拡大~
    1.市場概況
    2.市場規模の推移とシェア
    2-1.市場規模の推移
    【表・グラフ】半導体ファウンドリWW市場規模推移(金額:2008年-2012年予測)
    2-2.市場シェア(全世界)
    【表】半導体ファウンドリWW市場のシェア推移(金額:2009年-2011年)
    【グラフ】半導体ファンドリWW市場のシェア(金額:2010年、2011年)
    3.製品動向
    3-1.450ミリウェハーの立ち上げ
    3-2.28ナノメートルから20ナノメートルへ
    4.各社の動向
    4-1.TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited)
    4-2.UMC(United Microelectronics Corporation)
    4-3.グローバルファウンドリーズ(GLOBALFOUNDRIES)
    4-4.SMIC(Semiconductor Manufacturing International Corporation)
    4-5.タワージャズ(TowerJazz)
    4-6.IBM
    4-7.その他のメーカー
    5.今後の見通し

《次世代二次電池シリーズ(1)》

  ●次世代二次電池市場(全固体薄膜二次電池) (72~90ページ)
    ~海外では2012~2013年から生産量が増大~
    1.はじめに
    2.次世代二次電池の概要
    【表・グラフ】次世代二次電池のWW市場規模推移(金額:2012年見込-2020年予測)
    3.全固体薄膜二次電池
    3-1.全固体薄膜二次電池の特長
    (1)基本構造とLiPON
    【図】全固体薄膜二次電池の基本構造
    (2)電池特性と利用分野
    3-2.全固体薄膜二次電池の市場規模
    【表・グラフ】全固体薄膜二次電池のWW市場規模推移(数量・金額:2010年-2014年予測)
    3-3.有望アプリは環境発電関連分野
    【表・グラフ】ワイヤレスセンサノードのWW市場規模推移(金額:2010年-2014年予測)
     3-4.メーカーシェア
    【表・グラフ】全固体薄膜二次電池のWW市場におけるメーカーシェア(数量:2011年)
    4.注目企業の動向
    4-1. セルメーカー
    (1)Infinite Power Solutions, Inc.(IPS)
    【図】IPS製「MEC200シリーズ」
    (2)GS Nano Tec Co.,Ltd.
    【図】GS Caltex-GS Nano Tech製 全固体薄膜二次電池の外装形態
    4-2. 販売会社関連
    (1)東京エレクトロン デバイス(株)
    【図】マイクロペルト製 温度差発電用製品
    (2)アルバック イーエス(株) / (株)アルバック
    【表】固体薄膜Li二次電池(GS Nano Tech製)の参考仕様
    (3)稲畑産業(株)
    【図】稲畑産業(株)GS NanoTech製 全固体薄膜二次電池
    (4)(株)アルティマ
    【図】(株)アルティマの「環境発電汎用評価キット」

《電子部材シリーズ》

  ●アジア包装材料市場 (91~100ページ)
    ~国内市場飽和もアジアにポテンシャルあり、
    関連メーカー・機関を巻き込んで「無」から「有」への市場創造に動け~
    1.アジア包装材料市場の動向
    1-1.日本
    【表・グラフ】透明蒸着フィルムの市場規模推移(数量:2008年-2012年予測)
    1-2.韓国
    1-3.中国包装材料市場の動向
    1-4.タイ
    1-5.マレーシア
    1-6.ベトナム
    2.アジア包装材料市場の展望

《コラム》
  ●外に出て行く強さ (101ページ)

 

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