定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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例)半導体の製造装置(ステッパ市場)に興味がある、ナノインプリント市場がどの程度の市場規模があるのか知りたい、車載向けコネクタ市場の参入メーカを調べたい、等。
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2017年4月号(No.109)

 トピックス 

《注目市場フォーカス》
プリント基板最終外観検査装置市場
~今後は車載や医療需要なども増加し、堅調に推移

同装置はプリント基板製造の実装前最終段階の検査を行う装置である。プリント基板製造プロセスにおいて、最終的に電子部品を適切に実装できるよう、金属による表面処理を施し、最終基板のサイズに切り分ける。その後基板の外観を検査し、不良(キズ、異物、変色、カケ、クラックなど)の有無を確認する。対象製品は、主に半導体パッケージ基板、精密プリント基板、LED基板、リードフレーム、フレキシブル基板(FPC)、TABテープなどとなっている。同装置は、画像処理技術、メカトロニクス技術、光学センシング技術が中核技術となっている。

同装置導入は検査の省人化や品質確保、合理化、コストダウンを目的とし、人の視認ではなく自動化が可能となることがメリットになる。

IoTや自動運転などで、情報社会を構築する情報機器や部材が新たな局面に入っている。今後は、スマートフォンやタブレットPCからさまざまな形態のウエアラブルデバイスも5Gなどの通信規格の変化により、大きな変貌を遂げることになる。

これらのデバイスの進化を支える電子部品はますます高度化高密度化が進む。その製造プロセスで、デバイスの高品質を担保するためにもプリント基板最終外観検査装置の需要分野は幅広いものとなってきている。

 内容目次 

《RFID関連シリーズ》
●RFIDタグの利用動向(6)資産管理・アミューズメント・その他 (3~14ページ)
  ~備品・資産管理用途やランドリー関連は新型タグで大きく伸長、
   アミューズメント分野もNFC入場券が増加~

  1.はじめに
  1-1.RFIDのその他の利用分野
  (1)備品・資産管理用途の注目動向
  ①文書管理用RFID
  【図1.文書管理用RFIDソリューションの事例】
  ②その他の美品・資産管理用RFID
  【図2.金属対応タグによるRFID管理の潜在対象(参考例)】
  (2)アミューズメント系用途の注目動向
  (3)その他の利用分野
  1-2.その他の利用分野の市場規模
  【図・表1.RFIDのその他の利用分野の国内市場規模予測(金額2015-2020年度予測)】
  【図・表2.RFIDその他の国内利用分野の内訳(金額:2015年度)】
  【図・表3.RFIDその他の国内利用分野の内訳(金額:2020年度)】
  2.RFID国内市場の全体像(修正データ)
  【図・表4.RFIDソリューション国内市場の総出荷額推移・予測
  (金額:2015-2020年度予測)】
  【図・表5.RFIDソリューション国内市場の内訳(金額:2015年度)】
  【表1.RFIDソリューション国内市場の内訳と推移・予測(金額:2015-2020年度予測)】
  【表2.RFIDタグの利用分野別国内市場規模(金額:2015-2020年度予測)】
  【表3.RFIDタグの利用分野別国内市場規模(数量・金額:2015年度】

《注目市場フォーカス》
●プリント基板最終外観検査装置市場 (15~26ページ)
  ~今後は車載や医療需要なども増加し、堅調に推移~

  1.プリント基板最終外観検査装置とは
  【図1.高精細基板向け自動最終外観検査装置】
  2.業界構造と市場概況
  【図・表1.プリント基板最終外観検査装置国内市場規模予測
  (数量・金額:2013-2016年見込)】
  【図・表2.プリント基板最終外観検査装置需要分野別国内シェア(金額:2016年見込)】
  3.主要企業動向
  3-1.太洋工業株式会社
  3-2.インスペック株式会社
  3-3.株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ
  3-4.株式会社アドバンテスト
  3-5.ウインテスト株式会社
  4.今後の市場動向
  【図・表3.プリント基板最終外観検査装置国内市場規模予測
  (数量・金額:2017年-2020年予測)】
  【図・表4.プリント基板最終外観検査装置需要分野別国内シェア(金額:2020年見込)】

●BLE(Bluetooth® Low Energy)市場 (27~45ページ)
  ~圧倒的な省電力、様々なビジネス・生活シーンでの爆発的増増加へ
  裾野の広がりは目を見張るが、キラーアプリ探索が課題~

  1.Bluetooth®とは
  2.Bluetooth®Low Energy(BLE)とは
  3.BLEの応用分野
  3-1.ウエアラブル
  3-2.ヘルスケア
  3-3.ホームエレクトロニクス
  3-4.カーエレクトロニクス
  3-5.その他
  4.BLEの市場規模推移と予測
  【図・表1.BLEの国内およびWW市場規模予測(数量:2015-2020年予測)】
  【図・表2.BLEの用途分野別国内市場規模予測(数量:2015-2020年予測)】
  5.BLEの市場シェア
  【図・表3.BLEの国内市場における企業シェア(数量:2016年)】
  6.BLEに関わる国内企業の取組動向
  6-1.株式会社アプリックス
  6-2.株式会社ウィビコム
  6-3.エイディシーテクノロジー株式会社
  6-4.SMK株式会社
  6-5.STマイクロエレクトロニクス株式会社
  6-6.カシオ計算機株式会社
  6-7.太陽誘電株式会社
  【図1.太陽誘電製のBLEモジュールの製品例】
  【図2.太陽誘電製の世界最小級Bluetooth®v5のモジュール】
  6-8.TDK株式会社
  6-9.株式会社テレパワー
  6-10.株式会社DNPデジタルコム
  6-11.有限会社ヒミコ・ソリューションズ
  6-12.株式会社フォーカスシステムズ
  6-13.富士通コンポーネント株式会社
  6-14.ホシデン株式会社
  6-15.マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
  6-16.株式会社村田製作所
  6-17.ラトックシステム株式会社
  【図3.ラトックシステムのBLE 紛失防止タグ(REX-SEEK2)】
  【図4.ラトックシスムのBLE ほこりセンサー(REX-BTPM25)】
  6-18.ルネサスエレクトロニクス株式会社
  7.BLEの展望

《次世代市場トレンド》
●量子技術が世界を変える(4)量子イメージング (46~69ページ)
  ~古典光を用いたイメージングに比べ優れた解像度が魅力
  多方面への活用が期待される~

  1.量子イメージングとは
  2.量子イメージングの種類
  2-1.光子イメージング
  (1)量子エンタングルメントイメージング
  (2)量子ゴーストイメージング
  2-2.量子ビームイメージング
  (1)中性子イメージング
  (2)テラヘルツ分光イメージング
  3.量子イメージングの応用分野
  3-1.ライフサイエンス
  3-2.材料科学
  3-3.宇宙科学
  3-4.工業
  4.量子イメージングの市場規模予測
  【図・表1.量子イメージングの国内およびWW市場規模予測(金額:2020-2040年予測)】
  【図・表2.量子イメージングのカテゴリー別国内市場規模予測(金額:2020-2040年予測)】
  5.量子イメージングに関わる国内の研究機関動向
  5-1.学校法人慶應義塾大学
  5-2.大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)
  【図1.SOI量子イメージング検出器の構造】
  【図2.SOI検出器によるイメージング事例(魚)】
  5-3.コニカミノルタ株式会社
  5-4.国立研究開発法人  産業技術総合研究所
  5-5.シグマアルドリッチジャパン合同会社
  5-6.国立大学法人電気通信大学
  【図3.量子エンタングルメントを用いたリソグラフィー実験の模式図】
  5-7.国立大学法人東京工業大学
  5-8.国立大学法人東北大学
  5-9.国立大学法人名古屋大学
  5-10.学校法人日本大学
  5-11.パイオニア株式会社
  【図4.テラヘルツ装置の原理(テラヘルツ時間領域分光法)】
  【図5.テラヘルツスキャニング事例(塗膜厚膜測定結果)】
  【図6.共鳴トンネルダイオードを用いたテラヘルツ装置の外観】
  5-12.浜松ホトニクス株式会社
  5-13.冨士色素株式会社
  5-14.国立研究開発法人理化学研究所
  5-15.国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
  5-16.国立大学法人和歌山大学
  6.量子イメージングの展望

●物流(機器・システム)のIoT市場動向(2) (70~76ページ)
  ~物流IoTは2020年を目指して拡大する見込み~

  1.仕分け機/コンベアとIoT
  【表1.仕分け機/コンベアシステムの種類】
  【表2.仕分け機/コンベアシステムの細目】
  2.ピッキングシステムとIoT
  【表3.ピッキングシステムの種類】
  【表4.ピッキングシステムの細目】
  3.物流機器・システムの市場規模
  3-1.倉庫システムの概要まとめ
  【図1.倉庫管理のフローの例】
  【図2.物流機器・システムの現在と将来】
  3-2.物流機器・システムのIoT市場規模
  【図・表1.物流機器・システムのIoT市場規模(金額:2015-2020年予測)】

●「ネプコンジャパン2017」、「オートモーティブワールド2017」レポート (77~86ページ)
  ~最新の電子デバイスや材料、半導体製造技術からパッケージ、
  カーエレクトロニクス、次世代照明などを中心に過去最多の2,250社が一同に展示~

  1.全体
  【写真1.「ネプコンジャパン2017」】
  【写真2.「オートモーティブワールド2017】
  2.各社の展示状況
  2-1.オキナヤ (Sevcon Japan, YASA Motors)
  【写真3.Yasa Motors P400(上)・750R(下)】
  【写真4.デフギア付トランスアクスル誘導モーターと応用例】
  2-2.渦潮電気(BEMAC)
  【写真5.68VMと内部モーター】
  2-3.ARRK
  【写真6.BAC社のMONO・CFRPボディ】
  2-4.豊田自動織機
  【写真7.ACモーター IA180・モーターコントローラ M type】
  2-5.ZMP
  【写真8.RoboCar MiniVan・シリーズ紹介】
  2-6.ミツバ
  【写真9.電動自転車用駆動システム】
  2-7.Bosch
  【写真10.Boschの車載用センサー】
  【写真11.Boschの電動スクーター用コンポーネント】
  3.専門技術セミナー
  3-1.自動運転
  【写真12.オートモーティブワールドカンファレンス】

《あとがき》
読者アンケート「興味を持ったレポート」トップ3 予想(87ページ)