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Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

※消費税につきましては、法令の改正に則り、適正な税額を申し受けいたします。

2025年

Yano E plus 2025年11月号(No.212)

≪次世代市場トレンド≫
マテリアルDXシリーズ(4)~有機材料インフォマティクス~(3~28ページ)
~多様な分子構造では膨大な試行錯誤が欠かせなかったが、
機械学習やシミュレーション技術と融合し開発スピードが格段に向上~
 
1.有機マテリアルDXの概要
2.有機マテリアルDXの材料設計指針
2-1.分子設計空間の合理的探索
2-2.性能予測モデルの高度化
2-3.逆設計アプローチの活用
2-4.プロセス設計との連携
3.有機マテリアルDXの主な用途分野
3-1.エレクトロニクス分野
3-2.エネルギー分野
3-3.バイオ・ヘルスケア分野
3-4.環境・サステナビリティ分野
3-5. 先端機能材料分野
4.有機材料マテリアルDXの市場規模予測
【図・表1.有機材料マテリアルDXの国内およびワールドワイド市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
5.有機材料マテリアルDXに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人慶應義塾大学
(1)小規模データを用いたスパースモデリング
(2)リチウムイオン二次電池(LiB)を用いた性能予測モデルの構築
(3)予測モデルに基づく物質探索と特性評価
【図1.SpM-Sを用いて探索した有機アノード活性材料PBdiTpの電気化学的性能。(a)BdiTpの構造。(b)BdiTpモノマーとPBdiTpの充放電曲線。(c)充放電電流密度の増加に伴うBdiTpモノマーとPBdiTpの容量】
【図2.SpM-Sを使用したBQ-BOの触媒性能。(a)BQとBOの設計と重合。
(b) BQ-BO粒子の線形スイープボルタンメトリー】
(4) SpM-Sによる性能予測モデルを用いた性能向上の可能性
5-2.積水化学工業株式会社(積水化学)
(1)積水化学のMI
【図3.MI導入の背景】
【図4.情報科学技術を通じて新材料や代替材料を効率的に探索するデータ駆動科学としてのMIの姿を模式化】
(2)情報科学推進センターの設立
【図5.情報科学推進センターの組織体制】
(3) MI事例
①機械学習モデルを用いた樹脂配合製品の自動配合設計と品質予測システムの構築
【図6.機械学習モデルを用いたフィルム製品の配合設計と品質予測事例】
②外部データを活用した外挿領域の探索による触媒材料の開発事例
【図7.外部データを活用した外挿領域の探索による触媒材料の開発事例】
(4) MI展望
【図8.データ駆動型の高分子材料設計フロー】
5-3.東レ株式会社
(1)マルチスケール相分離シミュレーションによる高除去UF膜の創出
【図9.マルチスケール相分離シミュレーション】
【図10.UF膜モジュールにおける材料プロセスの精密制御による新たな展開】
(2)生産ビッグデータ活用により、人工腎臓の生産安定化および小型化新製品につながる細糸中空糸膜の開発加速
【図11.東レの人工腎臓に関する取り組み概要】
【図12.人工腎臓の工程安定化および新製品開発課題に生産ビッグデータを適用】
(3)まとめ
5-4.公立大学法人兵庫県立大学
(1) A𝛽フィブリル末端における分子挙動
【図13. Aβの構造(左)とAβが積層した立体構造(右)。左図は、Quantum espresso[1]とXcrysden[2]を用いて、右図はDesmond/Maestro[3]を用いて作成】
(2)クラスター形成の判定
【図14.通常のシミュレーション:Aβが積層構造(左)。加工後のシミュレーション(初期状態):Aβ二分子が十分に離れている状態(中)。加工後のシミュレーション(1.5ns):運動の結果生じる分子間結合が現われて一つのクラスター(分子)が生じたと判定(右)】
(3)今後の展望
5-5.国立大学法人宮崎大学
(1) Au(III)抽出溶媒の探索
【図15.各種溶媒を用いた塩酸における金属抽出率】
(2)機械学習でAu(III)の抽出溶媒を探索する 
【図16.任意溶媒におけるAu(III)抽出能力を予測するための機械学習モデル】
(3) Ga(III)抽出溶媒探索のための機械学習
6.有機材料マテリアルDXの課題と将来展望
6-1.課題
(1)データの質と量の不足
(2)有機材料特有の複雑性への対応
(3)実験との連携不足と実装障壁
6-2.将来展望
(1)データインフラの整備と標準化
(2)高度なモデリング手法とマルチスケール化
(3)クローズドループ型開発体制と「マテリアルズ・インフォマティクス2.0」
 
触力覚(ハプティクス)市場性探索(4)(29~49ページ)
フィードバックする“機械の筋肉”アクチュエータ
~振動アクチュエータは高止まり、ソフト&静電アクチュエータは成長、
多様なタイプが出現し、2035年で世界市場5,700億円~
 
1.はじめに(今回の分析範囲)
【図1.触力覚(ハプティクス)の市場分類】
2.世界の振動アクチュエータ市場予測とメーカー動向
2-1.振動アクチュエータの特徴
【表1.振動アクチュエータ方式別特長一覧】
2-2.振動アクチュエータ市場の動向と市場規模推移予測
【図・表1.振動アクチュエータWW市場規模予測
(数量・金額:2022-2035年予測)】
2-3.振動アクチュエータの需要分野別使用状況
2-4.国内 振動アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧
【表2.国内 振動アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧①】
【表2.国内 振動アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧②】
2-5.海外 振動アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧
【表3.海外 振動アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧①】
【表3.海外 振動アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧②】
【表3.海外 振動アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧③】
【表3.海外 振動アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧④】
3.世界のソフトアクチュエータ市場予測とメーカー動向
3-1.ソフトアクチュエータの特徴
3-2.ソフトアクチュエータ市場の動向と市場規模推移予測
【図・表2.ソフトアクチュエータWW市場規模予測
(数量・金額:2022-2035年予測)】
3-3.ソフトアクチュエータの需要分野別使用状況
(1)ロボット分野
(2)手術シミュレータ分野
(3)アシストスーツ分野
3-4.国内 ソフトアクチュエータ・メーカー別/特徴一覧
【表4.国内 ソフトアクチュエータ・メーカー別/特徴一覧①】
【表4.国内 ソフトアクチュエータ・メーカー別/特徴一覧②】
3-5.海外 ソフトアクチュエータ・メーカー別/特徴一覧
【表5.海外 ソフトアクチュエータ・メーカー別/特徴一覧】
4.世界の静電アクチュエータ市場予測とメーカー動向
4-1.静電アクチュエータの特長
4-2.静電アクチュエータの需要分野別使用状況
【表6.静電アクチュエータの需要分野一覧】
4-3.静電アクチュエータ市場の動向と市場規模推移予測
【図・表3.静電アクチュエータWW市場規模予測
(数量・金額:2022-2035年予測)】
4-4.国内 静電アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧
【表6.国内 静電アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧】
4-5.海外 静電アクチュエータ・メーカー別/特長一覧
【表7.海外 静電アクチュエータ・メーカー別/特徴一覧】
 
《注目市場フォーカス》
マイクロ波デバイスシリーズ(2)~センシングデバイス~(50~71ページ)
~非破壊検査や精密測定において不可欠な役割を果たす
産業や医療、環境モニタリング分野の最前線を支えている~
 
1.社会実装が進む不可視領域センシング
2.マイクロ波を用いたセンシング技術の基本原理
3.マイクロ波センシングデバイス技術の進展
3-1.周波数の高帯域化と高分解能化
3-2.デバイスの小型・低消費電力化
3-3.高機能アンテナ技術の進化
3-4.信号処理・AIの活用によるセンシング性能向上
3-5.マイクロ波センシングの他波長帯との比較・補完関係
4.マイクロ波センシングデバイスとしての応用分野
4-1.自動車分野
4-2.医療・ヘルスケア分野
4-3.セキュリティ・防犯分野
4-4.産業・インフラ分野
4-5.農業・環境モニタリング分野
4-6.注目の最新用途事例
5.マイクロ波センシングデバイスに関する市場規模
【図・表1.マイクロ波センシングデバイスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
6.マイクロ波センシングデバイスに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人信州大学
【図1.マイクロ波無線電力伝送の応用例】
(1)技術的背景
(2)提案DC-DCコンバータ
【図2.提案したSIDITO DC-DCコンバータの主回路図】
【図3.提案したVOC予測回路の原理】
(3)実測評価
【図4.チップ写真。(a)DC-DCコンバータ、(b)マイクロ波整流器】
【図5.DC-DCコンバータの実測動作波形とMPPT時間】
【図6.実測電力変換効率。
(a)DC-DCコンバータ、(b)マイクロ波整流器、(c)受電回路全体】
6-2.日清紡マイクロデバイス株式会社
【図7.日清紡マイクロデバイスのセンサモジュール「WaveEyes™」の構成】
【図8.「WaveEyes™」の外観(上)および内部構造(下)】
【図9.「WaveEyes™」の用途分野】
【図10.距離計測用センサユニットおよびセンサモジュール】
【図11.日清紡マイクロデバイスにおけるセンサデバイスの今後の展望】
6-3.ピーティーエム株式会社(PTM)
(1) Infineon Technologiesとの協業
(2) InnoSenTの総代理店
(3) 60GHz移動体検知センサ「WIZ-1」
【図12.60GHz移動体検知センサ「WIZ-1」の外観】
(4)「RFR」シリーズ
【図13.79GHz帯MIMOレーダー製品評価キット「RFRxxITR34-30U」】
7.マイクロ波センシングデバイスに関する課題と将来展望
7-1.課題
(1)空間分解能の限界と用途制約
(2)干渉ノイズ・誤検出のリスク
(3)小型化と高周波対応の両立による設計難度
(4)周波数帯の共用と制度整備の遅れ
(5)プライバシーと社会受容性の課題
(6)エコシステム構築と標準化の遅れ
7-2.将来展望
(1)高周波・高分解能化による用途拡張
(2) AI・エッジ処理との融合で賢くなるセンサ
(3)複合センサ化とシステム統合
(4)ウェアラブル・生活密着型応用の拡大
(5)社会インフラ・地球観測への貢献
(6)新興技術との統合
(7)持続可能社会と産業連携への展開
 
SDVにおけるAIの利用動向(4)(72~82ページ)
~自動車のAI市場は拡大し、1兆円弱(2035年)の勢い~
 
1.前回までのまとめ
1-1.SDVが求めるもの
1-2.内外の車載アプリケーション
【表1.2025年頃の車載アプリケーション一覧】
2.OEMの動き
2-1.他社との競争の中で必要なサービス
【表2.2025年頃のOEM純正のセンターディスプレイメニュー(AI利用状況)】
【表3.2025年頃のOEM純正の車両情報と連携(AI利用状況)】
3.まとめ
3-1.AI利用の拡大
3-2.自動車市場におけるAIの市場規模予測
【表4.日本の自動車分野のAI関連市場規模予測(楽観的)(金額:2025-2035年予測)】
【図1.日本の自動車分野のAI関連市場規模予測(楽観的)(金額:2025-2035年予測)】
【表5.日本の自動車分野のAI関連市場規模予測(伸び悩み)(金額:2025-2035年予測)】
【図2.日本の自動車分野のAI関連市場規模予測(伸び悩み)(金額:2025-2035年予測)】
 
≪タイムリーコンパクトレポート≫
半導体実装工程材料・副資材市場(83~88ページ)
~高機能×環境対応による需要開拓がこれからのPP市場を切り開く~
 
1.半導体実装工程材料・副資材市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.ウエハ保護テープ
3-2.ダイアタッチ材料
3-3.半導体封止材
4.注目トピック
4-1.先端半導体パッケージ向け封止材
5.将来展望
【表1.半導体実装工程材料・副資材(7品目)世界市場規模】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年10月号(No.211)

≪次世代市場トレンド≫
マテリアルDXシリーズ(3)~AI・機械学習による材料設計~(3~29ページ)
~従来の経験則や試行錯誤に依存していた材料設計プロセスを革新し
材料科学にパラダイムシフトをもたらす~

1.マテリアルDXにおけるAI・機械学習による材料設計の概要
2.AI・機械学習による材料設計の詳細
2-1.機械学習
2-2.ニューラルネットワーク
2-3.深層学習
2-4.その他の重要な手法
3.マテリアルDXにおけるAI・機械学習による材料設計の適用事例
3-1.新材料探索の加速
3-2.触媒材料の最適化
3-3.高性能ポリマーの設計
3-4.材料プロセス条件の最適化
4.マテリアルDXにおけるデータ科学の市場規模予測
【図・表1.マテリアルDXにおけるデータ科学の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
5.マテリアルDXにおけるデータ科学に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.産業技術総合研究所(産総研)
(1)マルチモーダルAIとは
【図1.データ駆動型の技術開発の位置づけ】
【図2.開発した汎用仮想実験AIの概要】
(2)生成AIによる構造情報の学習
【図3.GANを用いた画像(左下)および分光スペクトル(右下)の生成事例と実測データとの比較】
(3)逆設計技術
【図4.要望を変換して入力し、逆設計AIを駆動させて最適条件導出と理由の説明を出力した事例】
(4)実験自動化・自律化
【図5.事前データ・人間の制御に依らない Closed-Loop 自律プロセス】
5-2.データケミカル株式会社
(1)「Datachemical LAB」とは
(2)「Datachemical LAB」の特長
①幅広い業界・領域で活用可能 
【図6.「Datachemical LAB」の特長:幅広い業界・領域で活用可能】
②確かな予測精度と豊富な解析機能
【図7.「Datachemical LAB」の特長:確かな予測精度と豊富な解析機能】
③技術習得できる教育サポートシステム
【図8.「Datachemical LAB」の特長:技術習得できる教育サポートシステム】
(3)企業との連携強化
(4)活用実績と今後の展望
5-3.国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(奈良先端大)
(1)リサーチトランスフォーメーション(RX)サイクル[1]
【図9.材料創成にRXサイクルを実装した場合】
①電子ラボノート
【図10.電子ラボノートを用いたRXサイクル運用の典型的な姿】
【図11.電子ラボノートを用いたRXサイクル運用の典型的な姿】
②ソフトセンサ
【図12.ソフトセンサの役割】
(2)「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」
【図13.J-PEAKSの概要】
5-4.国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
(1) NIMOの意義
【図14.材料探索用AIと
ロボット実験のシームレス連携を示したNIMOの模式図】
(2)NIMOの機能
(3)実証実験
【図15.NAREEとベイズ最適化の組み合わせによるリチウム金属電極用電解質の実証実験の結果】
(4)今後の展開
5-5.三井化学株式会社
(1)生成AI/GPTと独自システムの融合によるDXの新たなアプローチ
①ビッグデータとDXを活用した新規用途探索の高精度化と高速化
【図16.モビリティ用途に用いられる材料の機能特性とWatson分析結果】
②生成AIの内製化活用により、新規用途の発見数が倍増
(2) CrowdChemとの共同開発による生成AI活用の深化
【図17.生成AIを活用した新規用途探索の流れ】
(3)生成AIを活用したAIチャットプラットフォームの内製開発
【図18.AIチャットプラットフォームの機能】
【図19.AIチャットの構成】
6.マテリアルDXにおけるAI・機械学習による材料設計に関する課題と将来展望
6-1.課題
(1)データの質と量の確保
(2)解釈性と透明性の欠如
(3)実験・理論との統合不足
6-2.将来展望
(1)データ駆動科学と実験の融合深化
(2)生成AI技術の材料設計応用
(3)説明可能AI(XAI)の導入促進

触力覚(ハプティクス)市場性探索(3)
振動+圧覚+温度+XR+データ化=リアルハプティクス(30~50ページ)
~ハプティクス技術4分類、1990~2030年代の進化ストーリー、
紀元前からのUIの歴史と触力覚、リアルハプティクス・システム構造~

はじめに
1.触力覚/ハプティクス技術を搭載するHW・ソリューション
【図1.触力覚/ハプティクス技術を搭載するHW・ソリューション一覧】
2.触力覚/ハプティクス技術活用の歴史と進化予測ストーリー
【表1.触力覚/ハプティクス技術活用の歴史と将来ストーリー】
3.“振動(UI的使われ方)”⇒“振動(UI的使われ方)+α”への進化
3-1.UI(ユーザーインターフェース)における触覚の役割
3-2.UIとともに普及する“表面ハプティクス”“サーマルハプティクス”
3-3.UI誕生の歴史と触覚/ハプティクス
【表2.UI誕生の歴史とHW、SWコンテンツなどへの影響】
3-4.VR/AR時代のUIに不可欠となる触覚/ハプティクス
3-5.UI視点から見た触覚/ハプティクス技術の現在と将来
(1)2015年:「iPhone6s/6cPlus」にハプティクス技術「3D Touch」採用
(2)2017年:任天堂がコントローラに「HD振動」
(3)2000年以降~2020年代後半:BMWは車載機器用操作ダイヤルに触覚/ハプティクス技術投入
(4)2000年以降~2020年代後半:スマホ市場の飽和と新たな触覚/ハプティクスの可能性
(5) 2030年代~;触覚/ハプティクス技術を搭載する30年代のデバイス
(6) 2030年代~;自動車業界が注目する触覚/ハプティクス技術の役割
4.触覚ディスプレイ
4-1.触覚ディスプレイとは
(1)静電触覚ディスプレイ
(2)アクチュエーター式触覚ディスプレイ
(3)超音波触覚ディスプレイ
4-2.触覚ディスプレイの概要と視覚障がい者向け動向
4-3.触覚ディスプレイの国内メーカー動向
【表3.国内における主要触覚ディスプレイ・メーカーと各社動向一覧】
5.リアルハプティクス
5-1.リアルハプティクスとは
5-2.ハプティクス⇒リアルハプティクス⇒遠隔ハプティクスの関係性
【図2.触力覚/ハプティクス技術を搭載するHW・ソリューション一覧】
5-3.リアルハプティクスにより世界的問題を解決するAIロボット
5-4.図解「リアルハプティクス・システムの事例」
【図3.「リアルハプティクスとは?」
(ハプティクス活用による“自動スポンジケーキ掴みロボット”システム構造)】
6.VR/AR用などの新たなUIとして
6-1.VR(バーチャル・リアリティ)における触覚の役割り
6-2.VR/ARやIoTがハプティクスを求め出した

《注目市場フォーカス》
マイクロ波デバイスシリーズ(1)~通信デバイス~(51~77ページ)
~多様な周波数帯域を駆使して膨大なデータ量を
効率的に伝送する通信を支える核心的要素から

1.通信におけるマイクロ波デバイスの位置づけ
2.通信用マイクロ波デバイスの技術動向
2-1.基本技術の進展
2-2.材料技術の進化
2-3.パッケージング・モジュール技術の進化
2-4.設計・解析技術の高度化
3.通信用マイクロ波デバイスの市場展開動向
3-1.5G普及と市場成長
3-2.主な市場セグメント
3-3.地域別市場動向
3-4.市場環境と構造的課題
4.通信用マイクロ波デバイスに関する市場規模
【図・表1.通信用マイクロ波デバイスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
5.通信用マイクロ波デバイスに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人九州大学
(1)バッテリレスセンサプラットフォーム
(2)太陽光発電を利用した家畜のバイタルセンシング
【図1.家畜バイタルセンシング用バッテリレスプラットフォーム】
(3)無線通信用の微弱電磁波を利用したマイクロエネルギーハーベスタ回路
【図2.微弱な電磁波をエネルギー源としたハーベスタ回路の全体像(上)およびアンテナ(下左)、インピーダンス整合回路(下中)、整流回路(下右)】
(4)医療への応用
【図3. インプラントへの電源供給(上)と内視鏡サイズの試作回路(下)】
5-2.学校法人芝浦工業大学
(1)高効率マイクロ波電力増幅器
【図4.高調波処理技術】
【図5.CRLH線路を用いた高調波処理の進展】
【図6.F級PAにCRLH線路を適用した例】
【図7.試作した2GHz帯6W GaN HEMT F級PA。
外観(左)およびCRLH線路の拡大写真(右)】
(2)連続モードPA
【図8.様々なクラスの連続モードPA】
【図9.試作したPA回路の外観。連続F級(左)と連続逆F級(右)】
【図10.試作したPAの評価結果。連続F級(左)と連続逆F級(右)】
5-3.国立大学法人電気通信大学
(1)世界を驚かせたフィルタ特性改善技術と超小型平面形フィルタの開発
【図11.研究室で試作した世界最小の超小型平面形フィルタ】
(2)高周波化の挑戦と製造精度
(3)アナログRFフィルタの価値と若手研究者への教訓
(4)国際共同研究と挑戦の軌跡
【図12.企業と連携して試作した世界最小のUWBデュアルバンドフィルタ】
(5)まとめ
5-4.国立大学法人室蘭工業大学
【図13.構造最適設計の分類】
(1)トポロジー最適設計
①関数展開法による構造表現
【図14.関数展開法による構造表現】
②設計変数の最適化手法
(a)共分散行列適応進化戦略(CMA-ES)
(b)ベイズ最適化
(2)最適設計例~光導波路デバイスの最適設計~
【図15.3分岐デバイスの設計モデル】
【図16.3分岐デバイスの最適化構造と伝搬界 (上段:制約なし、下段:制約あり)】
6.通信用マイクロ波デバイスに関する課題と将来展望
6-1.課題
(1)高周波対応デバイスの高性能化とコストバランス
(2)消費電力と熱設計
(3)フロントエンドの集積度向上と設計複雑化
(4)材料供給リスクとサプライチェーン
6-2.将来展望
(1) Beyond 5G/6Gへの対応
(2) AI・機械学習による設計革新
(3)サステナビリティと環境対応
(4)地域別戦略と国際競争

SDVにおけるAIの利用動向(3)(78~89ページ)
~2025年、OEMは「外部Apps」を取り込もうとしている~

1.前回までのまとめ
1-1.アプリケーションの区分
1-2.異なるベンダーの提供するApps
1-3.AIを利用したApps
2.外部Apps の概要とAI利用状況
2-1.外付け機器・システムと外部Apps
(1)ナビゲーションシステム
【表1.AIを利用したカーナビゲーションシステムの事例】
(2)IVIなどを用いたサービス
【表2.IVIの構成要素とさとされているもの】
【表3.AIを利用したIVIにおける現状のサービス概要】
【表4.AIを利用したIVIの事例】
(3)コンシェルジュ
【表5.カーナビ・IVI・コンシェルジュの比較】
【表6.コンシェルジュサービスの事例】
(4)車両外部情報収集・発信
【表7.車両外部情報収集・発信のセンサー種類】
【表8.車両外部情報収集・発信装置・システムの事例】
(5)テレマテックス保険
【表9.テレマティクス保険サービスの事例】
(6)ドライブレコーダー
【表10.ドライブレコーダーの機器・システム構成】
【表11.ドライブレコーダーの種類と機能】
【表12.ドライブレコーダー機器・システムのAI利用事例】
【表13.ドライブレコーダー機器・システムの事例】
2-2.まとめ

≪タイムリーコンパクトレポート≫
ペロブスカイト太陽電池・部材市場(90~95ページ)
~GW級の発電量確保は2040年前後に?
既存の太陽電池や海外勢とは“戦わない戦略”に日本の勝ち筋あり~

1.ペロブスカイト太陽電池・部材とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.ペロブスカイト太陽電池:拙速な拡大志向は価格競争につながる
3-2.バリアフィルム:室温環境下で10-4g/㎡/dayがスペックの最低ライン
3-3.透明電極フィルム: 現状の生産体制で1GW分の生産キャパ確保が困難な状況に
3-4.その他フィルム:PSCの効率向上、高耐久化実現につながるフィルムの検討が進む
4.注目トピック
4-1.日本独自の高付加価値展開
5.将来展望
【図1.国内の太陽光発電新規導入容量とペロブスカイト太陽電池による新規導入容量予測(数量:2030-2050年度予測)】

≪タイムリー企業動向トレポート≫
XELA Robotics株式会社(96~101ページ)
~高いセンシング機能を有し実績多数
ソフトウェアの開発も担い、学術・産業へ展開~

1.会社紹介
2.製品展開
2-1.触覚センサー(uSkinセンサー)
【図1.XELA Roboticsの触覚センサー画像】
(1)uSkinパッチ
(2)uSkinカーブ型
(3)uSkinプロテクト
(4)uSkinマルチベント
2-2.UAiソフトウェア
(1)基本機能
(2)ポストプロセッシング機能
(3)追加の把持機能
(4)追加の物体把握機能
2-3.ロボットハンド&グリッパー用の実装ソリューション
【図2.同社触覚センサーを組み込んだロボットハンドやグリッパー画像】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年9月号(No.210)

≪次世代市場トレンド≫
マテリアルDXシリーズ(2)~計算科学とシミュレーション技術~(3~34ページ)
~シミュレーション技術の精度向上や新材料設計の効率化を推進し
革新的な材料開発を実現~
 
1.計算科学とシミュレーション技術はマテリアルDXの中核的技術
2.計算科学とシミュレーション技術の手法
2-1.ミクロスケール:第一原理計算と量子化学計算
2-2.メソスケール:分子動力学法とモンテカルロ法
2-3.マクロスケール:有限要素法とフェーズフィールド法
2-4.最適化と探索:ベイズ最適化と逆設計
2-5.統合的アプローチ:マルチスケールモデリングとデータ駆動設計
3.マテリアルDXにおける計算科学とシミュレーション技術の市場規模予測
【図・表1.マテリアルDXにおける計算科学とシミュレーション技術の
国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
4.マテリアルDXにおける計算科学とシミュレーション技術に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.MI-6(エムアイシックス)株式会社
(1) MI-6の基本的なサービス
【図1.MI-6の基本的なサービス概要】
①「Hands-on MI®」
【図2.「Hands-on MI®」サービスで提供している種々のMIアプローチの例】
②「miHub®」
【図3.研究者の探求と成果を引き出すMIプラットフォーム「miHub®」の概要】
③ Lab Automation
(2)素材産業発展のためのMI-6の取り組み
① MI Conference
②「miLab」
4-2.公益財団法人 計算科学振興財団(FOCUS)
(1) FOCUSの主な事業の概要
【図4.FOCUSの主な事業】
(2)課題解決の取組
①データ不足
(a)マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業
(b)データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)
(c)科学研究向けAI基盤モデルの開発・共用(AGIS)
②計算資源不足
【図5.「富岳」の次世代となる新たなフラッグシップシステムの
開発・整備スケジュール】
③人材不足
【図6.兵庫県マテリアルズ・インフォマティクス研究会への参画】
(3)産業利用拡大の取組
【図7.「富岳」 と FOCUSスパコンの活用】
4-3.国立大学法人東京大学
(1)マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
(2)「ARIM-mdxデータシステム」:材料研究向け実験・シミュレーションの統合データプ
【図8.「ARIM-mdxデータシステムの概要】
(3)「ARIM-mdxデータシステム」の特色
①実験データと計算データを一元管理、フルリモートで解析
【図9.データを一元集約する「ARIM-mdxデータシステム」のコンセプト】
②実験データの収集・共有の効率化
【図10.データ取り出し+クラウドへの転送+データ振り分けのフロー】
③高性能データ解析環境の整備
④他の研究機関との連携
4-4.国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)
(1)機械学習×分子動力学で高精度・大規模・高速計算を実現
【図11.機械学習分子動力学法を用いた酸化トリウムの融解シミュレーション】
(2)機械学習分子動力学法の適用事例
①ガラスの無秩序構造の中に潜む新たな秩序を発見
【図12.シリカガラスの機械学習分子動力学法シミュレーション結果】
②放射性元素の土壌への吸着メカニズム
【図13.放射性元素の土壌への吸着構造を決定する要因】
③セシウムの粘土鉱物への吸着メカニズム
【図14.粘土鉱物の構造と複数の吸着サイトを模したセシウムの粘土鉱物への
吸着メカニズムの模式図】
4-5.学校法人早稲田大学
(1)シンボリック回帰を用いた化学原理・法則の自動抽出
【図15.遺伝的プログラミングの模式図】
【図16.シンボリック回帰を理想気体の状態方程式へ適用した事例】
(2)量子化学計算と機械学習を活用した化合物自動同定システムの開発
【図17.スペクトル情報を用いた化合物同定システムのフロー】
(3)量子化学計算における精度保証システムの開発
【図18.候補化合物の自動生成フロー】
5.マテリアルDXにおける計算科学とシミュレーション技術の課題と将来展望
5-1.課題
(1)高精度と計算コストのトレードオフ
(2)モデルの妥当性と検証の困難さ
(3)人材不足と分野横断の困難性
5-2.将来展望
(1)マルチスケール統合の深化
(2) AIとの融合による知識の拡張
(3)計算科学の産業応用の拡大
 
触力覚(ハプティクス)市場性探索(2) ~世界の触力覚センサの市場予測とメーカー動向~(35~56ページ)
~触覚センサ/力覚センサ/感圧センサ/次世代触力覚センサの
2035年市場予測・需要分野別動向・メーカー40社動向~
 
1.世界の触覚センサの特長とメーカーの動向
1-1.触覚センサの特長
1-2.国内触覚センサのメーカー14社別方式・特長
【表1.国内メーカー別/触覚センサの方式・特長一覧①】
1-3.海外触覚センサのメーカー6社別方式・特徴
【表2.海外メーカー別/触覚センサの概要一覧】
1-4.触覚センサの需要分野別使用状況
(1)医療分野で活用される触覚センサ
(2)FAロボット分野で有望視される国内メーカーの触覚センサ
2.世界の力覚センサメーカーの動向
2-1.国内力覚センサのメーカー12社別方式・特長
【表3.国内メーカー別/力覚センサの方式・特長一覧】
2-2.海外力覚センサ11社のメーカー別概要
【表4.海外メーカー別/力覚センサの概要一覧】
2-3.国内/海外 力覚センサ各社の動向
(1)国内力覚センサメーカーの動向
(2)国内力覚センサ内製メーカーの動向
(3)海外力覚センサメーカーの動向
2-4.力覚センサ期待の需要先ロボット・自動車
2-5.ロボット用力覚センサ各社の動向6軸力覚センサ
3.触覚・力覚センサ市場の動向と市場規模推移予測
【図・表1.触覚・力覚センサWW市場規模予測(数量・金額:2022-2035年予測)】
4.感圧センサ市場の実態と将来
4-1.感圧センサの概要
【表5.触覚センサと感圧センサとの比較】
4-2.国内感圧センサのメーカー11社別方式・特長
【表6.国内メーカー別/感圧センサの方式・特長一覧】
4-3.海外感圧センサメーカー5社別概要
【表7.海外メーカー別/感圧センサの概要一覧】
4-4.感圧センサ市場の動向と市場規模推移予測
【図・表2.感圧センサWW市場規模予測(数量・金額;2022-2035年予測)】
4-5.国内感圧センサ市場推移・予測
【図・表3.感圧センサ国内市場規模予測(数量・金額;2022-2035年予測)】
5.次世代触力覚センサ市場の動向と将来
5-1.フレキシブル触覚センサの需要動向・アプリ動向
【表8.フレキシブル触覚センサの需要動向・アプリ動向】
5-2.フィルム式圧力分布センサの新潮流と企業動向 
(1)触覚センサ/感圧センサ/フィルム式圧力分布センサの比較
【表9.触覚センサ/感圧センサ/フィルム式圧力分布センサの比較表】
(2)株式会社ジャパンディスプレイの開発動向
(3)舌圧コントローラ開発
5-3.光ファイバー触覚センサの新潮流と企業動向(ニッタ株式会社)
5-4.三次元力ベクトル分布触覚センサ(GelForce)市場の実態と将来
 
《注目市場フォーカス》
分子ロボティクス(57~98ページ)
~ナノスケールでの精密操作に基づく分子レベルの自律的な機能制御
により、材料合成や医療分野における革新的なアプローチを提供~
 
1.分子ロボティクスとは
2.分子ロボティクスの際立った技術
2-1.DNAナノテクノロジー
2-2. 分子モーター・アクチュエーター
2-3.分子論理回路と情報処理機構
3.分子ロボティクスが展開される分野
3-1.医療・バイオテクノロジー分野
3-2.ナノマニュファクチャリング分野
3-3.環境センシング・モニタリング分野
3-4.情報処理・知能材料分野
4.分子ロボティクスに関する市場規模予測
【図・表1.分子ロボティクスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
【図・表2.分子ロボティクスの分野別WW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
5.分子ロボティクスに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人関西大学
(1)分子ロボティクス研究の進化と到達点
①0th Generation:Molecular Spider(分子スパイダー)
②1st Generation:Amoeba Robots(アメーバ型ロボット)
③2nd Generation:Slime Robots(スライム型ロボット)
④3rd Generation:Multi-cellular Robots(多細胞型ロボット)
⑤4th Generation:Hybrid Molecular Robots(ハイブリッド分子ロボット)
【図1.分子ロボティクスの進化シナリオ】
(2) DNAを足場とした光エネルギー伝送路の開発
①DNAを足場とした生物発光共鳴エネルギー移動(BRET)システムの開発
【図2.BRETシステムの比較。従来のシステム(左)とDNAを足場として発光タンパク質の近傍に蛍光色素を配置した新開発システムdsBRET (右)】
②DNAに固定した発光タンパク質を分子内単分子励起光源とするエネルギー伝送系の構築
【図3.dsBRETシステム。青(上)、緑(中)、赤(下)の発色が伝達される】
③dsBRETシステムのディスプレイデバイスへの応用
【図4.マルチカラーdsBRETシステムの例】
5-2.国立大学法人九州工業大学
②新原理コンピュータの実現に向けた分子知能システムの構築
(1)分子スケールでの学習機構の実装
(2)回路設計:古典的条件付けの再現および応答の可塑性・忘却機構
【図5.条件反射回路 [1]】
(3)実験的検証と今後の展開
5-3.国立大学法人群馬大学
【図6.人工細胞の構築】
【図7.細胞膜におけるリン脂質の非対称分布】
【図8.非対称膜リポソームを利用したタンパク質輸送】
【図9. リン脂質ーオレオシン非対称膜小胞の形成】
【図10.リン脂質ーオレオシン非対称膜小胞の分裂モデル】
5-4.学校法人慶應義塾大学
(1)遺伝子回路の数理モデル化
【図11.遺伝子の転写・翻訳機構を用いた細胞内のAND演算回路】
【図12.遺伝子負帰還回路を用いた振動子の例 [1]】
(2)分子通信システムの制御
【図13.複数のナノロボットが分子通信チャネルを介して相互に通信する
マルチエージェント分子通信システムの概念図】
(3)マイクロ流体プラットフォーム
【図14.HILシミュレーション用マイクロ流体プラットフォーム [3]】
5-5.国立大学法人東京科学大学
(1)分子ロボティクスの設計原理
【図15.分子ロボティクスの背景と基本的な枠組み
https://link.springer.com/rwe/10.1007/978-3-642-41610-1_189-1】
(2) DNAハイドロゲル:分子構造設計されたソフトボディ
(3)人工代謝系という駆動原理:DASHの設計思想
(4)マイクロ流体場における渦形成とパターン生成
【図17.同化プロセスの実装。(a)DNAの合成はRCA反応により、(b)集合はマイクロ流体デバイス内での渦の発生を利用して行なわれる。論文[2]をもとに改変 Reproduced/modified from Hamada et al., Science Robotics, DOI: 10.1126/scirobotics.aaw3512 (2019), AAAS.】
【図18.DASHによる構造生成(同化プロセス)。論文[2]をもとに改変 Reproduced/modified from Hamada et al., Science Robotics, DOI: 10.1126/scirobotics.aaw3512 (2019), AAAS.】
(5)「スライム」のように動く「知的」マテリアル
【図19.スライム型分子ロボットの原型。(a)移動ビヘイビア。(b)競争ビヘイビア。スケールバーは染色したDNAの蛍光強度を示す。論文[2]をもとに改変 Reproduced/modified from Hamada et al., Science Robotics, DOI: 10.1126/scirobotics.aaw3512 (2019), AAAS.】
(6)技術と社会をつなぐ場
5-6.大学共同利用機関法人自然科学研究機構 分子科学研究所
(1)背景と課題
(2)研究のアプローチ
【図20.暗視野顕微鏡によるDNAナノ粒子モーターの軌跡観察実験の模式図 [1]】
(3)モーターの改良と成果
【図21.反応速度論と幾何学モデルに基づく1粒子トラッキング実験の
運動再現シミュレーション構成 [1]】
(4)今後の展望
6.分子ロボティクスに関する課題と将来展望
6-1.課題
(1)設計と制御の困難性
(2)信頼性・再現性の確保
(3)スケーラビリティと大量生産
(4)安全性・倫理的配慮
(5)他技術との統合課題
6-2.将来展望
(1)「生体模倣」から「超生体機能」へ
(2)創薬・医療分野における実装化
(3)分子インテリジェンスとAIの融合
(4)環境応答型マテリアルとの融合展開
(5)社会実装と制度整備の進展
 
《注目市場フォーカス》
SDVにおけるAIの利用動向(2)(99~113ページ)
~2025年頃の車載アプリはAI利用の黎明期~
 
1.前回までのまとめ
1-1.自動車分野のAI利用の傾向
1-2.車載ソフトウエアから見たSDV
①2018年頃の車載ソフトウエア
②2025年頃の車載ソフトウエア
③数年後の車載ソフトウエアを予測
1-3.SDVの2つの流れ
2.SDVプラットフォームにおけるAIの利用状況
2-1.2025年頃の車載ソフトウエアの区分
【図1.API区分による各アプリケーション模式図】
【図2.2025年頃の車載ソフトの区分】
2-2.アプリケーションソフト群
(1)異なるナビゲーションシステムベンダーのアプリケーション事例
【表1.トヨタT-Connectナビキット初期画面メニュー1(無料アプリの例)】
【表2.トヨタのボディ系アプリ】
【表3.NissanConnectの事例】
【表4.Carplayの無料アプリの事例】
【表5.Android Autoの無料アプリの事例】
(2)異なるアプリケーションの総括
【表6.アプリケーション群のまとめ】
(3)2025年頃の車載アプリのAI利用状況
【表7.各アプリケーションのAI利用状況】
【表8.各アプリケーションのAI利用状況】
【表9.各アプリケーションのAI利用状況】
 
≪タイムリーコンパクトレポート≫
放熱部材市場(114~117ページ)
~新たな業界の開拓や技術アップ迫る
熱+必要性能を搭載しデジタル時代の後押し役へ~
 
1.放熱部材とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.ベイパーチャンバー市場
3-2.放熱ギャップフィラー市場
4.注目トピック
4-1.EV増加や車自体の電装化が功を奏し、放熱部材の自動車分野への需要が伸長していく
5.将来展望
【図1.放熱部材世界市場規模予測(金額:2023-2028年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年8月号(No.209)

≪次世代市場トレンド≫
マテリアルDXシリーズ(1)~プロセス・インフォマティクス~(3~31ページ)
~予測精度の向上やプロセス最適化を加速しつつある
材料開発の革新を支える基盤技術~

1.プロセス・インフォマティクスの台頭~材料探索からプロセス探索へのパラダイムシフト~
2.プロセス・インフォマティクスの技術的基盤
3.マテリアルDXの新段階とデジタルツイン
4.革新的材料創出を目指す文部科学省「マテリアルDXプラットフォーム」
4-1.マテリアル分野の現状と課題
4-2.政府の「マテリアル革新力強化戦略」
4-3.文部科学省が進める「マテリアルDXプラットフォーム」構成
(1)データ創出:マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
【図1.ARIM事業におけるデータ構造化】
(2)データ統合・管理:データ中核拠点(MDPF)
(3)データ利活用:データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)
4-4.今後の展望
5.マテリアルDXにおけるPIの市場規模予測
【図・表1.マテリアルDXにおけるPIの国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
6.マテリアルDXにおけるPIに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.アイクリスタル株式会社
(1)製造業における現状の課題とPIによる解決
(2) AIを活用した多目的の最適条件の探索事例
【図2.シリコンのCVDエピタキシャル成長プロセスの模式図(左)と
プロセス最適条件でシリコン薄膜成長速度の最大化達成(右)】
(3) NEDO先導プログラム:半導体の製造プロセスを“一気通貫”で最適化する事例
【図3.半導体デバイス製造工程の模式図】
【図4.メタファクトリーの模式図】
6-2.国立大学法人東京大学
【図5.燃料電池プロセスとお好み焼きプロセスのアナロジー [1]】
(1)本事業の開発概要
【図6.ロボット駆動プロセス探索システム「ROPES」のコンセプト [1]】
(2)本事業の開発内容
【図7.自動実験速度を10倍にするというKPIの達成】
(3)今後の展開見通し
6-3.株式会社日立製作所(日立)
(1)日立の材料開発ソリューション
①DX支援サービス
【図8.DX支援サービスの概要】
②分析支援サービス
【図9.分析支援サービスの概要】
③分析環境提供サービス
【図10.分析環境提供サービスの概要】
④実験データ収集サービス
【図11.実験データ収集サービスの概要】
(2)事例
①三菱ガス化学株式会社
【図12.三菱ガス化学の事例】
②積水化学工業株式会社
【図13.積水化学工業の事例】
(3)実験自動化に関する取り組み
【図14.実験自動化の目指すべき姿】
6-4.国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)
(1)コンビナトリアル薄膜合成
(2) 2次元計測データよる誘電体薄膜材料の探索効率化
【図15.誘電体薄膜材料開発での入出力のイメージ~材料物性の視点と計測との関係~】
【図16.材料探索サイクルの概略】
【図17.2次元計測データのクラスタリング】
【図18.誘電体材料の既存データを用いたマテリアルマップ】
7.マテリアルDXにおけるPIの課題と将来展望
7-1.課題
(1)データ収集・品質に関する課題
(2)プロセスモデリングに関する課題
(3) AI導入・運用面での課題
(4)標準化・共通基盤に関する課題
(5)セキュリティ・プライバシーの懸念
7-2.将来展望
(1)マルチスケール連携の加速
(2)セマンティックAIと知識グラフの導入
(3)説明可能なAI(XAI)の実装と信頼性向上
(4)自律型製造システムへの進化
(5)標準化とオープンプラットフォームの確立
(6)持続可能性への貢献
(7)人とAIの協調による新たな価値創出

触力覚(ハプティクス)市場性探索(1) ~変化する人間社会が求める触力覚~(32~89ページ)
~「自動運転&操縦」「熟練技能自動伝承」「社会へのAI機器安全
取込み」で生まれる触力覚(ハプティクス)需要~

1.ハプティクスとは
2.注目される“触覚”が今後世界的に需要増となる背景
2-1.人口減少・高齢化により不足する機器操縦者
【図・表1.国内高齢化の推移と将来推計(数量:1950-2060年予測)】
2-2.「自動運転・自動操縦」「熟練技能自動伝承」「社会へのAI機器取り込み」で生まれる需要
3.ハプティクスの用途分野
4.ハプティクスに用いられる主な要素技術
5.ハプティクスに関する市場規模
【図・表2.ハプティクスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
【図・表3.ハプティクスの技術+用途別国内市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
【図・表4.ハプティクスの技術+用途別ワールドワイド市場規模予測
(金額:2025-2030年予測)】
5-1.課題
5-2.将来展望
6.触覚センサ市場
6-1.触覚センサの種類と技術的ポジショニング
【表1.主な力学量センサの特徴と利用分野】
6-2.触覚センサの特徴と効果
(1)暗黙知をデータ化
(2)タッチパッドでの活用
(3)ジョイスティックでの活用
(4)ロボット位置制御の代替品として
6-3.触覚センサの種類と技術方式
【表2.触覚センサの種類と技術方式・特徴】
6-4.触覚センサの特徴と力覚センサの違い
6-5.触力覚技術の市場分類とこれからの進展
【図1.触力覚(ハプティクス)の市場分類】
6-6.触覚センサ注目企業の動向:データ化とフュージョン化を中心に
(1)2020年:パナソニック株式会社 “触覚センサ・データの見える化”
(2)2022年:パナソニック株式会社“視覚と触覚マルチモーダル情報活用位置決め技術”
(3)2023年:株式会社Thinker“赤外線照射でロボットハンドが掴んだものを理解”
(4)2023年:国立大学法人香川大学“触覚センサ付き内視鏡”
(5)2025年:国立大学法人新潟大学“マイクロ触覚センサチップによるフュージョン化・データ化”
7.力覚センサの特徴と最近の動向
7-1.力覚センサの構造と方式
【図2.静電容量式力覚センサの構造(上)とダイヤフラムの変形(下)】
【表3.国内力覚センサ市場の歴史】
7-3.力覚センサ注目企業の動向:事業化の歴史と将来を中心として
(1)力覚センサの歴史ともいえる株式会社ワコーテック
(2)ワコーテックの力覚センサ事業の特徴
【図3.ワコーテックの新世代力覚センサ(製品事例)】
8.ハプティクスに関連する企業・研究機関の取組動向
8-1.国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学
(1)ロボットハンド
【図4.Gifu HandⅢ】
(2) VRロボット教示
【図5. VRを利用したロボットハンドの動作教示】
(3)ハプティクスインターフェイス
【図6.未来科学百科事典 (左)。操作デモンストレーション(右)】
(4)生体信号ロボティクス
【図7.筋電義手(左)。 VR筋電義手訓練システム(右)】
(5)モノの硬さの違いが知覚価値へ与える影響
【図8.剛性評価の測定方法と知覚価値評価を収集する様子】
8-2.国立大学法人筑波大学
(1) EnhancedTouch:人と人の物理的な接触を強化するスマートブレスレット
【図9.ブレスレット型EnhancedTouchデバイスを装着した人同士の身体的接触】
(2)ゲーミングブレスレットへの応用と二者間への振動触覚フィードバック
【図10.EnhancedTouchの技術を利用したゲーミングブレスレット】
(3)ブレスレット(手首)から指先、接触相手に伝搬する振動:機械計測と知覚計測
【図11.手首から指先に伝搬する振動の可視化の一例】
8-3.国立大学法人東京大学(1)
(1)超音波による触覚の再現
【図12.良好な触覚再現(集束、飽和抑制、遮蔽の許容)を実現するためのデバイス。角度θを大きくすることで良好な再現結果が得られる】
【図13.所定の圧力分布をリアルタイムで生成】
(2)圧覚の再現
【図14.知覚される力を評価するセットアップ。
力ゲージを左手の指の腹に押し当てLM刺激を右指に提示】
(3)温度を感じる触感
【図15.超音波による温度触感の実現】
(4)触覚とコミュニケーション
8-4.国立大学法人東京大学(2)
(1)手のひら(掌)に対する皮膚刺激機構を備えた疑似力覚提示装置
【図16.グリップ型疑似力覚提示装置。左写真に見える刺激子が突き出す、あるいは回転することで、右写真のように握った掌に対して法線方向や接線方向の圧力刺激を提示する。これにより実際には存在していない外力やトルクをユーザーが錯覚する】
(2)柔らかさ感提示装置で様々な大きさの塊の感覚を表現する
【図17.柔軟なシートの接触面積と張力を制御することで柔らかさを表現する装置。可動ベースが下部のボイスコイルモーターの力で持ち上がると柔軟シートが指を包み込み接触面積を増やす。両端のボイスコイルモーターが柔軟シートに張力を加えて接触部の圧力部分を変化させる】
【図18.シートに適度な張力をかけて指の両端を持ち上げると、柔らかい物質の中に硬い塊が埋没しているような感触が表現できる】
8-5.国立大学法人東北大学
【図19.触覚信号の変換法】
【図20.強度セグメント変調 (ISM) の概念】
【図21.アプリのモニター評価:被験者100名(20-50代)による触覚強調ビデオの主観評価結果。数字はポジティブに答えた割合】
8-6.国立大学法人奈良女子大学
(1)温度による化粧水の塗布感評価
【図22.温度変化の特徴量と塗布感の関係】
(2)サーマルグリル錯覚
【図23.ThermoScratchによるかゆみの緩和】
(3)月経痛体験システム
【図24.Perionoidの構成とメカニズム】
(4)槍鉋体験システム
(5)大阪ヒートクール株式会社
8-7.モーションリブ株式会社
(1)力触覚とは
(2)「リアルハプティクス®」の制御技術
【図25.五感を利用するには、計測と再現(制御)の両方が必要】
【図26.システム構成イメージ】
(3)作業の遠隔操作
【図27.力触覚で可能になる遠隔操作】

《注目市場フォーカス》
SDVにおけるAIの利用動向(1)(90~103ページ)
~中国では、「SDVはプラットフォームと自動運転」という現実解~

1.自動車分野絵のAI利用の傾向)
【表1.トヨタ、ホンダ、日産の設計・開発へのAIへの取組み状況
主に公開情報(各種報道機関、ネット媒体、ニュースリリース)から検索した結果】
【図1.「AI×国内OEM」検索件数の割合(件数(%):左図は2021-2023年、
右図は2024年+2025年前期を加えて再計算したもの)】
【図2.AIを利用する対象分野の検索件数の割合(件数(%):
左図は2021-2023年、右図は2024年+2025年前期を加えて再計算したもの)】
【図3.A AIの導入・稼働状況の検索件数の割合(件数(%):
左図は2021-2023年、右図は2024年+2025年前期を加えて再計算したもの)】
2.SDVの推進状況
2-1.国内の車載ソフトウエアの変遷
(1)2018年頃の車載ソフトウエア
【図4.2018年頃までの車載ソフトウエア概念図】
(2)2025年頃の車載ソフトウエア
①2025年頃の車載ソフトウエア概念図
【図5.2025年頃の車載ソフトウエア概念図】
②2028年頃の車載ソフトウエア
【図6.2028年頃の車載ソフトウエア予想概念図】
③車載ソフトウエアとSDV
④SDVの2つの流れ
⑤なぜSDVの1つが自動運転なのか?

≪タイムリーコンパクトレポート≫
EMC・ノイズ対策関連市場(104~108ページ)
~市場開拓を怠ると「ヌルい」状況を打破できない
供給先拡大と高品質を追求しデジタル時代に貢献~

1.EMC・ノイズ対策とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.近傍界関連市場
3-2.遠方界関連市場
4.注目トピック
4-1.基板用金属シールドケースは飽和状態からデジタル技術の開発活性化により間接的に需要回復の可能性あり
4-2.SPDなどの規格化で世界では安定した活用がみられ、日本でも気候変動に対応した設置要望が拡大
5.将来展望
【図1.EMC・ノイズ対策関連世界市場予測(金額:2023-2028年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年7月号(No.208)

≪次世代市場トレンド≫
量子技術シリーズ(6) ~量子材料・物性~(3~40ページ)
~古典物理学では説明できない物性が、
電子・スピン・光子・フォノンなどの相互作用によって発現する~

1.量子材料とは
2.注目される典型的な量子材料
2-1.二次元材料
2-2.トポロジカル絶縁体
2-3.トポロジカル超伝導体
2-4.強相関電子系材料
2-5.スピン液体
3.量子物性とは
4.注目される量子物性
4-1.トポロジカル物性
4-2.高温超伝導
4-3.量子ホール効果
4-4.スピントロニクス
4-5.量子臨界現象
4-6.量子カオスと量子エンタングルメント
5.量子材料物性に関する市場規模
【図・表1.量子材料物性に関する国内およびWW市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
6.量子材料物性に関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人静岡大学
(1)間接制御による量子情報処理
【図1.量子情報処理の直接制御(左)と間接制御(右)のイメージ】
(2)間接制御による変分量子固有値ソルバー(VQE)アルゴリズムの実装
【図2.VQE実装ユニタリ演算における直接制御回路(左)と間接制御回路(右)の違い】
【図3. VQEの計算結果】
6-2.国立大学法人東北大学(1)
(1)磁性強誘電体における熱の整流効果を世界で初めて観測
【図4.磁性強誘電体(マルチフェロイクス物質)における熱流の整流効果の模式図】
(2)音波による磁石の向きの制御に世界で初めて成功
【図5.表面音波による磁石の向きの制御。結晶中の原子の回転振動による音波が磁石に伝わると、音波の回転方向によって磁化が制御される】
【図6.研究に用いたデバイス。圧電体基板上に櫛型電極2つとNi薄膜細線が作製されている】
【図7.Ni細線における表面音波印加の効果。垂直磁場が減少する過程で表面音波を印加すると最終的な磁石の向きが制御できる】
 (3)数学の原理で高周波の新型音響導波路を開発
【図8.本研究で実現したトポロジカル音響導波路と実験概念図。右側に金属の微 細周期構造を作製し、左から伝搬してきた表面弾性波(赤と白の縞々)を走査型マイクロ波インピーダンス顕微鏡で可視化する(緑:走査型マイクロ波インピーダンス顕微鏡のカンチレバー)。上側(青色)と下側(茶色)の金属パターンは異なるトポロジーを持っており、これによって境界に沿って伝搬する特殊な表面弾性波が存在する】
【図9.(a)トポロジーの異なる二種類の微細金属パターンA、BのSEM像。(b)(c)走査型マイクロ波顕微鏡で観測した凹凸像と、2.4GHzの表面弾性波に由来するコントラスト】
(4)らせん磁性体のねじり方向を利用した室温駆動の新型メモリの動作実証
【図10.(左)実験に用いたMnAu2単結晶薄膜デバイス。 (右)電流パルスによるキラリティメモリの書き込み・読み出し】
【図11.らせん磁性合金MnAu2白金Ptの2層デバイスにおけるキラリティ検出の概念図。電流を印加するとキラリティに応じた横電圧シグナルが発生する】
6-3.国立大学法人東北大学(2)
【図12.テンソルネットワークとホログラフィー原理の概念図】
【図13.量子エネルギーテレポーテーションの概念図】
6-4.学校法人日本大学
【図14.レーザー光と原子気体を用いた量子シミュレーションの模式図】
【図15.(a) 6成分のスピン自由度を持つ原子を充填した初期状態および中心部に特殊な光を照射したときの様子。(b)温度と光強度に対するエントロピー特性および初期エントロピーと達成できる温度の関係に対する数値計算結果。ここで、黒線は、全体が2成分のみで構成された原子気体の場合の計算結果で、赤線は本研究のプロトコル(a)にしたがって作成した場合の計算結果】
6-5.国立大学法人広島大学
(1)富士通次世代コンピューティング共同研究講座
【図16.富士通スモールリサーチラボの展開状況】
【図17.共同研究体制】
(2)広島大学における取組~量子化学計算~
【図18.量子化学計算の典型的なアプローチ】
(3)量子化学計算における課題と目標
【図19.量子化学計算の課題と目標】
【図20.GPUを用いてハートリーフォック法の高速化に成功した事例】
6-6.国立大学法人三重大学
(1)三体衝突振動系
【図21.1つの大型振動子と2つの小型振動子を結合したマルチ振動衝撃システム】
(2)多体振り子を用いたエネルギー集中機構と波力発電への応用
【図22.エネルギー伝達機構を備えた多体振り子の模式図】
7.量子材料・物性に関する課題と将来展望
7-1.課題
7-2.将来展望

スマートエネルギー(3)~分散協調型エネルギー設計・管理システム~(41~69ページ)
~効率的かつ柔軟な未来型エネルギーが、
脱炭素社会と持続可能な未来を加速する~

1.分散協調型エネルギーの設計・管理システムとは
1-1.デジタル技術を活用したスマートエネルギーの設計・予測技術
(1)目的
(2)特徴
(3)中心的な技術
(4)主な利用シーン
1-2.分散協調型エネルギーの設計・管理システム
(1)目的
(2)特徴
(3)中心的な技術
(4)主な利用シーン
1-3.両者の主な違い
(1)設計・管理の対象
(2)管理の構造
(3)技術の方向性
2.分散協調型エネルギーの設計・管理システムの具体的内容
2-1.分散型エネルギーリソース(DER)
2-2.バーチャルパワープラント(VPP)
2-3.エネルギー管理の自律性と協調性
2-4.エネルギー取引とP2Pネットワーク
2-5.需要応答(DR)
2-6.エッジコンピューティングとリアルタイム制御
3.分散協調型エネルギーの設計・管理システムに関する市場規模
【図・表1.分散協調型エネルギーの設計・管理システムの国内およびWW市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
4.分散協調型エネルギーの設計・管理システムに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人北海道国立大学機構北見工業大学 
(1)変動する再生可能エネルギーの需給調整供給システム
【図1.変動再生可能エネルギーの余剰電力をエネルギーキャリアで需給調整に用いるエネルギー供給システムの模式図。(a)水素╱アンモニア、(b)MCH [1]】
(2)低温廃熱を用いた高効率蓄発電技術
【図2. CO2ハイドレートを用いた電力用バッテリの構成。
(a)充電モード、(b)放電モード】
(3)プロトン交換膜(PEM)水電解セルの変動再生可能エネルギー追従性能
【図3.実験装置の構成。(a)テストシステム、(b)テストセル [3]】
(4)次世代火力発電:貯留CO2とグリーン水素によるメタネーションを伴う、CCUS付き固体酸化物形燃料電池(SOFC)コンバインドシステム
【図4.Oxy-Combustionを用いたCO2回収・貯蔵を伴うSOFC-CC】
4-2.国立研究開発法人 産業技術総合研究所 再生可能エネルギー研究センター
(1)電力系統の慣性力問題
(2)電力系統の慣性低下に対応するGFMインバータ技術の開発
【図5.一般的な実証(左)と対比した次世代ラボ試験技術(HIL)の模式図(右)】
(3)系統安定性のための再生可能エネルギー比率に関する影響評価
【図6.インバータによる再生可能エネルギー比率の増加に伴う系統安定性の
評価結果。実線の濃い色と薄い色は、各々重負荷時と軽負荷時の状態を示す】
4-3.国立大学法人東京大学
(1)分散協調システムの位置づけ
【図7.分散協調システム設計の位置づけ】
(2)電力市場における分散化に伴う社会実装分野の拡がりと取込み
【図8.分散化に伴う分散電源・IoT機器市場の拡がりと取込み】
(3)分散協調システムの設計事例
①電力融通取引プラットフォームのシステム構成
【図9.電力融通取引プラットフォームのシステム構成例】
②P2Pブロックチェーンを用いた電力取引システムの共同実証実験
③P2P個人間電力取引を活用した住宅地における脱炭素の推進
【図10.P2P個人間電力取引を活用した東京都世田谷区における脱炭素の推進事例】
4-4.学校法人福岡大学
(1)電力のエネルギーキャリアへの変換
(2)アンモニア電解合成の意義
【図11.グリーンアンモニア社会のイメージ】
【図12.水と窒素から直接アンモニアを得る方法の模式図】
(3)水素透過膜を用いた電気化学システムによる水と窒素からのアンモニア合成
【図13.アンモニア電気化学セルの模式図】
【図14.電気化学セルの断面図(A)と装置の配管図(B)】
【図15.新規開発した触媒の電子顕微鏡写真】
5.分散協調型エネルギーの設計・管理システムに関する課題と将来展望
5-1.課題
(1)データ管理とセキュリティ
(2.)システムの相互運用性と標準化
(3)リアルタイム性と制御の複雑性
(4)需要予測の精度と管理
(5)エッジコンピューティングと分散処理の整合性
(6)ピーク負荷と供給の調整
(7)エネルギー取引と規制の整備
(8)インフラ整備と初期コスト
(9)社会的受容とユーザー教育
5-2.将来展望
(1) AIと機械学習による予測精度の向上
(2)ブロックチェーンによるエネルギー取引と透明性の向上
(3)エッジコンピューティングの進化と現場でのリアルタイム制御
(4)デジタルツインによるエネルギーシステムの高度管理
(5)地域ごとのエネルギー自給とカーボンニュートラルの実現
(6)エネルギーインフラの柔軟性と再構成性の向上
(7)EVとの連携とV2Gの普及
(8)新たなエネルギーサービスの創出
(9)政策と規制の強化による支援

《注目市場フォーカス》
コネクテッド・デバイスシステムシリーズ(1)自動車UI/UXデバイス市場④(70~86ページ)
~世界のテレマティクス&OTAデバイス~
~世界テレマティクス&OTAサービスと、
関連システム機器の将来市場予測~

はじめに
1.TCU(テレマティクス・コントロール・ユニット)の可能性探索
1-1.TCUとコネクテッドカーの違い
【表1.TCUとコネクテッドカーの違い】
1-2.コネクテッドカー市場の16分類
【表2.コネクテッドカー市場の16分類】
1-3.テレマティクスユニットの構造図
【図1.現在のTCU(テレマティクス・コントロール・ユニット)構造図】
【図2.(2030年以降)ゾーン型アーキテクチャーにおけるTCU構造図】
1-4.テレマティクスユニット市場の推移
1-5.TCUのワールドワイド(WW)市場~2040年予測(1)TCUの販売市場規模~2040年予測
【図・表1.TCU(テレマティクス・コントロール・ユニット)のWW販売
(2)TCUのワールドワイド稼働台数市場規模~2040年予測
【図・表2.TCU(テレマティクス・コントロール・ユニット)のWW稼働台数市場規模(数量:2022-2040年予測】
1-6.TCUのワールドワイド参入企業
【表3.TCUのWW参入企業一覧】
2.世界のテレマティクスサービス市場~2040年予測
【図・表3.テレマティクスサービスのWW販売市場規模(数量・金額:2022-2040年予測)】
3.OTAソリューションのWW市場動向と2040年予測
3-1.OTAソリューションの構造
【図3.OTAソリューション構造図】
3-2.先進OEMのOTAソリューション戦略
【図4.先進OEMのOTAソリューション戦略】
3-2.OTAソリューションのWW稼働台数~2040年予測
【図・表4.OTAソリューションのWW稼働台数市場規模(数量:2022-2040年予測)】
3-3.OTAサービスのWW市場規模~2040年予測
【図・表5.OTAサービスのWW市場規模(数量・金額:2022-2040年予測)】
3-4.OTA化して自動車が変わること
3-5.パワトレ系OTAソリューション普及のロードマップ~2035年
【表4.パワトレ系OTAソリューション普及のロードマップ】
3-6.世界のOTAソリューション参入ベンダ
【表5.OTAソリューションのWW参入企業一覧】

車載ソフトウエアクラウド化の動向(3)(87~95ページ)
~SDV市場は2030年には1兆円規模となり仮想化も進展~

1.前号までのまとめ
1-1.V-ECUの開発環境
1-2.V-ECUの利用例
1-3.求められるV-ECUの開発環境
1-4.クラウド事業者の仮想環境でのソフトウエア開発支援
1-5.マイコンメーカーの提供するプラットフォーム
1-6.IT系チップメーカーの提供するプラットフォーム
2.その他のIT系チップメーカーの提供するプラットフォーム
2-1.NVIDIA Corporation
2-2.Intel Corporation、Advanced Micro Devices, Inc.
3.全体のまとめ
3-1.SDVがもたらすもの
(1)マイコンメーカーとSDV、そして仮想化
(2)クラウド事業者とSDV、そして仮想化
(3)IT系半導体メーカーとSDV、そして仮想化
3-2.市場規模の推定
【表1.各国別SDV関連のOEMを中心とした研究開発費WW推計値(金額:2022-2032年予測)】
【図1.各国別SDV関連のOEMを中心とした研究開発WW費推計値(金額:2022-2032年予測)】
【表2.各国別SDVに占める仮想化ソリューションWW市場(金額:2022-2032年予測)】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
協働ロボット市場(96~103ページ)
~「プログラミングの容易化」、「プラットフォームの多様化」、
「技術優位性」こそが、市場獲得のカギになる~

1.協働ロボットとは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.日本市場~海外勢の市場参入が継続、国内企業は技術の差別化に注力~
3-2.中国市場~主要製造業やマッサージ用での導入が市場をけん引、ローカル企業中心の閉鎖型市場~
3-3.韓国市場~財閥系は国内を超え海外市場まで拡大中、中小ベンチャー企業は国内市場に注力~
3-4.米州市場~製造業への投資が増加傾向、人手不足や人件費急増が続き、自動化ニーズが増加~
3-5.欧州市場~ドイツの自動車業界での需要が市場をけん引、海外プレーヤーの参入で市場が活性化~
4.注目トピック
4-1.AIソフトウェア技術が市場のゲームチェンジャーに
4-2.産業用ロボット並みの高速仕様製品や「デュアル・モード」製品の提案が進行中
4-3.可搬重量20㎏以上の開発が進行中、自動車及び物流業界での需要増が見込まれる
5.将来展望
【図1.協働ロボット世界市場規模推移・予測(数量:2022-2033年予測)

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年6月号(No.207)

≪次世代市場トレンド≫
量子技術シリーズ(5) ~量子生命科学~(3~27ページ)
~古典物理学では説明できない生物学的現象を理解するため、
量子力学の原理を生命科学の分野に応用する学際的な研究領域~

1.量子生命科学とは
2.量子生命科学の注目分野~可視化・操作・再構築の最前線~
2-1.生体ナノ量子センサ
2-2.超高感度MRI╱NMR
2-3.量子計測・制御による細胞内プロセスのリアルタイム可視化
2-4.量子イメージングと生体機能の構造化解読
2-5.量子シミュレーションによる生命プロセスの再構築
2-6.量子論的生命現象の解明と模倣応用
3.量子センシングと生命観の転換
3-1.量子センシングの基本原理
3-2.量子センシング技術の進展
3-3.生命科学への応用可能性
3-4.量子イメージングの基礎と応用
3-5.動的構造としての生命観の台頭
3-6.生命の “動的構造” の再構築へ
4.量子生命科学に関する市場規模
【図・表1.量子生命科学に関する国内およびWW市場規模予測
(金額:2030-2050年予測)】
5.量子生命科学に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.公立学校法人大阪公立大学
(1)プラズモニック構造とフォトニック構造の合体
【図1.AuNR╱PCSハイブリッド構造】
(2) AuNR╱PCSハイブリッド構造の作製
【図2.AuNR╱PCSハイブリッド構造の作製方法(上)と出来上がった構造(下)】
(3) AuNR╱PCSハイブリッド構造の光学特性評価
【図3.AuNR╱PCSハイブリッド構造の光学特性結果】
(4) AuNR╱PCSハイブリッド構造の光学特性評価
【図4.AuNR╱PCSハイブリッド構造によるDNA解析結果】
5-2.国立大学法人大阪大学
(1) FMO法とその活用分野
【図5.FMO計算のプロセスを示した模式図】
【図6.FMO法計算から分かることの一例①】
【図7.FMO法計算から分かることの一例②】
(2) HPCIを活用したFMO創薬プラットフォームの構築
【図8.計算可能なモデルサイズ例】
5-3.国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)
(1)量子生命科学研究所
(2)生体ナノ量子センサ
【図9.生体ナノ量子センサの多様な機能】
【図10.量子センサの大きさと細胞内の計測対象との関係】
(3)生体ナノ量子センサの応用展開
【図11.生体ナノ量子センサの再生医療における応用展開事例:
iPS細胞等の単一幹細胞内局所温度計測 再生治療用細胞の機能評価】
6.量子生命科学に関する課題と将来展望
6-1.課題
6-2.将来展望
(1)短期的展望(今後5〜10年)
(a)技術の進化と応用拡大
(b)基礎研究の深化
(2)中長期的展望(今後10〜20年)
(a)革新的なバイオテクノロジーの確立
(b)バイオエレクトロニクスと量子デバイスの融合
(c)新しいバイオ材料とエネルギー技術
6-3.総括

スマートエネルギー(2)~デジタル技術を活用したスマートエネルギーの設計・予測技術~(28~62ページ)
~スマートグリッド、データ解析、エネルギー効率と予測技術が融合
次世代エネルギー戦略で2050年カーボンニュートラル実現へ導く~

1.スマートエネルギーの設計・予測に役立つデジタル技術
1-1.デジタルツイン
1-2.AI・機械学習
1-3.IoT
1-4.ビッグデータ解析
1-5.ブロックチェーン技術
1-6.クラウドコンピューティング
1-7.エッジコンピューティング
1-8.拡張現実╱仮想現実(AR╱VR)
1-9.スマートメーターと自動検針(AMR)
1-10.最適化アルゴリズム
2.デジタル技術を活用したエネルギーの設計・予測技術の概要
2-1.エネルギーマネジメントシステム(EMS)
2-2.配電管理システム(DMS)
2-3.需要予測システム
2-4.スマートグリッド制御システム
2-5.デジタルツイン技術
2-6.P2Pエネルギー取引プラットフォーム
2-7.AIベースのエネルギー最適化ツール
2-8.エネルギーデータ分析プラットフォーム
2-9.IoTセンサネットワークとスマートメーター
2-10.クラウドベースのエネルギーマネジメントソフトウェア
3.デジタル技術を活用したスマートエネルギーの設計・予測技術に関する市場規模
【図・表1.デジタル技術を活用したスマートエネルギーの設計・予測技術の
国内およびWW市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
4.デジタル技術を活用したスマートエネルギーの設計・予測技術に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
(1)コミュニティにおけるエネルギーマネジメント
【図1.Grid-Interactive Efficient Buildingsの技術レイヤー】
(2)スマートエネルギーマネジメントシステムの構築
【図2.スマートエネルギーマネジメントシステムの概念図】
4-2.国立大学法人東京大学
(1)再生可能エネルギーを利用した水素エネルギーシステム
【図3.再生可能エネルギーを利用した水素エネルギーシステムの概念図】
(2)水素のサプライチェーン構築
【図4.水素のサプライチェーン】
【図5.海外からのグリーン水素輸入】
(3)水素吸蔵合金を用いた水素貯蔵
【図6.水素吸蔵合金を用いた「eneloop」
4-3.学校法人東京都市大学
(1)直感的AI ・説明可能なAI(xAI)で切り拓く持続可能な社会とWell-being統合アプローチ
(2)エネルギー・生活や経済・環境のトリレンマ要素と行動理念・ホームベースの概念
【図7.生きる力と探究科学力】
(3)シナリオ分析
(4)まとめ
4-4.学校法人東京理科大学
(1)強化学習を用いた需給バランスを保つ負荷周波数制御(LFC)
【図8.SARSA-LFCモデル(上)と実験回路(下)】
(2)エネルギー消費の最適化制御に関するビルマネジメントシステム(三菱電機株式会社との共同研究)
【図9.実験に用いた配電システム】
【図10.実験結果:エネルギー消費のRMSEと誤差率】
(3)ブロックチェーン技術を応用した分散型PV 余剰電力取引システムの提案
【図11.アカウント数が変化したときのGas (左)およびGeth elapsed (右)】
【図12.入札数が変化したときのGas (左)およびGeth elapsed (右)】
4-5.国立大学法人横浜国立大学
(1)世界のエネルギーシステムモデル
【図13.世界エネルギーシステムモデルにおける地域分割および
エネルギー輸送ルート】
(2)日本のエネルギーシステムモデル
【図14.日本エネルギーシステムモデルの分析事例:2050年の電源構成】
(3)エネルギーフローと鉱物資源フローの統合
【図15.エネルギー・鉱物需給モデルのシステム概念図】
【図16.三元系リチウムイオン電池を仮定した場合における世界の乗用車ストック試算例(ICEV:内燃機関車、HEV:ハイブリッド車、FCEV:水素燃料電池車)】
(4)再生可能エネルギー資源の地理的評価
【図17.地理情報を利用して土地競合を考慮した太陽光・風力発電の適地】
5.デジタル技術を活用したスマートエネルギーの設計・予測技術に関する課題と将来展望
5-1.課題
(1)データの精度と一貫性の確保
(2)リアルタイムデータ処理の複雑さ
(3)サイバーセキュリティの確保
(4)高コストと導入の複雑さ
(5)再生可能エネルギーの変動性への対応
(6)データプライバシーの確保
(7)エネルギーシステムの相互運用性
(8)長期的な運用保守の課題
(9)専門人材の不足
5-2. 将来展望
(1)AIによる高精度のエネルギー予測
(2)デジタルツインによる仮想シミュレーションの実現
(3)分散型エネルギーリソース(DER)との統合
(4)リアルタイムデータを活用したエネルギー最適化
(5)ブロックチェーンによるエネルギー取引の安全性向上
(6)高度なサイバーセキュリティの強化
(7)エッジコンピューティングの導入による分散処理
(8)エネルギーデータを活用したレジリエントな都市計画

《注目市場フォーカス》
コネクテッド・デバイスシステムシリーズ(1)自動車UI/UXデバイス市場③(63~90ページ)
~自動車のコネクテッド&コンテンツ化~
~世界コネクテッドカー用通信/V2X機器市場予測と、
自動車のアプリ・コンテンツ産業化“温故知新分析”~

はじめに
1.コネクテッドカーのアプリと市場予測
1-1.スマートフォンOSベンダに追従してきたコネクテッドカー
1-2.コネクテッドカーのワールドワイド市場規模
【図・表1.コネクテッドカーのWW市場規模(数量:2022-2040年予測)】
2.コネクテッドカー搭載通信機器別ワールドワイド市場規模
【図・表2.コネクテッドカーの搭載通信機器別WW市場規模(数量:2022-2040年予測)】
【表1.車載セルラー機器のWW参入企業一覧】
3.V2Xの普及課題とワールドワイド市場予測
3-1.V2Xの接続先別に見たアプリ一覧
【表2.V2Xの接続先別に見たアプリ一覧】
3-2.V2Xの通信規格別ワールドワイド市場規模~2040年予測
【図・表3.V2Xの通信規格別WW市場規模(数量:2022-2040年予測)】
3-3.V2X普及の課題
3-4.コネクテッドカー用通信機器/V2X機器のワールドワイド参入企業
【表3.車載DSRC機のWW参入企業一覧】
【表4.C-V2X車載機のWW参入企業一覧】
3-5.DSRCとC-V2Xのどちらを採用するか
(1)DSRCとC-V2Xのどちらを採用するか?
(2)C-V2X陣営の動向
(3)DSRC陣営の動向
(4)海外の地域別動向
【表5.世界の地域別のDSRCとC-V2Xの採用動向】
4.非地上系ネットワークの拡大
4-1.衛星インターネット「Starlink Mobility(スターリンク・モビリティ)」の立ち上げ
4-2.非地上系ネットワーク(NTN:Non-Terrestrial Network)
5.“温故知新分析”「ハードウェア→アプリ・コンテンツ」シフトにみる自動車の未来
5-1.“温故知新分析”Appleとソニーの携帯音楽プレーヤー
【表6.Apple&ソニー“HW→サービス事業シフト”成功・失敗の理由】
(1)1999年:ソニーが携帯型音楽プレーヤーでMP3非対応
(2)2001年:AppleがiPod核にコンテンツ事業で成功
(3)2006年:ソニーがウォークマンケータイでラジオ対応
(4)2007年: iPhone&App Storeでサービス・コンテンツプレーヤー集め
【図1.モバイルビジネス市場構造の“ハードウェア⇒アプリ・サービス”への変化】
5-2.“温故知新分析” IT/Techベンダによる自動車参入とコネクテッドサービス事業化
【表7.世界の主要IT/Techベンダの自動車産業“HW→サービス事業シフト”の狙い】
(1)2012年:テスラはOTAサービスで自動車の定義を変えた
(2)2019年:BYDはコネクテッド「DiLink」で知能化を全面展開
(3)2020年:Huaweiはスマートカーシステム「HiCar」でサービス
(4)2022年:HuaweiがスマートEVプラットフォーム「CHN」提携戦略
(5)2023年:Waymo(Googleのグループ会社)自動運転ライドシェアサービス開始
(6)2026年:ソニーホンダモビリティが自動運転ライドシェアサービス開始
5-3.“温故知新分析” IT/Techベンダの自動車産業①三層構造・②エコシステム別の新規参入動向
【表8.主要IT/Techベンダの自動車産業①三層構造・②エコシステム別の新規参入動向】

車載ソフトウエアクラウド化の動向(2)(91~103ページ)
~クラウド化は半導体メーカーとソフトウエアベンダーの競業で成り立つ~

1.前号までのまとめ
1-1.Virtual-ECU(V-ECU)
1-2.V-ECUとゾーン系アーキテクチャ
1-3.クラウドによるソフトウエア開発
【図1.クラウド+V-ECUを用いるメリット】
2.半導体メーカーの組込みソフト開発ソリューション
2-1.InfineonのRISC-Vベースの車載マイコン
(1)Infineonの概要
【表1.Infineon Technologiesの代表製品】
(2)InfineonのRISC-Vベースの車載マイコン
2-2.NXPのS32 CoreRide
(1)NXPの概要
【表2.NXPの代表製品】
(2)NXPのS32 CoreRide
2-3.STMicroelectronicsのStellar
(1)STMicroelectronicsの概要
【表3.STMicroの代表製品】
(2)STMicroelectronicsのStellar
2-4.QualcommのSnapdragon Rideプラットフォーム
(1)Qualcommの概要
【表4.Qualcommの代表製品】
(2)QualcommのSnapdragon Rideプラットフォーム
2-5.ルネサスのR-Car VPF
(1)ルネサス
【表5.ルネサスの代表製品】
(2)ルネサスのR-Car VPF
2-6.ARMのSOAFEE
(1)ARMの概要
【表6.ARMの代表製品】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
エネルギーハーベスティングデバイス市場(104~108ページ)
~入り込めない現場は無い!
既存品でも工夫した運用で付加価値向上へ~

1.エネルギーハーベスティングデバイスとは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.プレーヤー限られる電磁波発電だが、活用できる範囲が非常に広大
4.注目トピック
4-1.続々登場する新発電方式で活用への期待
4-2.原理は変わらずアプリケーション側の工夫で広がる用途
5.将来展望
【図1.エネルギーハーベスティングデバイス世界市場規模推移・予測(数量:2021-2032年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年5月号(No.206)

≪次世代市場トレンド≫
量子技術シリーズ(4) ~量子暗号・通信~(3~36ページ)
~従来の技術に比べ量子力学に基づく高度なセキュリティを提供
情報のセキュリティと通信の効率を飛躍的に向上させる~
 
1.量子暗号・通信とは
1-1.量子暗号
1-2.量子通信
2.量子暗号・通信に関連した技術
2-1.量子鍵配送(QKD)
2-2.量子中継器
2-3.量子テレポーテーション
2-4.量子セキュア通信
(1)盗聴の検知と防止
(2)量子コンピュータ耐性
(3)無条件の安全性
2-5. ポスト量子暗号化
(1)格子ベース暗号
(2)NTRU暗号
(3)符号ベース暗号
(4)多変数公開鍵暗号
(5)ハッシュベース暗号(Hash-based Cryptography)
(6)同型暗号
2-6.量子インターネット
(1)高度に安全な通信
(2)分散型量子コンピューティング
(3)量子計測・センシング
(4)量子クラウドサービス
3.量子暗号・通信に関する市場規模
【図・表1.量子暗号・通信に関する国内およびWW市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
4.量子暗号・通信に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
(1)ムーンショット型研究開発事業「ネットワーク型量子コンピュータによる量子サイバースペース」
【図1.ネットワーク型量子コンピュータの模式図】
【図2.光ピンセットアレイとトラップされた原子】
(2)全光量子中継
【図3.全光量子中継の実証】
【図4.Rb量子メモリと通信波長光子の量子もつれ実証】
(3)非線形光学結晶:導波路型PPLN
【図5.非線形光学結晶:導波路型PPLN】
4-2.学校法人玉川学園 玉川大学
(1)量子雑音マスキング手法を用いたY-00光通信量子暗号の安全性強化
①QDSRによる雑音マスキング効果の実効的増大を検証
【図6.QDSRによるY-00暗号の性能向上の実験構成(左)と雑音マスキングの検証結果(右)】
②QDSRを用いたY-00暗号通信実験
【図7.光増幅中継伝送システムの実験構成(左)と雑音マスキング数(右)】
【図8.無中継伝送システムの伝送システム(上)と安全性向上(下)】
【図9.霧中での光無線通信の実験構成(上)と安全性向上(下)】
(2)超高速の量子乱数発生技術の研究開発~リアルタイム50Gbit/sの良質な乱数生成に成功
【図10.リアルタイム空間多重量子乱数発生器のシステム】
(3)耐量子計算機暗号(PQC)による認証・鍵共有を用いたY-00暗号データ通信システム
【図11.耐量子暗号(PQC)による認証・鍵共有を用いたY-00暗号データ通信システムの概要(左)とビット誤り率特性(右)】
(4)今後の予定
4-3.学校法人中央大学
(1)量子IoT
【図12.量子通信でもデバイスへのサイバー攻撃に対する脆弱性は変わらない】
【図13.デバイスを量子通信でつなぎ、情報をシームレスに量子的に転送する”完全秘匿性”の保証されたアーキテクチャ】
(2)量子遠隔秘匿センサ
【図14.患者側で情報が保存されない遠隔量子センサのプロトコル】
(3)量子匿名センサ
【図15.匿名性が担保される松崎准教授の提案した方式】
4-4.株式会社東芝
(1)量子技術と量子暗号通信
【図16.量子技術のロードマップ】
【図17. 量子インターネットと関連する量子技術】
(2)東芝の量子暗号通信技術
【図18.東芝の量子暗号通信技術の歴史】
【図19.ツインフィールドQKDの概念図】
(3)東芝の量子暗号通信に関する製品
①多重QKDシステム(図20)
【図20.東芝の多重QKDシステム】
②長距離QKDシステム
(4)東芝の量子暗号通信事例
①広域・大規模なネットワークの検証
②秘匿性の高い大規模ゲノム解析データの安全な送信
【図21.開発したゲノム解析データ伝送システム】
③米国での事例:大手金融機関の本社とバックオフィス拠点間の安全な通信
④英国での事例:離れた生産施設間で、機密データを安全に転送
(5)量子暗号通信のグローバル化・標準化
(6)量子暗号通信の長期的な技術課題
5.量子暗号・通信に関する課題と将来展望
5-1.課題
5-2.将来展望
 
スマートエネルギー(1)~再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合~(37~63ページ)
~再生可能エネルギーを効果的に活用し、
エネルギー供給の安定化と最適化を図る~
 
1.スマートエネルギーシステムとは
1-1.スマートグリッド
1-2.分散型エネルギーシステム
1-3.エネルギーストレージ技術
1-4.デジタル制御とIoT
1-5.再生可能エネルギーとの連携
1-6.エネルギーマネジメントシステム(EMS)とコスト削減
2.再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合
2-1.変動する発電量への対応
2-2.エネルギーストレージと再生可能エネルギーの補完
2-3.デマンドレスポンス(DR)とピークシフト
2-4.電力融通とエネルギーシェアリング
2-5.電動モビリティとの統合
2-6.スマートインフラとの連携
3.再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合に関する市場規模
【図・表1.再生可能エネルギーの国内およびワールドワイド市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
4.再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.学校法人金沢工業大学
(1)白山麓キャンパス 熱と電気のエネルギー地産地消シェアモデルシステム
【図1.熱と電気のエネルギー地産地消シェアモデル】
(2)扇が丘キャンパス 直流給電システム
【図2.金沢工業大学 扇が丘キャンパスにおける直流給電システムの全体像】
【図3.直流給電システムにおける主要設備】
【図4.直流給電システムのスケジュール】
4-2.学校法人芝浦工業大学
(1)営農型太陽光発電システムの提案
【図5.営農型太陽光発電のイメージ】
(2) LiDAR技術を活用した森林伐採計画の策定
【図6.LiDAR技術を活用した森林調査の実施風景】
(3)電力逼迫状況に対応した快適性を考慮したエアコン自動制御の研究
【図7.電力の需要と供給のバランスをとりながら、快適性を考慮したエアコン自動制御の模式図】
4-3.国立大学法人東京大学
(1)エネルギー総合学連携研究機構の取り組み
【図8.エネルギー総合学連携研究機構のコンセプト】
(2)第6次エネルギー基本計画とGX技術戦略
①第6次エネルギー基本計画
②GX技術戦略
【図9.GPMの概念図 [1]】
【図10.再エネ高度普及のための電力システムイノベーションの事例:燃料電池の連携制御によるメガソーラーのインバランス補償 [2]】
4-4.国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学╱岐阜大学
(1)研究の背景
(2)副生酸素を用いたオキシバイオマスガス化プロセス
【図11.副生酸素を用いたバイオマスガス化システムの模式図】
4-5.学校法人立命館大学
(1)暮らしのスマート・エネルギーイノベーション研究拠点
【図12.暮らしのスマート・エネルギーイノベーション研究の概念図】
(2)ペロブスカイト太陽電池の高効率化および高耐久化
【図13.ペロブスカイト太陽電池の結晶格子】
【図14.ペロブスカイト太陽電池の内部構造】
5.再生可能エネルギーのスマートエネルギーシステムへの統合に関する課題と将来展望
5-1.課題
(1)発電量の不安定性と予測の限界
(2)エネルギーストレージのコストと技術的制約
(3)スマートグリッドの整備とインフラ投資
(4)デマンドレスポンスの普及とユーザーの参加意識
(5)再生可能エネルギーの地理的偏在と送電網の負荷
(6)法的・規制上の課題
(7)サイバーセキュリティのリスク
(8)廃棄物管理と環境への影響
5-2.将来展望
(1)高度なエネルギー管理とAIによる最適化
(2)次世代エネルギーストレージ技術の普及
(3)分散型エネルギーリソース(DER)の活用と仮想発電所(VPP)
(4)スマートグリッドの高度化と5G技術の活用
(5)水素エネルギーの拡大とパワー・トゥー・ガス(P2G)技術の利用
(6)超電導送電技術の実用化
(7)エネルギーシェアリングとピア・トゥ・ピア(P2P)電力取引の拡大
(8)カーボンニュートラルの推進と政策支援
 
《注目市場フォーカス》
コネクテッド・デバイスシステムシリーズ(2)自動車UI/UXデバイス市場②(64~83ページ)
~UI/UXの魅力で売れる中国EV市場~
~自動車の複合型サービス事業化時代に、
世界をリードするのは中国人ユーザーの需要~
 
1.はじめに“コネクテッド×車載UI(HMI)”市場性探索の狙い
2.“C” “A” “S” “E” において、変わるコネクテッドの立ち位置
2-1.CASEの概念と変化
【図1.CASEの概念】
2-2.CASEの2040年規模予測
【図2.世界自動車のC・A・S・E別数量予測 2025年から2040年】
2-3.新たに誕生する「C×〇」複合型コネクテッドサービス
3.中国BEVは“EIV”と呼ばれる“コネクテッド×UI”の魅力で売れている
4.たとえ撤退しても中国自動車市場を注目すべき理由
5.日本の目指すべき“車載UI・SDVで離されず、最後はBEVで勝つ”
6.自動車で期待されるDeepSeek搭載アプリ
【表1.「DeepSeekのAIを搭載する予定の中国OEM」】
7.中国にみるOEM⇔IT/スマホ関連ベンダの提携関係
【表2.「中国における主なOEM⇔IT/スマホ関連ベンダの提携関係」
8.中国自動車産業と日本自動車産業のリーダーを比較する
9.中国BEVメーカー・シャオミ「SU7」のUI/UX動向
10.中国のモビリティに関する新たな価値観”についての考察
10-1.スマホのようなクルマ
10-2.走行系・パワトレ系における「コネクテッド×UI/UX」
10-3.中国自動車産業の10年ごとの変貌
10-4.中国の新興BEVメーカーと日本からの見方
10-5.中国の自動車UI/UXはエンタメ空間にあり
10-6.日本のエンタメ空間UIを開くソニーホンダモビリティ
10-7.中国の影響を受け、進むべき道を模索する日本の自動車UI/UX
 
車載ソフトウエアクラウド化の動向(1)(84~93ページ)
~SDV推進にはクラウド化開発が必須となる~
 
1.クラウドサービスと組込みソフトウエア
2.車載ECUの仮想化
2-1.バーチャルECU (V-ECU)
【図1.V-ECUを用いるメリット】
【表1.V-ECUの忠実度のレベル】
2-2.ハイパーバイザ(Hypervisor)
3.ECU仮想化の拡張
3-1.ゾーンECUの仮想化
4.クラウドによるソフトウエア開発
4-1.Amazon Web Services(AWS)
4-2.Google Cloud
4-3.Microsoft Azure
4-4.クラウド事業者の提供するサービスまとめ
 
≪タイムリーコンパクトレポート≫
次世代デュアルユース(軍民両用)アイテム/技術市場(94~98ページ)
~過去最高の予算額と改訂された規制で追い風の市場
日本版DARPAも立ち上がり、市場拡大の好機到来~
 
1.次世代デュアルユースアイテム・技術市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.無人化/自動化分野は底堅い需要で堅調な成長を継続 2040年度に788億円へ
4.注目トピック
4-1.デュアルユース促進に向け、合同推進会には多数のスタートアップが参加
4-2.アカデミア関連の姿勢も柔和に
5.将来展望
【図1.次世代デュアルユース(軍民両用)アイテム・技術市場予測(金額:2023-2040年度予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年4月号(No.205)

≪次世代市場トレンド≫
量子技術シリーズ(3) ~量子フォトニクス~(3~31ページ)
~光の波動性・粒子性を利用する従来のフォトニクスに対し、
光子の量子特性を利用して情報の伝達・処理を行なう技術~
 
1.量子フォトニクスとは
2.量子フォトニクスの際立った技術
2-1.量子ドット
2-2.量子もつれ光子対生成技術
2-3.光子量子ビット
2-4.集積型量子フォトニクス
2-5.光子-物質相互作用の制御
2-6.量子フォトニクスによる超解像イメージング
3.量子フォトニクスに関する市場規模
【図・表1.量子フォトニクスに関する国内およびWW市場規模予測(金額:2030-2050年予測)】
4.量子フォトニクスに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人香川大学
(1)シリコン光集積回路と光集積量子回路
【図1.干渉計を多段に組み合わせたプログラマブルな
シリコン集積光量子回路の事例】
(2)非線形光学効果を積極的に利用した光集積量子回路
【図2.シリコン基板上で実装した光量子回路】
(3)光集積回路を用いた量子分類器ユニバーサルな量子分類器の原理検証実験に成功~シリコンフォトニクスによる量子機械学習に向けた第一歩~
【図3.研究グループが実装したシリコン光集積量子回路】
【図4.(a)教師データと(b)分類結果】
4-2.国立大学法人九州大学
(1)光情報処理における量子ドット(QD)エンジニアリング
(2) QDを用いて光論理演算デバイスをつくる
(3)光波長変換材料としてのQD
【図5.均一に作製されたナノフォトニックドロップレットのSEM像】
【図6.ドロップレットの外観SEM像(左)と
QDが内部に均一に充填された内部構造TEM像(右)】
(4) QDを用いたリザバーコンピューティング
【図7.QDリザバーの時間―空間蛍光出力に基づく
リザバーコンピューティングの模式図】
【図8.QDリザバーコンピューティングの実行例】
4-3.国立大学法人電気通信大学
(1)量子未来創生デバイス開発センターを新たに設置
【図9.量子未来創生デバイス開発センターの概要】
(2)分子線エピタキシー(MBE)による量子ナノ構造(QD)の作製
【図10.InAs╱GaAs系QDのPL半値幅とQD密度との関係】
(3)世界最高密度のQDを実現し半導体レーザーを開発
【図11.(a)面内超高密度InAs QD層を導入したリッジ導波路型レーザーの
断面模式図。(b) GaAsSb╱GaAs層上のInAs QDのAFM写真】
【図12.面内超高密度QDレーザーの室温における発光スペクトル
(注入電流:30mA、60mA、70mA)】
(4)シリコン基板上で高密度・高均一なIII-V族半導体量子ナノワイヤの作製
【図13.高密度・高均一のInAs量子ナノワイヤSEM像(上)
InAs量子ナノワイヤの直径のヒストグラム(下)】
4-4.国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学
(1)量子ドット(QD)の特徴
【図14.量子サイズ効果による量子ドット(QD)の
電子エネルギー構造の変化(模式図)】
(2)低毒性元素からなる多元半導体QDの開発
【図15.I-III-VI族半導体をベースとする多元半導体の構成元素の一例。
CdS中のCd2+をAg+, Zn2+, In3+で等電子置換することで
四元素Zn–Ag–In–S半導体が作製できる】
【図16.異なる組成をもつZn–Ag–In–S QDの発光スペクトル(a)と、紫外光下でのZn-Ag-In-S QDクロロホルム溶液の発光の様子(b) [2]。粒子組成を(AgIn)xZn2(1-x)S2として表したときのx値を図中に示す。】
(3)低毒性多元QDの発光ピークの先鋭化およびデバイスへの応用
【図17.Ag-In-Ga-Se QDを皮下注射したマウスの
三次元近赤外発光イメージング[3]】
【図18.Cu-In-Ga-S (CIGS) QDを発光層に用いるEL素子の構造模式図[4] 】
5.量子フォトニクスに関する課題と将来展望
5-1.課題
5-2.将来展望
 
ベリリウム銅および代替材料(32~58ページ)
~高強度・高導電性銅合金の中で機械的特性や導電性に優れている
バネ線材やコネクタの接触部などに幅広く適用~
 
1.典型的な高強度・高導電性銅合金としてのベリリウム銅
2.ベリリウム銅の主な用途
2-1.電気・電子部品分野
2-2.自動車産業分野
2-3.精密機械分野
2-4.医療機械分野
2-5.航空宇宙産業分野
2-6.軍事・防衛分野
3.ベリリウム銅の代替材料
4.ベリリウム銅に関する市場規模
【図・表1.ベリリウム銅の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
【図・表2.ベリリウム銅の用途分野別WW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
5.ベリリウム銅および代替材料に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.Materion Corporation〔米国〕(マテリオンジャパン株式会社)
(1) Materionのベリリウム銅事業の特徴
(2) Materionのベリリウム銅合金の特性
【表1.Materionのベリリウム銅ラインナップの代表的組成】
【表2.Materionのベリリウム銅の代表的物理特性】
①高強度合金
②高伝導合金
③高強度・高伝導合金
(3)ベリリウム銅製品
①ベリリウム銅展伸材
②プラスチック金型材「モールドマックス」
【図1.「モールドマックス」の特性】
5-2.MTA合金株式会社
(1)銅-鉄合金とは
【図2.鉄と銅の比率を自在に変えた銅-鉄合金の外観】
【図3.Fe-(10-30)%Cu合金のSEM像(As Cast)】
(2)「MTA合金」の特性
【表3.「MTA合金」の組成別特性】
 (3)ハイサイクル金型材「MTA-FeX2」
【表4.「MTA-FeX2」の機械特性】
【図4.冷却及びコア入れ子モデル(上)と異なる金型材料の冷却状態の比較(下)】
【図5.FeX2(Fe30Cu-Cr)のSEM像】
【図6.「MTA-FeX2」(左)とベリリウム銅(右)の特性比較】
5-3.国立大学法人島根大学
(1) Cu-Ti合金の時効析出-伸線加工に伴う組織変化
【図7. Cu-3.6 at.%Ti合金ピーク時効材の微細組織】
【図8.Cu-3.6 at.%Ti合金過時効材の微細組織】
【図9.Cu-3.6 at.%Ti合金過時効材のダイス伸線加工に伴う微細組織変化
(φ3.0mm線材が出発材。イメージは線材横断面より観察)】
【図10.過時効処理したCu-4.2 at.%Ti合金のラメラ組織を構成するβ-Cu4TiとCu間の境界界面領域のHRTEM像。[001]軸に沿って見た斜方晶β-Cu4Ti相(左)および[011]軸に沿って見たfcc Cu相(右)。β-Cu4Ti相の結晶構造イメージを左端に参考表示した】
(2) Cu-Ti合金過時効-伸線加工材の引張強さと導電性
【図11.過効処理により全面ラメラ組織化したCu-Ti合金を伸線加工(φ3.0mm→φ0.3 or 0.1 mmまで)した線材の引張強さと導電性】
(3) Cu-Ti過時効合金を用いた長尺線材および薄板材の試作
【図12.汎用実機による長尺試料の試作】
5-4.DOWAメタルテック株式会社
(1)高強度銅合金ラインアップ
 【図13.DOWAメタルテックの銅合金ラインアップ】
(2)既存合金を代替する高強度銅合金の提案
【図14.既存合金を代替する高強度銅合金の提案】
①高強度コルソン合金:C7035
【図15.C7035の特性グラフ】
②チタン銅合金:YCuT
【図16.Cu-Ti合金YCuT-FXの90°曲げ加工性(左)と耐応力緩和特性(右)】
③超高強度銅合金:DCNA®
【図17.超高強度銅合金DCNA®の疲労特性】
6.ベリリウム銅および代替材料に関する課題と将来展望
6-1.課題
6-2.将来展望
 
《注目市場フォーカス》
コネクテッド・デバイスシステムシリーズ(1)自動車UI/UXデバイス市場①(59~82ページ)
~2040年のAI(知能化)自動車の価値“UI/UX”~
~メタバース(=リアル+IT/バーチャル)時代のAI自動車、
UI/UXコントローラーは8兆7,000億円市場に!~
 
1.2040年 自動車の魅力競争はUI/UXアプリ -当連載の狙い-
2.車載AIを活用する自動車UI/UXアプリケーション
【表1.車載AIを活用する自動車UI/UXアプリケーション】
3.メタバース産業におけるAI自動車とはどういうものか
【図1.メタバース産業(リアル産業+バーチャル/IT産業)におけるAI自動車】
4.フィジカルAIによる自動車のUI/UX
5.“メタバース産業におけるAI自動車”に変貌しつつある世界の企業一覧
【表2.“メタバース産業におけるAI自動車”に向かい変貌する世界の企業】
6.メタバース自動車において日本企業の強みを生かす
【図2.メタバース産業による自動車におけるデータ循環】
7.変化するE/Eアーキテクチャーと自動車UI/UXコントローラー市場予測
7-1.E/Eアーキテクチャーの変化により自動車の姿が変わる
(1)~2025年現在 分散型アーキテクチャー
(2)2026年~ ドメイン型アーキテクチャー
(3)2030年~ ゾーン型アーキテクチャー
(4)2035年以降~ クラウド遠隔型アーキテクチャー
【図3.E/Eアーキテクチュアの進化】
7-2.中国・ベトナム・トルコの新興BEVメーカーは「ゾーン型」シフト
(1)分散型
(2)ドメイン型
(3)ゾーン型
7-3.3つの自動車UI/UXと市場規模の算出方法
【表3.4種類の自動車UI/UX機能】
【表4.3種類の自動車UI/UX用デバイス(HPC/コントローラー)】
7-4.メタバース産業時代の世界自動車UI/UXコントローラーは2040年で8兆7,000億円市場
【表5.OTAが可能なコントローラー/HPCユニット】
(1)ボディドメインコントローラー(BDC)の概要
【図4.ボディドメインコントローラー】
(2)ゾーン型HPC(BDC)の概要
【図5.ゾーン型HPC(ボディコントローラー)】
(3)BDCのWW(世界)市場規模~2040年
【図・表1.BDC(ボディドメインコントローラー/ゾーン型HPC) WW市場規模
予測(数量:2022-2040年予測)】
【図・表2.BDCのWW市場規模予測(数量・金額:2022-2040年予測)】
(4)コクピットドメインコントローラー(CDC)のWW市場規模~2040年
【図6.コクピットドメインコントローラー(CDC)】
【図・表3.CDCのWW市場規模予測(数量・金額:2022-2040年予測)】
7-5.BDC/CDCのWW参入企業
【表6.BDC(「ボディドメインコントローラー」と
「ゾーン型HPC(ハイパフォーマンス・コンピュータ)」)のWW参入企業一覧】
【表7.コクピットドメインコントローラー(CDC)のWW参入企業一覧】
 
SDVの成り立ちと今後の動向(3)(83~96ページ)
~システム・アーキテクチャがSDVへの取組みの第一歩~
 
1.前回のまとめ
2.カーナビによる情報サービス
2-1.CarPlayとAndroid Auto
【図1.CarPlay(左)とAndroid Auto(右)の画面の例】
2-2.独自のナビゲーションシステム
(1)カーナビの種類
(2)トヨタの純正カーナビ
【図2.T-Connectナビキット初期画面(カローラクロスの例)】
【表1.T-Connectの無料アプリ(Apps)】
【表2.T-Connectの有料アプリ】
3.車の情報系システム
(1)カーナビのキラーアプリ
(2)車のE/Eアーキテクチャ
【図3.ドメイン型アーキテクチャ例】
(3)重要さを増す情報系システム
(4)選択されるアーキテクチャとは
【図4.テスラのTASと既存OEMのEASの比較(再掲)】
【図5.ゾーン型アーキテクチャ例】
【図6.新たに情報系ドメインを拡張した車載アーキテクチャ例】
 
≪タイムリーコンパクトレポート≫
自動車用フィルム・シート市場(97~103ページ)
~CASEや環境対応を満たした製品を「想像/創造」し、
持続的な成長の実現を!~
 
1.自動車用フィルム・シート市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.内装用加飾フィルム
3-2.外装用加飾フィルム
3-3.ウィンドウフィルム
3-4.合わせガラス用中間膜
3-5.車載ディスプレイカバーパネル向け樹脂シート
4.注目トピック
4-1.車載ディスプレイカバーパネル向け反射防止フィルム
5.将来展望
【図1.自動車用フィルム・シート市場規模推移・予測(数量:2021-2025年予測)】
 
≪タイムリー企業動向レポート≫
株式会社アミカテラ(104~111ページ)
~植物由来、生分解性のプラスチック代替素材modo-cell®で
廃材、残渣、間伐材などの未利用資源のアップサイクルを提案~
 
1.可食材料・燃料化可能材料を使用せず未利用の植物由来資源を有効活用
【図1.modo-cell® ペレット】
【図2.modo-cell® 原料繊維の例】
2.原料・加工・製品の各段階でmodo-cell®ならではの優位性を発揮
【図3.modo-cell® 成形フロー】
【図4.modo-cell®の成形方法】
【図5.modo-cell®の成形品の例】
3.熊本第1工場はショールーム的な役割を持ちストローを生産
第2工場以降はペレットに特化しmodo-cell®の用途開発を強化
【表1.modo-cell® 生産体制】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年3月号(No.204)

≪次世代市場トレンド≫
量子技術シリーズ(2) ~量子センシング~(3~24ページ)
~量子もつれ・量子コヒーレンスなどの量子力学の原理を用いて、
従来のセンシング技術では達成できない高感度・高精度を実現~

1.量子センシングとは
2.量子センシングの特徴・優位性
3.注目される量子センシングのトピックス
3-1.量子磁気センサ
3-2.量子光学センサ
3-3.原子干渉計
3-4.量子ホール素子
3-5.量子エレクトロメーター
3-6.量子イメージング
3-7.量子パラメトリックアンプ
4.量子センシングに関する市場規模
【図・表1.量子センシングに関する国内およびWW市場規模予測
(金額:20230-2050年予測)】
5.量子センシングに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人東京科学大学
(1)ダイヤモンドの原子システム
【図1.光とマイクロ波によって制御されるダイヤモンドNV状態の模式図】
(2)ダイヤモンドNVセンターを用いた量子センシング
【図2.マウスを用いたMCG実験のセットアップ模式図】
(3)ダイヤモンドNVセンターを用いた量子シミュレーション
【図3.チャーン数のシミュレーションによる観測結果】
5-2.国立大学法人東京大学
(1)ガンマ線を用いた核医学イメージング
(2)核もつれガンマ線によるイメージング
【図4.カスケードガンマ線を用いたセンシングの原理】
【図5.pHとガンマ線放出分布の定量(左:カスケード崩壊, 右:pH依存放出分布】
5-3.学校法人日本大学
【図6.量子パルスゲートによる多重散乱光パルスの除去の模式図】
【図7.灌流固定したマウス脳(a)と断層画像(b, c, d)】
5-4.国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)
(1)ダイヤモンドNVセンター
【図8.QSTにおけるダイヤモンドNVの製造過程】
(2) SiC中のスピン欠陥・単一光子源
【図9.SiC中のスピン欠陥・単一光子源】
(3)まとめ
6.量子センシングに関する課題と将来展望
6-1.課題
6-2.将来展望

センサー&アプリ市場性探索(11)慣性センサー市場②(25~39ページ)
~需要分野別分析&企業戦略~
~スマホ向けセンサーは複合型のIMUへ移行し、産業向けでも
建機や農機の遠隔制御、ロボットの進化でIMUの需要が増大する~

1.はじめに -需要分野別慣性センサー市場分析-
1-1.慣性センサーの品目別WW市場規模推移・予測
【図・表1.慣性センサーの品目別WW市場規模推移・予測(数量:2022-2035年予測)】
1-2.慣性センサーの品目別WW市場規模推移・予測
【図・表2.慣性センサーの品目別WW市場規模推移・予測(金額:2022-2035年予測)】
1-3.慣性センサーのWW品目別シェア推移・予測
【図・表3.慣性センサーのWW品目別シェア推移・予測(金額:2022-2035年予測)】
3.注目企業の最新動向
【表2.慣性センサーの分野別にみた主要プレーヤー】
3-1.STマイクロエレクトロニクス株式会社「注力分野と注力センサー」
【表3.STマイクロエレクトロニクスの注力分野と内訳】
3-2.ボッシュ(Robert Bosch GmbH)「慣性センサーとTPMSセンサー」
【図1.ボッシュの慣性センサー事例】
3-3.日本精機株式会社「IMU」
【図2.日本精機のIMU事例】
3-4.京セラ株式会社「角速度センサー:SPIN pad」
【図3.京セラの角速度センサー「SPIN pad」】
3-5.株式会社村田製作所「産業機器用に小型6軸慣性力センサー開発」
【図4.村田製作所のIMU「SCHA600」】
【図5.村田製作所のデジタル3軸加速度センサー「SCA3300」】
3-6.セイコーエプソン株式会社「M-G370PDTは制振制御、産業機器などに適合」
【図6.セイコーエプソンの高性能6軸センサー慣性計測ユニット「M-G370PDT」】
3-7.株式会社ケーメックス「分社化したケーメックスONEで慣性センサー事業」
【表4.ケーメックスの分社化】
【図7.FRABA / POSITAL製TILTIX傾斜計(製品事例)】
3-8.TDK株式会社「視覚障害者用スマート白杖向けセンサー」

《注目市場フォーカス》
水素分離膜(40~70ページ)
~水素を透過させるが他のガスを透過させないという性質、
製造・供給において高純度水素を効率的に得るために不可欠~

1.注目される水素分離膜
1-1.水素エネルギーの需要増加
1-2.エネルギー効率の向上とコスト削減
1-3.CO2削減と回収・貯留(CCUS:Carbon dioxide Capture and Storage)技術との連携
1-4.新しい技術革新と応用分野の拡大
2.水素分離膜技術の種類と特徴
2-1.金属膜
(1)Pd膜
(2)その他の金属・合金膜
2-2.無機膜
(1)セラミックス膜
(2)金属酸化物膜
2-3.高分子膜
(1)ポリスルホン膜
(2)イオン交換膜
2-4.複合膜
(1)メタル・セラミックス複合膜
(2)高分子・無機複合膜
3.水素分離膜技術の応用分野
3-1.水素製造プロセス
(1)水蒸気改質
(2)バイオマスガス化
(3)アンモニア分解
3-2.燃料電池システム
(1)固体酸化物形燃料電池(SOFC)
(2)プロトン交換膜燃料電池(PEMFC)
3-3.化学プロセス産業
(1)アンモニア製造(ハーバー・ボッシュ法)
(2)メタノール製造
3-4.二酸化炭素削減技術(CCUS)
(1)燃焼後回収
(2)燃焼前回収
3-5.水素エネルギー貯蔵および輸送
(1)水素貯蔵技術
(2)水素輸送技術
4.水素分離膜に関する市場規模
【図・表1.水素分離膜の国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
5.水素分離膜に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人宇都宮大学
【図1.分散型社会における水素・水素キャリア製造のイメージ】
(1)水電解水素化装置の開発
【図2.Pd系金属が水素を透過するメカニズム】
(2)生成水素の90%以上が膜を透過し、トルエン水素化によるメチルシクロヘキサン合成を達成
【図3.水素製造・水素精製・水素キャリア合成を同時に達成するプロセス】
【図4.開発した電解セルの詳細】
5-2.独立行政法人国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校
(1)金属膜を用いた水素分離
【図5.水素が金属を透過する反応の模式図 [1]】
【図6.種々の金属における水素の透過速度】
(2)バナジウム合金膜を用いた水素分離
【図7.バナジウムとその他の膜の水素分離係数と水素分離速度 [2]】
(3)バナジウム水素透過膜の大面積化・大流量化・積層化による大流量デバイス化
【図8.バナジウム水素透過膜の大面積化、大流量化、積層化による大流量デバイス化 [3]】
【図9.バナジウム水素透過膜による膜分離型水素製造システム
(メンブレンリアクター)の模式図 [2]】
5-3.国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学
(1)パラジウム系金属膜の膜反応器への応用
【図10.種々の温度で熱処理した後のパラジウム複合膜表面のSEM像 [1]】
(2)パラジウム系金属膜の反応分離一体プロセスへの応用
5-4.株式会社田中貴金属グループ╱田中貴金属工業株式会社
(1) Pd膜を用いた水素透過メカニズム
【図11.Pd膜による水素透過メカニズムの概念図】
【図12.水素透過膜を装着したモジュールの使用例。
モジュール概要(左)と支持体のSEM像(右)】
(2)水素透過膜に用いられる主な材料の特性
【表1.主要合金の特徴】
【図13.主要なPd合金の各温度における透過係数】
①Pd
②Pd-Ag
③Pd-Cu
(3)水素透過膜の水素透過性能評価
【図14.水素透過性能評価方法の概要】
6.水素分離膜に関する課題と将来展望
6-1.課題
(1)コスト
(2)耐久性と膜の劣化
(3)透過速度と選択性のバランス
(4)スケーラビリティと大規模化の課題
(5)環境への影響と安全性
6-2.将来展望
(1)グリーン水素の需要拡大と普及
(2)新素材の開発による性能向上
(3)水素ステーション・輸送インフラへの応用
(4)産業用途での水素利用拡大
(5)CO2削減とカーボンリサイクルとの連携
(6)技術のコスト削減と大量生産の実現
(7)持続可能な社会に向けた政策支援と国際協力

SDVの成り立ちと今後の動向(2)(71~78ページ)
~SDVの柱はビークルOSだが開発は容易ではない~

1.SDVの柱はビークルOSだが開発は容易ではない
1-1.自動車市場の動き 
1-2.“SDV”はテスラが提唱
【図1.テスラのTASと既存OEMのEASの比較(再掲)】
2.スマートカーの柱となるSDV
2-1.SDVが意味する2つの要素
(1)各社のビークルOS開発構想と現在
①フォルクスワーゲン AG(VW)が目指したVW.OS
②トヨタ自動車株式会社のArene OS
③本田技研工業株式会社のASIMO OS
【図2.ホンダが指向している車載ソフトウエアのアーキテクチャ】
2-2.ビークルOSとロボットOS
(1)Robot Operating System (ROS)
(2)Apex.OS

≪タイムリーコンパクトレポート≫
高機能包装材料市場(79~84ページ)
~狙うべきは海外×付加価値×環境配慮
拡大市場での強みを生かした事業展開が持続可能な成長を実現~

1.高機能包装材料市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.基材フィルム
3-2.バリアフィルム
3-3.シーラントフィルム
3-4.ラベル用シュリンクフィルム
4.注目トピック
4-1.パウチ包装
4-2.レトルト食品
5.将来展望
【図1.高機能包装材料市場規模推移・予測(数量:2021-2025年予測)】

≪タイムリー企業動向レポート≫
エスペック株式会社(85~92ページ)
~「あいち次世代モビリティ・テストラボ 常滑サイト」を新規開設
大型・高密度LiB対応を含め、次世代モビリティの進化をサポート~

1.あいち次世代モビリティ・テストラボ 常滑サイト
【図・表1.あいち次世代モビリティ・テストラボ 常滑サイト概要】
【図1.「UN ECE R100 Rev.3 PartⅡ」】
【図2.「常滑サイト」ドライブインバンカー(安全試験室)】
【図3.「常滑サイト」排煙処理設備外観】
【図4.「常滑サイト」ドライブインチャンバー】
【図5.熱伝播試験】
【図6.耐火性試験】
【図7.耐火性試験】
【図8.豊田試験所】
【表1.豊田試験所概要】
2.企業概要
【表2.エスペック株式会社概要】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年2月号(No.203)

≪次世代市場トレンド≫
量子技術シリーズ(1) ~NISQデバイスからFTQCへ~ (3~44ページ)
~量子ビットの安定性、スケーラビリティ等を成し遂げた
 誤り耐性量子コンピュータFTQC、圧倒的な技術革新が進展~

1.想定以上の性能向上で大きく変貌する量子コンピュータ
1-1.量子ビット数や誤り訂正技術の進化
1-2.量子コンピュータの実機稼働でますます高まる期待
1-3.64量子ビットNISQデバイス
2.NISQデバイスからFTQCへ
3.量子コンピュータに関する市場規模
【図・表1.量子コンピュータに関する国内およびWW市場規模予測
(金額:2030-2050年予測)】
4.量子コンピュータに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人大阪大学
(1)量子コンピュータ元年となった2023年
【図1.国産3号機となった大阪大学の量子コンピュータの外観】
【図2.大阪大学の量子コンピュータの構成】
(2)大阪大学の量子コンピュータの特徴
【図3.超伝導量子ビット】
【図4.開発した制御装置】
4-2.株式会社QunaSys(キュナシス)
(1)アルゴリズム開発
(2)ソフトウェア開発
(3)コンソーシアム
①量子コンピュータの応用検討コミュニティ「QPARC」
②材料開発フレンドリーなLLM(大規模言語モデル)の研究と活用を目的としたコンソーシアム「材料開発LLM勉強会」
(4)産業応用に向けて、ビット数の増加とエラー訂正技術の進歩が不可欠
【図5.量子ビット数の推移および予測】
(5)量子コンピュータの応用
【図6.窒素固定のカギとなるFe-Mo-S-Cから構成される
酵素活性中心(FeMoco)の分子模型】
【図7.化学シミュレーションにおける精度とサイズの関係】
4-3.株式会社Quemix(キューミックス)
(1)量子コンピュータ開発の最新動向
(2) Quemixの事業内容
①量子アルゴリズムの開発
【図8.「PITE®」のための量子回路の構成】
②量子技術支援プログラムの提供
【図9.様々な業界における量子コンピュータ対応技術支援】
【図10.量子技術支援プログラムの内容】
③材料計算プラットフォーム「Quloud(キュラウド)」の開発・提供
④磁性材料シミュレーションソフトウェア「Quloud-Mag」の開発
【図11.LaFeSi合金に特定のドーパント(X, Y)を加えて組成比を変えた場合のキュリー温度の変化を示すシミュレーション結果例】
【図12.非対称スピン相互作用として知られる「ジャロシンスキー-守谷相互作用(DMI:Dzyaloshinskii-Moriya Interaction)」が、二次元層状物質MX3(X=Cl)においてスキルミオン相を実現していることを示すシミュレーション結果例】
⑤量子センサ新素材研究開発
4-4.国立大学法人神戸大学
(1)極低温アナログ回路
【図13.シリコン量子ビットのバイアス電圧制御の構成】
(2)極低温チップ実装
【図14.100 mKにおけるシリコンインターポーザ上のフリップチップ実装】
【図15.神戸大学に導入したShasta106 ADRクライオスタット】
4-5.株式会社Jij(ジェイアイジェイ)
(1)最適化問題に取り組むJij
【図16.最適化問題の分類マップ】
(2)最適化問題の開発をサポートするプロダクト群
【図17.最適化問題解決をサポートするJijのプロダクト群】
(3)事例(血行動態予測モデルのハイパーパラメータ探索:中外製薬株式会社
【図18.血行動態予測のためのニューラルネットワークの
ハイパーパラメータ最適化事例:中外製薬】
4-6.国立大学法人東京大学
(1)量子コンピュータと量子化学計算
【図19.本研究のメンバー構成】
(2)量子回路と量子ゲートを用いた演算回路の実装
【図20.qubitに対する操作シーケンスを示した量子回路】
【図21.実装した算術演算回路の事例】
(3)第一量子化法の計算原理とシミュレータ
【図22.化学反応シミュレータの基本要素(上)と量子回路(下)】
①反応物準備回路
②時間発展回路
(4)大規模量子プログラミングに向けて
【図23.作業用qubitの自動割り当て手順】
【図24.数式形式の記述のサポートとしてのAST】
(5)今後の展望
4-7.国立大学法人広島大学
(1)疑似量子アニーラーABS2 QUBOソルバーのGPUエンジンを無償提供
【図25.QUBOソルバーを用いた組合せ最適化問題の解法】
【図26.人間の視覚特性にもとづいたグレースケール画像の2値化処理
(画像データ:入力画像・ぼかし画像・誤差拡散・ABS2)】
(2)量子アニーラーで順列型組合せ最適化問題を解くためのイジングモデルのサイズと要求分解能を大幅に削減する画期的な設計手法を開発
【図27.巡回セールスマン問題の解[3,1,0,2,4]と
それをone-hot表現で表わす大きさ5✕5の行列】
【図28.40頂点の有向グラフと最短巡回路】
【図29.無向グラフの巡回セールスマン問題を解くイジングモデルの二次項の個数】
4-8.学校法人早稲田大学
(1) QuRICの組織
【図30.QuRICの組織】
(2)スタートアップ
①株式会社Nano Fiber Quantum Technologies(NanoQT)
②株式会社Quanmatic
(3) QuRICが目指す社会実装
【図31.QuRICが目指す社会実装イメージ】
5.量子コンピュータに関する課題と将来展望
5-1.課題
(1)量子ビットの安定性
(2)エラー訂正技術の発展
(3)量子コンピュータのスケーラビリティ
5-2.将来展望
(1)NISQデバイスの役割と限界
(2)FTQCへの移行
(3)過渡期の展望
(4)長期的な展望

センサー&アプリ市場性探索(10)慣性センサー市場① (45~61ページ)
~加速度/角速度/IMU/傾斜センサー~
~2023年の慣性センサーはIMU比率47%に増大、MEMS比率64%に拡大!~

1.はじめに
2.慣性センサーの概要
2-1.慣性センサーの種類
【図1.慣性センサーの種類】
【表1.慣性センサーの種類と概要】
2-2.MEMS化により進化した慣性センサー
【図2.MEMSのIMU事例(TDK製品)】
3.慣性センサーの品目別技術動向・市場動向
3-1.加速度センサー
3-2.角速度センサー(ジャイロセンサー)
3-3.IMU(慣性計測ユニット)
3-4.傾斜センサー
4.慣性センサー市場の最新動向・市場予測
4-1.慣性センサーのワールドワイド総市場規模・予測
【図・表1.慣性センサーの品目別WW市場規模推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
【図・表2.慣性センサーの品目別WWシェア(金額:2022-2035年予測)】
【図・表3.慣性センサーのMENS/非MEMSのWW比率(金額:2023年)】
4-2.加速度センサー市場のWW総市場規模・予測
【図・表4.加速度センサーのWW市場規模推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
【図・表5.加速度センサー市場におけるMEMSのWW市場比率
(金額:2023年)】
4-3.角速度(ジャイロ)センサーのWW総市場規模・予測
【図・表6.角速度(ジャイロ)センサーのWW市場規模推移・予測
(金額:2022-2035年予測)】
【図・表7.角速度(ジャイロ)センサーの種類別WW市場規模(金額:2023年)】
4-4.IMU(慣性計測ユニット)のWW総市場規模・予測
【図・表8.IMUの総WW市場規模推移・予測(金額:2022-2035年予測)】
【図・表9.IMUにおけるMEMS製品のWW市場シェア(金額:2023年)】

《注目市場フォーカス》
チップレット (62~83ページ)
~これまで1チップに集積していた大規模回路を複数のチップに個片化、
 微細化の効果を維持しながら、チップに新たな価値をもたらす~

1.チップレットとは
2.チップレットの特徴
3.チップレットの最新技術動向
4.チップレットの需要分野
5.チップレットに関する市場規模
【図・表1.チップレットに関するWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
6.チップレットに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人東京科学大学(1)
【図1.界面形成に対するVia-FirstとVia-Lastの比較】
【図2. BBCube WOWプロセスフロー】
【図3.BBCube COWプロセスフロー】
【図4.信号接続に要する消費エネルギーと伝送バンド幅の関係】
6-2.国立大学法人東京科学大学(2)
(1)チップレット集積プラットフォーム・コンソーシアム
【図5.チップレット集積プラットフォーム・コンソーシアムの構想】
(2)チップレット集積技術の開発
【図6.PSBを用いたチップレット集積技術】
【図7.PSBモジュールの外部接続構造】
【図8.大規模チップレット集積のイメージ】
6-3.TOWA株式会社
【図9.PLPの展望】
6-4.国立大学法人横浜国立大学
(1)ハイブリッド接合技術
【図10.ハイブリッド接合の模式図】
【図11.典型的なハイブリッド接合プロセス】
(2)チップレット集積技術
【図12.チップレット集積プロセス】
(3)横浜国立大学発半導体コンソーシアム
【図13.前工程・後工程融合オープンイノベーションプラットホーム】
7.チップレットに関する課題と将来展望
7-1.課題
(1)インターポーザとインターコネクトの制約
(2)設計の複雑さ
(3)製造とテストの複雑化
(4)コスト
(5)熱管理の難しさ
(6)設計標準化の不足
7-2.将来展望
(1)標準化の進展とエコシステムの構築
(2)次世代インターポーザ技術の開発
(3)ヘテロジニアスインテグレーションの普及
(4)インターフェース技術の進化
(5)AI・HPC分野での応用拡大
(6)低コスト・短期間での開発サイクルの実現
(7)応用分野への寄与

SDVの成り立ちと今後の動向(1) (84~94ページ)
~クローズアップされ始めたSDVに自動車各社は途惑う~

1.はじめに
2.自動車市場の急激な変化
2-1.地球温暖化スキームと脱炭素の動き
2-2.BEV市場で中国の台頭とその背景
2-3.欧州の自動車会社の蹉跌
2-4.中国の自動車会社の成長
2-5.これからのBEVのゆくえ
3.SDVという考え方の始まりとその仕組み
3-1.テスラ車と既存OEMの車載ソフトウエア
【図1.テスラのTASと既存OEMのEASの比較】
【表1.2020年頃の既存OEMのEASの構想】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
自動車プラスチックリサイクル市場 (95~100ページ)
~潜在需要量に対し、ELV由来プラ回収量が大幅に不足
 解体由来増加、ユーザーハンドリング向上、非ELV回収がカギ~

1.ELV由来のプラスチックとは
2.市場概況
3.地域別動向
3-1.日本
3-2.欧州
3-3.米国
4.注目トピック
4-1.「資源回収インセンティブ制度」導入により、資源回収のための経済的インセンティブを付与
5.将来展望
【図1.国内におけるELV由来プラスチック回収量予測(数量:2023-2030年予測)】

関連マーケットレポート

Yano E plus 2025年1月号(No.202)

《トップ年頭所感》
2025年 内に閉じるな。変化の起点となれ (3~6ページ)

株式会社矢野経済研究所 代表取締役社長 水越 孝

≪次世代市場トレンド≫
革新的ナノ材料(8)~ナノバイオ材料~ (7~43ページ)
~医療、食品・農業、環境、情報エレクトロニクス、エネルギーは
 もとよりAIやロボティクスとの統合、多岐にわたる応用展開に期待~

1.ナノバイオ材料とは
2.ナノバイオ材料の特長
3.ナノバイオ材料の用途分野
3-1.医療
3-2.環境応用
3-3.食品・農業
3-4.エネルギー
4.ナノバイオ材料に関する市場規模
【図・表1.ナノバイオ材料の国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
5.ナノバイオ材料に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.公立大学法人大阪公立大学
(1)層状水酸化物
【図1.LMHの結晶構造の模式図】
【図2.LMHナノ粒子分散液のアプリケーション】
【図3.LMHナノ粒子分散液の例(Ni-Al系)。分散液の外観(左)、X線回折(XRD)パターン(中)、SEM像(右)】
(2)バイオイメージング
【図4.造影剤の固化(ゲル化)挙動。透過型電子顕微鏡(TEM)像(左)、相互に架橋されたNiAl-LMHナノ粒子の模式図(右)】
【図5.LDH X-ray μ-CT観察結果】
【図6.X-ray μ-CTによって得られた胎盤組織のマルチスケール組織構造】
5-2.国立大学法人大阪大学
(1)1分子シークエンサー
【図7.DNAシークエンサーの世代変遷】
(2)1細菌・1ウイルスシークエンサー
【図8.ナノポアセンサとナノギャップセンサの原理】
5-3.国立大学法人東京大学(1)
【図9.皮膚ガスとしてのアセトンの生成経路】
【図10.各種ガスセンサの感度】
【図11.ゼオライトを用いた複合機能型ガスセンサ】
【図12.ナノサイズ効果】
【図13.混合ガスの選択的検出】
【図14.E-NoseによるVOCと疾患との体系化】
5-4.国立大学法人東京大学(2)
(1)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)共創分野・本格型」プロジェクトの全体構想
【図15.プロジェクトが目指す未来シナリオ】
【図16.ビジョン実現のための4つのターゲット】
【図17.取り組むべき5つの研究開発課題】
①呼気を用いた多項目健康診断による健康みまもりシステムの開発
②生体I/Oデバイスによる服薬管理技術の開発
【図18.「貼るだけ人工膵臓」の模式図】
③老化の予兆を診断・制御するスマートナノマシンの開発
【図19.老化制御の研究開発】
④長寿イノベーションの実現に向けた市民啓発と実証フィールド構築
⑤長寿イノベーションの社会実装
(3)出口戦略とさらなる発展
①川崎拠点の強みを活かした出口戦略
【図20.川崎拠点の強みを活かした出口戦略】
②研究開発テーマの創出
【図21.地域と密接に連携した共感・実証の場の形成】
5-5.国立大学法人東京農工大学
(1)生体内ハイドロゲルデバイスの創成
①低角度依存性フォトニックコロイド結晶ハイドロゲルマイクロビーズを用いた目で認識可能かつ再現性のある生化学的フレキシブルセンサ
【図22.マイクロビーズ製造用装置(上)。紫外線によるゲル化プロセス(下)】
②複数のポリマーの均質な混合物から巨視的に相分離したミクロゲルによって生成された同時架橋
【図23.コアシェル構造の作製】
③遺伝子治療用の熱変換器を備えたアルギン酸ヒドロゲルマイクロビーズからの近赤外線誘発オンデマンド制御放出のアデノ随伴ウイルス(AAV)
【図24.アルギン酸ヒドロゲルマイクロビーズからのNIR誘発オンデマンド制御 AAV放出の概念図。(a) Fe3O4-MPを含むAAVをカプセル化するアルギン酸ヒドロゲルマイクロビーズ。(b)近赤外線を吸収し表面プラズモン効果によって熱を発生するFe3O4-MP。(c)熱変換器によるAAVの拡散速度の増加によりマイクロビーズから放出されるAAV】
(2)超音波による細胞の非接触アクチュエーションシステムの開発
①放出促進剤を含むヒドロゲルマイクロビーズを使用した超音波トリガーのオンデマンドDDS
【図25.タングステン微粒子を含むヒドロゲルに超音波照射することで
AAVが放出される模式図】
②音響応答性リポソームの開発
【図26.製作したリポソームと想定される効果】
(3)経皮薬剤投与
【図27.ソノフォレシスによるナノ粒子の投与システム】
5-6.国立大学法人長岡技術科学大学
(1)生体活性型バイオセラミックス骨補填剤の現状と課題
(2)アパタイトナノ粒子ハイドロゲル創製の提案
【図28.CP NPハイドロゲルの概念を示す模式図】
(3)ハイドロゲルの合成条件
【図29.2種類のゲルの創製】
(4)ハイドロゲルの形成メカニズム
【図30.Cit/CP NPネットワーク形成メカニズム】
(5)まとめ
6.ナノバイオ材料に関する将来展望

センサー&アプリ市場性探索(9)圧力センサー関連市場② (44~61ページ)
~需要3分野別/圧力センサー市場性探索~
~車載用圧力センサーが全体市場の50%占め、2035年にはWW5,900億円市場に~

1.需要3分野別に見た圧力センサー市場性探索
【表1.圧力センサーの需要分野別WW市場規模推移・予測(数量・金額:2022-2035年予測)】
【図1.圧力センサーの需要分野別WW市場規模推移・予測(数量:2022-2035年)】
【図2.圧力センサーの需要分野別WW市場規模推移・予測(金額:2022-2035年)】
【表2.圧力センサー需要分野別WW市場規模推移・予測(詳細)(数量・金額:2022-2035年予測)】
2.分野別に見た世界の圧力センサー市場参入企業
【表3.圧力センサーの分野別参入企業(ワールドワイド)】
3.自動車用 圧力センサー市場性探索
3-1.車載用圧力センサーの活用部品別に見た用途・圧力単位・単価・搭載個数
【表4.主な車載用圧力センサーの活用】
3-2.車載用圧力センサーワールドワイド市場2035年推移予測
【図・表1.車載用圧力センサーWW市場規模推移・予測(数量・金額:2022-2035年予測)】
3-3.車載用圧力センサーワールドワイド市場需要分野別2035年推移予測
【表5.車載用圧力センサーWW市場需要分野別推移(数量・金額:2035年予測)】
3-4.FCEV(燃料電池自動車)用圧力センサー・メーカーの動向
【表6.FCEV用圧力センサー市場への参入企業動向】
3-5.世界の車載用圧力センサー・メーカーのシェア
3-6.車載用圧力センサー導入企業の動向
(1)トヨタ紡織株式会社「VODY2.0(圧力センサー活用)」
【図3.トヨタ紡織「コンセプトシートVODY2.0」】
【図4.トヨタ紡織「コンセプトシートVODY2.0」】
(2)コンチネンタル(continental AG)「次世代自動車用圧力センサー」
①xEVのモーター用圧力センサー
②エアバッグ用圧力センサー
4.民生用 圧力センサー市場性探索
4-1.民生用圧力センサー活用技術概要と需要分野
【表7.主な民生用圧力センサーの用途概要】
4-2.民生用圧力センサーWW市場 需要分野別2035年推移予測
【図・表2.民生用圧力センサー需要分野別WW市場規模推移・予測
(数量・金額:2022-2035年予測)】
4-3.世界の民生用圧力センサー・メーカーのシェア
5.産業用圧力センサー市場性探索
5-1.世界の産業用圧力センサーワールドワイド市場の~2035年推移予測
【図・表3.産業用圧力センサー需要分野別WW市場規模推移・予測
(数量・金額:2022-2035年予測)】
5-2.産業用圧力センサーのメーカー動向 「Infineon Technologiesの水位計用、農家向けゲートウェイ用」
(1)圧力センサー活用水位計
【表8.水位センサーの種類】
(2)気圧センサー活用農家向けゲートウェイ

《注目市場フォーカス》
CMP (62~93ページ)
~導体微細化の進展・配線層の多段化・ゲート構造複雑化・三次元化、
 先端ロジックのCMPプロセスは増加の一途をたどり重要性が増す~

1.CMPとは
2.CMP技術の特徴
2-1.高精度な平坦化
2-2.複雑な構造の均一化
2-3.多用途性
2-4.スラリーの役割
2-5.パッドと基板の相互作用
2-6.圧力と回転運動
2-7.エンドポイント検知
2-8.欠陥制御
3.CMP技術の変遷
3-1.1980年代:初期研究と基礎技術の確立
3-2.1990年代
(1)CMPの実用化と普及
(2)CMP技術の高度化
3-3.2000年代
(1)材料とプロセスの多様化
(2)ナノメートルスケールデバイスへの対応
3-4.2010年代
(1)新材料・新技術の導入
(2)CMPの自動化と最適化
3-5.2020年以降
(1)次世代技術への対応
4.CMP技術の新しいトレンド
4-1.ナノメートルスケールでの精度向上
4-2.3D NANDおよびFinFET構造の普及
4-3.新素材対応
4-4.低欠陥化と高スループット
4-5.CMPの自動化とデジタル化
5.CMPに関する市場規模
【図・表1.CMPの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
【図・表2.CMPのカテゴリー別WW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
6.CMPに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学
(1) CMPプロセスの新しい「見える化」手法の提案
【図1.接触画像解析法の原理を示した模式図】
【図2.スラリーフローの二次元面内観察手法を示した模式図】
(2)新原理に基づく次世代CMPの開発
【図3.AIを応用した知能化CMP研磨装置】
【図4.オゾンガスナノバブル添加スラリーを用いたCMP】
6-2.国立大学法人九州工業大学
(1)シリコンパワー半導体におけるCMPに関する研究
【図5.SiCパワー半導体の構造図と加工によるダメージの影響】
(2)フラーレンC60複合型スマート研磨微粒子を中心とした研磨微粒子設計に関する研究
【図6.フラーレン複合微粒子の作製プロセス】
【図7.フラーレン複合型スマート研磨微粒子の開発コンセプト】
(3)マイクロパターンパッドに関する研究
【図8.パッドの外観(上)とSEM拡大像(下)】
6-3.株式会社Doi Laboratory
(1)シリコン半導体の加工プロセスと平坦化CMPの現状と将来
①ベアSiウェハの超精密加工プロセス
【図9.シリコンウェハプロセスからLSI デバイス/3DIC製造までの流れ】
②デバイスウェハのプラナリゼーションCMP
【図10.考案・試作したダイナミック電気化学反応評価システムの
外観写真(右上)・構造模式図(右下)・特性評価事例(左)】
【図11.三次元半導体デバイス(3D-IC) 構造の一例)
(2)次世代三次元異種混載デバイスを念頭にした超難加工材/SiC、GaN、ダイヤモンドの加工プロセスはどうあるべきか
【図12.プラズマ照射とCMP加工を融合した加工装置】
【図13.長岡技術科学大学 會田研究室の実用型C-type装置】
【図14.プラズマ融合CMP加工による(a)SiC基板、
(b)ダイヤモンド基板、および (c)GaN基板の研磨特性の一例】
6-4.株式会社トッパンインフォメディア
(1)トッパンインフォメディアにおけるCMPスラリーの展開事例
① RDLインターポーザ用
【図15.RDLインターポーザの構造】
【図16. RDLインターポーザにおける配線形成プロセス】
②樹脂/メタルのハイブリッドボンディング用
【図17.樹脂/メタルのハイブリッドボンディングのプロセス】
(2) CMPスラリーのラインナップ
【表1.トッパンインフォメディアのCMPスラリーラインナップ】
6-5.学校法人立命館大学
(1) SPEを用いたECMPの加工メカニズム
【図18.SPEを用いたECMPの加工原理を示した模式図】
(2) ECMP研磨装置
【図19.ECMP研磨装置のイメージ図。FA研磨(左)、LA研磨(右)】
(3) ECMPによる研磨性能評価
【図20. ECMPによる研磨速度】
【図21.ECMPによる平坦化性能。表面粗さ(上)、表面モルフォロジー(下)】
7.CMPに関する課題と将来展望
7-1.課題
7-2.将来展望

2024年モビリティ環境の変化(3) (94~109ページ)
~政治色を帯び混乱するEV市場、業界再編も足音も~

1.前回までのまとめ
2.主要各国のEV販売状況
【表1.主要各国のEV売台数推移(数量:2021-2024年見込)】
2-1.ドイツのEV販売動向
【図1.EVの販売台数推移(ドイツ)(数量:2021-2024年見込)】
(1)2024年のドイツのEVの動き(まとめ)
【図2.2024年のドイツEV関連市場の動向】
2-2.米国のEV販売動向
【図3.EVの販売台数推移(米国)(数量:2021-2024年見込)】
(1)米国のEVの2024年月次トピックス
①2024年1月
②2024年2~3月
③2024年4月
④2024年5月
⑤2024年6月
⑥2024年7月
⑦2024年8月
⑧2024年9月
⑨2024年10月
⑩2024年11月
(2)2024年の米国のEVの動き(まとめ)
【図4.2024年の米国のEV関連市場の動向】
2-3.日本のEV販売動向
【図5.EVの販売台数推移(日本)(数量:2021-2024年見込)】
(1)日本のEVの2024年月次トピックス
①2024年1月
②2024年2月
③2024年3月
④2024年4月
⑤2024年5月
⑥2024年6月
⑦2024年7月
⑧2024年8月
⑨2024年9月
⑩2024年10月
⑪2024年11月
(2)2024年の日本のEVの動き(まとめ)
【図6.2024年の日本のEV関連市場の動向】
3.全体のまとめ

≪タイムリーコンパクトレポート≫
プラスチックリサイクル市場 (110~116ページ)
~目指すは「経済性」×「サステナビリティ」による資源循環
 MR、CR、TRを融合させた日本独自のスキーム構築がカギとなる~

1.プラスチックリサイクル市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.マテリアルリサイクル
3-2.ケミカルリサイクル
3-3.サーマルリサイクル
4.注目トピック
4-1.樹脂別リサイクル動向(PO・PET・PS)
4-2.ポリオレフィン(PP・PE)
4-3.ポリエチレンテレフタレート(PET)
4-4.ポリスチレン(PS)
5.将来展望
【図1.国内におけるプラスチックリサイクル量(市場規模)(数量:2023、2025、2030年予測)】

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