定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2016年2月号(No.095)

 トピックス 

《注目市場フォーカス》
●近接センサ市場
 ~IOTなどの普及により新たな市場展開も

近接センサは広義において「物体の接近や位置を無接触で検出するセンサ」と定義できる。一方、狭義においては「磁気を検出媒体として物体の有無や位置を検出するセンサ」と定義され、これが製品として市場展開している。

磁気センシング原理としては、電磁誘導作用による渦電流の変化により動作するので、検出物体は金属に限定し、鉄等の磁性金属に対しては検出距離が長く、銅やアルミニウム等の非磁性金属に対しては検出距離が短くなる。光電センサに比べ検出距離は極端に短くなるものの、光を使わないので汚れに強く、構造もシンプルなので安価であるなどの特徴がある。

近接センサは基本要素としてLC発振回路と信号評価部、スイッチングアンプ部とから構成されている。

JIS規格ではセンサの中で物体の接近及び、近傍の物体の有無を非接触で検出するものを総称して近接スイッチと呼んでいる。

JIS規格ではIEC60947-5-2の非接触式位置検出用スイッチに準拠して、JIS規格(JIS C 8201-5-2 低圧開閉装置および制御装置、第5部制御回路機器及び開閉素子、第2節近接スイッチ)に制定されている。

JISのなかでの定義では「センサ」の中でも物体の接近や近傍の検出対象の有無を非接触で検出するものを総称して“近接スイッチ”とし、誘導形、静電容量形、超音波形、光電形、磁気形などで構成されている。

 内容目次 

《EMC・ノイズ対策関連シリーズ》
●回路保護・雷対策デバイスの動向 (3~39ページ)
  ~シリコン系素子が堅調に推移し、雷対策では再エネ関連が伸長~

  1.はじめに
  1-1.過電圧の原因と対策
  (1)雷サージと開閉サージ
  【表1.高電圧サージと電磁ノイズの比較】
  (2)高電圧ESDと低電圧ESD
  (3)サージ対策とESD対策
  【表2.サージ対策とESD対策の概要】
  1-2.過電圧保護素子の市場動向
  (1)総市場規模の推移・予測
  【表3.過電流保護素子と過電圧保護素子のWW市場売上比(2015年)】
  【図・表1.過電圧保護素子(主要4タイプ)のWW市場規模推移・予測
  (金額:2014-2020年予測)】
  【図・表2.ESD対策用過電圧保護素子のWW市場規模(2015年)】
  【図・表3.過電圧保護素子の種類別のWW市場規模(2015年)】
  (2)半導体系防護素子の市場動向
  【図・表4.TVSダイオードのWW市場規模(2015年)】
  【表4.半導体系過電圧保護素子のWW市場利用分野(2015年)】
  (3)各種バリスタの市場動向
  【図・表5.MLVとMOVのWW市場規模(2015年)】
  【表5.MLVのWW市場利用分野と市場規模(2015年)】
  (4)その他の過電圧保護素子の市場動向
  ①GDT市場
  【図・表6.GDTのタイプ別のWW市場規模(2015年)】
  ②ギャップ式素子市場
  2.雷害対策と複合型SPD
  2-1.外部雷対策と内部雷対策
  2-2.SPDと避雷器の違い
  【表6.直撃雷用・誘導雷用SPDの設置場所】
  2-3.SPDの最近の市場動向
  (1)SPD世界市場の概況
  【図・表7.SPDの総WW市場規模推移・予測(金額:2014-2020年予測)】
  【図・表8.SPDの種類別のWW市場規模(2015年)】
  (2)国内のSPD市場の動向
  【図・表9.国内のSPD市場の売上推移・予測(金額:2014-2020年予測)】
  【図・表10.国内SPD市場の種類別構成比(2015年)】
  【図・表11.低圧用SPDの国内市場クラス別内訳(2015年)】
  【図・表12.SPDの利用分野別の国内市場売上比率(2015年)】
  【図・表13.SPD国内市場のマーケット・シェア(2015年)】
  3.ESD・サージ対策関連の注目企業
  3-1.回路保護素子メーカーの最新動向
  (1)KOA株式会社
  【図1.ロードダンプサージ用バリスタ(NV73DS)】
  (2)STマイクロエレクトロニクス株式会社
  (3)ボーンズ株式会社(Bourns Inc.)
  (4)株式会社リテルヒューズ(Littelfuse Inc.)
  (5)釜屋電機株式会社
  【表7.各種ESD保護素子の特性比較】
  (6)京セラ株式会社 / AVX Corporation
  3-2.SPD関連メーカーの最新動向
  (1)株式会社サンコーシヤ
  (2)フェニックス・コンタクト株式会社(Phoenix Contact GmbH & Co. KG)
  (3)岡谷電機産業株式会社
  【図2.R・V・A構造の複合型SPDの構造と特性】
  (4)音羽電機工業株式会社
  【図3.高圧配電用避雷器(左:一般用/右:キュービクル用)】
  (5)株式会社昭電

《次世代市場トレンド》
●空間認識市場の実態と将来展望(8) (40~53ページ)
  ~地図情報は受け手利用から情報発信へと変化していく~

  1.まとめとその他の技術
  2.インフラ構造物の維持管理と位置情報
  2-1.インフラの調査・メンテナンス
  2-2.道路現況調査方法
  2-3.道路舗装面の性状調査に用いる機器
  【図1.道路性状調査車の例】
  2-4.位置情報の効用
  2-5.計測に要する時間と調査予算
  【表1.日本の道路延長】
  3.建設現場と位置情報
  3-1.コマツのスマートコンストラクション
  3-2.土木施工に伴い地図を作る
  3-3.今後の動き
  4.位置情報・空間情報利用に関連する技術
  4-1.GPS測位技術
  (1)コード測位方式
  (2)搬送波測位方式
  4-2.センサーフュージョン
  4-3.地上設置型SAR&レーダー
  5.まとめ
  5-1.空間認識は位置情報とどう違うのか
  5-2.空間認識情報の利用の動き

《注目市場フォーカス》
●STB機器&OTTサービス市場 (54~72ページ)
  ~マルチプラットフォーム戦略によるサービス展開が拡大するOTT
   次世代IPTVサービスと結びついた多様な展開が想定されるSTB!~

  1.STB・OTTとは
  2.多機能化するSTB
  3.激戦化するOTTサービス
  4.STB・OTTの市場規模推移と予測
  4-1.STBの市場規模推移と予測
  【図・表1.STBの国内及びWW市場規模推移と予測(金額:2013-2018年予測)】
  4-2.OTTの市場規模推移と予測
  【図・表2.OTTの国内及びWW市場規模推移と予測(金額:2013-2018年予測)】
  5.STBのシェア
  【図・表3.STBの国内市場における企業シェア(2015年)】
  6.STB・OTT関連の企業および団体等の取組動向
  6-1.株式会社アイ・ピー・エル
  【図1.アイ・ピー・エルの映像配信システム「クラストリーム」の模式図】
  6-2.株式会社アドバンスト・コミュニケーションズ
  6-3.伊藤忠ケーブスシステム株式会社
  6-4.HJホールディングス合同会社
  6-5.株式会社NTTドコモ
  6-6.株式会社カカオジャパン
  6-7.KDDI株式会社
  6-8.株式会社ジュピターテレコム
  6-9.株式会社J.COTT
  6-10.住友電気工業株式会社
  【図2.住友電気工業のSTBを含むブロードバンドネットワークシステム事業戦略を
  示した模式図】
  6-11.株式会社トランザス
  【図3.トランザスの「donglee TV」サービスの模式図】
  【図4.トランザスの「Frank TV」システムのコンテンツ配信の模式図】
  6-12.Netflix株式会社
  6-13.パナソニック株式会社
  6-14.三菱電機株式会社
  6-15.LINE株式会社
  7.STB・OTTに突きつけられたさまざまな課題

●近接センサ市場 (73~86ページ)
  ~IOTなどの普及により新たな市場展開も~

  1.近接センサとは
  2.業界構造と市場規模
  【図・表1.近接センサ国内市場規模推移(金額:2012年-2015年)】
  【図・表2.近接センサWW市場規模推移(金額:2012年-2015年)】
  【図・表3.近接センサ需要分野別国内構成比(2015年)】
  【図・表4.近接センサ価格帯別国内比率(2015年)】
  3.主要企業取組動向
  3-1.オムロン株式会社
  3-2.株式会社キーエンス
  3-3.パナソニック株式会社
  3-4.富士電機機器制御株式会社
  3-5.光洋電子工業株式会社
  【表1.同社納入分野動向】
  3-6.ジック株式会社
  3-7.株式会社ビー・アンド・プラス
  4.今後の市場動向
  【図・表5.近接センサ国内市場規模予測(金額:2016年-2020年予測)】
  【図・表6.近接センサWW市場規模推移(金額:2016年-2020年予測)】

●Serial NOR Flash Memoryの現状と展望 (87~96ページ)
  ~最小のピン数でコスト効率に優れた、高いパフォーマンスを誇る~

  1.Serial NOR Flash Memory
  1-1.Serial NOR Flash Memory概略
  【表1.NOR型Parallel FlashとNOR型Serial Flashの概要図】
  1-2.製品の性能
  (1)特徴
  【図1.パラレルバスとシリアルバスの比較】
  【図2.Singleモードでの読み出し図(上)/Quadモードでの読み出し図(下)】
  (2)XIP(eXecute-In-Place)の動作
  【図3.XIPについて】
  【表2.XIPに対するSerial NOR Flash Memoryの性能の優位さ】
  (3)パッケージについて
  【図4.Serial NOR Flash Memoryの小型パッケージ】
  (4)書き込みサービスについて
  【図5.一連の書き込み作業】
  1-3.市場動向について
  (1)Serial NOR Flash Memoryのアプリケーション
  (2)Serial NOR Flash Memoryの市場動向
  【図・表1.Serial NOR Flash Memoryの売上ベンダーシェア(2015年)
  【図・表2.Serial NOR Flash Memoryの出荷金額変遷(金額:2015-2020年予測)】

《タイムリーレポート》
●「オートモーティブワールド2016」レポート (97~104ページ)

  ~テレマティクス/コネクテッドカー、自動運転、組込みソフトなど
   自動車産業の未来を担う展示と講演に781社が集結~

  1.全体
  【写真1.「オートモーティブワールド2016」】
  2.各社の展示状況
  2-1.QNXソフトウエアシステムズ株式会社
  【写真2.QNX CAR Platform for Infotainmentと統合済みのクラスタ】
  2-2.株式会社エイチアイ
  【写真3.HIの車載HMI統合化ツール「exbeans UI Conductor」】
  2-3.The DiSTI Corporetion(兼松エアロスペース株式会社)
  【写真4.車載モニタGPU構築用ソフトウェア「GL Studio」】
  2-4.ルネサスエレクトロニクス株式会社,STマイクロエレクトロニクス株式会社,
  インフィニオン
  【写真5.インフィニオン自動車セキュリティ製品】
  2-5.アイサンテクノロジー株式会社
  【写真6.ADAS地図作成車両(左)ADAS地図(右)】
  3.専門技術セミナー
  3-1.コネクテッドカー
  3-2.AI(人工知能)の自動車への影響
  3-3.自動車サイバーセキュリティ

《あとがき》
  読者アンケート 「興味を持ったレポート」トップ3予想 (105ページ)