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Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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最新号

Yano E plus 2021年6月号(No.159)

 内容目次 
 
≪次世代市場トレンド≫
次世代量子技術シリーズ(2)~量子シミュレーション~ (3~32ページ)
~冷却原子、固体電子系と光の結合系、イオントラップなどを対象、
 量子スピンモデル問題について検証するシミュレーションが進展~
 
1.量子シミュレーションとは
2.飛躍のときを迎えた量子シミュレーター
3.量子シミュレーションの手法
3-1.冷却原子方式
3-2.超伝導量子ビット方式
3-3.イオントラップ方式
4.量子シミュレーションの市場規模予測
【図・表1.量子シミュレーションの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2050年予測)】
5.量子シミュレーションに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.アトス株式会社
(1)日本への進出を果たした「Atos QLM」
(2) Atos QLMの活用シーン
【図3.Atos QLMの活用シーン】
【図4.Atos QLMは完全なプログラミング環境と量子プロセッサーエミュレーターとして機能する】
(3) Atosは発展する量子コンピューティングに対応して進化していく
【図5.量子ソリューションに対応したロードマップ】
5-2.学校法人 沖縄科学技術大学院大学学園/沖縄科学技術大学院大学(OIST)
【図6.スピン軌道結合のタイプの模式図】
5-3.学校法人 近畿大学
(1)冷却原子を用いた量子多体ダイナミクスの量子シミュレーション
【図7.急に光格子深さを下げたあとの時間発展の模式図】
【図8.2次元系での非局所相関の時間発展】
【図9.3次元系でのエネルギー保存則、青:相互作用エネルギー、赤:運動エネルギー、緑:相互作用エネルギーと運動エネルギーの和、実線:数値計算結果】
(2)「近藤効果」の厳密な計算機シミュレーションに成功
【図10. (a)近藤効果における電気抵抗の温度依存性の概略図 (b)本研究の計算結果】
5-4.学校法人 東京理科大学
(1)ジョセフソン接合を含む超伝導量子回路の研究
(2) 2次元パッケージが可能な超伝導集積量子回路の試作
【図11.16量子ビットの超伝導量子チップの写真】
【図12.16量子ビットの超伝導量子チップの回路模式図】
5-5.学校法人 日本大学
(1)フラストレートした量子磁性体の量子シミュレーション方法を提唱~負の絶対温度をもつ気体の有効利用~
【図13.光格子中に閉じ込められた原子気体によるシミュレーション】
【図14.フラストレートした量子磁性体モデル】
【図15.物質波の位相という概念を示す説明図
波動関数が(a)では実数、(b)では実部と虚部を持つ複素数】
【図16.正の絶対温度を示す模式図】
【図17.負の絶対温度を示す模式図】
(2) 3色の量子気体を用いた人工的な磁石における新たな量子磁気現象を発見
【図18.磁性体へのキャリアドープ
(a)は通常の電子系物質の場合、(b)は4色の人工物質の例】
5-6.国立大学法人 北海道大学
(1)複雑な触媒反応の本質
【図19.研究室内の計算用コンピューター群】
(2)担持金属触媒の反応メカニズム
【図20. SiO2担持Pt触媒によるC2H4の完全酸化反応機構のモデル】
(3)二酸化炭素固定化触媒の反応メカニズム
【図21.第4級アンモニウム塩触媒や、ポルフィリンと組み合わせた二官能性触媒によるCO2変換メカニズム】
6.量子シミュレーションの将来展望
 
スマートセンシングシリーズ(5)プリンテッドセンサー関連市場④グラフェンセンサー編 (33~53ページ)
~グラフェンセンサーの開発段階が進み、海外の取り組みが活発~
 
1.はじめに
1-1.次世代印刷型センサーとグラフェンセンサー
(1)超スマート社会のキーテクノロジー
【図1.FHEデバイスのイメージ図(左)と同センサーの構造例(右)】
(2)次世代印刷型センサーの要素技術
【図2.単層グラフェンインクとその使用例(右)】
(3)グラフェンの特徴とグラフェンセンサー
【図3.グラファイト(左)、グラフェン(中)、CNT(右)の構造】
2.グラフェンセンサーと有機センサーの市場見通し
2-1.グラフェンとその関連材料(GRM)市場の動向
【図・表1.各種グラフェン(GRM)の市場規模推移・予測
(金額:2020-2028年予測)】
【図・表2.GRMの種類別WW市場規模(金額:2020年)】
【図・表3.GRMの利用分野別WW市場規模(金額:2020年)】
【図・表4.GRMの利用分野別WW市場規模(金額:2028年予測)】
2-2.印刷型センサーの素材タイプ別の市場動向
【図・表5.印刷型センサーの素材タイプ別WW市場規模予測(金額:2020-2028年予測)】
【図・表6.印刷型センサーの素材タイプ別WW市場規模(金額:2020年、2028年予測)】
【図・表7.血糖センサーを除く印刷型センサーの素材タイプ別WW市場規模(金額:2028年予測)】
3.GRM関連注目企業・機関の取り組み
3-1.ICFO / Graphenea S.A
【図4.グラフェン応用光検出器(左)と光学式ウエアラブルセンサー(中・右)】
【図5.ICFOのリストバンド型センサーの構造(中)と検出方法(右)】
【図6.GrapheneaのCVDグラフェン(左)・GO製品(中)・GFET製品(右)】
3-2.Imagine Intelligent Materials Pty Ltd / アステリア株式会社
【図7.建築用繊維シート(geotextiles)へのグラフェン塗工とセンサー化】
【図8.導電グレードと大面積センサー「imgne®X3」の表面抵抗率】
【図9.端末装置を付けたグラフェン系床センサーの概念図(左)とその実例】
【図10.グラフェンセンサーと「Cravio」の連携イメージ】
【図11.グラフェン塗工センサー(洗面台)Cravio連携による接触場所の可視化】
 
環境対策車市場の動向と今後の展望(補) (54~67ページ)
~世界の自動車生産に占める環境対応車は11%(2021)から
 大幅に増加するもののその内訳は混沌としている~
 
1.世界の自動車生産と環境対策車
1-1.世界の自動車生産台数
(1)世界の自動車生産台数
【図・表1.世界自動車市場 4国/地域の生産台数(数量:2021-2030年予測)】
【図1.世界4国/地域の自動車生産シェア(数量:2021年、2030年予測)】
(2)ICE、環境対応車
【図・表2.ICE、環境対応車の推移/世界4国/地域(数量: 2021-2030年予測)】
【図2.世界4国/地域のICE,環境対応車シェア(数量:2021年、2030年予測)】
1-2.世界のICE、環境対応車の生産台数
(1)世界のICE生産台数
【表3.4国/地域のICEの推移(数量:2021-2030年予測)】
【図3.世界4国/地域のICEシェア(数量:2021年、2030年予測)】
(2)世界のHEV生産台数
【図・表4.4国/地域のHEVの推移(数量:2021-2030年予測)】
【図4.世界4国/地域のHEVシェア(数量:2021年、2030年予測)】
(3)世界のPHEV生産台数
【図・表5.4国/地域のPHEVの推移(数量:2021-2030年予測)】
【図5.世界4国/地域のHEVシェア(数量:2021年、2030年予測)】
(4)世界のBEV生産台数
【図・表6.4国/地域のBEVの推移(数量:2021-2030年予測)】
【図6.世界4国/地域のBVシェア(数量:2021年、2030年予測)】
(5)世界のFEV生産台数
【図・表7.4国/地域のFCVの推移(数量:2021-2030年予測)】
【図7.世界4国/地域のFVシェア(数量:2030年予測)】
 
≪注目市場フォーカス≫
非侵襲生体センシングの動向 (68~98ページ)
~非侵襲的生体情報計測によるヘルスケア実現に向け、涙液や唾液、
 生体ガスなどに対するリアルタイム計測システムが求められている~
 
1.非侵襲生体センシングとは
2.DXが牽引する非侵襲生体センシング
2-1.体液・細胞を用いた非侵襲生体センシング
2-2.非侵襲生体センシング結果を5G&クラウドで分析
2-3.究極の非侵襲生体センシングに欠かせないBMI
2-4.超音波診断の発展
3.非侵襲生体センシングの市場規模予測
【図・表1.非侵襲生体センシングの国内およびWW市場規模予測(金額:2019-2024年予測)】
4.非侵襲生体センシングに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 香川大学
【図1.中赤外分光装置(2次元タイプ)】
【図3.超音波アシスト中赤外分光イメージング装置を用いた血中グルコース計測】
【図4.超音波アシスト中赤外分光イメージングによる内部反射光検出の模式図】
【図5.超音波アシスト中赤外分光イメージング装置を用いた尿中グルコース・アルブミン計測】
4-2.国立大学法人 東京大学
【図6.バイオセンサーの基本要素】
【図7.新素材を導入して得られるバイオ/センサー界面を利用した半導体バイオセンサー】
【図8.坂田研究室の主な成果】
4-3.国立大学法人 東京農工大学
①音響誘起電磁(ASEM)法の開発
【図9.(左上)ASEMの概念模式図 (左下)エコー画像とASEM像の比較
②計測方法と装置
③骨の特性とASEM応答
【図10.骨粗鬆症の主な要因】
④他の臓器への応用
【図11.超音波による圧電検出の事例 (左)線維状組織、(右)非線維状組織】
【図12.腎臓におけるASEM法の適用事例】
⑤ASEM法による診断の実用化に向けて
4-4.学校法人 東北工業大学
(1)植物組織の光合成による酸素濃度分布をリアルタイムに多電極で画像化する電気化学バイオセンサー[1]
【図13.多電極アレイを用いたホウレン草幼葉の光合成活性イメージング[1]
電気化学計測概念図(左)、多電極アレイ上に設置した植物組織の写真(中)、光照射時の光合成活性イメージ(右)】
(2) 3次元ヒト細胞チップ用いた走査型電気化学顕微鏡の呼吸活性イメージ[2]
【図14.シリコンチップのSECMイメージング[2]シリコンの異方性エッチングした基板(左)、
SECMを利用した酸素画像イメージ(中)、1ライン酸素還元電流グラフ(右)】
【図15.ヒト白血球細胞チップを用いたSECM呼吸活性イメージング[2] 3次元培養細胞(単球)を挿入した細胞チップ(左)、SECMを利用した呼吸活性イメージ(中)、1ライン酸素還元電流グラフ(右) 】
(3) SECMと生乳セルチップ使用したウシ乳房炎簡易検査法[3]
【図16.生乳セルチップ作製方法 (A)異方性エッチングにより作製した
ピラミッド型ウェル、(B)生乳の処理方法、(C)生乳セルチップ顕微鏡写真】
①検量線作成及び閾値決定 
【図17.生乳内体細胞数評価方法及び生乳内体細胞数検量線
(A)SECMを用いた酸素消費測定による体細胞数評価概念図、
(B)体細胞数別酸素消費比較、(C)生乳内体細胞数の検量線】
②本手法による乳房炎ウシと正常ウシにおける体細胞数の比較検討
【表1.乳房炎ウシの生乳サンプルを用いた検査】
4-5.国立大学法人 東北大学
(1)動脈硬化症の早期診断法の開発
①動脈壁の粘弾性特性解析法
【図18.血圧-血管径の同時計測による橈骨動脈の粘弾性計測 (左)計測系の模式図、(右) 血圧波形と血管径波形】
②血管表面粗さ計測法
【図19.表面粗さ推定の原理】
(2)新しい心機能評価法
【図20.心筋収縮応答の遅延時間分布 (左)正常状態、(右)虚血状態】
(3)硬膜外麻酔支援のための胸椎描出方法
【図21.胸椎描出方法】
(4)超音波加振による筋組織の粘弾性特性評価
【図22.双方向超音波加振による生体組織の粘弾性特性評価】
5.医療DXの牽引役としての非侵襲生体センシング
 
≪タイムリーコンパクトレポート≫
車載用リチウムイオン電池市場 (99~106ページ)
~地球環境が問いかける「サスティナブル」なxEV、LiBビジネスの在り方~
 
1.市場概況
2.セグメント別動向
2-1.車載用LiB市場動向
2-2.xEV市場動向
3.注目トピック
3-1.各国で電動化政策、加速の動き
3-2.容量EVがマスマーケットの可能性、LFPとCell to Pack技術の組合せに注目
3-3.国でOEMと電池メーカーによる合弁設立の動き
4.将来展望
【図・表1.xEVタイプ別車載用LiB世界市場規模推移・予測(数量:2016-2030年予測/市場ベース予測)】
【表1.車載用LiB世界市場規模予測(数量:2016-2030年予測/政策ベース予測)】
【図・表2.xEVタイプ別世界生産台数市推移・予測(数量:2016-2030年予測/市場ベース予測)】