定期刊行物
Yano E plus
エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。
発刊要領
- 資料体裁:B5判約100~130ページ
- 商品形態:冊子
- 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
- 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円
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最新号
Yano E plus 2025年8月号(No.209)
≪次世代市場トレンド≫
マテリアルDXシリーズ(1)~プロセス・インフォマティクス~(3~31ページ)
~予測精度の向上やプロセス最適化を加速しつつある
材料開発の革新を支える基盤技術~
1.プロセス・インフォマティクスの台頭~材料探索からプロセス探索へのパラダイムシフト~
2.プロセス・インフォマティクスの技術的基盤
3.マテリアルDXの新段階とデジタルツイン
4.革新的材料創出を目指す文部科学省「マテリアルDXプラットフォーム」
4-1.マテリアル分野の現状と課題
4-2.政府の「マテリアル革新力強化戦略」
4-3.文部科学省が進める「マテリアルDXプラットフォーム」構成
(1)データ創出:マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
【図1.ARIM事業におけるデータ構造化】
(2)データ統合・管理:データ中核拠点(MDPF)
(3)データ利活用:データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)
4-4.今後の展望
5.マテリアルDXにおけるPIの市場規模予測
【図・表1.マテリアルDXにおけるPIの国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
6.マテリアルDXにおけるPIに関連する企業・研究機関の取組動向
6-1.アイクリスタル株式会社
(1)製造業における現状の課題とPIによる解決
(2) AIを活用した多目的の最適条件の探索事例
【図2.シリコンのCVDエピタキシャル成長プロセスの模式図(左)と
プロセス最適条件でシリコン薄膜成長速度の最大化達成(右)】
(3) NEDO先導プログラム:半導体の製造プロセスを“一気通貫”で最適化する事例
【図3.半導体デバイス製造工程の模式図】
【図4.メタファクトリーの模式図】
6-2.国立大学法人東京大学
【図5.燃料電池プロセスとお好み焼きプロセスのアナロジー [1]】
(1)本事業の開発概要
【図6.ロボット駆動プロセス探索システム「ROPES」のコンセプト [1]】
(2)本事業の開発内容
【図7.自動実験速度を10倍にするというKPIの達成】
(3)今後の展開見通し
6-3.株式会社日立製作所(日立)
(1)日立の材料開発ソリューション
①DX支援サービス
【図8.DX支援サービスの概要】
②分析支援サービス
【図9.分析支援サービスの概要】
③分析環境提供サービス
【図10.分析環境提供サービスの概要】
④実験データ収集サービス
【図11.実験データ収集サービスの概要】
(2)事例
①三菱ガス化学株式会社
【図12.三菱ガス化学の事例】
②積水化学工業株式会社
【図13.積水化学工業の事例】
(3)実験自動化に関する取り組み
【図14.実験自動化の目指すべき姿】
6-4.国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)
(1)コンビナトリアル薄膜合成
(2) 2次元計測データよる誘電体薄膜材料の探索効率化
【図15.誘電体薄膜材料開発での入出力のイメージ~材料物性の視点と計測との関係~】
【図16.材料探索サイクルの概略】
【図17.2次元計測データのクラスタリング】
【図18.誘電体材料の既存データを用いたマテリアルマップ】
7.マテリアルDXにおけるPIの課題と将来展望
7-1.課題
(1)データ収集・品質に関する課題
(2)プロセスモデリングに関する課題
(3) AI導入・運用面での課題
(4)標準化・共通基盤に関する課題
(5)セキュリティ・プライバシーの懸念
7-2.将来展望
(1)マルチスケール連携の加速
(2)セマンティックAIと知識グラフの導入
(3)説明可能なAI(XAI)の実装と信頼性向上
(4)自律型製造システムへの進化
(5)標準化とオープンプラットフォームの確立
(6)持続可能性への貢献
(7)人とAIの協調による新たな価値創出
触力覚(ハプティクス)市場性探索(1) ~変化する人間社会が求める触力覚~(32~89ページ)
~「自動運転&操縦」「熟練技能自動伝承」「社会へのAI機器安全
取込み」で生まれる触力覚(ハプティクス)需要~
1.ハプティクスとは
2.注目される“触覚”が今後世界的に需要増となる背景
2-1.人口減少・高齢化により不足する機器操縦者
【図・表1.国内高齢化の推移と将来推計(数量:1950-2060年予測)】
2-2.「自動運転・自動操縦」「熟練技能自動伝承」「社会へのAI機器取り込み」で生まれる需要
3.ハプティクスの用途分野
4.ハプティクスに用いられる主な要素技術
5.ハプティクスに関する市場規模
【図・表2.ハプティクスの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
【図・表3.ハプティクスの技術+用途別国内市場規模予測(金額:2025-2030年予測)】
【図・表4.ハプティクスの技術+用途別ワールドワイド市場規模予測
(金額:2025-2030年予測)】
5-1.課題
5-2.将来展望
6.触覚センサ市場
6-1.触覚センサの種類と技術的ポジショニング
【表1.主な力学量センサの特徴と利用分野】
6-2.触覚センサの特徴と効果
(1)暗黙知をデータ化
(2)タッチパッドでの活用
(3)ジョイスティックでの活用
(4)ロボット位置制御の代替品として
6-3.触覚センサの種類と技術方式
【表2.触覚センサの種類と技術方式・特徴】
6-4.触覚センサの特徴と力覚センサの違い
6-5.触力覚技術の市場分類とこれからの進展
【図1.触力覚(ハプティクス)の市場分類】
6-6.触覚センサ注目企業の動向:データ化とフュージョン化を中心に
(1)2020年:パナソニック株式会社 “触覚センサ・データの見える化”
(2)2022年:パナソニック株式会社“視覚と触覚マルチモーダル情報活用位置決め技術”
(3)2023年:株式会社Thinker“赤外線照射でロボットハンドが掴んだものを理解”
(4)2023年:国立大学法人香川大学“触覚センサ付き内視鏡”
(5)2025年:国立大学法人新潟大学“マイクロ触覚センサチップによるフュージョン化・データ化”
7.力覚センサの特徴と最近の動向
7-1.力覚センサの構造と方式
【図2.静電容量式力覚センサの構造(上)とダイヤフラムの変形(下)】
【表3.国内力覚センサ市場の歴史】
7-3.力覚センサ注目企業の動向:事業化の歴史と将来を中心として
(1)力覚センサの歴史ともいえる株式会社ワコーテック
(2)ワコーテックの力覚センサ事業の特徴
【図3.ワコーテックの新世代力覚センサ(製品事例)】
8.ハプティクスに関連する企業・研究機関の取組動向
8-1.国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学
(1)ロボットハンド
【図4.Gifu HandⅢ】
(2) VRロボット教示
【図5. VRを利用したロボットハンドの動作教示】
(3)ハプティクスインターフェイス
【図6.未来科学百科事典 (左)。操作デモンストレーション(右)】
(4)生体信号ロボティクス
【図7.筋電義手(左)。 VR筋電義手訓練システム(右)】
(5)モノの硬さの違いが知覚価値へ与える影響
【図8.剛性評価の測定方法と知覚価値評価を収集する様子】
8-2.国立大学法人筑波大学
(1) EnhancedTouch:人と人の物理的な接触を強化するスマートブレスレット
【図9.ブレスレット型EnhancedTouchデバイスを装着した人同士の身体的接触】
(2)ゲーミングブレスレットへの応用と二者間への振動触覚フィードバック
【図10.EnhancedTouchの技術を利用したゲーミングブレスレット】
(3)ブレスレット(手首)から指先、接触相手に伝搬する振動:機械計測と知覚計測
【図11.手首から指先に伝搬する振動の可視化の一例】
8-3.国立大学法人東京大学(1)
(1)超音波による触覚の再現
【図12.良好な触覚再現(集束、飽和抑制、遮蔽の許容)を実現するためのデバイス。角度θを大きくすることで良好な再現結果が得られる】
【図13.所定の圧力分布をリアルタイムで生成】
(2)圧覚の再現
【図14.知覚される力を評価するセットアップ。
力ゲージを左手の指の腹に押し当てLM刺激を右指に提示】
(3)温度を感じる触感
【図15.超音波による温度触感の実現】
(4)触覚とコミュニケーション
8-4.国立大学法人東京大学(2)
(1)手のひら(掌)に対する皮膚刺激機構を備えた疑似力覚提示装置
【図16.グリップ型疑似力覚提示装置。左写真に見える刺激子が突き出す、あるいは回転することで、右写真のように握った掌に対して法線方向や接線方向の圧力刺激を提示する。これにより実際には存在していない外力やトルクをユーザーが錯覚する】
(2)柔らかさ感提示装置で様々な大きさの塊の感覚を表現する
【図17.柔軟なシートの接触面積と張力を制御することで柔らかさを表現する装置。可動ベースが下部のボイスコイルモーターの力で持ち上がると柔軟シートが指を包み込み接触面積を増やす。両端のボイスコイルモーターが柔軟シートに張力を加えて接触部の圧力部分を変化させる】
【図18.シートに適度な張力をかけて指の両端を持ち上げると、柔らかい物質の中に硬い塊が埋没しているような感触が表現できる】
8-5.国立大学法人東北大学
【図19.触覚信号の変換法】
【図20.強度セグメント変調 (ISM) の概念】
【図21.アプリのモニター評価:被験者100名(20-50代)による触覚強調ビデオの主観評価結果。数字はポジティブに答えた割合】
8-6.国立大学法人奈良女子大学
(1)温度による化粧水の塗布感評価
【図22.温度変化の特徴量と塗布感の関係】
(2)サーマルグリル錯覚
【図23.ThermoScratchによるかゆみの緩和】
(3)月経痛体験システム
【図24.Perionoidの構成とメカニズム】
(4)槍鉋体験システム
(5)大阪ヒートクール株式会社
8-7.モーションリブ株式会社
(1)力触覚とは
(2)「リアルハプティクス®」の制御技術
【図25.五感を利用するには、計測と再現(制御)の両方が必要】
【図26.システム構成イメージ】
(3)作業の遠隔操作
【図27.力触覚で可能になる遠隔操作】
《注目市場フォーカス》
SDVにおけるAIの利用動向(1)(90~103ページ)
~中国では、「SDVはプラットフォームと自動運転」という現実解~
1.自動車分野絵のAI利用の傾向)
【表1.トヨタ、ホンダ、日産の設計・開発へのAIへの取組み状況
主に公開情報(各種報道機関、ネット媒体、ニュースリリース)から検索した結果】
【図1.「AI×国内OEM」検索件数の割合(件数(%):左図は2021-2023年、
右図は2024年+2025年前期を加えて再計算したもの)】
【図2.AIを利用する対象分野の検索件数の割合(件数(%):
左図は2021-2023年、右図は2024年+2025年前期を加えて再計算したもの)】
【図3.A AIの導入・稼働状況の検索件数の割合(件数(%):
左図は2021-2023年、右図は2024年+2025年前期を加えて再計算したもの)】
2.SDVの推進状況
2-1.国内の車載ソフトウエアの変遷
(1)2018年頃の車載ソフトウエア
【図4.2018年頃までの車載ソフトウエア概念図】
(2)2025年頃の車載ソフトウエア
①2025年頃の車載ソフトウエア概念図
【図5.2025年頃の車載ソフトウエア概念図】
②2028年頃の車載ソフトウエア
【図6.2028年頃の車載ソフトウエア予想概念図】
③車載ソフトウエアとSDV
④SDVの2つの流れ
⑤なぜSDVの1つが自動運転なのか?
≪タイムリーコンパクトレポート≫
EMC・ノイズ対策関連市場(104~108ページ)
~市場開拓を怠ると「ヌルい」状況を打破できない
供給先拡大と高品質を追求しデジタル時代に貢献~
1.EMC・ノイズ対策とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.近傍界関連市場
3-2.遠方界関連市場
4.注目トピック
4-1.基板用金属シールドケースは飽和状態からデジタル技術の開発活性化により間接的に需要回復の可能性あり
4-2.SPDなどの規格化で世界では安定した活用がみられ、日本でも気候変動に対応した設置要望が拡大
5.将来展望
【図1.EMC・ノイズ対策関連世界市場予測(金額:2023-2028年予測)】
関連マーケットレポート
- C66106900 2024年版 EMC・ノイズ対策関連市場の現状と将来展望
