定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2022年2月号(No.167)

≪次世代市場トレンド≫
マテリアルDXシリーズ(5)~MI(無機材料)~ (3~41ページ)
~蓄積された材料特性や結晶構造などの材料データの形式が様々、
 整合性のあるデータベースプラットフォーム構築が課題となる~

1.マテリアルDXにおける無機材料
2.マテリアルDXの適用が想定される無機材料
3.マテリアルDXにおける無機材料の市場規模予測
【図・表1.マテリアルDXにおける無機材料の国内およびWW市場規模予測
(金額:2025-2050年予測)】
4.マテリアルDXにおける無機材料に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立大学法人 九州大学
(1)従来の材料開発にAIやデータサイエンス的手法を加えて材料開発を加速
(2)新規プロトン伝導性電解質を発見
【図1.ペロブスカイト酸化物(左)と豊富な選択元素群(右)】
【図2.実験データを活用したAIモデルと新規プロトン伝導性電解質開発フロー】
【図3.候補材料の絞り込みに用いた構造-特性マップ】
【図4.AIが予測したプロトン濃度の温度依存性と実験結果の比較(左)
およびプロトン伝導度の実験値(右)】
4-2. 国立大学法人 京都大学
(1)複合アニオン化学の創製
【図5.BaTiO3の酸素の一部を水素に置き換えた新物質】
①複合アニオン化合物とは
【図6.複合アニオン化合物とは】
②複合アニオン系で何が可能になるのか
【図7.複合アニオン化合物のコンセプト】
③低温トポケミカル反応による酸水素化物の合成
【図8.酸水素化物の合成】
(2)文部科学省科研費助成事業「新学術領域研究」:「複合アニオン化合物の創製と新機能」プロジェクト
(3)複合アニオン化合物へのMIの適用
4-3.国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学
(1)PF法の計算理論と特長
(2) PF法の活用事例:材料組織シミュレーション
①希土類磁石材料の組織形成
【図9.Nd-Fe-B合金における粒界相形成のPFシミュレーション結果[1]】
②強誘電体の分極ドメイン組織形成
【図10.強誘電体BaTiO3の298Kにおける構造相転移の2次元計算結果】
③Mg合金の長周期積層構造
【図11.Mg-Y-Zn系の573Kにおける組織形成の2次元計算結果】
④Ni基超合金の高温クリープ中の組織変化
【図12.Ni基超合金の1273Kにおけるクリープ中の(γ + γ′)組織変化の3次元計算結果】
(3) PF法の活用事例:材料特性計算
①組織形態情報を用いた磁気ヒステリシス計算
【図13.外部磁場を80kOeから-80kOeまで変化させたときの磁気モーメント場の変化】
②改良セカント法に基づく応力-ひずみ曲線計算
【図14.二相組織の応力-ひずみ曲線を算出した結果】
4-4.株式会社日立製作所(日立)
(1)樹脂との密着強度に優れた金属材料の設計
①密着性に優れた材料の設計モデルと設計方法
【図15.樹脂の基本構造と格子定数の定義】
【図16.樹脂と金属の界面の模式図】
②最適設計の結果
【図17. 応答曲面法により関数化された密着強度】
【図18.樹脂とCu/Mn/Coの界面における整合構造】
(2) DNAとの密着性に優れた無機材料の設計
①DNAとの密着強度に優れたセラミックス材料を設計する解析モデル
【図19.B-DNAの分子構造】
【図20. 密着強度(剥離エネルギー)の計算モデル】
②分子動力学による密着強度解析手法
③応答曲面法による最適材料設計方法
【図21.クリギング法の概念図】
④密着強度の支配パラメータの選定結果および最適設計の結果
【図22.クリギング法による関数化したDNAとの剥離エネルギーと最適解結果】
【図23.最適解に最も近いセラミックスとDNAの整合界面】
4-5.公立大学法人 兵庫県立大学
(1)強相関電子系の理論とMI
【図24.理論と計算からみた物質科学の位置づけ】
【図25.解析接続へのMLの応用 (左)関数モデリングとMLによる関数変換
アルゴリズム、(右)MLの結果を強相関電子系のスペクトル解析に応用した結果】
(2) MIを強相関電子系に適用した事例①:高温超伝導
【図26.Cu酸化物高温超伝導体の設計と転移温度の関係】
(3) MIを強相関電子系に適用した事例②:グラフェン
【図27.グラフェンの欠陥と化学反応】
【図28. 脱水素触媒としてのナノグラフェン】
(4) MIを強相関電子系に適用した事例③:高結晶性グラファイト
【図29.高品質単結晶グラファイトを用いた非接触・非破壊・
生体センサーの模式図】
4-6.国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)
(1) MIによる新超伝導物質の発見
【図30.データベースから計算により候補物質を選定し、高圧力を加え超伝導を発見する手順】
【図31.(左)独自開発のダイヤモンドアンビルセル高圧力下電気抵抗測定装置
(右)様々な圧力下における電気抵抗の温度変化】
【図32.圧力相図。第一の物質(上)に比べ第二の物質(下)は、金属、超伝導1、
超伝導2の各相が低圧側にシフトしている】
(2) MLにより世界最高クラスの磁気冷凍材料を発見
【図33.磁気冷凍の原理を示した模式図】
【図34.ML予想と実際のエントロピー変化の相関】
【図35. HoB2のゼロ磁場と磁場中でのエントロピー曲線】
【図36.エントロピー変化と、その値が最大を示す温度(磁気転移温度)の分布図】
5.マテリアルDXを用いた材料開発の展望

スマートセンシングシリーズ(12)スマート農業用センサーの動向~屋内農場編①~ (42~56ページ)
~国内では高度なデータ駆動型スマート温室の導入促進プロジェクトが始動したが、
 海外では垂直農法型植物工場が激増する見通し~

1.はじめに
1-1.完全人工光型植物工場の概要
(1)施設園芸における環境制御
【図1.太陽光型栽培施設(左)と人工光型植物工場(右)の概念図】
【図2.人工光型植物工場のLED照明(左)と養液栽培システムの概念図】
(2) 植物工場の構成要素と使用センサー
【図3.人工光型植物工場の構成要素(右)と多段式植物工場のイメージ】
(3) 植物工場の大規模化と「垂直農法革命」
【図4.垂直農法型の大規模植物工場(海外事例)】
1-2.統合環境制御装置付スマート温室の概要
(1)フェンロー型温室が出発点
【図5.フェンロー型温室の外観(左・中)と高所作業光景(右)】
【図6.トマトのRW/長期多段栽培(左・中)とその除染ロボットの事例(右)】
(2)統合環境制御装置が画期的な成果
【図7.温室「地上部」の環境制御例(左:概念図、右:複合環境制御盤)】
【図8.統合環境制御装置「Maximizer」(左)とその機能(概念図:右)】
2.屋内スマート農業関連市場の動向
2-1.植物工場・スマート温室市場の概要
(1)総市場規模の見通し
【図・表1.完全人工光型植物工場とスマート温室のWW総市場予測
(金額:2020-2025年予測)】
(2)ハード機器・設備市場の内訳
【図・表2.屋内スマート農業用機器・設備WW市場の内訳(金額:2020年)】
2-2. 屋内スマート農業用センサー市場の概況
(1)総市場規模の見通し
【図・表3.スマート農業用センサー(屋内用+屋外用)のWW市場規模予測
(金額:2020-2025年予測)】
(2)屋内スマート農業用センサーの用途別内訳
【図・表4.屋内スマート農業用センサーWW市場の用途別内訳(金額:2020年)】

日本の商用車コネクテッド(補) (57~64ページ)
~商用車のトラッキングツールとコネクテッド化機能の詳細解説~

1.商用車のトラッキングツールとコネクテッド化機能
1-1.商用車のトラッキング機能
【表1.コネクテッドと商用車MSPFで取得できる情報】
(1)現状のトラッキング機能
【表2.現状のトラッキング情報の利用】
(2)商用車コネクテッドカーのトラッキング機能
【表3.商用車コネクテッドカーのトラッキング情報の利用】
1-2.荷主(大手物流事業者)と中小物流事業者が必要とする情報
【表4.コネクテッドカー・サービスで必要とされる機能】
【表5.各サービスで必要とされた機能の重さ付け】

≪注目市場フォーカス≫
ボディスキャナーの動向 (65~90ページ)
~かつてはアナログ世界のものだったが、今ではDXの先頭に躍り出た
 セキュリティー以外にも、アパレル、ライフサイエンス分野で期待~

1.ボディスキャナーとは
2.ボディスキャナーの需要分野
2-1.セキュリティー
2-2.アパレル
2-3.医療・ヘルスケア
2-4.フィットネス
2-5.エステティック
3.ボディスキャナーの市場規模予測
【図・表1.ボディスキャナーの国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2019-2024年予測)】
【図・表2.ボディスキャナーの需要分野別WW市場規模推移と予測(金額:2019-2024年予測)】
【図・表3.ボディスキャナー全体のWW市場における企業シェア(2020年)】
【図・表4.ボディスキャナーのセキュリティー分野のWW市場における企業シェア(2020年)】
【図・表5.ボディスキャナーのアパレル分野のWW市場における企業シェア(2020年)】
4.ボディスキャナーに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.iBODY株式会社(アイボディ)
【図1. iBODYが取得しているボディスキャナーに関する特許技術】
【図2.「i-body®」のしくみ:i-sensor (左)、i-scale (右)】
【図3.「i-body®」の機能】
【図4.現在開発中の3Dボディスキャナー】
4-2.オプティマテック株式会社
【図5. VITRONIC製の3Dボディスキャナー「VITUSBODYSCAN」】
4-3.株式会社スペースビジョン
(1)製品
①SCUVE G4シリーズ/3Dボディスキャナー
【図6.3Dボディスキャナーの外観
(左)フレックスタイプ、(右)ポータブルタイプ】
②SCUVE G4シリーズ/3Dフェイスキャナー
【図7.3Dフェイスキャナーの外観】
③SCUVE G4シリーズ/3Dバックスキャナー
【図8.3Dバックスキャナーの外観】
(2)ヒューマンメトリクス
【図9.スペースビジョンのヒューマンメトリクス・クラウドサービス】
【図10.スペースビジョンのヒューマンメトリクスのアプリケーションイメージ】
【図11.身体情報を流通させるプラットフォームの構築と運用】
(3)計測サービス
4-4.日本エアロスペース株式会社
(1)ミリ波ボディスキャナー装置「ProVision2」の概要
【図12.ミリ波ボディスキャナー装置「ProVision2」の外観】
【図13.「ProVision2」の測定結果表示例】
(2)ミリ波ボディスキャナー装置「ProVision2」の詳細情報
【図14.「ProVision2」の寸法】
【図15.「ProVision2」の検知プロセス】
4-5.ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社
(1)ボディスキャナーQPS201の概要
【図16.ボディスキャナーQPS201の外観と検査イメージ】
(2)ボディスキャナーQPS201の技術の特長
【図17.QPS201の検査結果ディスプレイのイメージ 】
【図18.QPS201のパネル構造】
(3) QPS201以外の製品
【図19.車載用レドームテスターの外観】
【図20.通り抜けタイプのボディスキャナーのイメージ】
5.生体認証の延長線上にあるボディスキャナー

≪タイムリーレポート≫
「オートモーティブワールド2022」レポート (91~100ページ)
~海外カーボンニュートラル、日本は商用車コネクテッドがリードする!~

1.開催概要
【写真1.マスクを着けて並ぶ入場待ちの列】
2.2022年セミナー・テーマの中心は「EV+カーボンニュートラル」
3.国内市場のリード役は商用車コネクテッド
4.各社の展示状況
【写真2.JVCKのアピールするスマートシティ想定の見守りソリューション】
【写真3.データ・テックのセイフティレコーダ「SR-LPWA」紹介パネル】
【写真4.アプトポッドの自動車向け遠隔データ収集ソリューション
「intdash Automotive Pro」】
【写真5.NSWの通信型ドラレコ連携IoTサービス「ドライブトレーサー)」】
5.専門技術セミナー
5-1.ボッシュの地図ソリューションによるLv3自動運転
5-2.スマートドライブのMaaSプラットフォーム事業
5-3.EVのオープンプラットフォーム「MIH」

≪タイムリーコンパクトレポート≫
ワイヤレス給電市場 (101~104ページ)
~世の中の動きに敏感なイノベーターに刺さることは必須で必至~

1.ワイヤレス給電市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.小型電子機器
3-2.EV
3-3.産業機器
4.注目トピック
5.将来展望
【表1.アプリケーション別ワイヤレス給電(受電モジュール・機器、送電モジュール・機器)世界市場規模推移と予測(金額、%:2019-2027、2031年予測)

関連マーケットレポート