定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2022年9月号(No.174)

≪次世代市場トレンド≫
凝縮系核反応の動向 (3~30ページ)
~従来の化学反応で1万倍以上の発熱が確認されている
 金属結晶内は低温で元素が融合し核種が変換する新奇な現象~

1.根源にあるエネルギー問題と凝縮系核反応
2.フライシュマン-ポンズ(F-P:Fleischmann-Pons)効果
3.凝縮系核反応(CMNR)への発展
3-1.日本
3-2.海外
4.凝縮系核反応に関する市場規模予測
【図・表1.凝縮系核反応の国内およびWW市場規模予測(金額:2020-2045年予測)】
5.凝縮系核反応に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.大山パワー株式会社
(1)金属結晶内閉じ込め型核融合の意義と構想
【表1.各種原子炉の比較】
(2)金属結晶内閉じ込め型核融合理論~金属結晶が核反応の特殊反応場になる~
【図1.Pdのfcc構造(左)、およびfccを最密充填面の重なりで表現したもの(右)
小さな黒丸は格子間に入る重水素の位置を示す[3]】
【図2.Pd結晶格子におけるチャネリング効果。α相(左)とα’相(右) [3]】
【図3.金属内連星イオンモデル】
【図4.金属結晶内で静止した連星核のイメージ】
【図5.連星イオンが静止後、核融合エネルギーを電磁波として放出し金属を加熱】
(3)金属結晶内閉じ込め型核融合実験
①金属結晶内閉じ込め型核融合実験炉の基本構成
【図6.金属結晶内閉じ込め型核融合実験炉の基本構成[4]】
【図7.金属結晶内閉じ込め型核融合実験炉[4]】
②連鎖反応に必要な金属結晶の条件
③本実験で生じた核反応の推定
(4)常温核融合炉の成立条件と今後の実験
5-2.株式会社クリーンプラネット
【図8.QHeの取り組み俯瞰図】
(1)QHeとは
【図9.QHeの最新プロトタイプ2種。Type Kの内部構造(左)、Type Mの外観(右)】
①核分裂との違い
【図10.核分裂との違い】
②高温核融合との違い
【図11.高温核融合との違い】
③微量の水素で長期間発熱が継続
【図12.微量の水素で長期間発熱が継続】
④発熱エネルギー量は、都市ガスの1万倍以上
【図13.発熱エネルギー量】
(2)QHeの可能性
【図14.エネルギー供給マップ】
(3)クリーンプラネットの優位性
①材料面の優位性
【図15.QHeによって発生するエネルギー密度】
②知的財産戦略の優位性
③熱利用の実用化に向けた共同開発始動
【図16.QHeを利用した産業用ボイラー(イメージ図)】
(4)今後の展開予定
【図17.QHe開発のこれまでの道筋】
5-3.国立大学法人東北大学
(1)量子水素エネルギー(QHE) とは
【図18.ナノスケール複合金属薄膜と水素による発熱現象】
(2)エネルギー発生実験
【図19.実験装置の模式図】
【図20.ナノ薄膜材料のSTEM像】
【図21.観測されたエネルギー発生事例】
【表2.吸蔵水素数および水素1個当たりの放出エネルギー】
(3) CMNRのメカニズム
【図22.CMNRを模式的に示した図】
【図23.新たな学術分野の創生】
(4)今後の課題
【図24.スケールアップしたエネルギー発生モデルの模式図】
6.CMNRの将来展望

2022年、モビリティ環境の変化(1) (31~41ページ)
~日本のモビリティ環境を取り巻く、
 BEV・CN・ウクライナ侵攻などの影響を読み解く~

1.ウクライナがカーボンニュートラルを揺さぶる
1-1.1997年頃から中国のリチウムイオン電池(LiB)生産ラインが始動
【図1.1997年、中国のLiB生産ラインが始動。同時期に太陽光パネルの量産も開始】
1-2.2018年に欧州委員会は「A Clean planet for all」を公表
【図2.2018年、欧州委員会は「A Clean planet for all」を公表し
カーボンニュートラルを推進】
1-3.2022年のロシアによるウクライナ侵攻後の変化
【図3.2022年のロシアによるウクライナ侵攻による変化】

≪注目市場フォーカス≫
MEMS技術シリーズ(4)~ファウンドリ~ (42~72ページ)
~サプライチェーンの多様化が不可欠な現代
 プロセスの一貫性を維持、生産能力を分配/シフトすることが可能~

1.MEMS/ファウンドリーとは
2.MEMS/ファウンドリーの特長と優位性
3.MEMS/ファウンドリーに関する市場規模推移と予測
【図・表1.MEMS/ファウンドリーの国内およびWW市場規模推移と予測
(金額:2020-2025年予測)】
4.MEMS/ファウンドリーに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.YITOAマイクロテクノロジー 株式会社
(1) LiDAR向けMEMSミラーの概要
【図1.機械回転式ミラー(左)とMEMS式ミラー(右)の違い】
【図2.MEMSミラー開発事例】
(2)電磁駆動方式MEMSミラーの駆動原理
【図3.電磁駆動方式MEMSミラーの実物写真(左)と構造模式図(右)】
4-2. 株式会社協同インターナショナル
(1)MEMSファウンドリー
①Si電極TSV (Sil-Via™)
【図4. Si電極TSV (Sil-Via™)の事例】
②Cu電極TSV (Met-Cap™)
【図5.Cu電極TSV (Met-Cap™)の事例】
③ガラスビア
【図6.ガラスビアの事例】
④PZT膜
【図7.スパッタリング法によるPZT成膜の事例】
(2)ポリマーMEMS
【図8.ポリマーMEMSの応用事例 薄膜熱電対(左)、切り紙構造体(中)、3Dメンブレン(右)】
4-3.株式会社KRI
(1)スマートマテリアル研究センター フェロ&ピコシステム研究室について
【図9.フェロ&ピコシステム研究室のコア技術と事業領域】
(2)磁気粘弾性材料の触覚センサーへの応用
【図10.磁気粘弾性材料を用いた磁性体層の作製(左)および
高感度触覚センサーの構成(右)】
【図11.磁気粘弾性材料を用いた触覚センサーの構造と原理】
(3) IoT時代における電池不要の環境発電
【図12.磁気粘弾性材料を用いた振動発電】
【図13.磁性エラストマー発電実験結果】
4-4.シチズンファインデバイス 株式会社
【図14.シチズンファインデバイスのコア技術】
(1)シチズンファインデバイスのMEMS事業
(2) MEMS製品・技術事例
①Optical MEMS(光スキャナー)〔共同開発:日本信号(株)〕
【図15.電磁駆動型光スキャナー】
②Sensor MEMS(方位センサー)
【図16.FG型磁気センサー+傾斜センサー】
③Package MEMS(水晶パッケージ)
【図17.温度補償型水晶発振器・水晶振動子のWLP
Siパッケージ(上)、セラミックスパッケージ(下)】
④治具
【図18. 治具】
⑤マイクロ流路
【図19.マイクロリアクターにおける均一微粒子形成】
⑥Si精密金型&成型
【図20.マイクロニードル】
⑦細菌分析プレート
【図21.MALDI-TOF質量分析向けディスポプレート】
⑧再生医療向けマイクロ流路鋳型〔共同開発:山梨大学〕
【図22.加齢黄斑変性などの治療に用いられる細胞をゼラチンで包埋する
マイクロ流路鋳型】
4-5.ヤマナカヒューテック株式会社
(1)MEMS受託加工サービス事業の経緯
【図23.マイクロ化学チップの構造(左)と実物写真(右)】
(2) MEMS事業の特長
①「研究開発型」企業としての製品・サービス開発力
②ワンストップで問題解決
(3)MEMS技術
①リソグラフィー
【図24.露光パターニング例。全体イメージ(左)、ハニカムパターン(中)、
ラインパターン(右)】
②エッチング
【図25. エッチング加工例。石英ピラー加工(左)、Si DRIE加工(中)、
石英段差形成加工(右)】
③成膜
④その他加工
4-6.国立大学法人東京工業大学
(1)OFCマイクロプロセス部門の設立経緯
【図26.OFCマイクロプロセス部門のクリーンルーム】
【図27.メカノマイクロプロセス室とOFCマイクロプロセス部門が関係する
研究分野(上)メカノマイクロプロセス室の運営員会の教職協働体制(下)】
(2)OFCマイクロプロセス部門の運営
【図28.メカノマイクロプロセス室の運営のコンセプト】
(3)研究支援と人材養成
【図29.OFCマイクロプロセス部門の研究支援の考え方(左上)
研究と研究支援のポジティブなループの形成(右下)】
4-7.国立大学法人東北大学
(1)μSICの設立目的・経緯
(2)μSICの組織
【図30.μSICの組織】
(3)施設
【図31.μSICの2階クリーンルームのレイアウト】
(4)「試作コインランドリ」
【図32.「試作コインランドリ」ユーザー一覧(成果公開利用)】
(5)マテリアルDXの推進
5.MEMS/ファウンドリーの将来展望

ARグラス市場の動向 (73~83ページ)
~グローバルIT企業やスマートフォンメーカーの参画進む
 一般ユーザー向け市場が急増へ~

1.ARグラスの定義
2.ARグラスの変遷
3.ARグラスにおける主要技術
4.ARグラスの市場規模予測
【図・表1.グローバルARグラス出荷量の見通し(数量:2021年-2025年予測)】
5.ARグラスにおけるグローバルIT企業の取り組み
5-1.Google LLC
(1)ARグラスのパイオニア、2012年の撤退の悔しさを糧に前進
(2)外国語翻訳、字幕機能を搭載したARグラスを披露
5-2.Microsoft Corporation
(1)産業用ARグラス市場を牽引するHololens
(2)Samsung Galaxy連動型の一般ユーザー向けARグラスにも参戦
5-3.Meta Platforms, Inc.(Facebook)
(1)ARグラス開発ロードマップの発表と縮小
(2)CTRL-Labsの非侵襲的神経インタフェースはMetaの武器になるのか
5-4.Apple Inc.
(1)強力な顧客ロイヤリティで、一般ユーザー向けARグラス市場を切り拓く
(2)Apple機器との連動性を確保し、シナジーを最大化
5-5.その他
6.ARグラスの大衆化における可能性と課題

≪タイムリーコンパクトレポート≫
協働ロボット市場 (84~92ページ)
~もう自動化は待ったなし
 無限の可能性を手に入れる/入れない、どっち?~

1.協働ロボットとは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.日本市場~アジア系のプレーヤー日本市場へ続々参入、攻める海外勢に、
国産主要部材の地位が危うい
3-2.中国市場~最大の協働ロボット市場として、市場全体をけん引
3-3.韓国市場~政府主導によりサービス業での需要が伸びる、財閥企業は海外へ、
中小企業は国内市場に注力
3-4.米州市場~欧州系と中華圏のメーカーがシェアを拡大しているが、URの存在感は依然として高い
3-5.欧州市場~電気自動車の普及拡大に伴い蓄電池製造も脱アジアへ、生産自動化による人件費削減で、製造業に復興の兆しが
4.注目トピック
4-1.電気自動車の普及拡大により、関連業界にも生産自動化のニーズが上昇し、
需要拡大へ
4-2.人手不足の対策として三品産業での需要が増加
4-3.サービス業や新規領域での可能性は無限大
5.将来展望
【図1.協働ロボット世界出荷台数推移・予測(数量:2020-2031年予測)】
【図2.協働ロボット世界市場規模推移・予測(金額:2020-2031年予測)】

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