定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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例)半導体の製造装置(ステッパ市場)に興味がある、ナノインプリント市場がどの程度の市場規模があるのか知りたい、車載向けコネクタ市場の参入メーカを調べたい、等。
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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2023年4月号(No.181)

≪次世代市場トレンド≫
2次元物質 (3~31ページ)
~1原子層グラフェンの物理量を測定することが可能になって以降、
 2次元物質は、新たな原子層科学の地平を切り開く先駆け~

1.2次元物質とは
2.代表的な2次元物質
2-1.グラフェン
2-2.遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)
3.2次元物質のアプリケーション
3-1.電子デバイス
3-2.光デバイス
3-3.触媒
4.2次元物質に関する市場規模
【図・表1.2次元物質の国内およびWW市場規模推移と予測(金額:2020-2040年予測)】
5.2次元物質に関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.学校法人 青山学院大学
(1)2次元TIにおける1次元ヘリカルエッジスピン流
【図1.2次元TIにおける1次元ヘリカルエッジスピン流と面直ロックスピン位相】
(2)レーザー描画による原子層半導体MoS2上への2次元トポロジカル絶縁体相の創製
【図2.レーザー描画による原子層半導体MoS2上への2次元トポロジカル絶縁体相の創製】
(3)室温ヘリカルエッジスピン流の確認
【図3.室温ヘリカルエッジスピン流の確認】
(4)原子層TI-MoS2素子と電圧駆動MRAM
【図4.原子層TI-MoS2素子と電圧駆動MRAM】
5-2.国立大学法人 東京工業大学
【図5.空間反転対称性の破れた結晶構造】
【図6.スピンポンプによる拡散的スピン流(左)と整流効果によるスピン流(右)】
5-3.学校法人 東京理科大学
(1)配位ナノシートとは
(2)配位ナノシート事例:金属錯体ナノシート
【図7.配位ナノシート事例:ニッケラジチオレン(NiDT)ナノシートの模式図】
【図8.液液界面錯形成法の模式図】
【図9.気液界面反応による単原子層NiDTナノシートの合成。(上)ナノシート形成プロセスの模式図、(左下)ナノシートの原子間力電子顕微鏡(AFM)像、(右下) ナノシートの膜厚の計測結果】
(3)配位ナノシートのアプリケーションはさらに拡大する
【図10.ヘテロ積層シート Fe/Co TPYの作製プロセス(上)と結果(下)】
【図11.CuDI(上)およびNiDI(下)の電池特性】
5-4.国立大学法人 東北大学
【図12.Cr2Ge2Te6薄膜におけるTe原子を中心とした原子間距離の分布(赤線)
およびXRDパターン(青線)。実験(左)および計算・シミュレーション結果(右)】
【図13.Cr2Ge2Te6薄膜の結晶状態の模式図。準安定相(左)および安定相(右)】
5-5.国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学
(1)「IV族元素による新奇二次元物質創生ユニット」が目指す新奇2次元物質
【図14.「IV族元素による新奇二次元物質創生ユニット」が目指す
2次元物質の結晶模型】
(2)水素離脱によるシリセン、ゲルマネンの創成
5-6.学校法人 法政大学
(1)2次元物質の基本的性質
【図15.様々な2次元物質のヘテロ構造】
(2)2次元物質と異種物質との表面/界面相互作用
【図16.2次元物質における表面/界面相互作用】
【図17.2次元物質と異種物質との相互作用が新たな機能発現につながる】
(3)2次元物質TaS2のCDW相転移の層数依存と分子吸着効果
【図18.TaS2におけるCDW相転移の層数依存性】
(4)まとめと新規デバイス・触媒・磁性体の開発への展望
【図19.新規デバイス・触媒・磁性体の開発の可能性】
6.2次元物質の将来展望

貨・客のラストワンマイル市場(2) (32~41ページ)
~人の移動サービスは充実しているが、変革が訪れている~

1.先号までのまとめ
2.人(ヒト)の近距離移動
2-1.近距離の移動の4つのカテゴリー
(1)鉄道とバスによる今までの近距離移動
①鉄道を利用する
【図1.(事例1)旧来の鉄道とバスの運行システム概要】
②バスを利用する
(2)タクシーとリース/レンタルによる今までの近距離移動
①タクシーを利用する
【図2.(事例2)旧来のタクシーとカーリース/レンタカーの運行システム概要】
②カーリース/レンタカーを利用する
2-2.4つの分野の現代のサービス展開
(1)鉄道とバスの現代のサービス展開
①鉄道と路線バスの現代のシステム
【図3.(事例3)現在の鉄道とバスの運行システム概要】
②カーリース/レンタカーの現代のシステム
【図4.(事例4)現在のカーリース/レンタカーの運行システム概要】

≪注目市場フォーカス≫
最新脳科学と応用(5) ~学習・記憶・意思決定~ (42~70ページ)
~脳は神経細胞同士をつなぐシナプスに情報が分散記憶されており、
 シナプス全体を読み解く事が重要~

1.学習・記憶・意思決定とは
2.学習・記憶・意思決定のメカニズム
3.学習・記憶・意思決定に関する市場規模
【図・表1.学習・記憶・意思決定の国内およびWW市場規模予測(金額:2022-2030年予測)】
4.学習・記憶・意思決定に関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.学校法人 沖縄科学技術大学院大学学園 沖縄科学技術大学院大学(OIST)
(1)脳が記憶する仕組みを理解するためのアトラクターネットワークモデル
【図1.脳のアトラクターネットワークモデルの概要】
(2)脳の記憶における抑制性回路の役割
4-2.国立大学法人 京都大学
(1)道徳的意思決定の神経基盤~健常被験者を対象とした研究~
【図2.コイントス課題のフロー】
【図3.報酬への反応性と不正直な行為の頻度との正の相関】
【図4.正直な振る舞いに関わる前頭前野の活動:報酬への反応性と
正の相関を示している】
(2)道徳的意思決定の神経基盤~囚人を対象とした研究~
【図5.サイコパス傾向と反応時間及び前部帯状回の活動との負の相関】
【図6.左前部帯状回の活動】
4-3.国立大学法人 東京大学
(1)脳に備わる普遍文法
【図7.人間の脳には普遍文法がはじめから備わっている】
【図8.文の構成と意味の区切り】
(2)外国語習得における脳科学的効用 
【図9.カザフ語の文法習得課題】
【図10.行動データが示す多言語群の特徴 (a)多言語群でリスニングのスコアが示した第2言語と第3言語の相関 (b)これら二言語で合算したリスニングのスコアに対して、単語条件のブロック数が示した負の相関 (c)各条件について、ブロックあたりの応答時間を最初と最後で比較した結果】
【図11.脳活動が示す多言語群と二言語群の違い (a)単語条件での単語提示と比べて、文法条件での文提示で高い活動が見られた脳領域(赤)
(b)文法2・文法3条件で最初のブロックにおける両群の直接比較】
【図12.多言語群で選択的に増加した脳活動】
【図13.時間的な活動パターンが示す群間差 (a)大脳基底核・視床の活動パターン (b)文法関連領域である前頭葉の活動パターン (c)視覚野の活動パターン】
4-4.国立大学法人 東北大学
(1)新しい学習に必要な脳の情報リプレイ
(2)社会性行動を読み取る脳波
【図14.マウスが社交性を示す時に顕著に増減する特徴的な脳波のパターン】
(3)神経回路活動の大規模計測のための3Dプリンティング
【図15.自由行動する動物から脳波を測定するために考案された装置】
【図16.実際に得られたマルチユニット記録のデータ例】
4-5.国立大学法人 北海道大学
(1)記憶の実験による軽度認知障害(MCI)のスクリーニング
【図17.矢印の方向を記憶している時の楔前部の活動】
(2)コミュニケーション中の2人の脳活動を同時計測できる2台のMEGを用いた計測システムの構築
【図18.光ファイバーで連結された2台の脳磁計】
【図19.対話中の脳活動の様子】
5.学習・記憶・意思決定に関する将来展望

≪特別レポート≫
リチウムイオン電池部材の基礎 (71~83ページ)
~車載用途を中心に今後成長が見込まれる
 リチウムイオン電池について、各部材の役割を解説~

1.リチウムイオン電池の仕組み 
2.主要4部材各々の役割とその種類
2-1.正極材
【表1.各種正極材料の電池容量及び作動電圧】
(1)コバルト酸リチウム(LCO)
(2)リン酸鉄リチウム(LFP)
(3)ニッケル・コバルト・マンガン系(NCM)
(4)マンガン酸リチウム(LMO)
(5)ニッケル酸リチウム(NCA)
2-2.負極材
【表2.主な負極材理論容量一覧】
(1)グラファイト(黒鉛)
(2)カーボン系
(3)酸化物系(LTO)
(4)金属・合金系(Si系)
2-3.電解液
2-4.セパレーター
3.主要4部材以外の構成材料及びその役割
3-1.集電体
3-2.タブリード
3-3.導電助材
3-4.分散材
3-5.バインダー
3-6.増粘材
3-7.セル外装材(円筒缶/角缶/ラミネート)
4.市場規模
【図・表1.リチウムイオン電池(LiB)主要四部材 世界市場規模推移と予測
(金額:2017-2025年予測)】

≪タイムリーコンパクトレポート≫
自動車用フィルム・シート市場 (84~88ページ)
~既存のクルマの枠組みの外に目を向けた開発・提案で
 「E-CASE」の先にある「次世代モビリティ」の共創を目指せ!~

1.自動車用フィルム・シート市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.内装用加飾フィルム
3-2.外装用加飾フィルム
3-3.車載ディスプレイ前面板用樹脂シート
4.注目トピック
4-1.合わせガラス用中間膜
5.将来展望
【図1.自動車用フィルム・シート市場規模推移・予測(数量:2019-2023年予測)】

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