定期刊行物

Yano E plus

Yano E plus

エレクトロニクスを中心に、産業の川上から川下まで、すなわち素材・部材から部品・モジュール、機械・製造装置、アプリケーションに至るまで、成長製品、注目製品の最新市場動向、ならびに注目企業や参入企業の事業動向を多角的かつタイムリーにレポート。

発刊要領

  • 資料体裁:B5判約100~130ページ
  • 商品形態:冊子
  • 発刊頻度:月1回発刊(年12回)
  • 販売価格(1ヵ年):106,857円(税込) 本体価格 97,142円

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皆様の幅広いご意見・ご要望を頂戴し、誌面の充実に努めてまいります。

最新号

Yano E plus 2023年6月号(No.183)

≪次世代市場トレンド≫
次世代有機デバイス(1)~有機トランジスタ~ (3~30ページ)
~プリンタブルエレクトロニクスの代表格として有機トランジスタが注目
 ウェラブルセンサーやフレキシブルディスプレイとしての適用が期待~

1.有機トランジスタとは
2.有機トランジスタ用材料
3.有機トランジスタの応用分野
3-1.バイオセンサー
3-2.ディスプレイ駆動
3-3.情報タグ
3-4.集積回路
4.有機トランジスタに関する市場規模
【図・表1.有機トランジスタの国内およびWW市場規模予測(金額:2025-2045年予測)】
5.有機トランジスタに関連する企業・研究機関の取組動向
5-1.国立大学法人 大阪大学
(1)極薄で超平滑なrGOテンプレート層
【図1.極薄rGOフィルムの作製プロセス】
【図2.極薄で超平滑なrGOフィルムの原子間力顕微鏡像】
(2)rGOテンプレート層による分子配向制御
【図3.rGOテンプレート層によるCuPc分子の配向制御】
(3)rGO電極を用いた縦型有機トランジスタの開発
【図4.rGOを用いた縦型有機トランジスタのデバイス構造と電流変調特性】
5-2.国立大学法人 東京工業大学
(1)有機半導体のドーピング
(2)有機トランジスタ
【図5.TBAIの半導体層へのドーピング効果】
5-3.国立大学法人 東京大学(1)
(1)有機トランジスタ(OFET)型センサーの開発
【図6.OFETセンサーデバイスの基本構造】
【図7.延長ゲート型OFETセンサーデバイスの検出原理】
(2)超高感度・高選択的なオキシトシン検出を指向したOFETセンサー
【図8.延長ゲート型OFETイムノセンサーの結果
 選択性試験の結果(左)、ヒト唾液を用いた添加回収実験の結果(右)】
(3)マイクロ流路一体型OFETによるグルコースのリアルタイムモニタリング
【図9.マイクロ流路一体型OFETセンサーを用いたグルコース添加の連続モニタリング結果】
5-4.国立大学法人 東京大学(2)
(1)塗布型有機トランジスタの開発
【図10.塗布しながら結晶化させるプロセスの確立】
(2)高い移動度と構造安定性を両立する有機半導体分子の創製
【図11.高い移動度と構造安定性を両立する有機半導体分子】
(3)高速応答する有機トランジスタ
【図12.開発したデュアルチャネル有機トランジスタ】
(4)CMOS集積回路
【図13.CMOS DFF集積回路(左)、CMOS DFF集積回路を
印刷したフレキシブルプリント基板(右)】
(5)超高感度歪・振動センサー
【図14.巨大な歪効果を示す超高感度センサー】
(6)フィルム状の超低コスト温度センサー
【図15.超低コストのフィルム状温度センサー】
(7)パイクリスタル事業構想 
【図16.パイクリスタル事業構想の俯瞰】
5-5.国立大学法人 東北大学
(1)CNFによる蓄電体の開発
【図17.本研究で提案された固体物理蓄電体の電子吸着モデル】
【図18.蓄電性発現に寄与するCOONa官能基近傍に生ずる電子状態の第一原理計算結果】
(2)電圧充電性能を有するアモルファスCNFスーパーキャパシタ
【図19.電解コンデンサ、電気二重層キャパシタ、二次電池、燃料電池、
 本研究蓄電体のパワー密度とエネルギー密度の位置関係を示すラゴンプロット】
【図20.CNF分子構造(a)、ACF蓄電体の電気二重層形成による蓄電模型(b)、電気分布定数回路(c)】
(3)CNFで半導体特性を発見
【図21.AKCFの-200~+100Vの範囲における昇降電圧に対するI-V特性
(上下操作速度1.24V/s)】
【図22.0V近辺における4.5桁のスイッチング現象】
【図23.(a)AFM三次元像、(b)TEM像とアモルファスハローパターンを示す
 電子回折像、(c)アモルファス相を示すX線解析パターン】
【図24.直流と交流領域における予想回路】
6.有機トランジスタの将来展望

産業用ロボットのリモート・メンテナンス市場動向(1) (31~42ページ)
~日本がリードする産業用ロボットのリモート・メンテナンスは今後拡大~

1.産業用ロボットのメンテナンス
2.産業用ロボット市場概観
2-1.世界の産業用ロボット市場動向
2-2.日本の産業用ロボット市場動向
【表1.マニピュレータ、ロボット統計 出荷実績 2019-2021年】
【図1.マニピュレータ、ロボット用途別/出荷実績(数量:2019-2021年)】
【図2.マニピュレータ、ロボット国内・輸出別/出荷実績
 (数量:2019-2021年)】
【図3.マニピュレータ、ロボット/国内出荷実績(数量:2019-2021年)】
【図4.マニピュレータ、ロボット/輸出出荷実績(数量:2019-2021年】
2-3.産業用ロボットメーカー
産業用ロボットメーカーは世界に数十社あるとされており、
この中でも市場シェアの大きなロボットメーカーは10社程度がしのぎを削っている。
【図5.2021年の産業用ロボットメーカーシェア】
2-4.ロボット市場の考察
3.産業用ロボットシステムについて
3-1.産業用ロボットシステムの概要
【図6.産業用ロボットのシステム構成例(単独)】
【表2.産業用ロボットのシステムの構成要素(単独)】
【図7.産業用ロボットのシステム構成例(連携運転)】
【表3.産業用ロボットのシステムの構成要素(連携運転)】

≪注目市場フォーカス≫
超短パルスレーザーの動向 (43~79ページ)
~光エネルギーが吸収され熱変換されるのに約10ピコ秒かかる
 超短パルスレーザーでは、熱ダメージの少ないレーザー加工が可能~

1.超短パルスレーザーとは
2.超短パルスレーザーの応用
2-1.加工
2-2.医療
2-3.その他の応用
3.超短パルスレーザーに関する市場規模
【図・表1.超短パルス/短パルスレーザーの国内およびWW市場規模推移と予測
 (金額:2021-2026年予測)】
4.超短パルスレーザーに関連する企業・研究機関の取組動向
4-1.国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)
(1)超短パルスレーザー加工技術
①自動パラメータ可変レーザー加工による高速条件探索
【図1.自動パラメータ可変レーザー加工による高速条件探索】
②NEDO先導プロジェクト「ICTデータ活用型アクティブ制御レーザー加工技術開発」
【図2.NEDO先導PJ「ICTデータ活用型アクティブ制御レーザー加工技術開発」の概要】
③新たな超短パルスレーザー加工のプロセスモニタリング
 “ガラス表面へのナノ周期構造形成を光で検出できる技術を開発
 ~光学部品に新しい機能付加の可能性~”
【図3.今回開発した技術による観察結果(左)と加工後に電子顕微鏡で観察した表面と断面形状(右)、
(上)ガラス表面にナノ周期構造が形成された場合 (下)形成されなかった場合の結果】
(2)超短パルスレーザー加工×機械学習
【図4.深層学習を用いたレーザー加工条件の最適化】
(3)超短パルスレーザー加工技術×生体材料
①LIPSSによる表面修飾と医療用部材への適用
【図5.LIPSSの医療用セラミックス部材等への適用】
②フェムト秒レーザーパルス組み合わせによる多様な表面形状形成と機能付与
【図6.LIPSSによる細胞分化の促進効果[8, 9]】
4-2.学校法人 芝浦工業大学
(1)短パルスレーザーを用いた固体材料の内部微細加工
【図7.フェムト秒レーザーを用いたガラス内部の微細除去加工方法の模式図
(a)液中レーザーアブレーション、(b)レーザー支援エッチング、 (c)多孔質ガラスへのフェムト秒レーザー照射】
【図8.作製したS0.5ミニチュアめねじ。(a)断面の光学顕微鏡写真、 (b)レーザー顕微鏡で計測した断面の立体形状】
(2)短パルスレーザーを用いた固体材料の表面微細加工
4-3.スペクトラ・フィジックス 株式会社
(1)超短パルスレーザーのラインナップ
【図9.MKS|Spectra-Physicsの産業用超短パルスレーザーのラインナップ】
①フェムト秒レーザー
②ピコ秒レーザー
③ナノ秒レーザー
(2)注目製品と加工事例
①フェムト秒UVレーザー「IceFyre FS UV50」
【図10.「IceFyre FS UV50」:プログラマブルなバーストが可能】
②フェムト秒レーザー「Spirit 1030-100」
【図11.「Spirit 1030-100」:PCD(多結晶ダイヤモンド)へのバースト加工】
③ピコ秒レーザー「IceFyre IR50」
【図12.「IceFyre IR50」:Siへのバーストモード加工例】
【図13.「IceFyre IR50」:薄(50 µm厚)ガラス(AF32)シート切断加工例】
④ナノ秒レーザー「Quasar UV」
【図14.「Quasar」TimeShiftテクノロジー】
4-4.国立大学法人 名古屋工業大学
(1)LIPSSとは
(2)パルス積重によるLIPSSの形成過程
【図15.レーザーパルス積重に伴うLIPSSの形状および周期の変化】
(3)LIPSSのパルス幅依存による形状・結晶状態の制御
【図16. LIPSSの結晶状態のレーザーパルス幅依存】
(4)円偏光LIPSS
【図17.円偏光LIPSS】
4-5.国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)
(1)バイオ研究の強力なツールになるフェムト秒レーザーを駆使した細胞操作・計測方法
【図18.原子間力顕微鏡によるフェムト秒レーザー誘起衝撃波生成(左)とその検出(右)】
(2)衝撃波発生と作用のメカニズム
【図19.フェムト秒レーザーを集光したときに引き起こされる光吸収から、衝撃波と応力波の発生に至る過程】
【図20.高速カメラで撮影した水にレーザーを集光照射したときの衝撃波、応力波、およびキャビテーションバブルの挙動】
(3)フェムト秒レーザーとマイクロ流体チップによる超高速セルソーターの開発
【図21.フェムト秒レーザーを用いた微粒子分取の代表例】
(4)ミドリムシのメタボ診断法を開発 
【図22.ミドリムシが蓄積するパラミロンの検出例。蛍光ペプチドを含む水中に
【図23.蛍光ペプチド試薬開発の概要。パラミロンに特異的に結合する
蛍光ペプチド試薬の作製方法(A)、得られた蛍光ペプチド試薬の反応性(B)】
【図24.蛍光ペプチド試薬の細胞内導入方法の概要。
 マンニトールによるミドリムシの運動一時停止(A)、メタボ診断の手順(B)】
4-6.国立研究開発法人 理化学研究所
(1)フェムト秒レーザーによる3次元加工
【図25.フェムト秒レーザーを用いた感光性透明ガラスへの3次元加工】
【図26.フェムト秒レーザーを用いた様々な3次元加工事例:
 (左)3次元マイクロ流体構造、(右)マイクロポンプ】
(2)バイオ応用事例:がん細胞マイグレーション観察への応用
【図27.がん細胞が狭窄部を通って移動する様子を観察することができる
 人体内部の微小組織を模して作製したバイオチップ】
(3)高感度3次元マイクロ流体SERSセンサー
【図28.3次元マイクロ流体SERSチップの作製手順】
(4)フェムト秒ベッセルビームによる微細加工
【図29.設計した位相板による整形ベッセルビームのシミュレーション評価結果
  (a)通常のベッセルビーム、(b)整形ベッセルビーム1、(c)整形ベッセルビーム2】
【図30.整形ベッセルビームによるSiの穴あけ加工例】
5.超短パルスレーザーの将来展望

≪タイムリーコンパクトレポート≫
人工光合成市場 (80~83ページ)
~人工光合成のさらなるブレークスルーに向け
 一里塚となる早期の社会実装が望まれる~

1.人工光合成とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.科学研究費助成事業の人工光合成関連研究課題
4.注目トピック
4-1.人工光合成に関する論文数の動向(中国)
4-2.人工光合成に関する論文数の動向(欧米・アジア)
5.将来展望
【図1.ソーラー水素世界市場規模予測(金額:2030、2040、2050年予測)】
【図2.ソーラー水素世界市場規模予測(数量:2030-2050年予測)】

飲料用容器市場 (84~88ページ)
~アフターコロナの正常化した市場での収益確保に向けた
 “選択と集中”で容器事業のリスタートヘ!~

1.飲料用容器市場とは
2.市場概況
3.セグメント別動向
3-1.PETボトルはユーザー内製のプリフォームが成長
3-2.アルミ缶は行動制限緩和による外飲み復活で微減
3-3.紙カートンはレジャー・イベントの復活、リモートワークから出勤への切り替えで前年並みを維持
4.注目トピック
4-1.「コロナ特需」が終了、2022年の飲料用容器市場は3年ぶりに正常化へ
5.将来展望
【図1.飲料用容器市場規模推移(数量:2019-2022年見込)】
【図2.種類別 飲料用容器市場規模推移(数量:2019-2022年見込)】

≪タイムリーレポート≫
2023年 日韓ビジネスフロンティア交流・商談会 (89~97ページ)
~韓国のビジネスパートナーを探せる商談会、
 11月7日にソウルで開催~

1.開催背景
2.過去の実績
【表1.日韓中小企業商談会の実績】
【写真1.オフライン参加企業(左)とオンライン参加企業(右)が共存する
韓国会場の企業別ブースの様子】
3.体制及び実施方法
【図1.参加希望企業が提出する申込書フォーマット(基本情報)】
【図2.参加希望企業が提出する申込書フォーマット(売込・輸出希望企業向け)】
【図3.参加希望企業が提出する申込書フォーマット(調達・輸入希望企業向け)】
4.開催概要

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